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オオガキ珈琲とi宇田川榕菴 https://blog.goo.ne.jp/u_youan

宇田川榕菴は津山藩医で蘭学者です。日本における近代科学の確立に多大な貢献を果たしました。

現在、日本で広く使われている「珈琲」という字は、津山藩医で蘭学者宇田川榕菴(うだがわ ようあん)が考案し、蘭和対訳辞典で使用したのが、最初であると言われている。

ようあん
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住所
大垣市
出身
津山市
ブログ村参加

2014/07/03

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  • 本当のゆかりの地とは/榕菴の自筆資料を重文指定

    ■宇田川榕菴の自筆資料を市重文に指定/津山洋学資料館が所蔵津山市教委は、津山洋学資料館が所蔵する幕末の津山藩医で洋学者・宇田川榕菴(1798-1846年)の自筆資料を市重要文化財に指定した。語学や西洋音楽にも精通し「江戸のマルチ学者」とも称される榕菴の自筆資料は18点。日本初の植物学書「植学啓原」の出版前に赤字で直しを入れた試し刷り、「医聖ヒポクラテス」肖像画の下書きなどを貼り込んだ「宇田川榕菴蔵貼込帳」、トランプを模写した「和蘭(オランダ)カルタ」などで、榕菴の先駆的研究や旺盛な好奇心を伝える。市指定文化財はこれで156件となった。↑毎日新聞(2015-05-14.23)その他の報道津山市重文に榕菴の自筆資料指定(山陽新聞)岡山県津山市には、こうした宇田川榕菴が遺した貴重な資料のほか、幕末に宇田川家の人たちが...本当のゆかりの地とは/榕菴の自筆資料を重文指定

  • 都合の良い間違い話

    また残念な大垣の方による都合の良い間違い話がコメントに寄せられたので検証します。(1)岐阜県大垣市にありました大垣藩の藩医の息子として生まれ江戸表屋敷で育ち、成年後は岡山の津山藩に養子に出ました。上の文章に「成年後は岡山の津山藩に養子に出された」とありますが、常識では、成年=元服のことであり、元服後は他藩の家へ養子に行くには、かなり敷居が高くなります。榕菴ももちろん、津山藩の藩医・宇田川家に養子に入ってから元服し、宇田川家の家督を継いで津山藩医となります。(2)「岐阜から岡山まで?」って驚く方もあると思いますが、実際には同じ江戸表の屋敷から屋敷に住み替えただけで、移動距離にしたら数百メートルと言ったところのようです。「同じ江戸表の屋敷から屋敷に住み替えただけ」というレベルで話が終わるものではありません。これによ...都合の良い間違い話

  • 蘭学の津山と珈琲

    宇田川榕菴(うだがわ・ようあん)は江戸時代後期の津山藩(岡山県津山市)藩医で日本の蘭学者。日本における近代化学の確立に多大な貢献を果たした。代々津山藩医の家柄であった宇田川家は江戸時代、蘭学の中心的存在の名家として知られ、養父である宇田川玄真、また玄真の養父である宇田川玄随、榕菴の養子である宇田川興斎も蘭学者、洋学者として有名。榕菴は当時の日本にまだ存在しなかった言葉(学術用語)に新しい造語を作って翻訳した。酸素、水素、窒素、炭素、白金といった元素名や元素、酸化、還元、溶解、分析といった化学用語、細胞、属といった生物学用語は榕菴が作ったものである。そのほかにも「珈琲」という字も榕菴によるものである。徳川御家門筆頭の津山藩主・松平家の藩医で蘭学の名門・宇田川家の嫡子という立場でオランダ商館長と面談した際に、初めて...蘭学の津山と珈琲

  • 墓前に珈琲

    以下、報道の通り。岡山・「珈琲」の字発祥の津山で催し幕末の蘭学者で津山藩医・宇田川榕菴(1798~1846)の命日にちなんだイベントが6月22日、岡山県津山市の城西地区で行われた。現在では一般的に使われている「珈琲」の当て字は榕菴が考えたもの。津山藩医で蘭学者の父・宇田川玄真とともにオランダ商館長と面談したときに初めてコーヒーを飲んだとされる。上記のように榕菴がコーヒーを初めて飲んだのは、津山藩医の宇田川家の養子になってからです。何度も言いますが、なぜ大垣が「珈琲発祥の地」となるのでしょうか?こちらもご覧ください。墓前に珈琲

  • 珈琲発祥の地 大垣(オオガキ珈琲)

    このブログに寄せられたコメントを紹介します。==================================================大垣の関係者と思われるブログに「大垣を珈琲発祥の地と、いささか強引ですが、そういうことになっています。そういうことにしました。」と書いてあります。史実を無視してそういことにしたとの自覚があるだけに悪質です。==================================================なぜ、このようなコメントが寄せられたのでしょうか?「オオガキ珈琲」の説明に大垣出身の宇田川榕菴が珈琲という字を考えたので珈琲発祥の地だとしています。これがそもそも間違っているというより、ウソなのです。榕菴自身が文政10(1827)年に記した現存する「親類書」に、松平越後...珈琲発祥の地大垣(オオガキ珈琲)

  • 珈琲発祥の街 大垣

    "「珈琲発祥の街大垣」の見出しには、大きな誤りがあります。なぜこのような偽りが大垣でまかり通っているのでしょうか?理由は、こちらをご覧ください。現在の日本で一般的となった「珈琲」の字を考案したのは津山藩医・宇田川榕菴です。宇田川榕菴は、大垣市で生まれていませんし、大垣市を訪れたこともありません。しかし大垣市では宇田川榕菴が大垣出身だとして「珈琲発祥の街大垣」と明らかに誤った情報を流し続けています。これは何も知らない観光客や消費者に大きな誤解を与えています。江戸で生まれ育ち実父は越後の人であった榕菴は、津山藩・宇田川家の養子となった後は、津山で多くを過ごし、津山という故郷を持ったことを大変喜んでいたと伝わります。珈琲の字も蘭学の名門、宇田川家で知識を得て考え出されたものです。大垣市とは何ら接点はありません。史実に...珈琲発祥の街大垣

  • オオガキ珈琲について

    寄せられたコメントの中に以下の内容がありました。::::::::::岐阜県大垣市が「珈琲発祥の地」と発信して関連商品を販売するのは消費者に誤解を与えないでしょうか?。消費者庁のガイドブックには「ウソや大げさな表示など、消費者をだますような表示を禁止しています」とあります。::::::::::上の写真にある「珈琲発祥の地大垣」の見出しは「ウソや大げさな表示」になると思います。理由は、こちらをご覧ください。現在の日本で一般的となった「珈琲」の字を考案した宇田川榕菴が大垣で生まれた訳でもなく、宇田川榕菴が訪れたことのない町、大垣が「珈琲発祥の地大垣」として関連商品を売るのは、明らかに消費者に誤解を与えていると思います。また違うコメントには::::::::::大垣の関係者と思われるブログに「大垣を珈琲発祥の地と、いささ...オオガキ珈琲について

  • 珈琲発祥の地は大垣市か?

    否定的なコメントをいただいたので、史実に即して検証します。まず、宇田川榕菴は大垣市では生まれていません。従って「大垣出身」または「大垣市出身」という言い方はウソになります。榕菴は江戸日本橋の呉服町で生まれ、宇田川家に養子入りするまで呉服町で育っています。そして「珈琲」の字を考えたのは、宇田川家に養子に入ってからです。さらに言うと蘭学の名門、宇田川家で知識を得ることによって「珈琲」の字が考え出されたのです。従って「珈琲」が大垣発祥というのは、かなり無理があるというより、常識的な範囲を超えた非常識な言い方です。もっと言うなら榕菴は、大垣を一度も訪ねたことがありません。それもそのはずで、大垣藩医・江沢家は榕菴の義祖父、江沢養樹が上総国(千葉県)から江戸に出てきて医学を学んでいるとき大垣藩主の戸田家に江戸詰めの藩医とし...珈琲発祥の地は大垣市か?

  • 珈琲の語源

    日本語表記である「珈琲」の語源は「Wikipedia」に以下のように述べられている。日本では漢字で「珈琲」のほか「可否」「架非」「加非」などの字もあてられてきた。漢字による当て字である「珈琲」は、津山藩医で蘭学者宇田川榕菴(うだがわようあん)が考案し、蘭和対訳辞典で使用したのが、最初であると言われている。これ以外にも、「可否」(可否茶館)、「カウヒイ」(大田南畝『瓊浦又綴(けいほゆうてつ)』)、「哥非乙」(宇田川榕菴『哥非乙説』)などの表記も過去には用いられた。■宇田川榕菴についてはこちらから。■榕菴の出身地などはこちらから。珈琲の語源

  • 江戸で生まれ津山で妻とともに眠る

    宇田川榕菴(うだがわようあん)幼名:重次郎寛政10(1798)年3月9日に江戸日本橋の呉服町で生まれる。文化8(1811)年7月27日に実父の師であり蘭学者で津山藩医の宇田川玄真の養子となる。弘化3(1836)年6月22日に津山藩鍛冶橋邸で没する。墓所は津山藩主松平氏の菩提寺である津山市の泰安寺。写真は榕菴(右)と妻の墓。妻は薩摩藩医で日本最初の西洋産科医足立長雋の娘世。泰安寺(津山市)でともに眠る。榕菴が文政10(1827)年に書いた「親類書」には、松平越後守家来高50石生国武蔵宇田川榕菴となっている。松平越後守は津山藩主。当時日本橋を中心とした地域は、武蔵国豊嶋郡に相当する。榕菴の実父、中島道義は越後国蒲原郡見付(新潟県阿賀野市・旧安田町)の漢方医中島理斎の息子で江沢養樹(初代、上総国(千葉県)出身)の養子...江戸で生まれ津山で妻とともに眠る

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