最近、宮城谷昌光の『三国志』(文春文庫)を読んでいる。 三国志にはすごく頭が良い、いわゆる軍師と呼ばれるような人たちが出てくる。曹操配下の程昱や郭嘉などは、その卓越した判断力や予見力をもって主君を助けてきた。 では、彼らはなぜそんなに頭が良いのだろう、ということを最近考えていたのだけども、三国志を読んでいて、「頭が良い」ということは、「物事の本質が分かっていて、それに向けて適切な手段が取れ、判断を下せる」ということだと結論が出た。 本質というのはその事物の中で一番重要な事という意味で、それに向けて何をすべきなのか、頭の良い人は常に良く考えて行動している。 当時の名臣、名将がそう称えられるゆえん…
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