chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
プロメテウスとハゲワシ https://prometheusj.blogspot.com/

原家族が機能不全家族。母の余命宣告から亡くなるまで、娘が生きるためにブログに記録して行きます。

母と娘の関係、心理療法や読んで興味深かった本の紹介。歪んだ使い方をされる言葉や相手をコントロールするためのテクニックに削られる生きる気力。モラハラ母より先に死にたくない娘が、母から食らわされる毒を吐き出して、生きようともがくブログです。

プロメテウス
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2014/08/28

arrow_drop_down
  • 母の死後変わったこと

    私は母方の親戚とあまり付き合いがなかった。そう、母が嫌がったからだ。いとこが大勢いるのでそのうちの何人かと約二十年振りに会った。モラハラをする人間はターゲットを他の人間関係から切り離し、自分だけと付き合うように仕向けるものだが、まさにそれだと思った。もちろん、もっと立派な人間と付...

  • 母の死

    このブログの目的であった母の死が来た。自分がそれに動揺したり、影響されたりすることが予想されたため、不安を和らげるためにこのブログを始めたのだが、恐れていたより影響は受けなかった。二日病院に泊まり、家族葬とはいえ調べたり探したりすることは多く、疲れて見えたらしく、看護師の方や葬儀...

  • 私がしておきたいことは

    だいぶ間があいたが、ようやく目処の様なものが立ってきた。医師の予想の通りであれば、来月母は死亡する。親子仲の良い方達に不愉快極まりないと思うのだが、ようやく勝てそうで嬉しい。私は事故などで急死はしたくない。死んでくれと願い続けてきた人間がようやく死ぬのだ。これを逃すなんて嫌だ。私...

  • 死者と生者

    父が亡くなってからそれなりに日が経ったが、まだ慣れていないように思う。私が生まれたときからいた人がいなくなったのだから、まだ馴染んでいないのは仕方ないことかと思う。いくら存在が薄かったとはいえ、やはり不在を実感する。親子に生まれた割には関わりが薄く、お互いに関心があまりなかったの...

  • 無事に死ねるように生きる

    父の葬儀は仏式で行った。熱心な仏教徒ではなかったのだが、父の兄弟全員先に逝き、皆仏式で、一択だった。現在お寺関連で問題が発生してはいるのだが、決定権が私には無いので、成り行きに任せる。万が一この先私に決定権が来たときには容赦無く決定させていただくが。 父の人工骨は、簡単ではあ...

  • 呪い返しは突然に

    母が父の死を悲しんでいないように私には見えると書いたが、他者に対する情がない人なのではないかと思う。無自覚に人を呪う言葉を吐いているのかもしれないが、呪いは呪いだ。 心理学の実験で、女性であることや人種について言及した後、例えば女性は数学的な能力が劣るとか東洋人は数学の能力が...

  • 悲しむのは後だ

    父が死んだ。その後でこうして投稿している私も大概だと思う。悲しんでいないわけではないのだが、要介護の母の方に私が、父に兄がついたためかとも思う。父の傍にいたら、悲しむこともできるのだが、悲しんでいない母、自分のことしか考えていない母といると悲しんでいる余裕はない。母の死に対応する...

  • 私を忘れた人に会う

    父について年末に投稿したが、また書くことになった。今週くも膜下出血と脳内出血を起こして入院、今は死を待っている。認識もほぼできないということで、ただ死んでいないだけなのだ。 それでも今日はまだ話が出来たような気がする。目が開いていて、私をみているような気がしたので聞いてみた。...

  • そういえば大晦日

    年末年始はあまり好きではない。機能不全家族では、一緒にいる時間が長くなるとそれだけ攻撃されることが増えるからだ。一人で過ごすので正月らしさは全くない。掃除はできる限りするが、普段以上ということはない。飾り付けもなし。ないない尽くし。まるで今は年末年始ではないかのように過ごす。餅は...

  • KIZUー傷ー,ギリアン・フリン

    年末に読んだ本。ハヤカワ・ミステリ文庫の推理小説。ではあるが、推理小説として読んだわけではない。推理小説として読みたい方、以下ネタバレを含みます。 裕福な母と、自分の皮膚に言葉を彫る長女、亡くなった妹、13歳の異父妹、被害者を含む女性たちの見せかけている姿とより本質に近い姿が...

  • 父について

    私には父もいる。祖父の息子として。今月始めに転倒骨折し、認知症が進み、リハビリ不可のため特養入所となった。繋がりが薄いためか、認識してもらえないとしても大差ない。私には父はいないも同然なのだ。もちろん経済的に家庭を維持したのは父なのだが、精神面での父はいなかった。純然たるATMと...

  • 最近見た夢

    私の夢はとても暗い。恐怖に駆られて走り回るのがデフォだ。眠ることが休養とか安らぎになるのか疑問だ。私にとっては眠ることは恐怖なのだ。少しずつ改善はしているのだが、悪夢を誰かに代わって欲しいと思う。それか、スティーブン・キングのように誰かに自分の悪夢を見せたい。キングの小説を読み出...

  • 小さなことに左右されない「本当の自信」を手に入れるための9つのステップ,水島広子

    私に欠けている自信について良く知ろうと、攻撃の本でかなり参考になった著者の、自信についての本を読む。持っていないもののことを知らないのは当然だが、初めて知ったことが、やってみようと思えることが書いてあった。 自信には二種類ある。Beの自信とDoの自信、それぞれの持ち方は ...

  • ブログを少し変えてみる

    気分が少し改善して、ブログを真っ黒から変更する。ローズピンクを追加。やっぱり黒いけれど。 中身も少しずつ変更していきたい。母の死よりも、自分のインナーマザー、インナーペアレントをなんとかした方が良さそうだ。現実の母ではなく、私の頭の中にいて、侵入し、支配し、批判してくる私自身...

  • 騙されていたこと、これからは騙されたくないこと

    私は親に騙されていたと思う。親は騙したつもりはないだろう、私を使役することは当然の権利だと思っていたのだろうし、自分たちの不幸を埋め合わせるために育てたのだから、それに従わない私の方が悪いことになる。そんな親に対して、何かしてあげようという気持ちになれない人間なのだ、私は。冗談じ...

  • 生活の質/QOL

    quality of life,QOLとは一人一人の人生の内容の質や社会的に見た生活の質のこと。 どれだけ人間らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているかということを尺度とする。 社会的地位が高いことも、経済的な優位も幸福を見出せないかぎりはQOLを上げることはなく、生活水...

  • 祖父が負わされたもの

    このブログは母のことを書いているブログだが、祖父について書いてみようと思う。 祖父は明治生まれ。七人兄弟の長男として生まれ、両親ではなく祖父母のところで育てられている。すぐ下の妹も、生まれると祖父母の元に移された。その二人以外は両親の元で育てられた。戸籍上祖父母だが、長兄が末...

  • 支配されちゃう私

    支配されちゃう人々,大嶋信頼 をタイトルの"ちゃう"に目が吸い寄せられ、読む。ミラーニューロンについては、興味があったので大元になる文献は読んでいたので、そこまで言う?と疑問に思うのだが、なんちゃって科学ということで気にしないことにする。むしろユングの集合無意識については、分かり...

  • 辺境住みと蜃気楼

    落ち着いて本やテキストを読む時期の後、アウトプットしたい気分になったようだ。世間を騒がせる事件は、本が出版されるくらいの時間が経ってから関心を持つ。黒子のバスケ脅迫事件からはまだそれほど時間が経っていないが、本人の著書が出版されるなど、進み方が恐ろしく早く、もうだいぶ時間の経った...

  • 変えられないことは諦めましょう

    私の持つ罪悪感。祖父を助けられず、そのため母を助けることができなかったこと。わかっていながら何も変えることができなかったこと。今の私なら当時の私に対してこう言うのではないのだろうか 目に見えること、今わかっていることだけでこうなってしまったのではないんだよ。あなたが知らないこ...

  • 対人関係について

    私ひとりでは私はいない。他人が私が存在しているかのような振る舞いをするから、私が存在しているのだと思う。 妙なことを考えていると思われるかもしれないが、自分がいることに確信が持てなかったことがある。誰かに話しかけられて初めて、あぁこの人には私が存在して見えるのだ、私はいるのだ...

  • あなたにもいつか分かるでしょ、のいつかは来なかった。

    母に関わっていると自分のことがお留守になる。全てが母を中心に回るようになるのだ。母は自分以外の誰にも興味はない、マウンティングするための粗探し以外には。 話は全て母自身のことになる。周りは常に二の次にされるのを身に沁みる以上に理解させられる。私も大して充実した人生は送っていな...

  • 開設して一ヶ月

    ふと気づくと開設から一ヶ月以上が過ぎていた。なんとか続けられて嬉しいが、ふと母が死ぬまで何年もかかったらと思うと、暗澹たる気持ちになる。母のことは考えざるを得ないのだから、ブログに書いた方がいい、それは確かだ。 しかしあまりにも黒いのだこのブログは!と自分で作っておいて文句タ...

  • 身近な人の「攻撃」がスーッとなくなる本,水島広子

    私が困っていることに対する回答のようなタイトルに惹かれ、読む。かなり実行の難しいことが書いてあるのだが、それを攻撃と解釈しなければ、攻撃がなくなることは確かである。相手を変えることはできないけれど、自分は変えられる、の典型のようだと思う。そして自分を変えることは、やっぱり難しいこ...

  • 粘着してくるものからは離れる

    私は、母を介護することや死に目に会うことは望んでいないので、拒否する。自分なりによく考えて出した結論で、感情的になって仕返しの一環として、ではない。世間様から見て立派な娘などというものにはなれなくて構わない。どちらかというと仕返しをしないために離れたいと思っている。仕返しするエネ...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、プロメテウスさんをフォローしませんか?

ハンドル名
プロメテウスさん
ブログタイトル
プロメテウスとハゲワシ
フォロー
プロメテウスとハゲワシ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用