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ビーチサイドの人魚姫 https://kanbe0107.blog.fc2.com/

2005年3月、詩集・天国の地図を出版。詩・小説・エッセイ・作詞と幅広く創作しております。2019年9月、一眼レフデビュー。

長編小説「届かなかった僕の歌」三部作を現在執筆中。詩や小説以外にもジャンルに拘らず鋭い視点であらゆる事象を斬る。 言葉の宝庫、かんべワールドを堪能して下さい。

神戸俊樹
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住所
板橋区
出身
藤枝市
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2014/07/30

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  • 病棟の窓から桜を眺めていた…。

    4月2日、桜の満開を目前にして心不全のため緊急入院となった。昨年8月の退院から一年を待たずして再入院となり我ながら情けなく思う。入院は数年前から最早恒例行事になりつつある。2年前の10月、皆さんもご存知の通り三尖弁の手術が大成功を収め、心不全の要因を断ち切った筈なのにそれでもなお病魔は私に執念深く付き纏って来る。 3月初旬の循環器内科外来時では、心不全の指標となるBNP値は1300と高めではあったが、さほど息...

  • 雪灯りに誘われて。

    私が子ども時代を過ごした故郷の静岡県藤枝市は温暖な気候に恵まれている事もあり、雪は滅多に降らない。降ったとしても積もる様な事は先ずない。私の幼い記憶の何処を探しても雪の姿は見当たらない。その代わり冬になると天候に関係なく富士山に積もった雪が風に運ばれてヒラヒラと舞い落ちて来る。それを『風花』と呼んでいた。それがまるで白い天使の羽根の様に見えて風花の舞う日は嬉しくて外ではしゃいだものである。 上京...

  • トトロは神の化身。

    スタジオジブリ作品の中で癒し系キャラNO1と言えばやはりとなりのトトロだろうと思う。1988年に長編アニメ映画として世に出てから36年の歳月が流れて今も尚、年齢を問わず万人に愛され続けているキャラクター。無垢な心を持った子どもにしか会えない(見えない)ファンタジーの中の生き物である。トトロが棲んでいる森には巨大な楠木があり、この巨木には精霊が宿ると言われ古の時代から御神木として崇められている。 トトロは...

  • 徐脈発作と東京タワー。

    この東京タワーは昨年の7月に撮影したものだが、その頃と言えば徐脈性心房細動で緊急入院し、生きるか死ぬかのドタバタ劇を繰り返していた時期。つい最近の様な気もするがペースメーカー植え込みから半年が過ぎ、今はほぼ元気な毎日を送っている。正確に記すと7月22日の朝、前日に撮影した写真をRAW現像しようとパソコンの前に座った途端、いきなりの目眩、頭がクラクラし一瞬だったが気を失ったかも知れない。デスクの角に頭を...

  • 青と赤のブルース。

    ※イギリスのロックバンド『アニマルズ』の代表曲。全米ビルボードで3週連続1位を記録している。日本語歌詞は浅川マキ自身による。 一年を通じて夕焼けが最も美しいのは秋から冬にかけて。一眼レフを始める前は空が何色だろうと気にも止めていなかったが、カメラを手にした途端に空模様が気になってしょうがない。その日撮影に行くか止めるかはほぼ天気次第である。空一面をオレンジ色に染める夕陽も魅力的ではあるが、私は青と赤...

  • ひと月遅れのジングルベル。

    クリスマスイベントが日本に広まり定着する切っ掛けを作ったのは銀座の明治座と言われている。クリスマス商戦を何処よりもいち早く展開し、庶民向けの豊富な商品の販売は人気も上々で大成功を収め、日本に於けるクリスマスの礎となった。 クリスマスと言えば欠かせない物がプレゼントである。サンタクロースに願い事をし、贈り物を心待ちしていた幼い記憶を誰もが皆持っていた。そんな無垢な心からやがて月日が経ちその正体を...

  • 紅葉狩りin九品仏浄真寺。

    九品仏浄真寺の訪問はこれが3回めとなるが、この場所が都内で2番めに人気のある紅葉スポットだと始めて知った。2023年の紅葉は夏が長かった影響もあるのか紅く色付くのが例年よりも遅い気がした。11月中旬過ぎにそろそろ色付き始めているだろうと思い、増上寺へ行ってみたのだが紅く色付いたもみじの姿を見る事は出来ず緑一色と言う、ちょっと残念な結果だったが、撮り方次第で青もみじもまた味わい深い趣のあるphotoに変身す...

  • 地震列島、安全祈願!

    Happy New Year 2024!2022年に引き続き昨年も皆様には大変ご心配をお掛けしました事をこの場を借りてお詫び申し上げると共に2024年が明るい希望に満ち溢れる一年になりますように。 年明け早々不安で暗いニュースが飛び込んで来て正月気分が吹き飛んでしまった方も多いのではないだろうか?筆者もその内の一人であるが、元日の夕刻に能登半島を震源とする震度7の巨大地震…。地震発生から一夜明けた2日にはその被害の大きさが想像...

  • dream of roses❤

    今回の秋バラ撮影では、いつも行く鳩山会館や新宿御苑ではなく練馬区光が丘にある『四季の香ローズガーデン』まで足を運んだ。このバラ園には3年前、一眼レフデビューして一年目を迎えた頃に出掛けているのだが、薔薇を撮ったつもりがHDの中身を調べても一枚も見当たらなかった。多分、薔薇を撮るのが苦手で敬遠していた時期だったため、園内に咲き誇っている秋の花を眺めるだけに終わったのかも知れない。 都営三田線の春日駅...

  • 黄金色に輝く橋!

    天王洲アイルはお台場と並んで人気の観光スポットである。私のお気に入りでもある為、年に数回は撮影に訪れている。運河に囲まれた水辺の風景を眺めながらお洒落な水上レストランで食事を楽しむカップルも多い。 撮影した橋は『天王洲ふれあい橋』と言う名称で、歩行者専用の小さな橋であるが、夜になると綺羅びやかな光でライトアップされて、夜景撮影の人気スポットでもある。季節によってライトアップの光が変わる。最初に訪...

  • Field of Cosmos!

    昨年はコスモスの咲く時季に入院・心臓手術と大変な時期を過ごしていたため、撮影どころではなかった。退院後、何としてもコスモスを撮りたくて無茶を承知で浜離宮恩賜庭園へ行ったものの時季既に遅くまともな撮影は出来なかった。その時のリベンジと言う訳ではないが、今回かなり気合を入れて撮った積りである。都内にあるコスモス畑は浜離宮恩賜庭園くらいしか思いつかず一応行ってみたがキバナコスモスが乱雑に咲いているだけ...

  • 中東に自由の女神を!

    世界を明るく照らす平和の象徴でもある自由の女神像。定説ではないが、そのモデルとなっているのはアラブの女性だと言う説…。当時、スエズ運河を航行する船舶の安全を守る灯台として建てられたのが起源だとか。アメリカの独立100周年を記念してフランスから寄贈された像だと言うのは誰もが知るところであり、灯台としての役目も担っていた。 その右腕を天に向けて高く掲げその手に持つトーチで暗雲立ち籠める世界を照らし、自由...

  • 悲しみが紅く染まる時(母に捧ぐ)。

    天から満遍なく降り注ぐ陽射しを浴びて地上に紅い花が咲き誇る貴女が旅立った彼岸花の咲く季節にこうして私はその死に想いを馳せる壮絶な苦しみ悲しみを抱えたまま生きて行くのは限界だったこの花のように悲しみが紅く染まる時貴女の代わりに微かな想い出と共に佇んでいる 一ヶ月以上前の事ではあるが9月8日は母(雪子)の命日だった。28歳と言う若さで自らその人生に幕を下ろしてしまった母。私自身、母の顔もまともに覚えてお...

  • ドラマ『ハヤブサ消防団』ロケ地。

    池井戸潤の小説が原作となっているドラマ『ハヤブサ消防団』を毎週見ていて気付いたのが第7話のロケ地として登場する『お台場』や『豊洲ぐるり公園』。この辺りは私にとっても撮影スポットとしてお気に入りの場所で、過去に何度も訪れている。昨年は日曜劇場で綾野剛が主演の『オールドルーキー』のメインロケ地として当ブログで紹介している。あの時は30分ほど降り続いたゲリラ豪雨の後で、雨上がりの幻想的な夜景にテンショ...

  • 造花の世界へようこそ!

    鳩山会館のバラ園は中庭にあるため、撮影や鑑賞する場合は洋館の入口に設置してある券売機で入場券を購入し、それを受付の女性に渡し部屋の中を通って中庭に出る。因みに入館料は大人600円、障がい者400円となっており団体割引きもあるようだ。庭園自体はさほど広くはないが程よく手入れされた薔薇が綺羅びやかなドレスを纏って咲き誇っている。1時間もあれば全ての薔薇を鑑賞出来るが、それだけで帰路に着くのは勿体ない。 洋...

  • 青い季節。

    隅田川公園で紫陽花を撮影した日、公園から両国橋方面へ30分ほど歩くと隅田川テラス沿いに小さな花壇がある。その場所にも紫陽花が咲いている事を以前から知っており、一眼レフを始める前、スマフォで初めて紫陽花を撮影した記念すべき思い出深い場所。 今回もおそらく咲いているだろうとその場所に思いを馳せ、少し祈るような気持ちで両国橋を目指した。この辺りには以前紹介した流線型の美しい両国ジャンクションがあり、絶好...

  • 病室の窓から花火は見えなかった。

    7F循環器病棟の病室から眺めた東京の風景(スマフォで撮影)。残暑お見舞い申し上げます。「心停止」の記事では皆様から沢山のお見舞いコメントを頂きありがとうございました。本人も皆様の有り難い励ましの言葉に勇気を貰い、今後も前向きの姿勢を貫き通す覚悟が出来たようです。これからも当ブログを宜しくお願い致します。 体外式ペースメーカー装着が成功し、徐脈の危機を脱したこの日、4年ぶりの隅田川花火大会が行われた。...

  • 徐脈性心房細動で心停止(T_T)。

    体外式ペースメーカーを装着し、死の影から解放され安堵の表情を浮かべている私。 昨年10月の心臓手術から一年も経たない内に再び手術室へ入る事になるとは…。7月26日、徐脈性心房細動(不整脈)で三井記念病院へ緊急入院。前回と同じ16階の4人部屋に入るも、脈が一時的に18まで下がるなどし、看護師たちが「怖い、怖い」を連発!その為、直ぐに駆け付けられるナースステーションの前にある個室へ移動。それにしても18とは徐脈の...

  • 雨と光の浅草寺(コロナ解禁)。

    コロナが5類に分類されマスクの着用も個人の判断に委ねる方針へと切り替わった。それに連れて巷ではマスク無しの姿が目立つようになって来ている。行動制限が解かれ、解放感溢れる新たな夏がスタートしたように思うが然し、コロナが消滅した訳ではない。専門家たちの声を聞けば既に第9波の入り口に差し掛かっているようだ。 このコロナに翻弄された約3年間ひたすら耐え忍ぶ生活を強いられ、社会生活の最も基本であるコミュニ...

  • あじさい綴り。

    今年の紫陽花は咲く時季が早かったのだろうか?5月が春と言うより初夏を思わせる高温の日が続き、花たちもすっかり慌てて咲き始めたのかも知れない。あじさいに似合う梅雨時のタイミングを見計らって撮影に赴いた積りが若干遅すぎたたような気がしている。 移り行く季節に合わせて様々な花たちがその美貌を覗かせてくれるのだが、カメラを向けた時に躊躇していると花にそっぽを向かれてしまう。花は多分こちらの思惑通りに...

  • 夕陽に染まる青い花。

    舎人公園で撮影したネモフィラの続編。この公園は都心の高層ビル群に囲まれた公園とは大きく違い、周りには殆ど建造物がない。ここが東京?と思ってしまうほど、ローカルな感じの大きな公園である。短い期間ではあったが浮間公園と同様にライトアップされたネモフィラを見る事が出来たようだ。私がそれに気付いた時は既にライトアップは終了していたので夜のネモフィラ撮影は叶わなかったが、夕暮れ時のネモフィラ畑をカメラに収...

  • 天神様は藤が好き?

    亀戸天神社(通称:亀戸天神)は、一眼レフを始めて間もない頃(3年以上前)にNikonのD700 を携えて撮影に一度訪れているので、今回が2回めとなる。当時はカメラに慣れるため、形振り構わず我武者羅に撮影していたと記憶している。まったくのカメラ初心者で夜景を撮ってみても失敗の連続だった。本格的に夜景撮影を始めたのはD810にアップグレードしてからの事となる。それでも手持ちでの撮影に限界を感じ、やはり夜景は三脚必須...

  • 晴れ時々バラ日和!

    ツツジを撮る予定で新宿御苑へ再び出掛けてみたが、思い描いていたツツジに出会う事が出来ず撮影意欲を削がれそうになっていた。もう少し探して見ようと広い園内を歩いていると、視界に飛び込んで来たのが春バラ!。その薔薇たちを見て一気にテンションが上がり、ツツジの事はすっかり忘れてシャッターを切り捲った。 数年前まではバラを目の前にしてどの様に撮ったら良いのかさっぱり分からず、いつもバラの前を素通りしていた...

  • 風車のある街in浮間公園!

    自宅から徒歩で約45分の所に『浮間公園』がある。西台駅前から浮間舟渡駅行きの国際興業バスが出ているので、それに乗って行けばよいものを天邪鬼な私は敢えて徒歩を選んだ。新河岸川を渡り荒川土手沿いを東へ20分ほど行くと、水と緑に囲まれた公園が姿を現した。この公園にはシンボルとなっている風車がある。その周りを囲むようにチューリップやネモフィラが咲いている。休日ともなれば大きな池で釣りを楽しむ人や、風車の下に...

  • 花に埋もれて眠りたい。

    GW真っ只中の3日、ネモフィラの撮影に出掛けた。昨年は日比谷公園で撮ったが今回は足立区にある舎人公園へ行ってみた。東京近郊でネモフィラをと思えばまず思い浮かぶのが昭和記念公園なのだが、この公園について何度か記事に纏めた事がある。とにかく広すぎて目的の場所まで徒歩でかなり時間が掛かる。向日葵を撮りに行った時、立川口から30分以上は歩いたと記憶している。帰りはクタクタに疲れ切って重い足を引き摺るように電...

  • 神秘の森に花が舞う!

    4月2日、NAKED桜の新宿御苑2023のイベントへ行った。新宿御苑は通常、障がい者は入場無料なのでそのつもりで障がい者手帳を携えて行ってみると、チケットが必要で当日券は既に完売…。ライトアップされた夜桜を目前にして引き返すのは敵前逃亡の様な気がして諦め切れず、係員に尋ねるとネットでチケットを購入申し込みして支払えばよいと教えてくれたのだが、その手続がまた面倒でスマホの小さい画面と睨めっこしつつ『チケットぴ...

  • 桜の花びらが舞い散る午後に(鎮魂歌)。

    桜の花びらが舞い散る午後にあの娘は逝った天使の衣を纏って空高く注射が嫌だと駄々こねて僕を随分困らせたっけ君があんまり泣くもんだから瞼を両手で押さえると「バカっ涙であたし溺れちゃうよ」と言って僕の腕にキスしたね桜は散ってもいつかまた戻って来るけれど君と過ごした日々はもう戻らない桜の花びらが舞い散る午後に涙の抱擁だけを僕に残したまままであの娘は散った閉じた瞼に最後のくちづけを※白血病のため17歳で亡くな...

  • 夜桜並木に酔いしれて。

    今年の桜は温暖化の影響もあったようで東京では例年よりかなり早く開花した。3月中旬を過ぎた頃から場所によっては満開の地域もあった。ところが、天気がよろしくない…。関東のみ雨雲が広がり4日連続で雨模様だった。桜を撮りに行きたくてウズウズしていたが、漸く天気が回復した下旬満を持して昨年と同じ千鳥ヶ淵へ行った。コロナ禍でライトアップを中止していたが感染も落ち着き今年からLED電球を使用した環境配慮型のライト...

  • 優しい光に包まれて。

    このポートレートは昨年10月下旬、浜離宮恩賜庭園へコスモスを撮影に行った際に撮ったもの。この時期と言えば心臓の3回目の手術も無事に終わり、退院後自宅に戻ってリハビリを続ける毎日を送っていた頃であったが、なんとしても秋桜を撮りたいという溢れ出る撮影意欲を抑える事が出来ず、無茶を承知で撮影に出掛けた。 この時、5回目の入院がその先に待っている事など到底考えもしなかったが、正直なところ、退院1週間が過ぎた...

  • JCTシリーズVol.5。

    久しぶりのジャンクションシリーズであるが、これは昨年の2月下旬に撮影したphotoである。場所は両国JTC。昨年はご存知の通り入退院の繰り返しで撮影機会を大きく奪われてしまったため、予定通りなら都内のJCT10箇所はカメラに収める筈だったが、結果的に僅か5箇所に留まっている。その内の1つ『東雲JTC』は撮影はしたものの、天候が気に入らず没とした。 都内全部のJTCを巡ってはいないが、現時点で私自身が最も気に入ってい...

  • 薔薇が静かに咲いていた。

    夕暮れ近づくある公園で薔薇が静かに咲いていた凍てつく風に煽られても文句ひとつ零さず風に向かって咲いていた寒かろうに冷たかろうにそれでも薔薇は懸命に健気な姿を見せながらけれどもこの花自ら流す赤い涙で染まり行くのを誰ひとり気づかない薔薇が静かに泣いている事さえも 増上寺で紅葉美人を撮影した後、隣の芝公園へ行った。公園の入口付近に小さな丸い花壇があり赤い椿が勢いよく花開いていた。それをカメラに数枚収め、...

  • 夏の忘れ物。

    この風景写真は約3年前、一眼レフのNikon D700からD810へアップグレードして間もない頃に撮影したもの。場所は竹芝桟橋、この日は東海汽船の大型客船を撮るため客船が伊豆諸島から帰港するのを待っているところだった。左の方角に視線を投げると、何やら空がピカピカと光っていた。最初は花火かとも思ったが、直ぐにそれが稲光だと分かった。 当時は新型コロナの第1波が拡大し始めていた時期で一日百人の感染者で世間が大騒ぎ...

  • もみじ達の囁きが聞こえる。

    鳩山会館で薔薇を撮影したその三日後、紅葉の撮影に出掛けた。場所は昨年と同じ九品仏浄真寺である。退院から僅か一週間足らずで2度も撮影に出掛けるのはかなり荒っぽい行動だったと思うけれど、撮影のタイミングを逃すまいとそれだけに心が捉われていた。撮影はある意味、麻薬的な要素を持っていると思う。 ファインダー越しに映る被写体の世界を如何に表現するか、一心不乱にシャッターを切る。カメラと出会って生まれ変わっ...

  • 光り輝く隅田川。

    夜景を撮りたいのは山々なのだが立春を過ぎたとは言え寒さが余りに厳しく、寒風吹き荒ぶ凍てつく空の下に一歩踏み出す意欲も凍り付いてしまったようだ。日中は兎も角、陽が落ちると一気に気温も下がる。心臓の事を第一に考えれば寒さは大敵と承知してはいるものの、長い時間カメラに触れていないと撮影の勘が鈍ってしまうのではと一抹の不安を覚えるのも事実。 車の運転と同じで、1週間ハンドルを握っていれば勘は取り戻せるだ...

  • 紅葉美人。

    これほどまともにポートレート(人物)を撮ったのは始めてかも知れない。12月3日、場所は増上寺。この時、私はタムロンの望遠レンズ70-300mm(Zマウント)を取り付けている最中だった。そこへ家族連れの観光客が現れ、その中にこちらの女性がおり、紅葉を背景にして記念写真を撮り始めた。これはチャンス到来と思い、「一枚撮らせて下さい」と声を掛け、カメラを向けた。すると女性はそれを待っていたかの様に、カメラ目線で私...

  • 誘惑の紅い花。

    心の奥底に隠しておいた欲望の種が紅く染まりながら実り始めて行くのを僕は ただ黙って見詰めていた君の麗しき誘惑にやっぱり僕は勝てそうにない 退院してまだ間もない11月24日、満を持して撮影に出掛けた。天気は雲一つない秋晴れで、青い空が私を呼んでいるかのようだった。入院中、看護師さんたちとの会話は写真の事が中心だった。「退院したら薔薇を撮りに行く」そう話しながら、退院の時期が気掛かりで、11月中旬以降になっ...

  • 16F病棟の窓から観覧車が見えた。

    入院中、病状がある程度安定して来ると、酸素や点滴をしたままでも、病棟内歩行の許可が下りる。ガラガラガラと点滴棒をお供にしてリハビリも兼ねた歩行それ自体が意外と楽しみの一つとなる。歩行が出来ればシャワーもほぼOKとなるので楽しみが少しづつ増えて行く。 そんな些細な楽しみの中に、16階の高層ビルから眺める東京の街並みもまた時を忘れる癒しの空間が存在する。東京の夜景を眺めている時、遥か東の方角に緑色に輝く...

  • 神田明神、平和、繁栄&健康祈願!!。

    Happy New Year! Best wishes for peace and prosperity! 昨年、12月中旬頃に風邪を引き、激しい咳と発熱ですっかり体調を崩し約2週間自宅で寝たきり状態となった。夜になると咳が益々酷くなり眠れず、体力・気力を根こそぎ奪われてしまい、『うつ状態』となり食欲は無く、意欲も失せ毎日栄養ドリンク1本と時々おにぎりを1つ口に押し込む程度だった。その為、体重も1週間で5キロ落ち10代半ばの頃の51キロに突入。術後の写...

  • テストパターン。

    体調不良につき、当分の間ブログをお休みいたします。入院はしておりませんが、自宅で殆ど寝込んでおります。風邪を拗らせたのが良くなかったようです。発熱もあったため、コロナかと思い、検査キットを購入して自分で口の中をグリグリしまいたが、陰性でした。術後間もないこの時季に風邪を引くと言うのは自己管理が甘すぎました。反省しております。元気になったらまたお会いしましょうね。...

  • 太陽の翼に乗って。

    太陽の翼に乗ってこの青い天の果てまで飛んで行こう太陽の翼に乗って希望の未来を夢見て何処までも何処までも飛んで行こう 今年は向日葵を撮影する為に、同じ場所に2度足を運んだ。何故そんな事になったかと云うと、持って行ったレンズの違いである。同じ被写体でもレンズが変われば全く別の表情をした被写体が撮れる。これを繰り返し行くとキリがない無限のループに嵌まり込んでしまうため、適当な所で妥協しなくてはならない。...

  • 手術成功!然れど5度目の心不全…。

    ICU→HCU→そして一般病棟(心臓血管外科)に戻り身体中に繋がっていた管が全て取れ、すっきりした術後5日目の朝。思いもよらぬ5回目の入院ですっかり意気消沈するも順調に回復し、酸素も外れてリラックスの午後。 10月5日午前9時30分、心臓を止めずに切る『オフポンプ手術』が行われ、三尖弁輪形成術はほぼ予定通り無事に終了した。三尖弁自体が意外と丈夫だったため、大きく拡がってしまった弁を引っ張っても破れて破損する事...

  • ドラマ『オールドルーキー』ロケ地!

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB曇天,ISO200,SS/10秒,f/16 LAOWA FFⅡ 14mm f4.0 主演の綾野剛がこの公園でランニングしている場面を何度か観た。先日、最終回を迎えたTBSの日曜劇場『オールドルーキー』のロケ地となっている豊洲ぐるり公園。私が撮影に行ったのは5月2日で入院する1週間ほど前。この場所がロケ地だと知る由もなく、雨上がりの公園をカメラに収めたかったその一点のみが目的だった。 雨が降るかどうか全くの賭けであった...

  • 残暑お見舞い&うっけつ性心不全。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO1000,SS1/40,f/6.3 Z24-200mm f/4-6.3VR日頃の感謝を込めて、残暑お見舞い申し上げます。※7月30日、六本木にある乃木神社の『つれそひ風鈴回廊』を撮影。この日、20代前半と思われるカップルの挙式に出会い、何ともおめでたい縁起の良い日となった。 さて、8月16日の循環器内科外来にて、体重増加、浮腫み、心不全の初期症状を主治医に訴えた。胸部レントゲンを見ながら「入院しましょう…」。ベッド...

  • 青い瞳の恋人。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO64,SS1/800,f/3.2 NIKKOR Z MC105mm f/2.8 VR S青い瞳の恋人よ踊っておくれ歌っておくれ青い青いその瞳で僕だけを見詰めておくれ風は優しく頬を撫で心は青い瞳で満たされてゆく踊っておくれこの僕と歌っておくれ壊れかけたこの僕のために 壊れかけたと言うより壊れてしまったと言う方が正しいかも知れない。6月21日に退院してから1ヵ月以上が経過した。「その後如何ですか?」と言う体調を気遣うお...

  • 隅田川メモリィ。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO200,SS/10秒,f/16 LAOWA FFⅡ 14mm f4.0 行方知れずの恋心川面に揺れて流されて破り捨てても戻されるあなた恋しや隅田川橋のたもとに立ち尽くす一夜限りの恋ならば他人の体に身を任す波の灯りに照らされて浮世の風に流される馬鹿な女の独り言揺れる心にあなたの影が今夜も映る刹那の川に想いの欠片を流します 隅田川のクルーズ船を撮影した後、中央大橋を新川方面に渡り、隅田川テラスを散策しながら...

  • 戦火の中に咲いた花。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO64,SS1/320,f/3.5 NIKKOR Z MC105mm f/2.8 VR S人はなぜ争うのだろう美しく清らかな花のように優しい気持ちになれたならどんな過ちも許せるのに地球が丸いのは世界が一つに繋がっているからどんな土地にも花は咲く例えそれが戦火の中であったとしても ウクライナ私物化を企む利己主義の塊、プーチン大統領。『ウクライナの同胞を解放する』を大儀名分とし、軍事侵攻の正当性を国内外へ向けてアピール...

  • 東京ジャンクションVol.4。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO100,SS/10秒,f/16 LAOWA FFⅡ 14mm f4.0 ここ数ヶ月の風景写真はNikonやSIGMAのレンズではなく、中国ブランドの『LAOWA』を使っている。以前から超広角の単焦点レンズが欲しいと思っており、ネットでZマウントのレンズを探している内にこのLAOWAに辿り着いた。購入の決めてとなったのは、5枚の絞り羽。風景、特に夜景撮影を得意分野としている私としては、絞り羽5枚のレンズは初めてであり、Nikonの...

  • 隅田川クルーズへようこそ!

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO64,SS1/160秒,f/5.6 LAOWA FFⅡ 14mm f4.0 6月上旬、2度目の入院と共に関東地方が梅雨入り。5月も殆ど病院暮らしだったので、カメラを触る時間も殆どなかった。そして予想外の再入院で更にカメラの時間が遠のいて行く。「梅雨で当分はぐずついた天気だし」と自分に言い聞かせカメラの虫が騒ぐのを抑え込む。 そして2週間の点滴と検査三昧の日々を終え退院。入院中は「退院したら〇〇へ撮影に行く...

  • 救急搬送&あじさい巡り。

    6月6日、救急搬送にて再入院となった。5月28日の退院から僅か10日余りで病院へ逆戻り。長い闘病生活の中で、これほど短いサイクルでの入退院は初めての経験である。前回と同じく『うっ血性心不全』の急性憎悪であるが、今回は症状の現れた方が少し違っていた。 元凶が心臓疾患である事は言うまでもないが、退院から4日目を過ぎた頃から体重が増え始め、両足が浮腫み始めた。これはどちらかと言えば、腎機能の急激な低下による...

  • うっ血性心不全で緊急入院!

    5月8日撮影、肺に水がかなり溜まっている 5月18日、肺の水がかなり抜けたが右肺にまだ残っている もっと早い段階で病院を受診すべきだった。限界まで我慢に我慢を重ねた結果、回復の遅れと長期入院を招いてしまい、猛反省している。ある方から「我慢はいけません」と諭されて本当に馬鹿だったと後悔している。 5月8日、うっ血性心不全の増悪により三井記念病院の救急外来へ駆け込んだ。20代と思われる女性医師と...

  • 桜のプラネタリウム。

    NIKON Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO64,SS1/200,f/6.3 NIKKOR Z MC105mm f/2.8 VR S満天の空を泳ぐように咲き誇るそれは桜のプラネタリウム遠い記憶の向こうで微笑んだあなたの優しい眼差し今年もあなたの心に桜は満開ですか 今年は花曇りの日が多く、桜の撮影に適した天候に中々恵まれなかったが、ギリギリ何とか間に合う事が出来た。昨年と同様、千鳥ヶ淵へと出掛ける。コロナ禍ではあるが、桜の名所だけあって凄い人出。流石に酒を煽...

  • ウクライナに自由と平和の鐘が鳴り響く。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO200,SS/10秒,f/16 LAOWA FFⅡ 14mm f4.0 黒海と繋がるアゾフ海に面した港湾都市として栄えたマリウポリ。観光地としても有名で、年間を通して数多くの観光客が訪れる美しい街であった。ロシア軍の軍事侵攻によって、現在は以前の面影を残す事もなく、ロシア軍の無差別攻撃により街は瓦礫の山と化し、見るも無惨な姿に変貌してしまった。 ロシアがウクライナへ軍事侵攻を開始してから既に約2ヶ月余り...

  • スカイツリーに花が舞う。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB曇天,ISO200,SS/1.3秒,f/8 Z24-200mm f/4-6.3VR 河津桜が咲く頃になると東京ソラマチへ出掛ける。スカイツリーの直ぐ下を流れる『北十間川』に架かる『東武橋』の辺りに河津桜が2本立っており、数多くの写真愛好家や、観光客で賑わう人気の撮影スポットである。 2月下旬~3月中旬辺りが見頃となり、ライトアップされたスカイツリーを背景にした河津桜とのコラボは何回見ても飽きる事のない東京を代表する...

  • 心の奥に咲いた花。

    NIKON Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO64,SS/125,f/5 NIKKOR Z MC105mm f/2.8 VR S人は誰しも心の奥に花を咲かせているそれが例えば誰か好きな人のため家族のため世の中のため或いは自分自身のため心の奥に咲いた花は決して枯れる事はないそれはあなた自身がそんな花のように心の優しい人だから Zマウントのマクロレンズ、Z MC105mmを購入したので、自宅近所に咲いている花を撮影に行った。花音痴は相変わらずなので種類は解らぬが多分、...

  • 写真撮影はリハビリの一環である。

    NIKON Z7Ⅱ,Mモード,WB曇天,ISO64,SS/2秒(100),f/14(11) Z14-30mm f/4 S 昨年の6月下旬、撮影中に転倒し右脚に全治4ヶ月の大怪我を負った。一ヶ月間は腫れと痛みで撮影を断念し治療に専念。撮影許可が出たのは7月下旬だった。満を持して出掛けた場所が竹芝埠頭。都営大江戸線・大門駅から徒歩10分も掛からず、幾つかの撮影スポットが点在するこの場所が私は好きである。 勿論、右脚の違和感は残ったままなので、出来るだけ体重...

  • ジブリの世界へようこそ!!。

    NIKON Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO200,SS1/100,f/2.8 NIKKOR Z 28mm f/2.8 押上のスカイツリーを撮影に行く際、必ず立ち寄る場所が『東京ソラマチ』の直ぐ近くにある『どんぐり共和国』。スタジオジブリ作品のキャラクターたちが所狭しと数多く揃っており、客の眼を愉しませてくれる。その中でも最も人気のあるキャラが『トトロ』。正面ウインドウには、かなり大きなねこバスと小さなトトロの人形が展示されており来店客を出迎えてく...

  • Winter of Tokyo Sky Tree!

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO200,SS/10秒,f/16 LAOWA FFⅡ 14mm f4.0 今年の冬は例年に比べると寒さが厳しく、夜景撮影の好きな私も流石に撮影回数が極端に減ってしまった。昨年の今頃は週二回のペースで撮影に出掛けており、日によっては5月上旬のポカポカ陽気の日もあった。撮影時、熱くてジャケットを脱いで撮影した事を覚えている。心臓の悪い私にとって寒さは大敵、慢性的な心不全だから常に血の巡りが悪いところへ寒さで血...

  • 夕暮れ哀歌。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB曇天,ISO64,SS1/40秒,f/7.1 Z14-30mm f/4 S 燃える夕陽に手を翳しさよなら告げる涙のしぶき運河を渡る船の影水の波紋に心も揺れて走る去るのは貴方への想いと夕陽に染まる二人の影二度と戻らぬわたしたち過ち諌めて日が暮れる 京浜急行の立会川駅から徒歩数分の所に『しながわ花海道』があり、四季を通して色とりどりの花を散歩がてら楽しむ事が出来る。その道を鮫洲試験場方面へ20分ほど歩くと、勝島運河に...

  • パンデミックが終焉する日。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO200,SS/8秒,f/16 LAOWA FFⅡ 14mm f4.0 正月3が日は新型コロナの感染者も比較的少なく、各地の神社には初詣に訪れる人々で賑わっていた。私は少し時期をずらして1月17日に神田明神(神田神社)へ赴いた。参拝客も少なく撮影もスムーズに行う事が出来た。おそらく誰もが思っているであろう、コロナ収束を祈願し、マスクの要らない日常を待ち望んでいるに違いない…。 だが突きつけられる現実はそう甘...

  • 夜空に輝くFlower Ring。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO200,SS/25秒,f/16 Z14-30mm f/4 S この写真は昨年の秋、コスモスと観覧車のコラボを撮りたいと思い訪れた『葛西臨海公園』の時に撮影したもの。以前にも触れたが秋桜は何処にも咲いておらず、私の想いは空虚な秋の片隅へと追いやられた。何の成果もなく帰る気にはなれず、海の様に広い公園内を歩き回り、夕暮れが訪れるまで時間を潰した。 その日は見事なまでの夕陽が美しく、東京湾の果に沈み征く...

  • 東京ジャンクションVol3!。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO200,SS/15秒,f/16 Z14-30mm f/4 S JCT(ジャンクション)シリーズも3回目となるが、今回は足立区にある『江北ジャンクション』荒川を跨いで走るアーチ型の『五色桜大橋』は圧巻である。都心との大きな違いは周りに高層ビル群が殆どないため、荒川土手からその迫力ある姿を楽しむ事が出来る。土手には人が殆どいないため、撮影ポイントに迷う事もなく周りに気を遣う必要もない。狙い目はやはり夕暮れ...

  • 2022年始動、虎の如く強くあれ!

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO200,SS1/50,f/6.3 Z24-200mm f/4-6.3VRA Happy New Year! 皆さま、新年明けましておめでとうございます。 昨年は当ブログに訪問頂き心より御礼申し上げます。今年一年が皆さまにとって、希望に溢れた明るい年になるようお祈り申し上げます。写真ブログとしてはまだ2年余りと若輩者ではありますが、皆さまの心に残るような写真を目指し、今年も邁進してまいりますので昨年同様、今年も宜しくお付き...

  • 君が紅く色付く季節に。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO500,SS1/160,f/10 Z24-200mm f/4-6.3VR初めて口紅塗ったのはわたしが15の秋だったもみじの紅が好きだとあなたが言った事遠い昔のおとぎ話しだけれどわたしは今でも忘れない君が紅く色付く季節に迎えに来るよとあなたの優しい眼差しが語っていた幾度となく季節がわたしの中を通り過ぎ朱い紅が溶けてくちびるを濡らす二度と戻らぬ二人の季節にさよならの手を振って 都内の紅葉の名所と言えば数多くある...

  • 隅田川Special Night。

    Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO125,SS/20秒(電子先幕シャッター),f/22 SAMYANG14mm F2.8 ED AS IF UMC この隅田川の写真は今年3月、一眼レフのD810で撮影したもの。レンズはサムヤンの単焦点14mmを使用。以前、絞り羽の枚数と光芒の関係について解説したが、同じ枚数でも単焦点とズームレンズとでは光芒の現れ方が明らかに違って来る。やはり単焦点レンズの方が美しいと私は思うがこれは個人によって好みが分かれるだろう。 ...

  • 情熱のLast Dance。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO64,SS1/400,f/3.5 TAMRON SP90mm f/2.8 Di MACRO VC USD優雅なドレスを身に纏い粋なステップ軽やかに観るもの全てを魅了する魔性の笑み浮かべて私の心を虜にするさあ その情熱のラスト・ダンスで最後の恋を咲かせて欲しい 昨年は芝公園の秋バラを撮影したので、今回も同じ場所へ行ってみたのだが何処にも薔薇は咲いておらず空振りに終わった。コスモスの時は4度も場所変えて漸く撮影出来たが、今年...

  • 東京ジャンクションVol2。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO125,SS/30秒,f/16,SIGMA 12-24mm f4.5-5.6ⅡDG HSM 先に投稿したリゾートホテルの直ぐ近くにこの『有明ジャンクション』がある。ゆりかもめに乗って『台場』で降りれば、さほど歩く事もなく十数分で現地に着くが、レインボーブリッジと首都高速を撮影するとなれば『有明北緑道公園釣りエリア』を北に向かい高速道路に沿って進めば良い。一枚目のレインボーブリッジや東京タワーが写り込んでいる方は夕...

  • 五輪カラーに光る橋Part3。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO100,SS/10秒,f/16,SIGMA 12-24mm f4.5-5.6ⅡDG HSM 隅田川に架かる橋の五輪カラーシリーズもいよいよこの清洲橋でラストとなる。他にも幾つか撮影したが、最もライトアップが美しいものだけをピックアップしたつもりだ。他の橋と比べると、その優美な吊橋は何処か異国情調が溢れるデザインとなっているが、調べてみるとドイツの『ヒンデンブルク橋』をモデルとして設計されたようだ。 関東大震災の復...

  • 高級リゾートホテルへようこそ。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB曇天,ISO100,SS/20秒,f/16,SIGMA 12-24mm f4.5-5.6ⅡDG HSM ミラーレス一眼のZ7Ⅱで初めて撮影した夜景がこのリゾートホテル『ホテルトラスティ東京ベイサイド』。お台場にある『夢の大橋』を有明方面に渡ると直ぐそこに聳え立つツインタワーのビル。初めてこのビルを見た時、ホテルとは知らず高級マンションかと思った。一見、都庁にも似ているこのビルが、夜になるとその表情を一変させ、「一度は泊まってみ...

  • 微風に揺れる愛の花。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO64,SS1/500,f/5.6 TAMRON SP90mm f/2.8 Di MACRO VC USD微風がわたしの心を揺らして過ぎる蕾の時から待っていたやがてこの日が来る事を貴方がわたしを見つけてくれてそっと優しく摘み上げてくれるのを 秋桜を撮るためだけに今回は4箇所を巡る結果となった。先ず始めに向かったのは都会のオアシスと呼ばれている『浜離宮恩賜庭園』。緊急事態宣言中であったため、事前に予約を取る必要があった。平日...

  • 五輪カラーに光る橋Part2。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB曇天,ISO80,SS/6秒,f/16 Z14-30mm f/4 S 東京五輪が終わっても引き続き開催されるパラリンピック開催中であれば、隅田川に架かる橋の幾つかは五輪カラーにライトアップされるかは確認した訳ではなかった。8月下旬、炎天下の厳しい残暑を物ともせず、吾妻橋を目指した。都営浅草線の浅草で下車すれば直ぐそこに吾妻橋の姿を見て取れるのは知っていたが、目的地までの工程も撮影の一環として捉えている私は敢...

  • クラゲの季節。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB電球,ISO500,SS1/50,f/1.4 SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Artゆらりふわりと漂う君に僕はほんの少し嫉妬する方向性なんて必要ないその君の自由な生き方に 私は年に数回、水族館へ行く。目的は水中生物の鑑賞ではなく撮影のため。被写体は『クラゲ』と決めているため他の生物は撮らず少し眺める程度である。クラゲにも種類があるが、最も興味があるのは『ミズクラゲ』。 足の怪我がまだ完全に癒えていなかったので...

  • 向日葵からの伝言。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB曇天,ISO64,SS1/250,f/20(9)Z24-200mm f/4-6.3VRわたしたちは苦難に負けない強い意志と互いを思いやる至上の優しさを備えている 8月中旬(お盆の時季)に昭和記念公園へ向日葵の撮影に行く予定を立てていたのだが、8月には珍しく季節外れの長雨、夏とは思えぬ低温により断念。ネットで東京近郊のひまわり畑を探索するも、何処もコロナの影響を受け入園出来ない状態。唯一、昭和記念公園だけが入場可能だ...

  • 首都高速を突っ走れ!

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO64,SS/15秒,f/16 Nikkor 20mm F1.8G ED 東京のような大都会でなければ撮影出来ない物は数多くあるが、ジャンクション(JCT)もまたその一つであるだろう。隅田川大橋を渡り、日本橋箱崎町方面へ少し歩くと、箱崎ジャンクションに着く。走る車の光跡も一緒に撮りたければ平日の交通量の多い時間帯が狙い目である。 近くを隅田川が流れているので、橋や、川面に映り込むビル群の夜景を撮るには一石二...

  • 五輪カラーに染まる橋。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB曇天,ISO80,SS/10秒,f/16 Z14-30mm f/4 S 緊急事態宣言が延々と続く中、都内の橋の殆どはライトアップを中止していたが、この時だけは違ったようだ。東京五輪開催に合わせて、隅田川に架かる橋の幾つかが五色の色にライトアップされる事を私は知らなかった。足の怪我が漸く歩けるまでに回復したため早速、竹芝桟橋の夜景を撮影に行った。その時に、何気なく隅田川方面に視線を投げると、派手な色に光る築地大...

  • もしも願いが叶うなら。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO64,SS1/250,f/6.3 Z24-200mm f/4-6.3VRもしも願いが叶うなら身も心も貴方に捧げ貴方の好きな色に染まりたいもしも願いが叶うなら私をあらゆる色に染め上げて貴方を迎え入れたいのもしも願いが叶うなら色とりどりの夢を見て枯れ行く前に染まりたい 怪我をする少し前、隅田公園へ紫陽花を撮りに出向いた。花を撮るのであれば定番はマクロレンズであるが、ミラーレス一眼を購入した時、ほぼ同時にZマウ...

  • アップグレードの夏、到来!。

    Nikon Z7Ⅱ,Mモード,WB晴天,ISO64,SS1/250,f/20,SIGMA 12-24mm f4.5-5.6ⅡDG 以前の記事内で、3台目のカメラを買うとすればSONYを選ぶと断言したが、それは撤回する事となった。私が選んだのはミラーレス一眼フルサイズ機、Nikon Z7Ⅱ。昨年12月に発売されたばかりの新製品である。 一眼レフデビューしてまだ2年も経たない内に3台目を購入とは時期尚早と言われるかも知れない。名機D810は僅か1年足らずしか使わなかった。購入に...

  • 東京タワーと一枚の葉書。

    Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO100,SS1/80,f/4,VR 16-35mm f/4G 東京タワーは私にとって特別な存在である。東京タワーを眺める度に脳裏を過ぎるのは幼き頃の父との想い出。以前、記事にした府中刑務所の事だが、父と伯父と3人、静岡行きの東海道線に乗り、雨に煙る灰色の空に突き刺さる様に聳え立つ真っ赤な東京タワーを、小さな窓から眺めていた。そんな私の姿を察した様に父が言った。「とし坊、今度父ちゃんと一緒に東京タワ...

  • 全治4週間の怪我に泣く。

    こんな姿で申し訳けない。写真撮影に怪我は付き物であるが、今回は流石に参った。レインボーブリッジを撮影するため、芝浦ふ頭へ出掛けた帰り道、芝浦アイランドの高層ビル群と運河を撮影するため、運河のテラスに下りようとした時、運悪く階段に躓き転倒、右足に大怪我(打撲)を負ってしまった。 倒れる寸前、頭の中はカメラとレンズを守る事に神経が集中したため、身体は全くの無防備状態になり、右足に全体重が掛かってしま...

  • 隅田川に光の雨が降り注ぐ。

    Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO100,SS/25秒(電子先幕シャッター),f/16 SAMYANG14mm F2.8 ED AS IF UMC この写真は隅田川に架かる清須橋の撮影に行った際の帰り道での事。隅田川テラスに沿って曲線を描く首都高速道路が実に美しく映えるので、三脚を使用しての長時間露光撮影に臨んだ。レンズは単焦点で最も安価なサムヤン14mmの超広角レンズ。 このレンズは日中の明るい時の撮影ではゴーストが発生しやすく明るい時間帯の撮影...

  • 闇に咲く花。

    Nikon D810,Mモード,WB曇天,ISO1250,SS1/100,f/1.4 SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art雨のしずくに濡れながら朝の陽射しを夢見て眠る泣き止んだ幼子のように暗闇の静寂に包まれながら息を潜めて日の出を待っている闇に咲く花 君は哀しいほどに美しい 4月18日深夜の事である。いつも通り睡眠剤を飲みベッドに横になった。一旦は眠りの体制に入ったのだが、雨が止んでいる事に気付いた。「そうだ、今しかない!」と思い衝動的に飛び起...

  • あなたの視線。

    Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO64,SS1/40,f/2.8 TAMRON SP90mm f/2.8 Di MACRO VC USD背中に刺さるあなたの視線が痛い振り向けない私の心にそっと語り掛けそよ吹く風のように合図を送るあなたが優しす過ぎるから私はここから一歩も動けない この人物写真は、隅田川テラスへパンジーの撮影に行った帰りの工程で撮影したもの。一眼レフを始めたばかりの頃、ポートレートと言う言葉をよく見聞きする事はあったが意味を理解していなか...

  • 京都へ行った気分で寺巡り。

    Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO64,Nikkor 20mm F1.8G ED 昨年の秋、昭和記念公園で紅葉の撮影を行ったが、それだけでは物足りず紅葉ならやはり寺だろうと考えた。本当なら京都まで足を伸ばしたかったが時間、金銭的余裕もなくそれならば東京近郊で京都気分をと思い選んだのが千葉県松戸市にある『本土寺』。700年以上の歴史を持つ古刹である。 千葉県と言えば最後に訪問したのは離婚する前、子どもたちが小学生だった頃だから随...

  • 素敵なモニュメント。

    Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO100,SS/5秒(電子先幕シャッター),f/16 Nikkor 20mm F1.8G ED 晴海客船ターミナルもまた人気の撮影スポットであるが、残念な事に今年から来年に掛けて解体されるらしい。1991年東京湾開港50周年に合わせ開業。テレビドラマや映画のロケ地として人気を博した。国際クルーズ路線に対応する入国管理設備を備えているものの、レインボーブリッジより内側にあるため、大型クルーズ客船の寄港は困難であり...

  • 花待ち人。

    Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO64,SS1/250,f/9,VR 24-120mm f/3.5-5.6G春風を身に纏ってヒラリと舞い降りる希望と夢を携えて花待ち人たちへの彼方からの贈り物夢見る季節の始まりは清らかなりて宴の準備 3月29日、満開のピークは過ぎていたが都内で最も有名な桜の名所『千鳥ヶ淵緑道』へ赴いた。名所だから当然ながら混雑は覚悟していたのだが、想像を遥かに上回る人の波に溺れてしまいそうだった。天気も良く程よい風もあり絶好...

  • 恋化粧。

    Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO100,SS/13秒(電子先幕シャッター),f/16 SAMYANG14mm F2.8 ED AS IF UMC夕暮れに染まりし君の恋化粧 都営大江戸線・月島駅ら数分歩くと隅田川に出る。その場所に佃大橋が架かっており、そこからスカイツリー方面へ少し歩くと中央大橋(写真)がある。それを反対側に渡り、更に進むと永代橋にたどり着く。この辺りは撮影と散歩を兼ねて何度か訪れており、往復すると1万歩を少し超える。私にとって...

  • Spring of スカイツリー。

    Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO100(1250),SS/15秒(SS1/60),f/16(4),VR 24-120mm f/3.5-5.6G 2月24日、この日は風が強く気温も一桁と真冬の寒さで撮影には随分と苦労した。陽の出ている日中はそうでもなかったのだが、陽が沈み夜の帳に辺りが包まれる頃には風も一段と強くなり、突き刺すような北風がカメラを持つ手を凍えさせ、シャッターを切る指の感覚が無くなって行った。 早咲きの河津桜とスカイツリーのコラボと言えば...

  • 揺るがぬ愛の花。

    Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO64,SS1/125,f/4 TAMRON SP90mm f/2.8 Di MACRO VC USDあなたを想ってわたしはいつもここで咲いていますあなたの幸せだけを願ってわたしはいつかきっとあなたの心にも咲くことでしょう 隅田川テラスには色取り取りの可愛い花たちが沢山咲き誇っており、訪れる人々の心を和ませてくれる。花壇やプランターに花を植え、水やりなど、日常の手入れを欠かさず行っているのは『花守さん』と呼ばれるボラン...

  • 青い光は感謝の灯り。

    Nikon D810,Mモード,WBオート,ISO125,SS/10(電子先幕シャッター),f/14 Nikkor 20mm F1.8G ED 首都圏1都3県に出ている緊急事態宣言は21日まで延長となったが、その2週間に科学的根拠はあるのだろうか?現在の状況から判断するに、僅か2週間余りで劇的に感染者数が減るとは到底思えない。聖火リレーが間もなく始まり、東京五輪開催に向けての政治的背景も垣間見えて来る。 菅総理と小池都知事の主導権争に思えてならないが、...

  • 秋の夜散歩2020。

    Nikon D810,Mモード,WB曇天,ISO64,SS/15秒(電子先幕シャッター),f/16,VR 24-120mm f/3.5-5.6G 都内にも六義園など有名な紅葉スポットは多々あるが、撮影意欲を唆るほどの場所は見当たらなかったため、広大な日本庭園や銀杏並木のある昭和記念公園へ赴いた。この公園では『秋の夜散歩2020』と銘打った紅葉イベントが開催されており、秋の夜を彩るライトアップは幻想的或いは神秘的とも呼べる異空間の扉が訪問者の視覚と心を捉え...

  • Xmasマーケット2020in日比谷公園。

    Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO64,SS1/160(6秒),f/16(1.8) Nikkor 20mm F1.8G ED 昨年12月に日比谷公園で開催された東京Xmasマーケット。ヨーロッパ各地の中世から始まった伝統的な祭り。所狭しと並んだ屋台や雑貨店ではXmasに因んだ人形やデコレーション、そしてドリンクやフードが販売され、来場者を温かく迎え入れてくれる愉しいXmasイベントである。 コロナ禍と言うこ事もあり感染防止対策も当然ながら徹底されていた。会場...

  • 竹芝桟橋多忙なり!。

    Nikon D810,Mモード,WB曇天,ISO125,SS/15秒(電子先幕シャッター),f/16,VR 24-120mm f/3.5-5.6G 私のお気に入り撮影スポットの1つが竹芝桟橋(竹芝埠頭)。タイミングがよければ、この時のように貨物船やクルーズ船を撮影する事が出来る。船舶を撮影する為に訪れた訳ではなかったが、桟橋から臨む東京湾やビル群などの夜景を撮影する為だった。夜の帳が辺りを包み込み始めた時、一隻の船が作業灯を海面に反射させながらゆっくり...

  • 薔薇一輪(詩・再掲)。

    Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO64,SS1/125,f/5.6 TAMRON SP90mm f/2.8 Di MACRO VC USD君と一緒に見た薔薇仄かに香るその中で同じ夢見ていたあの日二度と帰らない二度と振り向かない美しい季節とは裏腹にわたしの心に揺れて舞い散る薔薇一輪 昨年11月25日、芝公園に咲いている秋バラの撮影に行った。私はこの薔薇に対し、苦手意識を抱いておりこれまで撮影の機会は多々あったのだが、ずっと避けて来た。花の女王と呼ばれるこの華...

  • 隅田川慕情。

    Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO64,SS1/160,f/11 SAMYANG14mm F2.8 ED AS IF UMC夕陽に照らし出されたあなたの影が川面の上を流れて行く行き交う船は流れ星想いを馳せれば沈んでしまうそんな頼りない私たち 昨年12月12日、隅田川と夕景を撮影するため佃島から月島辺りへと出掛けた。この辺りには一年ほど前に訪れているので、美しい夕景と隅田川を撮影出来るだろう事は承知していた。後は天候の問題。運を天に任せその時刻を待った...

  • 忍耐がコロナを越える時。

    Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO80,SS1/バブル,f/16 Nikkor 20mm F1.8G ED 皆さま、新年明けましておめでとうございます。とは言え、爆発的感染拡大が年を越え、未来を暗闇の坩堝へと誘っているよに思え、心から「おめでとう」と言えない自分がいるのも確かである。大晦日の東京は感染者が1300人を有に超え、そしてまた全国の感染者も4000人以上と過去最多となった。ウイルスは市中に拡大し家の外に一歩足を踏み出せば感染のリスク...

  • Go Toキャンセル!

    Nikon D810,絞り優先モード,WB晴天,ISO64,SS1/100,f/16 Nikkor 20mm F1.8G ED 日本は現在、事実上の緊急事態宣言下にある。感染者の爆発的増加や日々更新される重症患者の数を見れば一目瞭然だ。菅内閣の支持率は感染者が増えるに従って下降して行く。『勝負の3週間』と言う、何をどう勝負するのか具体的な説明も成されず、国民に丸投げのコロナ対策。自衛隊の派遣や、医療現場での逼迫感があって漸く、Go Toトラベル一時停止な...

  • レインボーブリッジより愛を込めて。

    Nikon D810,Mモード,WB曇天,ISO64,SS/15秒(電子先幕シャッター),f/11 SAMYANG14mm F2.8 ED AS IF UMC 7月上旬、三脚を用いた夜景撮影を学ぶためレインボーブリッジを間近に望む事が出来る芝浦ふ頭公園へと出掛けた。橋のスケール感やその雄大さを表現するために、14mmの超広角レンズを使用。いわゆる『出目金』と呼ばれる眼の飛び出たレンズなので保護フィルターは装着出来ない。そのため、強い潮風に煽られて三脚が倒れてしま...

  • オアシスの花。

    Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO64,SS1/125,f/2.8 Nikkor 20mm F1.8G ED高層ビルが建ち並ぶ大都会の真ん中で健気に咲いている君は私の心に宿ったオアシスの花 秋の長雨が漸く上がり青空が顔を覗かせた10月半ば、それまで溜まった鬱憤を晴らせと言わんばかりにカメラをバッグに詰め込み出掛けた。コスモスを撮るなら昭和記念公園だろうと思っていたのだが、今回は既に詩が先行して出来上がっていたため、それに合わせ『浜離宮恩賜庭...

  • 幸せのイエロー・ブリッジ。

    Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO100,SS/20秒(電子先幕シャッター),f/16,VR 16-35mm f/4G 隅田川に架かる橋が幾つあるかは知らないが、その殆どは夜になると華麗にライトアップされる。そんな複数ある橋の中で最も気に入っているのが、この『新大橋』。スケールの大きなレインボーブリッジとは比較にならないが、どことなくミニサイズのレインボーブリッジと言ったところか。 橋を見るとそこには夢や希望と言った想いを連想する...

  • この青く広い空の彼方から(父と母に捧げる)。

    Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO64,SS1/80,f/16 Nikkor 20mm F1.8G EDこの青く広い空の彼方から私に向かって手を振るあなたの姿が見えますいつもあなたはどんな時でもこの青く広い空の彼方から私を優しく見守ってくれているそんな気がしています 夏の名残が降り注ぐ9月下旬、場所はお台場『シンボルプロムナード公園』。青い空を見上げるとそこには新たな季節を告げる赤く染まった小さな秋を見つけた。紅葉にはまだ早いけれど季節...

  • 路地裏に人生の縮図を見た。

    Nikon D810,Mモード,WB曇天,ISO64,SS1/200,f/2 SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art 日本一の歓楽街、新宿歌舞伎町は誰もが知るところではあるが、その一角に時間が止まったままの空間がある。新宿ゴールデン街、その原点は戦後間もない混乱期の闇市が始まりである。戦後60年以上が経過し、その場所から星の数ほどの物語りが生まれ、そして消えて行った。 この場所に訪れるとまるで人生の迷路に迷い込んだかのような錯覚を覚える。複雑に...

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