「陵辱の限りを尽くした」教え子ら7人性的暴行、元高専職員に懲役30年求刑教え子ら7人に睡眠導入剤を摂取させて性的暴行をしたとして、準強制性交罪などに問われた元都城高専技術職員、津浦洋一被告(59)の論告求刑公判が27日、宮崎地裁であり、検察側は「人としての尊厳を根底から踏みにじり、断じて許し難い」として有期刑の上限である懲役30年を求刑し、結審した。判決は5月20日。検察側は論告で「教え子である被害者らの絶対的な信頼を逆手に取り、陵辱の限りを尽くした」と厳しく非難。自身が撮影した動画データが多数存在しているとして「起訴分以外にも多数の犯行に及んでいたことは明白」と常習性を指摘した。弁護側は最終弁論で、懲戒免職処分など社会的制裁を受けたとして、寛大な判決を求めた。起訴状などによると、平成27年7月~令和5年...陵辱の限りを尽くした津浦洋一被告(59)