(9.ダーマ神殿) プレステ(PS)版 『ドラゴンクエストⅦ~エデンの戦士たち』 の冒険記です。 マップほか地域の情報 (『DQ-GH.COM』さん) 入手アイテム一覧 (『Kira'sドラゴンクエスト完璧徹底攻略』さん) 武器防具一覧 (『DQ7⇔SIMPLE』さん) 石板&ボス攻略 (『FNI』さん) カジノ➀ (『DQ7攻略wiki』さん) / カジノ➁ (『NOTITLE』さん) ラッキーパネル記入表 (『家で遊ぼう』さん...
音楽、美術、文学、映画・・・ 世界の名作について。古い記事でも長く楽しんでいただけるようにします。
米アカデミー賞全作品、ヒッチコック全作品、マンガ「ガラスの仮面」全巻レビューを。ほかクラシック音楽やジャズ、古典文学や美術など。お気軽にどうぞ。
よく行くバーで、桜のリキュールを使ったカクテルを作ってもらいました。ベースはスパークリング・ワイン。もう1杯はジンと割って。ほのかな花の苦みと、おとなの上品な香りと。日本酒と割っても合いそう。桜だけだとおとなしすぎるので、桃なりパインなり甘いシロップも加えると、ぐっとゴージャスに締まるんだそうです。何ていう名前のカクテルなのかはいつも聞かない(聞いても覚えない)ので、次もマスターまかせでつくっても...
(新潮文庫)夏休みに毎年恒例、家の大掃除をしました。家族そろって時間はとれるし、年末と違ってお湯を使わずにすむし。読まなくなった本を整理していたら、夏目漱石の 『草枕』 が出てきました。 「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。 とかくに人の世は住みにくい。」 (⇒青空文庫)地方の温泉郷を訪ねた画家という設定で、漱石の東...
『 Haha ue sama - iq 』 (2005頃)東京・大丸百貨店の 『ジョアン・ミロ展』 に行ってきました。ピカソ、ガウディ、ダリらと並ぶ、20世紀スペインが生んだ美の巨人のひとり (1893-1983)。バルセロナ五輪の主舞台になった 「モンジュイックの丘」 にたたずむミロ美術館。以前 「もののついで」 程度で立ち寄ったところ、その旅一番の思い出になって以来のファンです。「カタルーニャの遺伝子」 とでもいうべき、極彩色の野性と洗...
卒業シーズンだからという訳ではありませんが、先日、あの洋楽の名曲 『愛と青春の旅立ち』 をカラオケで歌いました。正題は 『Up Where We Belong』。 歌うは御大ジョー・コッカーと、実力派ジェニファー・ウォーンズのおふたり。そのご本家の足もとには及ぶべくもありませんが、酒の勢いではりきってェどうぞ! 「愛は私たちを持ち上げてくれる あるべき場所へ 鷲が鳴く山の高みへ」 ウォーンズさんの歌いかたや曲調・...
ベランダにオリーブの葉っぱが落ちていました。旧約聖書の有名な 「ノアの箱舟」 のお話では、大海をさまようノアが放った鳩がオリーブの枝をくわえて帰って来たので、陸地が近いことを知った――ことから、オリーブと鳩は 「平和の象徴」 になりました。おぉ、わが家にも平和と繁栄がもたらされるのか!・・・と思ったけど、半年前に買ったオリーブの鉢植えをもう忘れていました。⇒もう飲んで裸で寝ます。 ...
魅惑のシャウト、黄金のハスキー。イギリスの至宝トム・ジョーンズさん。 若い頃は相当~女を泣かしてきたという、下がりまくった目尻と伸ばしまくった鼻の下がたまらなくセクシイ。 これで 「ウォー」 とか 「イェー」 とかやられたら、そりゃ女の子は黙っていられないでしょう。 後年、ティム・バートン監督のSFコメディ 『マーズ・アタック('96米)』 に、本人役で出演したのがおもしろかった。歌うはもちろん大ヒット曲 ...
フランス絵画 『割れた卵』~N.Y.メトロポリタン美術館展より
(参考) 18世紀フランスの画家ジャン=バティスト・グルーズによる 『割れた卵』。来日していたN.Y.メトロポリタン美術館蔵からの一作です。絵は何かで見た記憶があったけど、グルーズという名前は初めて知りました。 「割れた卵」はいうまでもなく「処女喪失」の暗喩。娘のふてくされた表情が最高! 怒れる老婆は娘の母親だろう。相手の男(服装からしていいとこの身分)に 「どうしてくれるんだい、責任を取れ」 と口角...
(2014年公演ポスターより) 少し前にテレビのBS松竹東急でやっていた、『上州土産百両首』 という歌舞伎がおもしろかった。みなさんご存じであろう 『最後の一葉』 や 『賢者の贈り物』 で有名なアメリカの小説家、O・ヘンリーの短編 『二十年後』 を原作にした、昭和生まれの世話物・人情歌舞伎。 主演は市川猿之助と坂東巳之助。 四代目猿之助さんがまだ“亀治郎”だった頃の、2014年の公演です。 やくざな生活からきっぱり...
(1960/61年) '50年代 “ハード・バップ” ジャズのサックス奏者、ハンク・モブレーの 『ロール・コール』。比較的マイナーなアルバムではありますが、共演者は豪華! アート・ブレイキー(ドラム)とフレディ・ハバード(トランペット)は “ジャズ・メッセンジャーズ(JM)” から。ポール・チェンバース(ベース)とウィントン・ケリー(ピアノ)はマイルス・デイヴィスのバンドから。どちらもモブレー自身が在籍していたこともあっての縁だ...
≪2021年6月の画像一覧≫ ガラスの仮面37巻≪マヤと真澄の一夜≫ 『方丈記』全訳⑤/養和の飢饉(1) 【イヤーワーム現象】 無限ブラームス地獄・・・ 『方丈記』全訳④/福原遷都 ...
「新版画」――――明治の文明開化以降、時代遅れの芸術としてすたれていた浮世絵版画を、新しい題材や技法、感性でよみがえらせた運動・ジャンルです。この1、2年であちこちの美術展に行ってきました。川瀬巴水 『東京二十景・芝増上寺』。1925年。雪の増上寺。吹きつける寒風に、傘をつぼめて歩く女性。巴水は女性の顔を描かず、観る者に想像させる。平安絵巻から受け継がれる「粋」。木の幹を画面手前に置くのも、浮世絵おなじみの...
構想ウン年、ずっと前から考えていた「プロレスいろはカルタ」。猪木さんの訃報を機に、不完全ながら急ぎ何とかまとめました。絵札はごめんなさい。 真面目でかっこいいプロレス哲学・人生訓ではなく、みんなに親しまれている名場面や名・迷ゼリフが中心です。それが俺の、俺の、邪道プロレスじゃあ (おめぇはそれでいいや)。 昭和&新日が多めですが、読み手の方はぜひモノマネしながら読んでください。いくぞー!い/いち、に...
黄色やグリーンなど、いろんなレモンの詰め合わせを段ボール箱でいただきました。ふつうに食べても食べきれないだろうから、新鮮なうちにジャムにしました。ジャムはよく作っているので、慣れたものです。適当です。洗って、外皮をむいて、鍋にぶっこんで、砂糖と水少々でぐつぐつ煮ます。糖度が高いほど保存度も上がるそうなので、甘めか控えめかは食べきる期間を計算して決めます。種と、内皮の白いホワホワには、ジャムをとろりと仕...
(Googleマップより。クリックで拡大) 今年の秋は日本のあちこちに行くことが出来たのですが、紅葉の見頃はことごとく外してしまった。くやしまぎれに、地図上・路線図上・時刻表上で、バーチャル小旅行してきました。 今年は錦秋の古都、いざ鎌倉の旅へ! とくに2022年の鎌倉は大河ドラマ関連で混雑してるから、ブームが落ち着くまで地図上でガマン。日本史の授業で習った 「鎌倉五山」、5つの重要な寺を一気にめぐります。◆...
(御茶ノ水のランドマーク、聖ニコライ堂)10万円くらいする高っかいスピーカーを買いました。楽器店の街、東京・御茶ノ水の専門店へゴー。いま円安なので、ドルであれこれ工面すればお買い得です。(めんどくさいのでその方法は省略。)音の厚みや透明感、やっぱり違います。でもCDを聴いていちばん感激したのは、オーケストラでもロックでもなく、意外にもパコ・デ・ルシアのフラメンコ・ギター、ビル・エヴァンスのジャズ・ピ...
(ドヴォルザーク=シノーポリ盤) キリスト教の宗教曲 『スターバト・マーテル』。 わが子イエスを失った “悲しみの聖母” を歌う合唱の大作。同じ題材で、歴代の名作曲家たちが競って作品を残しています。 ぼくが持っているCDはその中でも有名な3作曲家の3枚だけ。そのかんたんな感想です。 ≪ペルゴレージ作曲版/デュトワ指揮&モントリオール響、1991年≫ 伊バロック期の作曲家ペルゴレージが、26歳の若さで病死する直...
今2022年は千利休生誕500年。BSで 『千利休・本覚坊遺文』 という映画をやっていました。 利休の弟子だった本覚坊(奥田瑛二)の視点から、利休切腹の真相に迫る。熊井啓監督、1989年・西友。 千利休役に三船敏郎、織田有楽斎役に萬屋錦之介と、日本映画のラスト・サムライが濃い~競演! 利休や茶人と聞いてわれわれがイメージする侘び寂びた隠遁者ではなく、生き死にが隣り合わせにあるリアルな戦国の気風が伝わってきた。...
(在りし日のトマト)ベランダのトマトのプランターを片付けました。早め早めに駆け抜けていった今年の夏にあわせるかのように、8月の終わりにはもう実らなくなった。けっきょく苗2本で計10個くらい。不作。水か、それとも肥料のやりすぎでしょうか。トマトは涸(か)れた、やせた土地でも育つというから。『ゴッドファーザー』 のマーロン・ブランドみたいに、鈴なりのトマト畑でぶっ倒れてみたかった。あの最期のシーン、トマト...
(ヒッチコック全作品) ≪感想≫ 開いていく心の扉、飲み干すミルク、ラストのピストル・・・、一般受けする凝った映像表現の多用は、ヒッチコック初心者のころは感心させられました。 ダリと作った悪夢のシーンは、さすがに今見ても色あせることなく刺激的です。 半世紀前の古いフロイト心理学なので、謎解きが夢診断のゲームっぽすぎるのが弱い。 しかし何と言っても 「バーグマン3部作」 の最初。 バーグマンは(ヒッチの趣...
東京ローカルのMXテレビで再放送中の昭和 『仮面ライダー』 シリーズ。1号2号ときていま、『仮面ライダーV3』 が佳境です。 主人公・風見志郎役の宮内洋さん! バイク手放し運転での変身ポーズや、クセが強い 「ブイスリャーァ!」 の掛け声は、「立花のおやっさん」 こと小林昭二さんら大人のひとからは怒られたそうですが、やっぱりセクシーでカッコいい! 主題歌がちょっぴり音痴なのはご愛敬。歳が近い水木一郎さんが...
(短編集『黒い画集』より)松本清張の短編小説 『天城越え』 を読みました。1959年。映像化も多い人気の作品ですが、初めて読みました。(ネタバレ注意)伊豆の天城峠で起こった、ある小さな殺人事件。何十年も昔の、未解決のまま忘れ去られた小さな事件。その現場に居合わせた家出少年の、淡くほろ苦い恋の記憶・・・。◆それは、川端康成の名作 『伊豆の踊子』 へのある種のオマージュであることは、よく知られているところです。年...
「クイズ!この替え歌のタイトルは何でしょう?」後編。第3問は令和のヒット曲から、曲名じゃなくて歌ってる人の名前を当ててください。(・・・すでに答え出てるけど・・・。) 正しさとは 愚かさとは それが何か見せつけてやる!ちっちゃな頃から劣等生気づいたら蜀の後主になっていた青龍刀の様な思考回路持ち合わせる訳もなくでも遊び足りない 何か足りない困っちまうこれは親父のせいあてもなくただ放浪する玄徳〈ゲントク〉...
第19回アカデミー作品賞~~戦勝国アメリカの傷あと ≪感想≫ ちょっとしたきっかけで喜怒哀楽が変わる、人間生活の機微の描写はさすがに上手いです。 軍服を脱いだ途端に平凡な男に戻ってしまうフレッドと、それを一瞬で見抜く妻マリーの表情。 大量復員で仕事のイスは奪い奪われ(*)、国の英雄も企業にとっては宣伝材料でしかない現実。そして生活力のない色男にほれる優等生の娘・・・。 今回(2014年)はこの生活力のない、ちっ...
クイズ王・古川洋平さんらのYouTube 『カプリティオ・チャンネル』 で、替え歌を作ってそのタイトルを当てましょう、というクイズをやっていました。少し前の配信ですが、さっそくパクらせてもらいました。 カプリティオさんから例題として拝借・・・「(いつもいつも胸の中 励ましてくれる人よ) 遠藤周作 中島らも 園田賢*も (*プロ麻雀の人だそう) 想い出のある 出身校 神戸の名門 西の横綱 ( ? )」 こたえ...
(『vol.1』より、ドルフィー(左)とリトル) まだまだ続く真夏の熱帯夜のお供に、『エリック・ドルフィー at the ファイブ・スポット』vol.1、2。プラス、未収録集 『メモリアル・アルバム』 ――。1961年7月16日、ジャズの名店での熱い夜を収めた歴史的傑作3枚です。 名義こそサックス奏者エリック・ドルフィーの単名になっていますが、実際はトランペットの新星ブッカー・リトルとのコンビ作と呼ぶのがふさわしい。♪ ドルフィー...
(終)第1話から 「待て。その人を殺してはならぬ。めろちゅが帰って来た。約束のとおり、いま、帰って来た。」 めろちゅは、大声で刑場の群衆にむかって叫んだつもりであったが、セリヌンティウスに気をとられて、群衆は、ひとりとして彼の到着に気がつかない。すでに磔の柱が高々と立てられ、縄を打たれたセリヌンティウスは、徐々に釣り上げられてゆく。めろちゅはそれを目撃して最後の勇、先刻、セリヌンティウスが、濁流を泳...
(これでプチトマト大)プランター栽培のトマト、いよいよ収穫です! (⇒前回記事)実がついて1ヶ月、カラ梅雨の夏空なのになかなか赤くならなかったけど、熟しはじめたらあっという間でした。ただいま、苗2本で10個ほど。大きさはプチと通常トマトの中間くらい。食べた実の種を蒔いた「食べ蒔き」なので、すでに元は取れました。錬金術じゃ。余は金持ちじゃ。# # #元が元なのであまり甘くもないし皮は厚めだけど、採...
ミルト・ジャクソン 『レヴァレンス (1993)』ぼくにとってジャズの原体験、そのひとつはまぎれもなく 『ルパン3世』 のテーマです。(追記・・・いちばん知られた第2シリーズ。通常版、歌つき版と、ジャズ版がありました。)つややかなヴァイブ(ビブラフォン=鉄琴)と、華やかなホーン・セクションの掛け合いがセクシーでゴージャス。ジャズに興味ない人も、この曲をかっこいいと思っている人は少なくないはず。明治 『きのこの...
(6)「ああ、めろちゅ様。」うめくような声が、風と共に聞えた。「誰だ。」めろちゅは走りながら尋ねた。「フィロストラトス・イーツ・デリバリーでございます。貴方がご注文になった食事出前サービスでございます。」自転車に乗ったその若い店員も、めろちゅの後について走りながら叫んだ。「こちら、ご注文のナポリタンのかたちになりますねー。1200円になります。領収書はいりますか。こちら、食品なのでー、返品は出来ません。...
(うろおぼえ「カープ坊や」) プロ野球・広島東洋カープに、秋山翔吾選手が電撃移籍! かつて首位打者やシーズン安打数記録などに輝く日本を代表する打者。米メジャーでは結果を残せずの日本復帰とはいえ、古巣の西武でも金持ちソフトバンクでもなく、縁もゆかりもないカープを選ぶなんて。これまでスターは出ていく一方で大物獲得競争とは無縁だった地方の貧乏球団(失礼・・・)カープの大英断に、「慣れてなくて喜びかたが分から...
(5)(太宰治“桜桃忌”に寄せて――) 草原にまどろむめろちゅのふと耳に、潺々(せんせん=さらさらと)、水の流れる音が聞えた。すぐ足もとで、水が流れているらしい。よろよろ起き上って、見ると、岩の裂目から滾々(こんこん)と、何か小さく囁きながら清水が湧き出ているのである。その泉に吸い込まれるようにめろちゅは身をかがめた。水を両手で掬って、一くち飲んだ。ほうと長い溜息が出て、夢から覚めたような気がした。歩ける...
(4)(太宰治“桜桃忌”に寄せて・・・) 若いめろちゅは、つらかった。村を出て、野を横切り、森をくぐり抜け、隣村に着いた頃には、雨も止み、日は高く昇って、そろそろ暑くなって来た。ここまで来れば大丈夫、まっすぐに王城に行き着けば、それでよいのだ。そんなに急ぐ必要も無い。ゆっくり歩こう、と持ちまえの呑気さを取り返し、好きな小歌をいい声で歌い出した――。 ――濁流を突破したセリヌンティウスは、馬のように大きな胴震い...
(3) セリヌンティウスは、磔になったまま、飯も食えず、眠ることすら叶わず、大雨に打たれながら、無二の親友の帰りを待った。いまは、自分のからだで、自分のものでは無い。ままならぬ事である。セリヌンティウスは、もはや故郷への未練は無い。妹たちは、きっと佳い夫婦になるだろう。私には、いま、なんの気がかりも無い筈だ。 しかし、二日目の夜も更けた頃、降って湧いた災難、セリヌンティウスの目は、はたと、とまった。...
(ヒッチコック全作品) (※白黒作品) ≪感想≫ 著作権切れのインターネット動画で見ました。字幕なし。 ヒッチのカメラは正面に据えたっきりで動きはなく、人物の内面に迫ろうとする気持ちが入っていないことが分かる。 言われているほど退屈・駄作でもなかったが、このくらいならヒッチコックじゃなくてもザラに見られる。 ただ、ヒッチ自身は 「音楽のない音楽劇」 と皮肉っていたが、楽聖の物語を安易な演奏シーンに頼らず...
東京・国立新美術館で開催中の、ニューヨーク美の殿堂 『メトロポリタン美術館展』 も最終盤です。かんたんにその感想を・・・。 ヴーエ 『ギターを弾く女性』 (※以下、リンクはDuckDuckGo画像検索ページへ) 日本でいう江戸初期の人、シモン・ヴーエ(仏)はイタリアで学び、バロック絵画をフランスに伝えた人だそうだ。陰影を強調した輪郭の力強さと生々しい肉感。バロックの先駆者カラヴァッジョのもろ影響が分かる。本展の...
(2.ウッドパルナ) プレステ(PS)版 『ドラゴンクエストⅦ~エデンの戦士たち』 の冒険記です。 攻略マニュアルにはせず、感想とお役立ちメモ程度にとどめています。詳細はリンクフリーの各攻略サイトを参照。 装備品一覧 (『DQ7⇔SIMPLE』さん) 入手アイテム一覧 (『Kira'sドラゴンクエスト完璧徹底攻略』さん) 町の情報&ダンジョン・マップ (『DQ-GH.COM』さん) 石板&ボス攻略 (『FNI』さん) 【ウッドパル...
めろちゅは翌る日の午前、村へ到着した。陽は既に高く昇って、村人たちは野に出て仕事をはじめていた。めろちゅのママも、めろちゅの代りに羊群の番をしていた。よろめいて歩いて来るめろちゅの、疲労困憊の姿を見つけて驚いた。めろちゅは、間もなく床に倒れ伏し、呼吸もせぬくらいの深い眠りに落ちてしまった。 眼が覚めたのは夜だった。めろちゅは起きてすぐ、ママにたずねた。そうして、おなかがすいたから、今夜のごはんは...
『走れめろちゅ』 めろちゅは激怒した。 必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。めろちゅには政治がわからぬ。めろちゅは村のヲタニーである。ヘノモチンをやり、恥の多い生涯を送って来た。三十過ぎて、女房も無い。内気なママと二人暮しだ。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。「呆れた王だ。生かして置けぬ。」 めろちゅは、単純な男であった。買い物を、背負ったままで、のそのそ王城にはい...
②ダーマ廃墟~ミレーユ加入 スーパーファミコン(SFC)版 『ドラゴン・クエストⅥ/幻の大地』 の冒険記です。 大穴の下にも広がるもうひとつの世界。透明になった姿をなおすための冒険。新しい仲間ミレーユも加わります。 ≪外部攻略サイト≫入手アイテム (『D-navi』さん)武器装備① (『D-navi』さん) 武器装備② (『ドラゴンクエスト攻略情報』さん)町の情報 (『ドラクエ&パズル』さん) 【北の関所~川の抜け道】 ...
≪1.ゆく川の流れ~鴨長明 『方丈記』 原文と現代語訳≫ 行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。(※以下、原文は「青空文庫」版) 川は絶えず流れ行き、もとの水は残らない。淀みに浮かぶ水泡は、消えたり生まれたりと長く留まることはない。世の中にある人と住み家もまた、このようなものだ。 玉...
ベランダ飼育のメダカちゃんたち、今年も無事に越冬してくれました。発泡スチロール箱の水槽が汚くなったので、新しいものと交換。 スーパーでもらってきました。毎度おなじみ貧乏くさいけど、暑さ寒さには強いはず。 がまんしてくれい。底に敷きつめた玉石もきれいに洗って、日光消毒済み。#そして、ベランダ菜園もシーズン開幕。いつものゴーヤは、同じ土では毎年 「連作」 できないので、今年はトマトを植えました。食べたトマ...
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(9.ダーマ神殿) プレステ(PS)版 『ドラゴンクエストⅦ~エデンの戦士たち』 の冒険記です。 マップほか地域の情報 (『DQ-GH.COM』さん) 入手アイテム一覧 (『Kira'sドラゴンクエスト完璧徹底攻略』さん) 武器防具一覧 (『DQ7⇔SIMPLE』さん) 石板&ボス攻略 (『FNI』さん) カジノ➀ (『DQ7攻略wiki』さん) / カジノ➁ (『NOTITLE』さん) ラッキーパネル記入表 (『家で遊ぼう』さん...
『サッチモ・シングス・ディズニー』聖夜の一家団らんに、だれが聴いても楽しい楽しい、ジャズの名演をどうぞ――「サッチモ」 ことルイ・アームストロングがディズニーの名曲を歌った、定番中の大定番。ぼくも自分のお小遣いでジャズのCDを買うようになって、その最初の5枚のうちに入っていた、永遠のジャズ入門編です。Amazonでも初期ジャズ部門の「ベストセラー第1位」だって。そりゃそうだろね。(リンクは試聴ページ)『ハ...
今年もたくさんの方々にご訪問いただき、ありがとうございました。なかなか更新できなくなりましたが、来年もよろしくお願いします。♪ ♪ふるさとのテレビジョンで この歌を聴いた いつの日か思い出せない 若い日々の夕闇 飲み会のしめくくりで この歌をうたう 意外にも盛りあがらない バブル・カラオケの夜 鼓膜とじれば 浮かぶ歌声 声が違う 格が違う プロの力量 動き始めた 雄三・...
この年末年始、教育テレビでは東西の古典芸能をたくさん放送していました。 恒例の 『第九』 やウィーン・フィルのニューイヤーコンサートは見られなかったけど、歌舞伎や義太夫の中継はBGMがわりに堪能しました。 中でもよかったのが、『厳島観月能』 (2日深夜)。 広島・厳島神社の能舞台にて。 演目は世阿弥作の 『 融 』 (とおる)。 今はさびれた旧跡に、かつてのあるじ源融 (みなもとのとおる・・・光源氏のモデ...
上司の頭を見つめながら綴った詞です。聴いてください。(1、2、スリー、ホー) 『Autumn Hair』 Music/Joseph Kosma (「Autumn Leaves」) Lyrics/Johnny Mercer、nacchann0904 The falling hair drift by the eyebrow The autumn hair of black and white I s...
きょう2013年8月28日は、マーチン・ルーサー・キング牧師の 「I have a dream」 から50年です。黒人への公民権付与を求めた市民デモ 「ワシントン大行進」、そのハイライト。長く苦難のアメリカ公民権運動、そのもののハイライトにもなった歴史的名演説です。 I have a dream that one day on the red hills of Georgia, the sons of former slaves and the sons of former slave owners will be able to sit down together at...
シリーズ宮川一夫④/稲垣浩監督 『無法松の一生 (1943年“阪妻”版)』 すがすがしくて痛快な映画でした! 戦中に作られた、明治の男の一代記ですが、意外にもぜんぜん古くなかった。 明治後期の福岡小倉を舞台に、ケンカっ早いが情に厚い車夫・松五郎と、名家の母子との交流を描いた人間ドラマの歴史的名作。 バンツマこと阪東妻三郎演じる「無法松」のキャラクターが、じつに人間味あふれる魅力! はじめは自分勝手に暴れま...
8がつ17にち (かようび) はれ サングラスをかけたまま、おふろに入ろうとしました。 まるでへんたいです。 おわり。 ...
第4回アカデミー作品賞~~西部劇の作品賞 ≪感想≫ このたび初めて観ました。 大平原のさら地に小屋が立ち、道路が整備され、やがて摩天楼のビル街へ・・・。ゼロから町が生まれるその瞬間の 「定点観測」 が興味深い。われわれ外国人には珍しい切り口なので、アメリカ史劇として貴重。 また、先住民の人権や女性の社会進出を前面に出した良心的な作り。実際の、暴力と略奪の歴史を忘れるわけにはいかないが、生涯をかけて貫か...
イタリア映画の巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督の 『山猫』。1963年。 革命と統一に揺れる19世紀イタリア。衰びゆく運命にある名門貴族、その最後の輝きを絢爛豪華に描く180分超の巨編。 主人公の老シチリア公爵にバート・ランカスター。 左右にはアラン・ドロンとクラウディア・カルディナーレ、世紀の美男美女が若さと華やぎを添える。 この、老主人公の甥で立身出世の野心に燃える青年貴族と、斜陽の名家に莫大な持参金を...
(以前の写真)ベランダ飼育のメダカちゃん、今年も順調に稚魚が生まれています。透明なシラス状から 「ヒメダカ」 の緋(オレンジ)色へ。 安定期に入った今年の新入りは計5匹。水槽の大きさには限りがあるので、適度に世代交代できる数が育ってくれれば上々だ。稚魚用の浅瀬ゾーンが、今年も何もしなくても機能してくれています。親魚と同じエサをつついてくれるようになったのがかわいい。大人たちのガツガツっぷりをうまくか...
(どこかより画像拝借)冥王星が 「惑星」 ではなくなりました。名残惜しくはありますが、いい機会でしょう。しょせん、地球の月より小さい氷のかたまり。ひとつ前の海王星に押されて、軌道がねじれてしまったような奴です。しかもこの程度の星なら、今も続々と発見されているのはご存知のとおり。お情けで惑星のままでいるより、彼ら新入りのリーダーとして再出発をはかるほうが、冥王星のためにもいいと思います。でもね冥王星、...
(ヒッチコック全作品) ≪感想≫ 平凡なメロドラマ。 ヒッチの演出・編集は手堅くまとまってはいる。終盤のスリリングな場面は、ヒッチだからこそなのかな? ヒッチじゃなくても当時このくらい出来たのかな? いずれにせよ 「ヒッチコックの監督デビュー作」 と言われなければ、特に・・・が正直なところ。 例によって、後年ソフト用につけられた音楽が最低。喜びを盛り立てたり不安を誘ったり・・・のような劇伴音楽の役割を果たし...
俳優の寺島しのぶさんが、映画 『キャタピラー』 でベルリン映画祭の銀熊賞(女優賞)を受賞したそうですね。 原作は江戸川乱歩初期の傑作短編 『芋虫』 。 戦争で四肢と五感を失い 「芋虫」 同然になってしまった男と、その妻の壮絶かつ倒錯的な愛憎劇。 映画は設定を太平洋戦争下に移したことで、昭和初期の退廃的・幻想的な乱歩ムードが台無しにならないか・・・と思っていたのですが、なるほど若松孝二監督は愚かな戦争とそ...
(以前見に行ったポスター。国宝 「銘 “喜左衛門”」)新茶の季節です。ひさびさにお茶会によばれてきました。そこで使われた、朝鮮由来の 「高麗茶碗」 がすばらしかった!しばしば茶碗の最上級にも挙げられる、茶道の歴史に名高い一大ブランドです。もともとは男性っぽい楽焼や美濃茶碗がぼくの好み。 高麗茶碗はソフトでお上品すぎてあまり惹かれなかったのですが、この時ばかりは射ち抜かれたようなひと目惚れ。「貫入(細かい...
松屋銀座の 『小堀遠州』 展に行ってきました。(「信長・秀吉・家康」の戦国三傑があるように、) 千利休~古田織部に続く茶道3大巨匠のひとり。作庭、建築、書などでも頂点を極めた江戸初期の総合文化人です。戦国期のストイックな利休にくらべ、天下泰平期の優美で洗練された彼の趣味は、「きれいさび」 などと言われています。余計な装飾をとことん 「引き算」 していくのが利休なら、ここぞとワンポイントの 「花」 を添える...
安いウイスキーと安い白ワインを買ってきて、“カクテルの女王” と呼ばれる大定番 「マンハッタン」 にしました。本当は白ワインじゃなくてフレーバーつきワインの 「ベルモット」 を使うんだけど、飲めりゃいいんだ飲めりゃ。代わりにかんきつの皮を削って入れて、苦&さわやかなフレーバーの足しにしました。レシピも適当。お好きな割合でどうぞ。ぼくはウイスキーと白ワイン同じくらいかな。きついウィスキーが苦手な人も、白...
(手持ちの新潮文庫)芥川龍之介ら日本の近代文学について調べているうち、名ナレーター・窪田等さんのYouTubeチャンネルにたどり着きました。 【公式】窪田等の世界 (YouTube)深みと落ち着き。あの端正なお声、TVだ何だでもう絶対おなじみですね。窪田さんがナレーションをするだけで、番組の格が数割増し。じっさいTV欄にお名前が載っていただけで録画予約したものも数知れません。ぼくは芥川信者なので、その再生リス...
『交響曲集』クーベリック&ベルリン・フィル盤少し前ですが、TVでハカセ太郎さん解説のクラシック音楽バラエティをやっていました。でもブラームスの『ハンガリー舞曲』やドヴォルザークの『新世界』とか、ミーハーすぎて物足りなかった。でもビギナーの人には取っつきやすいだろうから、それ以上は文句は言いません。でも前もおんなじ内容やってなかったっけ?? 「ドヴォルザークあるある」 音楽の授業でみんな聴かされた大ス...
『ターミネーター』 には1、2、3とありますが、みなさんは何派でしょうか? ぼくは 『1』 派です。 アクション大作としてスケール・アップした 『2』 は、たしかに面白い。映画史に残る名作でしょう。そして、ジェームズ・キャメロン監督の手を離れた 『3』 の世界には、賛否両論あるのも分かります。(ぼくは楽しめた。) でも 『1』 の、低予算まるだしの世紀末SFホラーに愛着を感じます。 何より、機械のガイコ...
よく行くバーで、桜のリキュールを使ったカクテルを作ってもらいました。ベースはスパークリング・ワイン。もう1杯はジンと割って。ほのかな花の苦みと、おとなの上品な香りと。日本酒と割っても合いそう。桜だけだとおとなしすぎるので、桃なりパインなり甘いシロップも加えると、ぐっとゴージャスに締まるんだそうです。何ていう名前のカクテルなのかはいつも聞かない(聞いても覚えない)ので、次もマスターまかせでつくっても...
(新潮文庫)夏休みに毎年恒例、家の大掃除をしました。家族そろって時間はとれるし、年末と違ってお湯を使わずにすむし。読まなくなった本を整理していたら、夏目漱石の 『草枕』 が出てきました。 「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。 とかくに人の世は住みにくい。」 (⇒青空文庫)地方の温泉郷を訪ねた画家という設定で、漱石の東...
『 Haha ue sama - iq 』 (2005頃)東京・大丸百貨店の 『ジョアン・ミロ展』 に行ってきました。ピカソ、ガウディ、ダリらと並ぶ、20世紀スペインが生んだ美の巨人のひとり (1893-1983)。バルセロナ五輪の主舞台になった 「モンジュイックの丘」 にたたずむミロ美術館。以前 「もののついで」 程度で立ち寄ったところ、その旅一番の思い出になって以来のファンです。「カタルーニャの遺伝子」 とでもいうべき、極彩色の野性と洗...
卒業シーズンだからという訳ではありませんが、先日、あの洋楽の名曲 『愛と青春の旅立ち』 をカラオケで歌いました。正題は 『Up Where We Belong』。 歌うは御大ジョー・コッカーと、実力派ジェニファー・ウォーンズのおふたり。そのご本家の足もとには及ぶべくもありませんが、酒の勢いではりきってェどうぞ! 「愛は私たちを持ち上げてくれる あるべき場所へ 鷲が鳴く山の高みへ」 ウォーンズさんの歌いかたや曲調・...
ベランダにオリーブの葉っぱが落ちていました。旧約聖書の有名な 「ノアの箱舟」 のお話では、大海をさまようノアが放った鳩がオリーブの枝をくわえて帰って来たので、陸地が近いことを知った――ことから、オリーブと鳩は 「平和の象徴」 になりました。おぉ、わが家にも平和と繁栄がもたらされるのか!・・・と思ったけど、半年前に買ったオリーブの鉢植えをもう忘れていました。⇒もう飲んで裸で寝ます。 ...
魅惑のシャウト、黄金のハスキー。イギリスの至宝トム・ジョーンズさん。 若い頃は相当~女を泣かしてきたという、下がりまくった目尻と伸ばしまくった鼻の下がたまらなくセクシイ。 これで 「ウォー」 とか 「イェー」 とかやられたら、そりゃ女の子は黙っていられないでしょう。 後年、ティム・バートン監督のSFコメディ 『マーズ・アタック('96米)』 に、本人役で出演したのがおもしろかった。歌うはもちろん大ヒット曲 ...
(参考) 18世紀フランスの画家ジャン=バティスト・グルーズによる 『割れた卵』。来日していたN.Y.メトロポリタン美術館蔵からの一作です。絵は何かで見た記憶があったけど、グルーズという名前は初めて知りました。 「割れた卵」はいうまでもなく「処女喪失」の暗喩。娘のふてくされた表情が最高! 怒れる老婆は娘の母親だろう。相手の男(服装からしていいとこの身分)に 「どうしてくれるんだい、責任を取れ」 と口角...
(2014年公演ポスターより) 少し前にテレビのBS松竹東急でやっていた、『上州土産百両首』 という歌舞伎がおもしろかった。みなさんご存じであろう 『最後の一葉』 や 『賢者の贈り物』 で有名なアメリカの小説家、O・ヘンリーの短編 『二十年後』 を原作にした、昭和生まれの世話物・人情歌舞伎。 主演は市川猿之助と坂東巳之助。 四代目猿之助さんがまだ“亀治郎”だった頃の、2014年の公演です。 やくざな生活からきっぱり...
(1960/61年) '50年代 “ハード・バップ” ジャズのサックス奏者、ハンク・モブレーの 『ロール・コール』。比較的マイナーなアルバムではありますが、共演者は豪華! アート・ブレイキー(ドラム)とフレディ・ハバード(トランペット)は “ジャズ・メッセンジャーズ(JM)” から。ポール・チェンバース(ベース)とウィントン・ケリー(ピアノ)はマイルス・デイヴィスのバンドから。どちらもモブレー自身が在籍していたこともあっての縁だ...
≪2021年6月の画像一覧≫ ガラスの仮面37巻≪マヤと真澄の一夜≫ 『方丈記』全訳⑤/養和の飢饉(1) 【イヤーワーム現象】 無限ブラームス地獄・・・ 『方丈記』全訳④/福原遷都 ...
「新版画」――――明治の文明開化以降、時代遅れの芸術としてすたれていた浮世絵版画を、新しい題材や技法、感性でよみがえらせた運動・ジャンルです。この1、2年であちこちの美術展に行ってきました。川瀬巴水 『東京二十景・芝増上寺』。1925年。雪の増上寺。吹きつける寒風に、傘をつぼめて歩く女性。巴水は女性の顔を描かず、観る者に想像させる。平安絵巻から受け継がれる「粋」。木の幹を画面手前に置くのも、浮世絵おなじみの...
構想ウン年、ずっと前から考えていた「プロレスいろはカルタ」。猪木さんの訃報を機に、不完全ながら急ぎ何とかまとめました。絵札はごめんなさい。 真面目でかっこいいプロレス哲学・人生訓ではなく、みんなに親しまれている名場面や名・迷ゼリフが中心です。それが俺の、俺の、邪道プロレスじゃあ (おめぇはそれでいいや)。 昭和&新日が多めですが、読み手の方はぜひモノマネしながら読んでください。いくぞー!い/いち、に...
黄色やグリーンなど、いろんなレモンの詰め合わせを段ボール箱でいただきました。ふつうに食べても食べきれないだろうから、新鮮なうちにジャムにしました。ジャムはよく作っているので、慣れたものです。適当です。洗って、外皮をむいて、鍋にぶっこんで、砂糖と水少々でぐつぐつ煮ます。糖度が高いほど保存度も上がるそうなので、甘めか控えめかは食べきる期間を計算して決めます。種と、内皮の白いホワホワには、ジャムをとろりと仕...
(Googleマップより。クリックで拡大) 今年の秋は日本のあちこちに行くことが出来たのですが、紅葉の見頃はことごとく外してしまった。くやしまぎれに、地図上・路線図上・時刻表上で、バーチャル小旅行してきました。 今年は錦秋の古都、いざ鎌倉の旅へ! とくに2022年の鎌倉は大河ドラマ関連で混雑してるから、ブームが落ち着くまで地図上でガマン。日本史の授業で習った 「鎌倉五山」、5つの重要な寺を一気にめぐります。◆...
(御茶ノ水のランドマーク、聖ニコライ堂)10万円くらいする高っかいスピーカーを買いました。楽器店の街、東京・御茶ノ水の専門店へゴー。いま円安なので、ドルであれこれ工面すればお買い得です。(めんどくさいのでその方法は省略。)音の厚みや透明感、やっぱり違います。でもCDを聴いていちばん感激したのは、オーケストラでもロックでもなく、意外にもパコ・デ・ルシアのフラメンコ・ギター、ビル・エヴァンスのジャズ・ピ...
(ドヴォルザーク=シノーポリ盤) キリスト教の宗教曲 『スターバト・マーテル』。 わが子イエスを失った “悲しみの聖母” を歌う合唱の大作。同じ題材で、歴代の名作曲家たちが競って作品を残しています。 ぼくが持っているCDはその中でも有名な3作曲家の3枚だけ。そのかんたんな感想です。 ≪ペルゴレージ作曲版/デュトワ指揮&モントリオール響、1991年≫ 伊バロック期の作曲家ペルゴレージが、26歳の若さで病死する直...
今2022年は千利休生誕500年。BSで 『千利休・本覚坊遺文』 という映画をやっていました。 利休の弟子だった本覚坊(奥田瑛二)の視点から、利休切腹の真相に迫る。熊井啓監督、1989年・西友。 千利休役に三船敏郎、織田有楽斎役に萬屋錦之介と、日本映画のラスト・サムライが濃い~競演! 利休や茶人と聞いてわれわれがイメージする侘び寂びた隠遁者ではなく、生き死にが隣り合わせにあるリアルな戦国の気風が伝わってきた。...