一方、アトピーが酷くなってしまった人がそうそう簡単に他の事に興味が持てるわけではない。大抵は自分の中殻に閉じこもりっぱなしだ。そこから出て来い、社会復帰しろと言うのはいつも他人だ。他人から見ればそれはもどかしい姿なのだろう。しかし当事者だって好きでそうな
平野啓一郎さんが「私とは何か 個人から分人へ」という著書で分人というものについて書いている。この分人というものはこれ以上分けられないという意味らしい。個人というものを考えた時に、従来の考え方だと本来の個人(本当の自分)というものは一つしかないが、実は人は
しかしそこで、今一度冷静になって自分がアトピー以外のどういったもので構成されているかを見直してみる。その中に眠らせてしまった感情を蘇らせるきっかけがあるように思う。それは何かの才能でも人格的な優れたところでも良いし、勿論、人より突出したものでなくて構わな
世間と分断されてしまった人の感情変化が生まれるのは皮膚の事を指摘された時、もしくは皮膚から派生するであろう問題を指摘された時になるというパラドックスが生まれる。 そういうパラドックスに陥った人は、どのように普通の感覚を取り戻せばいいのか。もちろん、自分が
絶望している人間は表情がなくなる。こうなると患者は常にぼんやりとし、普通の人が普通に感じる喜怒哀楽を味わえなくなる。普通なら外的世界で起こる事柄を内的世界に取り入れる時に起こるであろう感情的変化をさせない。これは患者の内的世界と外的世界が分断されていると
患者は絶えず肉体的不快感と自分が醜いという精神的に落ち込む出来事を抱える事になる。しかも症状は一進一退で、患者はそれに一喜一憂する。そうすると精神的に疲れて来る。おそらく、これ以上皮膚の事で傷つかないように自分を守ろうという意識が働く。そうすると心を乱す
アトピーの酷い人達は普通の見た目普通の人に比べ、自分の身の上に起こる事に対して症状の進行に対して以外の感受性が鈍くなるのではないだろうか。 皮膚が常に物理的に不快な症状にさらされている為、そればかりに神経がいってしまう。 想像してほしい。意識があってもな
アトピーが顔に出てしまった場合、赤くて腫れているか白い鱗状の粉で皮膚がびっしり覆われている。 洋服には顔や頭皮から剥がれた皮片が白く積もる。服の繊維の間に皮が入り込み、濃い色の服はなんとなく白っぽく見える。 この症状があるのが、小さい子供(子供はこうい
あの、、アップする記事の順番間違えちゃったんでここから二つ前の記事から読んでください。。すいません!ではどうぞ↓ではこれがアトピーでなく、他の命に関わりのある病気だったり、先天的に身体のどこかがない場合だったらどうだろうか。恐らく彼らは「かわいそう」と思
アトピーでは痒み、痛みの不快感と共に見た目が醜くなる事も辛さの要因となる。顔は灰色味かかった赤、赤味の上にはうろこ状の白い皮が張り付き、乾燥して痛い。笑ったり喋ったりすると皮膚が裂ける。乾燥しているはずの皮膚なのに黄色い汁(リンパ液)が出続ける。頭皮にも
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