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2014/07/06

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  • UKパンク親衛隊員から生まれた最もアーティスティックなバンドが後期に残した感動的な名曲!

    "Rhapsody" by Siouxsie And The Banshees From The Album "Peep Show" ハード・ロックとプログレッシヴ・ロックがロックの主流だった1970年代後半のロンドン。アンダーグラウンドではパブ・ロックとニューヨークのパンクに影響を受けたバンド、ダムドやストラングラーズといったバンドが現れた。同じ頃、ロンドンのキングス・ロードで『SEX』というブティックを経営していたマルコム・マクラーレンが、店にたむろしていた少年達のアマチュア・バンドと店のバイト君、そしてカリスマ性のあるジョニー・ロットンに、ブティック経営の相棒ヴィヴィアン・ウェストウッド…

  • あまりにも突然で悲しい別れだった...早世した現代パワー・ポップの才人が残した珠玉の楽曲

    "Coming Up Roses" by Owsley From The Album "Owsley" 2010年4月30日、大変に悲しい出来事が起こった。オウズリーのプロジェクト名で活動していたウィル・オウズリーが亡くなったのだ。亨年44歳という、あまりにも早すぎる死だった。しかもあまりにも悲しい理由だったんだ。 ※コレはセカンド・アルバム『The Hard Way』ね オウズリーは、ウィル・オウズリーという人物のソロ・プロジェクトだった。オウズリーの作りだすパワフルなポップ・ソングの数々は、ノイジーで爆発するエモーションはあったが、どこか湿り気と翳りも併せ持っていた。先輩のアメリカン・パワ…

  • Creation Recordsを影で支えた黒幕的立役者の、長いキャリアの集大成的名曲と言えば...

    ”CRASHED ON YOU” by The Times From The Album "E For Edward" 今回はエドワード”エド”・ボール大先生を登場させちゃった。思えば1970年代から活動しているんだよなあ。偉大なるミュージシャンであり、ソングライターであり、プロデューサーでもあった。彼の存在が無かったら、後のCreation Recordsの活動は確実に変わっていたでしょう。それだけ、英国インディ・シーンにとって重要な人物なのです。 彼は英国ロンドンはチェルシーの出身です。まだ学生時代の1970年代後半にダン・トレイシーとのTelevision Personalities、そ…

  • ここ数年の間で最高のライヴ・パフォーマンスを見せてくれたのは...吸血鬼軍団だった!

    "Cousins" by Vampire Weekend From The Album "Contra" 何だか昔のばっか聴いてるんだと思われそうなんで、ちょっと最近のを。ヴァンパイア・ウィークエンド。最新のじゃないですけどね。現時点で、彼らの中で一番好きな、セカンド・アルバム”CONTRA”に収録された、中でもキーポイントと言える名曲。 Vampire Weekend - 'Cousins' (Official Music ... ここ数年、色んなライヴを観てきました。フェスであれ単独であれ、大ハコであれライヴハウスであれ、バンドの生のエナジーを感じる事の出来るライヴはやっぱ…

  • あの大物サウンド・マジシャンの若かりし頃の作品は、シカゴ・パンクに傾倒しながら、NEW WAVE色が濃い!

    "Ready Men" by Big Black From The 12inch Single "Headache" Big Black - Ready Men - YouTube スティーヴ・アルビニと言えば、NIRVANA、WEDDING PRESENT、 PIXIES、JESUS LIZARD等などなど...といったジャンク~オルタナティヴ系の名盤を数多く手掛けた、プロデューサーでありエンジニアの大御所。そのギャンギャンにノイジーなサウンド・プロダクションから、さぞかしコワモテの方かと思いきや、その実は短髪で黒ブチ眼鏡でインテリジェンスが香る面持ち。彼のユニフォーム的な、黒いTシャツにボ…

  • 中庸的ネオ・ゴシック・バンドの隠れた名曲は、映画音楽の巨匠との異色のコラボ!

    ”T.V. MAN” by The Bolshoi From The Album "Lindy's Party" BauhausやSisters of Mercy、Christian DeathやThe Cult(Southern Death Cult)、Lords of the New Church、etc.etc.etc...と脈絡と繋がるポスト・パンクのダークな潮流は、異端のハズなのに、イギリスの人たちには今でも愛されているようだ。エドガー・ライト監督最新作の映画『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』で、サイモン・ペグが演じた主人公のゲイリー・キングは、ずっとSisters of…

  • 生き残れなかったC86系バンドの、蛇足ミックスなのに原曲を超える程の名曲!

    ”THERESE(EXTENDED NEW MIX)” by The Bodines From The Album "Played" 今回の1曲は、再びC86組から。(C86に関しては、以前の記事「生き残れなかったC86系バンド群の中でも指折りの名バンドの隠れた名曲は米国への視線を感じつつ味わう」を参照の事)このBodinesというバンドも見事に生き残れなかった。 Bodines - Therese (Extended New Mix) (1987 ... The Bodinesの"THERESE(EXTENDED NEW MIX)"。Creationから出たシングルは殆ど名曲だ。"God B…

  • 無機質で有機的で無機的と言う、非常に面倒くさいバンドによる中期屈指の名曲は、密室感がクセになるねえ

    ”Other Moments” by Wire From The Album "Manscape" Wire Other Moments - YouTube イギリスでパンクの嵐が吹き荒れたすぐ後に、ロンドンから出現した4人組バンド、Wire。コリン・ニューマン、グラハム・ルイス、ブルース・ギルバート、ロバート・ゴートゥベッドにより結成。当時彼らは20代そこそこだった。 パンク、特にセックス・ピストルズからの影響でそれまで触ったことも無い楽器を手にしてたどたどしくも自由にアグレッシヴに演奏をはじめた後発のパンクやポスト・パンクのバンド群の面々は、色んな形で自由に自身のサウンドを鳴らしていった。…

  • 中島哲也&役所広司で、あの極悪バイオレンスが止まらない劇薬原作をどう料理したのか?

    第3回「このミステリーがすごい!」大賞に輝いた、深町秋生のオリジナル長編処女作『果てしなき渇き』は、僕みたいな一般ピープルにとっては、ひどく居心地が悪く、(肉体的にも精神的にも)痛くて、何でこれを読まなきゃいけないんだ!とブツブツ言いながらも、幾多の小説群よりもハイペースで読んでしまった作品(ツマラナイから飛ばし飛ばし読んでいたのではない)。読後には、ドツボにイヤーな気持ちになってしまうという、アンダーグラウンドにしておきたい作品で、ちょっと人にはススメづらいものだった。だけど25万部のベストセラーになったので、古本で買った人を含めるとそれを上回る人々が読んでいるんだよね。 映画化は不可能だろ…

  • アロノフスキー流の創世記は、宗教映画か、SFスペクタクルか、壮大な人間ドラマか?

    先月の公開から、観よう観ようと思っていたが、ナゼか後回しにしてしまっていた映画をやっと観る事が出来た。 『ノア 約束の舟(Noah)』(2014年・アメリカ映画)監督:ダーレン・アロノフスキー脚本:ダーレン・アロノフスキー 、 アリ・ハンデル 音楽:クリント・マンセル キャスト:ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー、レイ・ウィンストン、エマ・ワトソン、アンソニー・ホプキンス、ローガン・ラーマン、ダグラス・ブース他 『ブラック・スワン』『レスラー』のダーレン・アロノフスキー(個人的には『レクイエム・フォー・ドリーム』の、と言いたい)が監督した最新作である。何と、旧約聖書の「ノアの方舟」伝説を…

  • イオンシネマ「シネパス」で夢の2本立てを名画座並みのプライスで観た!でも運営方法にはちょっとギモン。

    昨日、イオンシネマ釧路にて2本の名作を立て続けに観た。 『エイリアン(Alien)』(1979年・アメリカ映画) 監督:リドリー・スコット 脚本:ダン・オバノン 音楽:ジェリー・ゴールドスミス 出演:トム・スケリット、シガニー・ウィーバー、ヴェロニカ・カートライト、ハリー・ディーン・スタントン、ジョン・ハート、イアン・ホルム、ヤフェット・コットー 詳しい内容は今更感があるので端折るが、そういや、久々に観た「Kill Me...」のシーンや、マザーとの画面上の対話シーン等を含む、非ディレクターズカット版を劇場のスクリーンで観られるのは感慨深い。 先程公開になった『ホドロフスキーのDUNE』で詳し…

  • ポール・ハギスお得意の群像劇かと思ったら裏切られる、決して交わるはずのない人間達の物語。愛と絶望と癒しのミステリー。

    「サード・パーソン (Third Person)」(2014年アメリカ映画) 監督・脚本:ポール・ハギス 主演:リーアム・ニーソン、ミラ・クニス、エイドリアン・ブロディ、ジェームス・フランコ、オリヴィア・ワイルド、キム・ベイシンガー、モラン・アティアス他 クリント・イーストウッド監督”ミリオン・ダラー・ベイビー”と、自身が監督した”クラッシュ”で、2年連続アカデミー脚本賞を受賞したポール・ハギスが監督・脚本を担当した新作映画「サード・パーソン」をディノス・シネマズ札幌劇場にて鑑賞してきた。 <あらすじ的なもの> パリ。ホテルに滞在して作品を執筆するマイケル(リーアム・ニーソン)。かつてピュリッ…

  • アイルランドの良心、究極の3ピース・ギター・ポップの”どうしようもない”アルバムからの1曲は歌詞がサイコー。

    ”High Is Low” by The Frank And Walters From The Album "TRAINS,BOATS AND PLANES" Feltもそうだが、個人的には完璧に降参してしまうバンドの2コ目は、アイルランド出身のポールとナイアルのイナハン兄弟にドラムスのアシュレイ・キーティングを加えた3ピース・バンド、フランク&ウォルターズだ。実直な歌詞、実直なサウンド、実直なルックスを兼ね備えた、正にギター・ポップの良心を詰め込みまくったバンドである。 (↑はベスト・アルバム”Best Of”ね) 1992年のデビュー・アルバム"TRAINS,BOATS AND PLANE…

  • 映画やドラマやサッカー場で耳にする事が多いイギリス老若男女問わず愛されまくっている曲!

    ”I'm Gonna Be (500 Miles)" by The Proclaimers From The Album "SUNSHINE ON LEITH" 昨日”いつもの”映画館に出かけた。チケットを求めた後の待ち時間には、休憩スペースに設置されたモニターで流れる予告編をチェックする。地方都市の単館系シアターであるためか、首都圏より遅れて公開される「ホドロフスキーのDUNE」でも流れないなか、と思っていると、ある映画に目が止まった。それが「サンシャイン/歌声の響く街」という映画だ。キャッチコピーによると、 英国大ヒットミュージカルの映画化!スコットランド版「マンマ・ミーア!」誕生! 80…

  • わが道をいく長いキャリアのアメリカン・オルタナティヴ系の名バンドは、カヴァーのセンスもわが道を行く。

    ”Going Underground” by Buffalo Tom From The Album "Fire & Skill - The Songs Of The Jam" 確かな才能と優れた音楽性や卓越したセンスがあろうとも、必ずしも評価やセールスに結び付くとは限らない。時代に合わない事もあるし、本人たちが成功するのを拒否する事もあるだろう。大きな成功を収めなくても、正当な評価を受けなくても、長らくわが道を踏み外さずに地道に活動を続けているバンドも数多く存在して、多かろうと少なかろうと、熱心なファンの前で演奏を続けている。 米国ボストンで出身のバッファロー・トムは、1987年の結成以来、不…

  • ゲーム世代の活きの良い電撃パンキッシュ・ジャパニーズ・ロックは歌詞もリアルな”あるある”満載でオモロくて共感アリアリ!

    ”サブカル女子” byキュウソネコカミ (From The Album "大事なお知らせ") ニューウェイヴ世代の僕でも、新しいバンドはいつだって気になる。洋楽やUKモノに限らず、若手バンドのサウンドはかなり気になるのだ。元CDショップのマネージャーだったので、お里が知れてしまうが、思わずの青田買いは欠かさない。さすがにヒット・チャートを駆け抜けるものはあまり聴かないが(後になったのはあるけどね)...。メランコリックな味わいや深みはベテランには及ばないものの、好きな音楽を演りたい!音楽で喰いたい!というパワーは、いつも僕をフレッシュな気分にさせてくれる。 つい先日、メジャー・デビューを果たし…

  • アラン・マッギーが最も愛した天才ソングライターの名曲中の名曲は、冷え切った心を暖めてくれるのだ。

    ”Walk Into The Wind” by Peter Astor (From Album "Submarine") 今日はえらく寒いです。本当に6月なのか?そんな季節外れに寒い日にはこんな曲が結構気分だったり。 ピーター・アスターと言えば、The Loftのメンバーとして、1980年代極初期のCreation Recordsと深く関わった人物。The Loftとしてはシングルを3枚ポッキリ出しただけで解散、新たにThe Weather Prophetsを結成、心機一転のハズが、リリース面で割を食った。デビュー・ミニはナゼかドイツのインディからリリース、デビュー・アルバム"Mayflowe…

  • 生き残れなかったC86系バンド群の中でも指折りの名バンドの隠れた名曲は米国への視線を感じつつ味わう!

    ”Words On Power” by Close Lobsters (From "Headache Rhetoric") いつだって聴くと甘酸っぱい思いになってしまう曲ってあるでしょう。僕にとってはこの曲がソレ。特にヒモ付きの思い出があるわけじゃあないのにね...。 1986年にスコットランドはペイズリーという小さな村で結成された5人組バンド、クローズ・ロブスターズ。バンド名に特に意味は無いらしい。1986年に、英国で一番有名な音楽誌「NME」のオマケに、新人バンドばかりを集めたコンピレーション・カセット・テープ"C-86"が付いた。ここから一躍ちょっとしたムーヴメントが起こり、収録されたバ…

  • ネオアコ史上最高のセンシティヴな名バンドによるメランコリックな名曲は、過去の仲間へのラブレター。

    ”Silver Plane” by Felt (From The Album "Poem Of The River") 僕はFeltが好きだ。今まで生きて来た人生の中で、一番好きなバンドといっていい。ある意味「どうしようもない」バンドである。 1979年の英国はバーミンガム近郊の町。熱狂的なトム・ヴァーレイン(The Television)マニアの青年、ローレンス・ヘイワードが自宅のベッド・ルームでたった一人でポータブル・カセット・レコーダーに吹き込んだ"Index"という曲から始まったFeltは、1980年にはギタリストのモーリス・ディーバングとドラマーのゲイリー・エインジを加えた3人組とな…

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