40歳を過ぎた頃に経験した私の初恋の話です
田舎に育った私は24歳で処女のまま結婚しました。結婚生活に不満はありませんでしたが、不思議な経験をすることになったのです。一生に一度の。
公園のレストランで食事をした後、国宝のお寺を見に行きました。 ちょうど御住職の奥さんが団体の案内をしていらっしゃるところでしたので、私たちにも声をかけてくださいました。 「そちらの御夫婦もよろしければご一緒にどうぞ」ですって。 まさか、この人まで女将の
帰り道高岡というところに城跡の公園があるから見て行こうと言います。 それから前田利家の菩提寺で国宝になっている立派なお寺があるからそれも見て行こうと。 車の中でその人はなにを思ったのか変なことを言いだしました。 「僕は死ぬときは自分の意思でと思ってる。
しばらくしてその人はゆっくり抜きました。 いつもはスポンと抜くのに・・・・ なかなか抜けないみたい。どうしたのかしら。 スポッと抜けました。 「ありゃ 取れた」 「?・・・どうしたの?」 「中に置いてきちゃった」 「なにを?」 「リングだよ」 「リング
お部屋に戻るとお蒲団は片づけられ、テーブルが真ん中に出されています。来たときのように。 窓際の椅子に座ってもう一本ビールを飲みました。 飲みながらその人は浴衣を脱ぐようにと言います。浴衣の下はショーツ一枚です。 言われるとおりにします。 フラッシュが光
ぐっすり寝たようです。 目を覚ますとその人に腕枕をされ、胸に顔を埋めたまま寝ていたようです。アレを握ったままで。 その人はわたくしの顔を見つめていました。 「何時頃起きたの?」 「5時少し前かな」 「そう・・・ずっと見てたの?」 「ああ、マイドキュメント
でも、その人はまだ逝ってません。わたくしばっかり・・・・もう数え切れないほど・・・・ 「もう逝って!もう限界よ」 「ああ わかった」 その人はわたくしの右足を担いで立て膝になり、ピストンのスピードを上げました。 「あっあっあっあっあっあっ・・・・・・・
逝くだけ逝ってからこんなことを言うのもなんですが、やっぱりテーブルの上は落ち着きません。 わたくしは朦朧としながらお蒲団の上に倒れ込みました。 その人はそんなわたくしの姿をカメラで撮っています。 下から見上げるとその人のアレは依然として起ったままです。
わたくしはその人の眼を見つめたままゆっくり腰を前後に、上下に動かします。ときどき腕立て伏せをしてその人の口を吸いながら・・・・ もう3度も逝ってますからすぐに逝きそうになります。わたくしは動きを調節しながら堪えます。だんだん朦朧としてきます。 するとその
喉がからからです。 「なんか飲ませて」 その人は冷蔵庫から冷たいジュースを持ってきて、自分が飲んでから口移しで飲ませます。 朦朧としていたのが少し現実に戻りました。 その人のアレはまだビンビンのままです。 まだお蒲団に行かないのかしら。 その人はフーッ
お部屋に戻るともうお蒲団が敷いてあります。ピッタリとくっつけて。テーブルは隅の方に移動されています。 なんだか不思議な光景です。ここでいろんなカップルがいろんなセックスをしたんでしょうね。 部屋のカギを掛けて二人とも浴衣を脱いで素っ裸になりました。 立
わたくしはいつもその人とは一期一会のつもりで会ってきました。 気持の上ではいつどうなっても悔いを残さないようにと。ですから常に覚悟はできていたつもりです。あんまり当てにはなりませんが・・・ 駆け引きなどということは考えたこともありませんし、いつも精一杯
「どうする?片づける前に一回する?」 「落ち着かないから片づけてからゆっくりしましょう」 「そうだね」 「でも・・・ちょっとだけ、入れるだけでも・・・・」 「じゃあおいで!」 わたくしはその人の膝の上に向き合って跨りました。 方に手を置いて少し腰を浮か
男性用と女性用は作用が違うんですって。男性用はある酵素に働いて、海綿体に送り込まれた血液が逆流するのを防ぐ作用をするんですって。だから勃起薬ではなくて、なんとか勃てば縮むのを遅らせることができるんですって。そこをみんなは勘違いするんですって。 女性には
わたくしはその人の過去の女に嫉妬することは決してありません。なぜなら今彼を占領しているのはわたくしなんですから。 その話を聞きながらわたくしはまたその人の傍に行きたくなりました。だって、せっかくこんな恰好で二人きりなんですから・・・ でも、まだ食べてい
長くなりますからかいつまんでお話します。 その店はビルの二階にあって小さなボックス席と5~6人掛けのカウンターの小さなお店だったそうです。 あしげく通ったようですが、馴染みさんがいるわけじゃないから客はほとんどいなくて看板までいることも多かったとか。 水
エッチな会話をしながら美味しいお料理を食べ、ビールを飲み、これから始まる初体験の期待でドキドキするくたいウキウキしておりました。 そんなわたくしの気持を知ってか知らずか、変な話をなさいます。 「だいぶ前に読んだ本に『私だって言ってみたい』というのがあっ
部屋に戻るとテーブルの上に色とりどりのお料理がきれいな器に盛られて並んでいました。 仲居さんが「さあ どうぞ」と促されます。 「お飲み物は?」 「ビール」 「二本くらいお持ちしますか?」 「そうですね」 しばらくしてビールを持ってきた仲居さんが 「奥様
其の人の肩に手を載せて海を見ながら舐めてもらっているとアソコがポッポッとしてきます。 「なんだかおかしい」 「ん? どんなふうに?」 「なんだかあったかい」 「どこが?」 「おマンコが」 理由があったのです。初体験です。 その人は舐めながら指マンしただ
やっぱり女の方が長風呂ですね。 そんなに入ってたつもりはないのに。 その人は瓶ビールを飲んでいました。美味しそうに。わたくしの顔を見るともうひとつのコップにビールを注ぎます。 わたくしはそのコップを黙ってその人のコップに当てました。 二人ともしばらく
一通りの説明が終わった後、その人は仲居さんに聞きました。 「夕飯はここでいいんですね? 片づけはどうなりますか?」 「はい、ここにお持ちしますから、終わったら電話でおっしゃってください。ごゆっくりでかまいませんから」 もうその人の考えていることが分かり
夏の終わりの海ってなんとなく中途半端な感じです。 春のようにキラキラ輝いているわけでもないし、晩秋のように侘しげでもなし・・・お祭りの後のような、つわものどもが夢のあとのような、そうそうエッチの後の気だるさのような・・・・ 親知らずを抜け富山県に入りま
それは『バスツアー』という題名で、雑誌かなにかに載っていたのを、その人がパソコンで打ち込んだそうです。 昔簡易保険かなんかを掛けている人たちにバス旅行の恩典みたいのがあったけど、そんなのかしら。 こんなお話です。 興味あある人は読んでみてください。 『
今日は初めて温泉に行った時というか、一度だけ温泉にエッチ旅行した時のことをお話します。わたくしの一生の思い出になった出来事です。 週末は混んでいるから平日にしようと言いますけど、平日だと一泊する理由というか口実が・・・・ その人は出張と言えばいいかもし
あのとき帰りの車の中でその人がしきりに感心してました。 「弄っていたときからヒョッとしてとは思っていたけど・・・・」 凭れてくるわたくしに一人で喋っています。 わたくしはただただ満足感に浸って、これからの成り行きに思いを馳せるのでした。 「ぼくはそんな
もう帰らなければならない時間です。帰って食事の支度をしなければ・・・・。夫に怪しまれてしまう。 でも・・・ わたくしのアソコはもうジクジクと・・・ 「したい」 その人はズボンを上げて車を降りました。 「降りて」 外はもう薄暗くなっていますし、結構寒い
「僕がセックスしたのは相手のいない人ばかりだった。ほとんどお水の人だけどね。お水の人たちは顔はきれいだけどアソコはあんまりよくない人が多いよ。だから離婚するのかもしれないね。でも綾子には立派なペニスがある。それを大事にしないと。ぼくが綾子としなかったの
まだ帰るには速過ぎます。夕方までまだ時間が・・・・ その人も思いは同じなのか黙って山の方へ車を走らせます。 街を見下ろす小高い丘の上で車を停めました。 その人は今日はあんまりしゃべりません。なにか考えてるのかしら。 「行きたい」 「どこへ?」 「ホ・・
「そろそろ脱ぐ?」 「・・・・・・・」 「立ってごらん」 言われるとおりに立ちました。 「脱いで」 わたくしは黙ってスカートを裾を持ち上げました。 「お! どうしたの? 今日は」 わたくしは黙ってビールを飲みました。お寿司が喉を通りません。 その人は右
それからしばらく経った土曜日、その人から連絡がありました。 「お昼寿司でも食べようか」 「いいわね~」 「じゃあ11時半にいつものところで」 「は~い」 その人と出会ってから随分時間がかかったけど、触られてからの進展は結構速いみたい。 ノーパンドライブ。
海岸沿いの遊歩道は階段状になっていて、遊歩道と階段の間に柵があります。 私たちはその柵に凭れて日本海の冬の海を黙って見ていました。 ザザ~ッという波の音がまるであの時のわたくしの昂ぶりのようです。 その人はわたくしの前に回り、眼を見つめます。 それから足
二日後の土曜日の朝、夫が出かけた後、さっそくその人の携帯に連絡します。 「今ちょっと職場に来てるよ。誰もいないからおいで」ですって。 その人の職場に行くと、その人は一人でパソコンに向かっていました。 机の後ろに来客用のソファがあって、そこでちょっと待つ
昨日はすごかった。夫としてるよりよほど。入れてもいないのに・・・ 夫の上で腰を振りながら逝っても、なんとなく物足りない。 でも・・・・どうして? なんでしなかったんだろう? 最初の約束だから? だってもうい年半も経ってる、今更・・・・ わたくしはもう
どのくらいそんなことをしていたでしょうか、やがてその人に抱え起こされました。 わたくしは抱えられたまま姿見の前の籐椅子に座らされました。お尻をちょっと前に出した恰好で。 その人は鏡と籐椅子の間に蹲り、わたくしの両足を椅子の肘かけに載せました。前を見れば
お部屋にもどっても蒲団が敷いてあるわけでもないし、浴衣が出ているわけでもありません。当然ながら来た時のままです。 とりあえず部屋の内鍵をかけました。なんとなく恥ずかしいというか後ろめたい気持ちになりましたけど、それでも期待感には勝てません。 (どうする
あの二人はどんな関係? そんな老婦人たちの視線がちらちらとこちらを窺っています。 私たちはそれも肴にして笑いあいました。楽しかった。何を食べたかも覚えていほど。 「昔は熱海とか加賀などの大きな温泉街には必ずストリップ劇場があって、バナナ切りとか煙草を吸
それからまた二週間ほどして簡保の宿に行きました。もう11月も下旬のことです。 一泊はできませんから日帰りで。 その人は受付でわたくしのことを「妻」と書きました。なんだか恥ずかしい。夫婦に見えるかしら。 温泉宿じゃありませんからお部屋は粗末です。三階の八畳
その人は『相田みつお』と『孔子』の言葉が好きなのだそうです。 相田みつおさんはだいぶ前に亡くなりましたが、もともとは有名な書家だったそうです。それが書道界の不自由さや狭さが厭になって、自由な字で自由な詩を創るようになったんだそうです。 その人の詩をいく
その人はどんなふうに考えているのでしょう。 友達の話と比べなくても私たちが普通ではないことくらい分かっているつもりでしたが、それはほとんどわたくしの我がままみたいなもので、それに付き合っているその人はどんな気持ちなのか。 なぜそんなに我慢強いのか。なに
それから二週間後、11月の爽やかな土曜日でした。 1500メートルちょっとの山へ登りました。 待ち合わせの公園から車で約1時間。登り2時間、下り1時間半のコースです。 低い山ですし、お天気もいいので荷物はなるべく少なくしました。 わたくしの方が山登りは慣れており
またジレンマに陥りました。怖い、あの感覚、溺れそう。 もうやめよう。忘れなくちゃ。家庭を壊す。いつもの堂々巡りが始まりました。 一カ月後我慢できなくて電話してしまいました。あの感覚をもう一度味わいたかったのです。 あの日の翌日の朝、その人から電話がは
腿の内側からスーッと股の方に上がって行きます。 (あ~~ 来る来る・・・・)と思ったら股の付け根でスッと舌が離れました。 そして反対側へ。また腿からツツーっと股の付け根へ。 今度は股の付け根から膝の方へ。 そしてまた腿から付け根へ。 それからアソコの周
前方右側に登りになった細い坂道が見えました。 その人はサッとハンドルを切りました。ほんの20メートルばかり登ると、そこは行きどまりになっていて、林に囲まれた放棄された畑がありました。 ちょうどいい場所です? お互い無言のままシートを倒し、いつもの作業に取
わたくしは誘われては山へ行っていましたから、近くに登山口があることを知っています。 わたくしはその人の手を取ってその登山口に誘いました。 端を渡り、登山道を少し登ったところで、どちらからともなく向き合います。 その人はわたくしのジーンズのホックをはずし
9月も下旬になった土曜日。ボートから5カ月後。逢うようになってからもう一年三カ月になります。 山の奥まったところにある滝を見に行きました。夫は仕事です。 例によって公園の駐車場で彼の車に乗り換えます。 滝見台の駐車場まで約1時間半。おしゃべりが止まりません
それでも時間の経過とともに心の平穏を取り戻します。 するとまた逢いたいという気持ちが昂じてまいります。 その人からはときどき電話が入ります。 「どうしたの? なんかあった? 身体でも悪いの?」 「いいえ 大丈夫よ、ただちょっと・・・・・もうちょっと待っ
湖へ行った後3カ月近く会いませんでした。 このころわたくしは子供のことで悩んでおりました。 上の子が県立高校の受験に失敗して、私立へ行かざるを得なくなったからです。(こちらは県立優先のところですから・・・) 私立は県立に落ちた子が行くのが普通でしたから。
今日はワンピースですからオッパイはできません。 キスをするといきなり手が下に延びてきました。 “きたーー!“ 指がショーツに触れました。 わたくしの全神経がアソコに集中します。 その人はどんなに驚くかと思いましたら意外と落ち着いています。 ショーツに手
ボート乗り場にはわたくしより少し若い、化粧っ化のない女性が、小さな子供と一緒に番をしています。 その女は(密会でもしてるんだわ きっと)とでもいうような顔で私たちを見ています。それもそのはずです。平日の昼間にスーツを着た中年の男とワンピースの女が来ると
少し早いけれどお昼にすることにしました。 湖畔の老舗のカモ料理を食べさせる割烹に入りました。 お店の人はこんなところでスーツにネクタイ姿の客など初めてだというような顔をしていました。 とても夫婦には見えないし・・・・ 都会と違って田舎はどうしても人の視
このころ私は携帯電話を買いました。 夫は日ごろのわたくしの様子から何かを感じ取ったようで「なんでそんなものが必要なんだ?」と申しました。 「だって、今はみんな持ってるし、私はよく出かけるから・・・・」 「あなたがいやだったらいいのよ・・・・」 「そんな
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