BGMを選ぶように、今の気分で本を選びませんか。喫茶店店員のもこが紹介する読書のブログ。
音楽を選ぶように、洋服を選ぶように、あなたの今の気分で、本を選んでみませんか。 喫茶店で働く本好きのもこが、そのときの気分に合う本を選んで紹介しています。 どんな本を読もうか迷っている人、なかなか新しい本に手が出ない人、そもそも本にあまり親しみのない人、 カテゴリーから、気になるところをクリックしてみてください。思わぬ出会いがあるかも。
「自信に満ちた世界の中で幸せで、安泰な毎日を送り続ければいいではないか。」春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) [文庫]アガサ・クリスティー早川書房2004-04-16推理小説ではない。人は殺されず、筋だけを追えば、ただの旅小説のようかもしれない。ただ、
「うちの子供たちは、キャンディを買うために銀行の預金を引き出すという、憂うべき傾向を示すようになりました。」あしながおじさん (続) (新潮文庫) [文庫]ジーン ウェブスター新潮社1961-08-08孤児院の少女ジュディが、突然現れた謎のあしながおじさんによる庇護のもと、
「どこにでも行けます、センセイとなら」センセイの鞄 (文春文庫) [文庫]川上 弘美文藝春秋2004-09-03初恋のような、勢いばかりの恋の話は恥ずかしい。無意識でも打算が加わった、若い恋も気分じゃない。恋はしたいけれど、そんな年齢でもないし、という人。若い男の子との恋
「わからぬでもいい。所詮、おまえたちに何がわかるものか。」美の旅人 スペイン編 1 (小学館文庫) [文庫]伊集院 静小学館2009-11-06つい見てしまう絵がある。美しい絵はもちろんそう。ただ、美しくもなく、暗く陰鬱な雰囲気さえ漂うのに、目をひきつけてやまない。ゴヤには
「食べてくれる誰かがいつも近くにいるから」たべるしゃべる (文春文庫) [文庫]高山 なおみ文藝春秋2012-03-09おいしいものを食べたとき、「このおまんじゅう、お父さんに食べさせてあげたいな」「このカツオのたたき、呑兵衛の太郎くんが食べたら喜ぶだろうな」と、人の顔が
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