一つ一つの言葉にこめられた作者の思いがわかったとき、古典は本当に面白いと思った。
一つ一つの言葉にこめられた作者の思いがわかったとき、古典は本当に面白いと思った。古典を楽しみたい。その思いが古い言葉の意味を求めるきっかけにもなった。
筆者自身の体験を一つ。高校生のころ、国語の授業で萩原朔太郎の「帰郷」という詩を読まされた記憶がある。この時は、離婚した萩原朔太郎が、子どもを連れて帰郷する折り…
英語教育の準備としての日本語文法教育日本語の文法教育は先のような形に改めることは、英語教育にとってもメリットが大きいと考えられる。英文解釈や英作文は、単なる言…
二つの文法がもたらす混乱私も文法の授業が嫌いだった。何とか活用とか小難しい言葉がたくさん出てくる。それを覚えて何かうれしいことでもあればやる気がでるが、覚えた…
文部科学省はなぜ学校文法を直さないのか文部科学省はなぜ、多くの言語学者の批判にもかかわらず、学校文法を修正しないのだろうか。その理由を推察するのに、次のように…
学校文法が「日本語は非論理的」の原因「彼は背が高い」や「東京は車が多い」という文の主語はどうなるのであろうか。「彼は背が高い」の主語は「彼は」と「背が」のどち…
文部科学省は批判されても学校文法を直さない同じ文部科学省が、日本人に対しては、学校文法を教え、外国人に対しては、三上文法を教えているのである。なぜ同じ文法を教…
学校文法と日本語文法の違い外国人向けの日本語教科書の文法は、学校文法ではなくて、基本的には主語を否定した三上章の文法を発展させた寺村秀夫の文法が主流である。そ…
日本語を教える文法ではどうなっているか『国語1』(光村2008)では、「は」と「が」の違いはまったく説明されていない。むろん、説明しなくても問題はない。中学一…
小学校の指導要領での「主語」「主語」は、中学校の国語の教科書から登場するが、小学校学習指導要領 (文部省 1998)によれば、小学校一年から「主語」という考え…
日本語と国語わが国には「日本語」と「国語」の二つの言語がある。国語と称するものがある国は、世界的に見てもあまり例はないらしい。イギリスでは、国語ではなくEng…
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