「おばあちゃんと呼んでね」
2番目の孫ニコタ(5歳)は、私のことを「おばあちゃん」と呼ぶ。夫のことは「じいじ」と言っているから、使い分けていることは明らかだ。以前「おばあちゃんと呼んでね」と頼んだことを忘れていないのである。上の孫タロウにも言い聞かせたことはあるのだが、結局「ばあば」に落ち着いてしまった。兄の呼び方に流されることなく「おばあちゃん」と言い続けてくれるニコタの、この律儀さ。いや、言葉に対する感受性の豊かさはなかなかのものだと私は思う。「おばあちゃんと呼んでね」
2025/06/28 00:03