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恋模様。 http://fanblogs.jp/murasakihime/

遅くに始めた、ぎこちない恋のお話。

道を外れた恋とも言えない、恋の話しも含まれます。 堪忍して下さいね。 事実とフェイクを織り交ぜながら綴らせて下さいますか。

murasaki
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2014/06/02

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  • その人は。

    気になる人が現れた掲示板は 確か、夫婦の悩み掲示板だったように思う。 かなり前の事なので、 詳細は覚えていない。 また、その人のハンドルネームも ちょっとセンスを感じる、 他の人に無いものを感じた。 ---------- よろしければ、クリックお願いします↓↓(*^▽^*)ノ

  • 頭脳明晰な人。

    とある真面目な掲示板で 好感を覚える書き込みを見ました。 紫への返信ではなかったけれど とても誠実な返信内容でした。 この人、良い人だな。 分かりやすい文章だな。 きっと、頭の良い人だろうな、 なんとなく気になる男性だった。 ---------- よろしければ、クリックお願いします↓↓(*^▽^*)ノ

  • つまるところ。。

    倉田は経験豊富だった(らしい)。 山田は経験は少なかったようだ。 けれども、二人に共通していたのは、 ‥つまらない人達なのだ。 倉田は妻が太ったと言い、 山田は地味で面白くない妻、と言った。 けれども二人共、自分自身を見ていないと思った。 結局、妻に相手にされていない気がした。 二人とも、受け身な感じで あれこれ、してくれないと文句を言うだけ。 自分からの働きかけはしない。 多分、ずっと変わら…

  • よく喋る男。

    公園には 小さいなテーマパーク風の建物がある。 公的期間の施設同様な建物で 親子連れがまばらに来ている。 そこを二人で見て回った。 館内を見終え、 公園のベンチに並んでかけた。 合わない‥と思い始めた、紫。 背が、顔がではなく うまく言い表せないが、 山田の話は薄っぺらい感じがした。 山田は、別れ際、 また会いたい、もっと親密になりたいと言っていた。 紫は曖昧に、またねと言い、 ちょっと微笑…

  • 海の見える、公園で。

    山田は白い愛車でやって来た。 彼を見た紫は、 あれ、思ったより小さいなと感じていた。 多分、聞いている身長よりは 実際は低いと思われる。 顔は、写真の顔だった。 が、一回り大きいような‥ 顎も二重顎に成りかかっている。 写真は随分前に写したものなんだろう。 格好良さは無いにしても、 端正な、 どちらかと言えば整っていたのだろうかつては。 喋らなければ。 紫の、第一印象は小太りの背の低い男性。…

  • 結婚とは。。

    山田は不幸せではないが、 幸せとも思えないと洩らしていた。 地道そうな女性を選んだ結果、 毎日が詰まらなくて、 退屈でたまらないと語った。 妻は不機嫌な時が多いそうだ。 山田と紫の中間地点で会ってみようか、 話の流れで、そうなった。 紫は、昼間の公園でどうかと申し出た。 比較的、人のいる、海の見える公園。 そこで待ち合わせは決まった。 -----

  • チャットでの会話。

    チャットでは 紫は聞き役に回っていた。 山田は、家庭の事も語っていた。 子どもはいないらしかった。 妻とは、なんとなくレスで。 (お決まりの台詞かもしれない。) 山田は毎日会社へ行き、 妻は毎日、パートへ行く。 あまり会話もなく、共通の話題もなく。 決まりきったパターンを繰り返す、毎日毎月。 結婚するなら、地道な女性が良いと決めていたそうだ。 会社の慰安旅行で、一番質素な装いで来た女性を見…

  • 次の人。

    倉田、ユウトとの事が終わり、 まだなんとなく、メールサイトは続けていた。 隣の県に住んでいて、 チャットで話すようになった人がいた。 仮に、山田として。 山田は技術職らしかった。 車関係のように思われた。 紫より、一つか二つ年上だった。 とにかく、チャットでは饒舌な男、だった。 ----------

  • どう転んでも。

    配偶者が怒り出すのを、 何とか回避出来ないかと 紫も考えた。 しかし、 誕生日プレゼントなど要らない、 買わなくていいと言ったところで機嫌は悪くなる。 連れていかれた店で、 気を遣って少し安そうな物を選べば、 俺に恥をかかせやがってとなる。 妥当かと思える物を選べば、 お前はセンスが悪い、最低だと詰られ、 気に入ったモノを言えば、 帰宅してから、高過ぎる、お前なんかに!と怒られる。 右を向…

  • 怒るパターン。

    それからは、 事ある事に、 鬼のような形相で怒り狂うようになった。 例えば、機嫌良く、 誕生日にプレゼントを買ってくれたと思いきや、 翌日には、俺に、あんなものを買わせやがって! 付け上がるな! 結婚したやつに、なぜプレゼントなんか 買わなきゃいけないんだ!!! そう怒り狂う。 紫がねだって、買ってもらったプレゼントではない。 買ってやる、と言われて 連れていかれた店で 紫が選んだだけ、で…

  • 配偶者は。

    新婚旅行は海外へ行った。 移動に20時間程かかる、遠い国だった。 帰国し、空港からさらに新幹線や電車を乗り継ぎ 帰宅したのは夜も更けてからだった。 10日程、家を開けていた。 帰国した翌朝の早い時刻、 まだ新婚の夫が 鬼のような形相で紫を叩き起こした。 その日は、まだ休暇中だったが 朝食はどうした! 炊きたてのご飯や味噌汁や おかずが幾つか並んでいて 当たり前だろう!!! 何を寝ているんだ…

  • 不可思議な…。

    この当時の紫の事情。 結婚して10年以上、過ぎていた。 子どもは女の子が二人。 結婚生活は最初からおかしな事ばかりの連続。 数年の交際期間を経て、結婚した相手。 結婚式の直前から、ほんの少しおかしな言動がかいま見え、 入籍翌日からは、別人相に変わったかのような変身ぶり。 愛情や情の欠片も窺えない。 不可思議な男。

  • 気持ちを寄せてはいけない。

    ユウトは昔付き合っていた学生時代の彼と 雰囲気が似ていて、 紫の方がやや本気になりそうな気がした。 でも、奥さんとうまくいってる人なのにと思うと 背徳感でいっぱいになった。 話しが合うよ、楽しい。 ドライブとか、キャンプとか そんな事も一緒に行きたいよ。 そう言われて嬉しかった紫。 けど、彼のホームページに載っている、 バーベキュー等の仲間達との写真。 それを思いおこすと、ずっと日陰な関…

  • 仲が良さそうだった。

    ユウトは自分のホームページも教えてくれていた。 友人も多くて、 健康的な感じだった。 顔は出していないけれど、 奥さん、子どもの写真も アップされていた。 紫は当時、 配偶者との間は、 とても重苦しく、先のない関係だった。 年下のユウトはイイヤツで ちょっとタイプだったかもしれない。 でも、幸せそうな家庭の雰囲気が窺えると、 更に辛さが増していった。 浮気しようとして、 奥さんに悪いと思わないの?…

  • 彼の事情。

    仲が良いのに、 何故サイトを使ってメールしてるの? そう、ユウトに尋ねた。 痛がるんだ。 そっとしても、入れたら痛いと言うし、 結婚してからずっとなんだ。 自分でしていたけど、いたたまれなくなって。 けど、メールが続いたのも 紫くらいだし、 風俗とかは行かないし。 これからは、 自分でして、我慢するよ。 そう、結ばれていた。 ----------

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