白羽の矢
28日に安倍首相は、体長不良のため突然辞任を表明した。その後継を決める党総裁選に、菅官房長官が立候補する意向を固めたと、今朝(31日)の毎日新聞の1面トップで報じられている。インターネットの時事通信社の記事にも、これに関連したものが出ているのを読んでみた。「主流派、菅氏に白羽の矢派閥主導で石破氏封じ」という見出しで、菅官房長官が出馬を固めるに至った経緯が書かれている。いつの時代も、相も変らぬ内輪の論理で繰り返される総裁選びであるが、見出しにある「白羽の矢」という言葉が気になって、改めて調べてみた。「白羽の矢」とは、文字の通り「白い羽がついた矢」を意味する言葉である。ヤマタノオロチの伝説などにおける「人身御供」が語源である。神様の怒りを沈めるために、川や池に人を沈めて捧げる人身御供の儀式で、白い羽の矢を生贄にする...白羽の矢
2020/08/31 07:47