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  • 本を断捨離する

    先日、「何だか最近、寝付きがあまり良くなくて」という話をしたら、相手の人は透視ができるらしく、一瞬で僕の部屋の間取りを見透かして、「あ、寝室の隅に中途半端な高さの棚があるでしょ。断捨離してそれ片付けないと。いまそれがあるから部屋の空気の流れが良くないよ」と言われてしまい…。ということで、まず棚の中身の整理をすることにしたのですが、古い書籍類が満杯で、その分類をして捨てても良い本をピックアップするのがなんとも大仕事。書籍を引き出して棚のさらに奥を見ると、そこには文庫本がびっしりと鎮座していて、あらら、そういえばこんな本を読んだっけな、という事態です。あと数日かかるかな。でも良い機会なので、主に前…

  • JIS配列か、US配列か。キーボードは悩ましい…

    現在、オフィス(会社)ではUS配列(変則キー配列)、自宅ではデスクトップPC2台がJIS配列、ラップトップPCがJIS配列というキーボード環境でライティング作業を行っています。で、たまに話題になるJIS配列とUS配列では、日本人がタイピングしていてどちらが快適かつ効率的か、という問題ですが…。実際に7〜8年くらい並行して使ってみた印象としては、どちらを選択したとしてもしばらく使っていれば「慣れ」に収束していってしまう、という感覚ですね。JIS、US配列についてどちらが優れているか細かく分析しているサイトもあって、一時は熱心に閲覧したりしたのですが、US配列で和文を打っても別に不便とは思わず、J…

  • 野麦峠へ

    9月1日は野麦峠へ。何年も前からここを訪れようと思いながらもなかなかタイミングが合わず、やっと行くことができた。往路は東京自宅から関越道、上信越道、長野道を使って松本まで約260km、松本から野麦峠を経て伊那まで廻って約160km、復路は伊那から中央道で自宅まで約220km。合計640kmということで、山岳路(峠道)を含めて走ることを考えると、日帰りではこのくらいの距離が上限かなと思う。野麦峠を通るんだったら、「絹」と「女工」に関連する富岡製糸場もルートに入れても良かったのだが、まあ、それはまた別の機会ということで。野麦峠の資料館を見ると、岐阜の人たちの女工への思いというものがひしひし伝わって…

  • ニッチにはラップトップ

    確かにラップトップは実作業には厳しいかな、と思いつつも、デスクワーク以外のニッチ時間をもう少しうまく使いこなそうと、デスクトップとは別に、この春にラップトップを購入しました。フラストレーションがたまらないよう、市販されている中でも高スペックのものを選択しましたが…。ただ、持ち運びを重視したので画面は小さく、Win10の仮想デスクトップ機能を活用しつつも、本物のマルチディスプレイと比べると作業効率は雲泥の差。座席に座れれば電車でも作業できると思いきや、左右に人が座ってしまうと腕の動きが制限されてうまくタイピングできないし、電子辞書は接続しにくいし、人の目は気になるし。実際に使ってみると想像とは違…

  • リオマラソン結果の日経記事より

    『4月に世界歴代2位の2時間3分5秒を出したばかりで、マラソン7戦6勝のキプチョゲを、みんながマークした。そのキプチョゲがいつペースを上げるのだろうと、先頭集団の選手はずっと考え続けたはずだ。「いつだ」「いつだ」と考えすぎ、それが大きなストレスになり、ボディーブローのように効いてきた。頭を使い続けることで、大事な糖質を余分に使ってしまった。…』http://www.nikkei.com/article/DGXMZO06342180S6A820C1000000/ 無思慮に脳髄を稼動させると、四肢の酷使に劣らず体力を消耗してしまうというわけですね。コンペティターを追い詰めるには、余計なあれこれを考…

  • クラウドサービスとして、EvernoteとKindle

    最近では、これがないとことが進まない、と思い始めているのがEvernoteとKindle、ですね。両方ともクラウドサービスで、Evernoteがフロー的な情報の扱いだとすれば、Kindleはストック的といえるだろうか。 Evernoteは、Word、Excel、PowerPointなんかで作っているドキュメントやPDFを片端から保存できるし、呼び出して更新も可能。Webサイトの情報なんかも必要な部分だけトリミングして保存することもできる。あるテーマで原稿をまとめなければならないときに、テーマに沿ったすべての情報をEvernoteに集約しておけば、クラウド保存なので仕事場のPCだろうが自宅のデス…

  • Kindle Unlimited

    Kindle Unlimitedに早速登録してみて数冊ダウンロード。本当に読みたい旬な本はやっぱり含まれていなかったし、逆につい先日有償で購入したKindle本がさっそくこちらに含まれていて少し悔しい思いをしたりしましたが、まあ、想定内というかそんなところでしょうね。 30日無料体験が終わって有料になると、多少はラインナップも改善されるかもしれないが、望み薄。とはいえ、粘って探していくとそこそこ良本も出てくるのでそういう楽しみもありますが、そこに至るまでにかける時間がもったいない。 サービスとしてあまり意外性がないので、継続するかは微妙です。 にほんブログ村

  • ガマガエル(閲覧注意)

    庭で草取りをしていたら、でかいガマがお出まし 笑 - toad [tóud]―n.1(1)ヒキガエル,ヒキ,ガマ(ガエル),イボガエル:ヒキガエル科 Bufo 属の両生類の総称;陸生または半陸生. cf. FROG¹ 1.(2)ヒキガエル(true toad,common toad)Bufo bufo:陸生で,跳ねる力弱く,背面にある腺(せん)から刺激性の液を出して防衛する:◆His purse is made of a toad’s skin.⦅ことわざ⦆ 彼の財布はヒキガエルの革製だ(強欲である).2 ヒキガエルに似た動物の総称;イグアナ科 Phynosoma 属のトカゲ(horned t…

  • Win10の使い心地

    Windows10は、残念ながらすっかり鬼っ子になってしまっているが。まあ、OSとしての本来の実力より、Microsoftの押しつけがましいやり口が非難の対象になっているので、反発されてしまうのは致し方ないのですが…。 実際に4か月ほど使ってみたところの感想では、Win7、Win8.1と比べても使い勝手はすこぶる良くなっている、という印象です。慣れるほどストレスを感じさせない設計になっている。周辺機器との連携も、ドライバなどがWin10バージョンが出てきているし、銀行認証なんかもやっとWin10に対応するパッケージが出てきているので、環境が整いつつあると考えても良いかもしれません。PASORA…

  • Win10トラップ

    仕事場ではWin7、自宅デスクトップはWin8.1、ラップトップはWin10と、使用するマシンごとにOSバージョンを使い分け、作業データの方はスマホも含めてクラウドで同期させるというやり方でやってきたのだが、昨日、自宅デスクトップを起動し、放置したまま食事から戻ってみると、何と、Win8.1マシンは勝手にWin10へアップロードを始めていた…。ううむ、うわさには聞いていたが…。 前触れは確かにあって、3月にラップトップのセッティングをした後に、自宅デスクトップのOS環境も勝手に(というかMicrosoft側が)それに同期したようで、ラップトップでセッティングしたパスワード以外を受け付けなくなっ…

  • 翻訳家 八重樫克彦氏の講演を拝聴して

    もう2週間前のことになってしまったけれども、12日(日)に、トライアリストの主催により渋谷にて開催された八重樫克彦氏の講演を拝聴してきた。八重樫氏はスペイン語翻訳家であり、2010年度のノーベル文学賞受賞者であるホルヘ・マリオ・ペドロ・バルガス・リョサの翻訳者としても知られている。 この講演会に出席するために、事前準備として八重樫氏の翻訳したリョサの「チボの狂宴」を購入。当日までに完読して臨もうと思ってはみたものの残念ながらそれはかなわず、最初の方の第4章までしか読み終えていない状態での講演会出席となった。ただ、こういう機会でもなければ、自分としては積極的に中南米(ラテンアメリカ)文学に触れる…

  • 富井篤先生の「技術翻訳 奥義と裏技」シリーズ

    翻訳の研究をされている富井篤(とみいあつし)先生の著作による「技術翻訳 奥義と裏技」シリーズが、Amazonキンドル本として3月から出版が開始された。 この著作の冒頭部分には、絶版になった書籍を含む40点におよぶ氏の著作を一度すべて解体し、「技術翻訳 奥義と裏技」シリーズとして新たに編集し直すというプロジェクトのいきさつが紹介されている。今後は、約20冊刊行される予定のシリーズを3年ほどかけて順次電子本として出版していくのだという。電子本なので、絶版とか品切れとは基本的には無縁なので、安心して購入できるというものだ。 取り急ぎ「第1巻 翻訳とは、無生物主語構文」、「第2巻 因果構文、結果を表す…

  • まだまだアマチュアです

    翻訳講座の添削を受けたり、翻訳セミナーへ参加したりすることで自分の力量について感じること。それは、これまでいくつかの外資系クライアントの要請によって、本国が制作した英文のマーケティング資料やらプロモーション制作物等の翻訳を手がけてはきたものの、結局はクライアントと広告代理店という身内同士の合意、言い換えれば共犯関係に基づくもので、それを独立した翻訳物としてみればかなり点数が甘いのではないだろうか、ということ。クライアントから要求されるものは、それが日本のマーケットを相手にしたプロモーションに役立つかどうかなので、翻訳物として正確か否か、ということは二の次なのだ。クライアントが私に見ているものは…

  • 自宅の部屋をセカンドオフィスへ

    自分の部屋の、セカンドオフィス化を徐々に進行中。いや、自宅をセカンドオフィスに、ではなくて、会社の方をセカンドオフィスにしたいのだが。仕事の内容もコピーライティングやらWebプロデュースからトランスレーションにシフトしていく…。 で、書斎の左右の本棚を見たら、なんだか気まぐれで買った本ばっかりがとりあえず突っ込んであるだけなので、これを仕事に結びつくタイトルへ戦略的に整備していかないと。オフタイムを楽しむ場所から、戦う書斎へ、価値を生産できる場へ、という感じでしょうか。環境と意識は密接にリンクするのです。にほんブログ村

  • 理系の英語

    年末に書店で買った本の中の一冊が「教養としての理系の英語」。本のタイトルと表紙のタイポグラフィの端正さに惹かれて、ほぼジャケ買い的なノリで買ってしまった。 内容は、1/3が数式の英語の読み方、1/3が基礎的な科学例文、1/3が理系基礎語彙、という構成になっている。「数式の英語の読み方」なんかを目で追っていると、英語で読んだ方が数式の意味が分かりやすい、というかイメージしやすい、というのが正直な感想。数式表記なんかはもともと欧州文化圏の物だから、もっともといえばもっともかな。 全般をざっくり読んで感じたことは、やっぱり理系は輸入文化ということなのであって、情報伝達のスピードを考えると、すべてを英…

  • 東京都庭園美術館

    21日は、3年の歳月をかけてリニューアルされた東京都庭園美術館へ。 「アール・デコの館」なのだが、とてつもなく精緻なディテールの積み重ねによって構成されていることが館内に入ったところから解き明かされてく。内装、家具、調度品、食器…。光の角度によって表情を変える部屋ごとに異なる壁紙、ラジエーターカバーに施されたさまざまな意匠。装飾的美術の究極を造形したような細部がそこかしこに潜んでいて、それを探訪し、愛でるだけでも1日では足りないのではないかと思う。 併せて新築された新館はミニマルの極致をいくようで、ミニマリズム好きな自分としては、これはこれでどうしようもなく魅力的に映るのだが…。 にほんブログ…

  • 椅子を外ブラにチェンジ

    自宅でのデスクワーク用に長年愛用してきた椅子が、座面の角度を支えるバネが壊れてしまい、背部分に体重をかけると後ろへがくっと座面ごと倒れてしまうようになった。この状態で約半年間、我慢しつつ使ってきたのだが、そろそろモッタイナイ精神にも限界が来たので買い替えることにした。 で、以前から狙っていたスチールケースやらハーマンミラーやらという米国の、いわゆる高級椅子メーカーに絞り込んでいくつかのブランドをチェック。とはいえ、どれもこれも10万円越えと高価なので、いま一歩購入へ踏み出すことができない。そこで何軒か中古屋さんのサイトであたりをつけてみたところ、自分が欲しい椅子ベスト3 圏内の未使用品がこなれ…

  • 広告コピーのローカライズ

    いやあ、米本国で作られた広告のコピーを日本向けにローカライズする作業は、本当にきつい。何せ、本国の市場向けに作られた広告を、シェアも競合ブランドも消費者の嗜好も、全く条件の異なる日本の市場向けにアレンジしなければならないから。しかも、本国サイドのマーケティング担当者は、自分たちの作った広告を忠実に日本語に翻訳しろ、と言ってくるし。 とはいえ、ただ単純に訳したって日本人ターゲットのマインドにヒットする広告コピーにはならないでしょう。いったい何案出せば納得してくれる案にたどり着くんだろう。デザイナーは、ぶつぶつ言いながらも本国の広告代理店が作ったビジュアルを一部修正するだけでほぼそのまま使うから、…

  • アイデアが出てこない

    某英語スクールの集客用キャッチコピー出しを手伝ってほしい、との要請が隣のデスクから急きょあり、マニュアル翻訳を一時中断してそちらにとりかかることにした。原稿用紙に思いつくままにキャッチコピーを書き綴りはじめて約2時間。そこでぴたりとコピーアイデアが出てこなくなってしまい、仕方なくヒントになるフレーズはないかとコピー年鑑を開いはみたものの、これといってピンとくるフレーズや切り口はなく…。 そこでふと、棚から取り出したコピー年間がたまたま2011年版だったことに気付き、そうか、その年の版かと感慨にふけってしまった。この年から日本人のメンタリティは変わっていってしまったのだなあ。広告は何事もなかった…

  • ウフィツィ美術館展

    東京都美術館で開催中のウフィツィ美術館展へ。ギルランダイオ、フォリッポ・リッピからボッティチェリ、サルト、ヴァザーリあたりの作品が展示してあった。自分にとってヴァザーリはどちらかというと建築家兼美術評論家的なイメージが強かったので、その絵画作品の実物を見られたことは良かったと思う。 時代的には15世紀から16世紀。技法的にはテンペラ画から油彩画への移行期でもあり、その技術的な移り変わりをはっきり見られたのが結構おもしろかった。例えて言うなら、テンペラ画がキロバイトなら油彩画はメガバイトで、一気に解像度が上がったというイメージ。顔料を濃度の高いターペンタインで溶いて、細いテン毛の筆で輪郭をきっち…

  • 美は書籍の間に…

    実家の、めったに入ることのない部屋にある古い本棚の本をたまたま見ていたら、茶色く変色した新聞紙に包まれたものが何やら無造作に本と本の間に挟み込んであった。新聞紙を広げてみると、その中には1枚の絵画が…。 ずいぶん昔のもののようで、絵の具もくすんでだいぶ退色してしまっているけれど、洗練された筆遣いといい、描かれたフォルムといい、ふくよかな奥行きがあってつい引き込まれてしまい、そのまましばらく見とれていた。著名があったので検索してみたら、どうやら某女流作家の作品であるらしい。 その人の名を冠した美術館もあるようなので、そのうち機を見て寄贈するか、やっぱり新聞紙にくるんだまま部屋の片隅にゆっくり寝か…

  • プロとアマの分岐点は…

    コピーライティングでアマチュアとプロフェッショナルを分ける決定的な違いがあるとすれば、質の良いものをコンスタントに提案していけるかどうかにあると思う。アマチュアは、時にプロと呼ばれる人を凌駕する鮮度の高い表現を見せてくれることがあるけれども、引き続き次も同様のクオリティのものを打ち出せるかというと、期待とは裏腹に腰砕けになってしまうケースが多い。もって2回。つまり、誰かにコピーのテクニックやノウハウを伝授してもらい、教科書通りにやってみても通用するのはせいぜい1〜2回。3回目は全くアイデアが出ないか、苦し紛れのプアなキャッチで周囲の失笑を買ってしまうか。それがアマチュアというものだ。言い換えれ…

  • パガニーニ(映画)

    ピアニストのエフゲニー・キーシンがロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで「ラ・カンパネッラ」を弾いたとき、「パガニーニのラ・カンパネッラ」と曲を紹介して聴衆をちょっとばかり沸かせるシーンがYouTubeにアップされている。まあ、ピアニストだから「リストの…」と紹介するほうが「らしい」のだけれど、うまい具合に変化球を投げたそのひと言がなんだか面白くて印象に残った。聴衆もそれが愉快だったんだろうな。 というわけでもないけれど、先日、やっと映画の『パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』を観てきた。映画館で映画を観るのは『スティーブ・ジョブズ』以来。件(くだん)の「ラ・カンパネッラ(ヴァイオリン協…

  • キャッチコピーって、まずは数でしょ!

    若手ライターが広告コピーの提案をするのに、わずか7〜8本考えて、その中からお奨めを選んでいるのには唖然としたが…。 コピーの質とかいう前にまずは数でしょ。キャッチコピーのノウハウ本なんかを読んでいる暇があったら、最低でも100本は考えてくださいよ。そうして初めて、その中から自分がいいと思うものを選んで、これがお薦めです、って言ってよ。いや、100本とはいえ、ひとつのコンセプトなりテーマなりに沿って、それだけのバリエーションを考えられるだけの柔らかい頭と、奥行きのある言葉の世界を持っていれば、すでに一人前なのだが…藁 そういえば、かつてはキャッチコピーの千本ノックとか百本組み手なんていうのにもト…

  • やっぱり提案しないとね…

    相手の言うことを聞いているばっかりでは、なかなか本音が見えてこない。やっぱりこちらから何かしらぶつけないと…。 提案書という、形になったものを相手との間に挟んで話を進めていくと、相手が抱えている課題とかニーズ、つまり、かゆいところが見えてくる…、ことがある。相手の課題が見えれば、次に何を提案すればいいのかが絞られるので、そこからやっとビジネスとしての話が動き出す。何を提案していいのかわからなければ、定量でも定性でもいいので、手持ちのデータをまとめて、グラフ化するとかマッピングするとか加工して持っていくと、それだけでも興味をひいてくれるし。 手ぶらでは、いくら口八丁でも、なかなか本当のところをさ…

  • black-and-whiteの集中力

    遅ればせながらKindle Paperwhiteを手に入れ、これでいろいろな本を読み始めたところ、思いのほか内容に集中できることに気付いた。テキストを読むことの快適さという点ではとうぜん紙製の書物よりは劣るという予想も、あくまで持ち運ぶ時の使い勝手を優先したものという思い込みも、あっさり覆される格好になった。欧文はもちろんのこと、縦書きの和文もすんなり読み進めることができる。iPadやiPhoneでは、情報収集や検索には無くてはならないものの、読むこと自体を楽しむという気分にはならなかったので、これはうれしい体験だった。 そこでふと思ったのだけれど、無理なくテキストに集中できるということ、それ…

  • Summer breeze

    バイクで鹿島神宮へお詣りに行くつもりが、今日も天候が不安定だというので取りやめにして、午後から自転車で近くの河沿いをぶらぶらと散策に出かけた。雲が太陽光を遮ってくれているせいかそれほど暑くはなく、水辺からすーっと体をなでるように微風が吹いてきて、とても心地よい。 まったく、Summer breeze makes me feel fine. Blowin' through the jasmine in my mind… の気分。これが海沿いだったり高原だったりすれば、もっと雰囲気が出るんだろうけどなあ。 シャワーも浴びたので、さあ、仕事仕事…。 にほんブログ村

  • 河原温

    河原温氏がニューヨークで亡くなった。コンテンポラリーアートのDavid Zwirner Galleryの発表が最初のニュースソースとなった。アートギャラリーのみが彼の動向を把握していたことになり、具体的な存在としてではなく、コンセプチュアルなものとしてのみ生き続けたその活動を象徴する最期という印象を受ける。これまでのところ影像は全く発表されていないので、直接彼を知る人以外は例え彼と出会っても河原温だとは気付かないはずなのだが、それでも「フッと何かを感じさせるヒトの気配」を漂わせてそうした空間に出現し、感受性のある人にはその存在をあきらかにすることがあったようだ。 来年にはニューヨーク市のグッゲ…

  • 敬体

    「永代橋」は試しに敬体で書いてみたけど、後で読んでみると、どうもふわふわした感じがつきまとって仕方がない。敬体は、伝えたい何かと伝えたい相手がある程度イメージできていないと、生きてこない気がする。このブログは、ほぼ自分自身を読者に見立てて書いてきているので、常体のほうがらしくていいかな。 ただ、自分ばかりを相手に書いているようで、どこの誰というイメージは持たないものの、やはり誰かに何かを伝えたい、ということがこれを書き続けているどこかしらにあるものなので、そのあたりが日記とは多少違う部分かも知れない。 伝えたい、ということと、書きたい、ということ。それを分けて考えることはできないけれど、場面場…

  • 永代橋

    クライアントさんとの打ち合わせが終わった後、強い日差しに辟易しながらも、永代橋の見えるところまでぶらりと寄り道しました。隅田川の川面から立ち上ってくる水のにおいが、わずかばかりの涼しさを運んできてくれて少しほっとします。永代橋は夕方になるとブルーにライトアップされてなかなか綺麗なのですが、明るいうちに見ても美しい形をしていて見事だなと思います。特に背景の建造物の直線との対比が橋の微妙なラインを強調していて、見飽きることがありません。隅田川にかかる橋はどれも個性的で、逸話があったり趣きのあるものも多いようなので、そのうち自転車など走らせながら、ひとつひとつ鑑賞してみたいと思っています。 iPho…

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