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ROCKERS SQUARE http://rockerssquare.blog.jp/

アメリカンルーツロックやハードロックなど少し古めのロックを中心に幅広く取り上げています。

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2014/05/31

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  • Therapy? 「Internal Love」 (1995)

    1 Epilepsy2 Stories3 A Moment of Clarity4 Jude the Obscene5 Bowels of Love6 Misery7 Bad Mother8 Me Vs. You9 Loose10 Diane11 30 Second先週アイルランドに触れたので、やっぱりまたアイルランドの音楽について書きたくなった。しかしこれまでロックも伝統音楽も散々書

  • オンラインツアー③ - アイルランド編

    今日3月17日はセント・パトリック・デイ。アイルランドにキリスト教をもたらした聖人パトリックの命日であり、世界中のアイルランド人が祝うカトリックの祭典である。これまでオンラインツアーを、1回目はアメリカのシアトル、2回目はスイスへと行って来たが、3回目となる今

  • ドラゴンクエスト

    去る3月1日に漫画家・デザイナーの鳥山明氏が亡くなった。享年68才だった。「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」は少年時代に熱中した漫画だったが、今回は「ドラゴンクエスト」について書きたい。昨年末のクリスマスに娘と実家に行く途中でBook Offに立ち寄った。「これ買って

  • 寄ロウバイまつり

    2月初旬、毎年この時期に気になっていた松田町の寄ロウバイまつりを見に行って来た。寄は"やどりき"と読み、丹沢の麓の村である。小田急線新松田駅からバスに乗って行く。ここは元々地元の中学校の卒業記念でロウバイを植えるようになったことが始まりらしい。山の斜面に2万

  • ジャーマンメタル傑作10選

    先月竜ジャケを取り上げた際にHeavens Gateに触れて以来、かつてのジャーマンメタルばかりずっと聴いている。ルールに厳しく質実剛健なドイツ人の作る音楽は、昔から力強さと哀愁に溢れ、日本人の琴線に触れてきた。今日はそんなドイツのメタルを取り上げたい。① Scorpions

  • 受験生と生理

    今月は受験シーズンである。先週は県内でも公立高校入試が行われた。中2の娘も1歳年上の従姉にどうだったかLINEで聞いていたようだ。世の女子受験生達に昨年末に朗報があった。文科省が全国都道府県に対して、生理による体調不良も追試を認めるよう通知を出したというものだ

  • 「ASCENT OF 14座へ」

    A. EVEREST エベレスト (2011~2013年)B. LHOTSE ローツェ (2011~2013年)C. ANNAPURNA アンナプルナ (2023年)D. MANASLU マナスル (2012年)E. K2 (2022年)F. NANGA PARBAT ナンガパルバット (2022年)G. MAKALU マカルー (2014年)H. BROAD PEAK ブロードピーク (2022

  • 大磯探訪

    先日鴫立庵を訪れた際に時間があったので、ついでに大磯のめぼしいところを少し巡ってみた。<鴫立庵>最初の目的地がここ。平安時代の歌人西行が旅路で和歌を詠んだ地に建てられた鴫立庵。詳しくは先週。<旧島崎藤村邸>明治期の文豪が晩年を過ごした家。大磯の左義長(どんど焼

  • 鴫立庵

    今年も娘の中学校では百人一首大会が開催された。今回娘は90句近く覚え、私とも練習を重ねた結果、クラスでも3本指に入る力をつけた。そして本番に臨んだ結果、1人で取りまくってチームを連勝させたらしく、鼻を高くして喜んでいた。そんな娘を見て、私も和歌の世界に浸りた

  • 竜ジャケ

    今年は辰年らしい。干支の中では唯一の幻想の生き物。東西で違いはあるが、畏怖すべき存在として多くの神話・伝説に登場する。今日はその辰(竜・龍)のジャケットを並べてみた。ちなみに便宜上、西洋は竜、東洋は龍と区別してます。Heavens Gate 「Livin In Hysteria」 (1991

  • 大宮盆栽美術館

    モトリー・クルーのトミー・リーは無類の盆栽好きとして知られる。いつも自宅の庭に並んだ高そうな盆栽たちを嬉しそうに手入れしている画像をSNSでアップしており、パメラ夫人も呆れているらしい。昨年末の来日時には、さいたま市の大宮盆栽美術館に訪れた様子が上がっていた

  • みかん

    謹賀新年。と言いたかったが、今年は年始から色々あり過ぎた。元旦に能登半島地震、2日に羽田衝突事故、3日に山手線刃物女、4日に西新宿の会社の近くで火事。もう令和6年はお終いにして、改元した方が良さそうだ。とりあえず気を取り直して、用意していた原稿を投下する。正

  • 2023年備忘録

    2023年が暮れる。今年はコロナも5類以降し、また観光や声出しライブなどの日常が戻ってきた年となった。そのため私の仕事も忙しくなり、前半は人手不足、後半は人材育成と多忙を極めた。プライベートでは山や企画展などほとんど行くことも出来ず。来年はもう少しゆとりが欲し

  • 小机城址

    横浜市港北区にある小机城址に行ってきた。ここは室町時代に築城された平山城であり、続日本100名城にもなっている。長尾景春の乱の際には、東国の名将 太田道灌が攻めあぐねたことでも知られる。戦国時代に北条氏綱の重臣笠原信為が再興したが、それ以降の城主を務めたのが

  • 「水を縫う」 寺地はるな

    第一章 みなも第二章 傘のしたで第三章 愛の泉第四章 プールサイドの犬第五章 しずかな湖畔の第六章 流れる水は淀まない娘の中学校では、授業の前に朝読書なる時間がある。皆それぞれが好きな本を10分間読むことになっているのだが、これはなかなかに良い習慣だと思う

  • Cynic 30th Anniversary Refocus / Remembrance Japan Tour 2023

    昨日12月9日にCynicの2度目の来日公演を観に行ってきた。前回は2015年なので8年振りだが、その間にドラムのSean ReinertとベースのSean Maloneが相次いで他界してしまったため、隔世の感がある。ちょうどこの公演日がMalone先生の命日だったのも偶然ではなかったかもしれない

  • シェイン他界

    毎年の今頃になると、決まって訃報が舞い込んでくるのは何故だろうか。ザ・ポーグス(The Pogues)のフロントマンのシェイン・マガウアン(Shane MacGowan)が11月30日に他界した。享年65歳だった。私がポーグスを知ったのは割と最近のことだ。アイルランド伝統音楽の陽気で郷愁

  • さようならTwitter

    私が初めてTwitterを使ったのは、忘れもしない2011年3月11日、東日本大震災の日だった。あの日私は都心で仕事をしていたが、突然の大揺れに大混乱に陥った。電車も道路も全ての交通網はストップしたらしいが、電話もネットも繋がらず情報が入ってこない。唯一繋がったのがTwi

  • フィリピン出張記

    先週は仕事で営業のためにフィリピンへ出張に行ってきた。男性の同僚と4泊5日の日程。東南アジアもフィリピンも行くのは今回初めて。ドゥテルテ前大統領の頃は、警察が麻薬売人を射殺しまくっていたらしいので治安に不安もあったが、とりあえず問題なく帰って来た。成田から

  • 「杉本博司 本歌取り 東下り」展

    昨年に金沢文庫で開催された「春日神霊の旅」を観た時も思ったが、杉本博司氏は非常に面白い方である。現代美術家であると同時に、歴史家でもあり、宗教家でもあり、色んな分野に精通している。それらを通した斬新な発想が観る者に色々な気付きを与えてくれる。今回は渋谷区

  • Nujabes 「Metaphorical Music」 (2003)

    1 Blessing' It Feat.Substantial & Pase Rock (From Five Deez)2 Horn In The Middle3 Lady Brown Feat.Cise Starr (From Cyne)4 Kumomi5 High 2 Lows Feat. Cise Starr(Cyne)6 Beat Lament The World7 Letter From Yokosuka8 Think Different Feat.Substantial9 Supreme At

  • 栗ごはん

    実家の裏山には栗の木が並んでいる場所がある。きっと昔に誰かが植えたのだろうけど、もう長いこと放置されており、毎年9月になると大量に落ちた栗の実が、鳥や虫の餌になっている。勿体ないと思い、ある時行って状態の良さそうなものを拾って持って帰ってきた。栗と言えば栗

  • 「マナスル登頂記」 槇有恒

    もう7年前になるが、購読している毎日新聞の誌面に「マナスル登頂60周年」というような文字が踊っていた。当時の登山隊を後援していたのが毎日新聞だったというのもあるのだろう。マナスルは8,125mで世界第8位のヒマラヤの高峰で、1956年に日本が初登頂をしている。その登山

  • 「文豪ストレイドッグス」

    最近うちの娘がハマっているのは「文豪ストレイドッグス」である。アニメ化もされていて、原作の漫画の発行部数は1200万部にのぼるらしい。登場人物は中島敦や太宰治といった明治から昭和の文豪たち。私はタイトルを聞いて、谷川ジローのように文豪達が実際に小説を執筆する

  • 映画『カルロス:ザ・サンタナ・ジャーニー』

    私が初めてサンタナを聴いたのは、2005年のオーストラリアだった。当時高校の教員としてホームステイの引率で訪れたのだが、私自身のホストファーザーが無類のロック好きだった。初老のイギリス人で元々ギター職人だったらしく、毎晩のように昔のロック談義に花を咲かせたが

  • メガネ

    今日10月1日はメガネの日らしい。1001という数字並びがメガネに似ているからだという。少し前になるが、私は自分のメガネを新調した。数年前に景信山で1つ目、今年に大楠山で2つ目のメガネを落としたので、これが3つ目となる。視力は0.2〜0.3の近視だが、いつもメガネを掛け

  • 「C.W.ニコルの森の時間」

    Spring春(北極光;バンクーバーの木々;勇魚 ほか)Summer夏(虫刺されにご用心;野尻湖の命運;DNAの銀行 ほか)Autumn秋(岩手県民の誇り;急流下り;諫早湾の埋め立て ほか)Winter冬(開発という名の自殺行為;ワンワン狂奏曲;カワウソ一家 ほか)去る2020年4月

  • 「歌川広重 山と海を旅する」

    最近はめっきり美術館に行くことはなかった。忙しくなったことに加え、興味を持てる企画展がなかったということもある。そんな折に絶好の企画展が開催されていた。浮世絵を専門とする太田記念美術館による歌川広重(1797-1858)の山と海にテーマを絞った企画展である。場内には

  • 娘とマジカルミライ2023

    先週9/3に娘とマジカルミライ2023に行ってきた。これは初音ミクらのボーカロイドの一大イベント。当初は娘が友達と2人で参戦するために、私が頑張ってチケットを取ったものだった。私は送り迎えだけの予定だったのだが、直前で友達が行けなくなり、急遽私が代役になった。当

  • バスケ男子日本代表パリ五輪へ

    沖縄などで開催されているバスケットボール男子ワールドカップ。日本代表は昨夜のカーボベルデ戦に勝利しアジア1位となり、パリオリンピック出場を決めた。自力での出場は実に48年ぶりとなる快挙だった。まず開催前、今回の代表メンバーに八村塁が出場しないことが発表されて

  • 「太平洋ひとりぼっち」

    1. 太平洋への夢2. 先輩たちとヨット購入3. マーメイド号誕生4. 周囲の猛反対5. 出発準備6. 搭載品7. 日本脱出8. 悪戦苦闘の連続9. 走れ、走れ!10. 日付変更線を超える11. 風なし波あり12. 北風よ早く来い13. 天測不能位置だせず14. お母ちゃん、ぼくきたんやで昨年、世界最

  • 三浦探訪〜油壺・城ヶ島

    お盆の間に娘を元妻の実家に預けている間、少し自由な時間が出来た。向かったのはまたしても三浦半島。今回は半島の先端を目指した。<ソレイユの丘>オートキャンプ場もあるレジャー施設。昼を食べに立ち寄ってみたが、家族連れなどで激混み。ひまわりが綺麗だった。<和田義盛

  • ロビー・ロバートソン他界

    ロビー・ロバートソン (Robbie Robertson, 1943-2023) が去る8月9日に他界した。享年80歳だった。言わずと知れたザ・バンド (The Band) のギタリストであり中心的存在。リヴォン・ヘルム (Levon Helm) に代わってバンドを率いながら、ほとんどの楽曲の作詞作曲を手掛けた。そ

  • 「八月の六日間」

    1. 九月の五日間2. 二月の三日間3. 十月の五日間4. 五月の三日間5. 八月の六日間今週8月11日は山の日なので、今日はそれに相応しい一冊を。これは何年か前に、渋谷のブックカフェにふらっと立ち寄った時に、タイトルと表紙絵に誘われ、たまたま手に取った小説だった。主人公

  • MR.BIG 「The BIG Finish」ライブレポート

    先日7月26日にMR.BIGのライブを観に日本武道館に行ってきた。「The Big Finish」と銘打った彼らのフェアウェルツアーであり、名古屋・大阪に続く日本での最終公演だった。会場の外にはパーキンソン病により亡くなったPat Torpeyが日本公演で使っていたドラムセットが飾られて

  • マスク

    4月から新型コロナは第5類に移行した。3年続いたコロナ禍もようやく落ち着きをみせ、私の仕事も完全にコロナ前に戻った。5類移行に伴い、街中にはマスクを着けていない人が一気に増えた。私もこの3年間本当にマスクが嫌だった。しかし第9波が来ているという噂があるにも関わ

  • 山の花々

    今年世間では、NHKの連続テレビ小説「らんまん」が人気だ。明治期の植物学者の牧野富太郎のドラマで、ドラマ視聴率はトップ独走中。彼にまつわる山野草も人気を集めているらしい。私はドラマを観ていないのだが、今回はこれにあやかって、私がこれまで山で撮り溜めてきた花の

  • MR.BIG 「Lean Into It」 (1991)

    1 Daddy, Brother, Lover, Little Boy (The Electric Drill Song)2 Alive And Kickin'3 Green-Tinted Sixties Mind4 Cdff-Lucky This Time5 Voodoo Kiss6 Never Say Never7 Just Take My Heart8 My Kinda Woman9 A Little Too Loose10 Road To Ruin11 To Be With You今月末に

  • 「空海の風景」 司馬遼太郎

    私は無神論者である。何の宗教に対しても信仰心を持たない。しかし最近は親や親戚の葬儀であったり、歴史探訪の寺巡りなどで、図らずも仏教に触れることが多くなった。しかし仏教は歴史も宗派も複雑過ぎる。そこで今回試しにこれを読んでみた。今年は真言宗の開祖である弘法

  • 群馬探訪〜一族ルーツの旅

    父が死んで早2年、ずっと後手にしていた相続手続を先日ようやく終えた。面倒なのが父の戸籍だった。出生の戸籍が父の実家の都内下町にはなく、祖父の出身である群馬にあるとのことだった。郵送でも取り寄せられることは知っていたが、せっかくの機会なので、我が家一族のルー

  • Cynic 「ReFocus」 (2023)

    1. Veil of Maya2. Celestial Voyage3. Eagle Nature4. Sentiment5. I'm But a Wave to...6. Uroboric Forms7. Textures8. How Could I今年Cynicはデビュー30周年を迎える。そのCynicに関して2つのニュースがあったので書いておきたい。まず1つ目は、1993年のデビューアルバ

  • 娘と料理

    私は離婚するまで、ほとんど料理をしてこなかった。一人暮らしの学生時代は気まぐれで作ってみたことはあったが、仕事を始めてからはほとんど家におらず、作る時間も気力も必要性もなかった。そもそも私は普通の人より食事に対する関心が低い。毎日3食を考える時間も労力も金

  • 「新編 日本の面影」ラフカディオ・ハーン

    1.東洋の第一日目2.盆踊り3.神々の国の首都4.杵築―日本最古の神社5.子供たちの死霊の岩屋で―加賀の潜戸6.日本海に沿って7.日本の庭にて8.英語教師の日記から9.日本人の微笑10.さようなら最近は仕事でもっぱら毎日のように人材採用の面接をしている。そんな中で先日はスペイ

  • Edge Of Sanity「The Spectral Sorrows」 (1993)

    1.The Spectral Sorrows2.Darkday3.Livin' Hell4.Lost5.Masque, The6.Blood of My Enemies7.Jesus Cries8.Across the Fields of Forever9.On the Other Side10.Sacrificed11.Waiting To Die12.Feedin' the Charlatan13.A Serenade For the Dead先月はヘヴィなものをというこ

  • 娘と陰キャ

    今年うちの娘は中学2年生になった。中2という学年は、一般的には思春期の中でも最も扱いが難しい年齢とされている。まだ慣れない環境で緊張感がある中1。受験を控えて進路を考えなければいけない中3。それらの学年と比べると、慣れた環境で緊張感もなく、まだ進路への焦りも

  • 衣笠山・大楠山

    三浦アルプスを歩いたのは確か昨年のゴールデンウィークだったが、今年のGWもみどり日にまた三浦半島にやってきた。この半島には山塊がいくつもあるが、今回は昨秋に登り損ねた衣笠山と、三浦半島最高峰の大楠山をつなぐ縦走ルートだ。9:15 衣笠駅から15分ほど歩くと衣笠山公

  • 航空科学博物館

    今春は成田空港も凄まじい混みようだった。フライトの到着から出てくるまで4時間かかったこともあり、正にパンク状態だった。3年前の2020年の今頃も私は成田空港にいた。コロナ初期でほとんどのフライトは欠航となっており、空港内は見たこともないくらいに閑散としていた。

  • オンラインツアー② - スイス編

    今年の春は仕事が多忙を極めた。昨秋の水際対策撤廃により訪日外国人客は急増し、今春にピークに達した。一方で私の部署の人員は、コロナ禍中に辞めたり異動したりで、残ったのは実質私1人だけ。本当にカオスだった。ともあれこうして海外旅行が復活した。私もこのGWに海外に

  • Sepultura 「Arise」 (1991)

    1 Arise2 Dead Embryonic Cells3 Desperate Cry4 Murder5 Subtraction6 Altered State7 Under Siege (Regnum Iraw)8 Meaningless Movements9 Infected Voice10 Orgasmatroこのブログの名前との兼ね合い上、そろそろちゃんとロックを取り上げないといけない気がしてきた。昔ほ

  • ムツゴロウさん他界

    今春は訃報が多かった。ムツゴロウさんこと畑正憲氏も亡くなった。享年87歳だった。子供の頃はいつも家族でテレビ特番「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」を観ていた。「よーしよしよし、可愛いですね」とライオンなどに噛まれながら笑顔を絶やさないムツゴロウさんの姿はかな

  • 従弟他界

    去る3月31日に私の従弟が他界した。享年44歳だった。彼は本家の長男だった。子供の頃は毎年正月になると一族みんなで東京下町にある本家で集まった時に、子供同士でよく遊んだものだった。彼は人に気を遣う優しい性格で、それは大人になっても変わらなかった。家は祖父の代か

  • 太平記を訪ねて

    源頼朝が開き北条氏が引き継いだ鎌倉幕府は約150年続いた後に終焉を迎えることになる。この鎌倉時代の最期については「太平記」に詳述されている。昨年この太平記で知った史実を辿るためにも鎌倉を散策していたので、今回それをまとめてみた。<日野俊基墓>1331年 後醍醐天皇

  • 会社移転

    私の勤務している会社がまた移転する。社史上わりと頻繁に移転していて、以前はお台場にあったのだが、オリンピックで地価が上がったために五反田に来た。それが2014年だったから、今回の移転は9年ぶりとなる。今のビルは非常に古くて実に半世紀も前に建てられたものだった。

  • 娘とテスト

    娘の中学1年目がようやく終わろうとしている。中学生になって一番の大きな変化であり、親子ともに最も苦労したのは中学校のテストだった。まず最初は1学期の中間試験。娘もテストがあることは知っていたし、私もあまりうるさく勉強しろと言いたくなかったので様子を見ていた

  • 「箱根の坂」 司馬遼太郎

    1. 若厄介2. 京3. 伊勢殿4. 新九郎5. 千萱6. 駿河舞7. 骨皮道賢8. 一夜念仏9. 兵火10. 出奔11. 早雲12. 急転 他神奈川のヒーローの1人に北条早雲がいる。戦国大名のさきがけであり、小田原城から相模・武蔵の国を治めた後北条氏の始祖である。2019年に没後500年が話題になっ

  • 「BLUE GIANT オリジナルサウンドトラック」

    1 Impressions2 Omelet rice3 Day by day4 Kawakita blues5 Ambition6 BLUE GIANT ~Cello & Piano~7 Motivation8 In search of...9 The beginning10 Monologue11 Forward12 Another autumn13 Next step14 Challenge15 Kick off16 Samba five17 N.E.W.18 Recollection19 No wa

  • 源義経を訪ねて

    源平合戦を勝利へと導きながらも、兄頼朝の怒りを買ってしまったために不運な最期を遂げた源義経。昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ではかなりぶっ飛んだ人物描写がされていたが、悲劇のヒーローとして昔から人気がある。そんな義経のゆかりの地が神奈川県内にも色々あるこ

  • ケヤキ

    私は大きい木が好きだ。それまでは何の興味もなかったのだが、山へ登るようになってから色々と種類や名前を覚えるようになった。ただ私は目が悪いので、上の方の枝に生えている葉の形がよく見えないことが多い。そのため大抵は幹の模様で木を識別している。横縞は桜、細い縦

  • 「レジェンド & バタフライ」

    娘の小学校から仲の良い友達に筋金入りの歴女がいる。戦国時代で特に島津氏を敬愛し、娘を盛んに戦国の沼へと誘う。大河ドラマ「どうする家康」を毎週私と一緒に観ているのも彼女の影響だ。娘がその歴女に誘われて2人で映画「レジェンド&バタフライ」を観に行くと言った。こ

  • 棒ノ嶺(棒ノ折山)

    年末年始で実家に娘を預けている間に、奥多摩の棒ノ嶺(969m)に登ってきた。この山は別名 棒ノ折山とも呼ばれ、鎌倉御家人の畠山重忠が登った際に持っていた棒が折れたという言い伝えがある。ただ実際それに因む史跡や碑は何もなかった。県境にある棒ノ嶺には、今回重忠が登っ

  • 娘と百人一首

    今月娘は百人一首にハマっていた。今月末に中学校で百人一首大会が予定されていたのた。年末からクラスでグループに分かれて練習を重ねていたのだが、覚えるほどに活躍出来るのが嬉しいらしい。家にいる時も一生懸命に句を覚えては、ドヤ顔で私を負かせた。私も子供の頃に多

  • Jeff Beck 急逝

    年始早々の訃報に驚いた。去る1月10日にJeff Beckが細菌性髄膜炎のため他界した。享年78歳だった。Jimmy Page、Eric Claptonとともに世界三大ギタリストと称された名プレイヤー。正直言うと私は彼のソロ以降の作品はあまり聴いていなかったのだが、60年代末から70年代前半の

  • BAND-MAID Tokyo Garden Theater Okyuji

    先週1月9日に東京ガーデンシアターへBAND-MAIDのライブを観に行ってきた。彼女らを知ったのは2020年の春のことで、世の中は既にコロナ禍。予定されていたライブも中止となり、オンライン配信での開催となった。その後何度もオンラインで鑑賞したものの、実際に目の前で観たい

  • 年賀状イラスト

    以前娘が小さかった頃は、毎年撮り溜めた娘の写真の中から最も良かったものを選んで年賀状に使っていた。しかし娘は大きくなるにつれ、写真に撮られることを嫌がるようになってしまった。そこで今回は彼女に年賀状用のイラストを依頼してみた。昨年1年の間にかなり上達してい

  • 2022年 備忘録

    あけましておめでとうございます。と今年は言えます。昨年はコロナに続きウクライナ侵攻も勃発し、より終末観が増した1年だった気がしました。個人的には娘との2人暮らしが始まり、公私共に忙しい1年でした。<山行>・鎌倉 源氏山 (93m, 神奈川)②箱根外輪山 明神ヶ岳(1,169m)

  • お台場パレットタウン

    今年のクリスマスは特に娘と何の予定もなかった。昨日は私が仕事だったし、今日は娘が女友達と遊びに行っていた。先ほど単にプレゼントを渡して、家でそれっぽい物を食べただけだ。それに比べると去年のクリスマスは楽しかったなぁと思い出す。小学生最後のクリスマスだから

  • 「鎌倉殿の13人」

    NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が幕を閉じた。1月の初回から観始め1年間、最後の最後まで予想しない展開だったが、毎回楽しませてもらった。私は普段テレビをほとんど観なかったし、これまで大河ドラマを観たこともなかった。毎週こうやって同じ時間にテレビの前に座ってドラ

  • 赤城山

    今年は公私ともにめっきり忙しくなり、なかなか登山、特に遠出で山に登りに行くことが難しくなってしまった。ただ仕事が忙しくなる前の初夏に私用で群馬に行く用事があり、その時に強行で赤城山(1,828m)に登ってきた。赤城山は日本百名山であり、群馬県の上毛三山の1つにも数

  • 映画「ランディ・ローズ」

    あれは確か高校2年の夏だったと思う。「ランディ・ローズのビデオを買わねーか?」とギター弾きの悪友が持ち掛けてきた。当時はネットもYouTubeもない時代。雑誌で写真を見たことしかないギターヒーローの動く姿を見られるとあって、5000円と高額だったにも関わらず私はその

  • 週末のお絵描き

    たまの週末の娘の気が向いた時に、家で娘と一緒に水彩画を描いたりしている。画材屋で買った絵の具セットやスケッチブックをダイニングテーブルに並べ、2人で向かい合って描いている時間はなかなか平和で良いものだ。しかし美術部でさらに上達したらしい娘の目の前で描いてい

  • 娘と美術部

    娘は中学に入学したと同時に美術部に入部した。スポーツが苦手な娘が運動部に入るはずもなく、最初から美術部一択だった。面倒臭がりな娘は帰宅部になる可能性もあったが、小学校から仲の良かった友達も一緒だったことが後押しとなった。部員は1〜3年まで30名ほど。活動は平

  • 三浦衣笠探訪

    最近は三浦半島に興味を持っている。海岸と山々が複雑に入り組み、鎌倉にも近いことから地政学的に重要な土地だったらしい。この半島を治めていたのが三浦一族だった。中でも三浦義明(祖父)、三浦義澄(父)、三浦義村(子)、和田義盛(従兄弟)はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の

  • The Black Crowes Live Report 2022

    昨日The Black Crowesの来日公演を観に立川へ行ってきた。デビュー30周年を記念したこのツアーは2020年に発表されたが、コロナのために延期となっており、今年からようやく開始されていた。しかしまさか日本にまで来てくれるとは全く予想していなかった。彼らの来日は17年振

  • 「西行」 白洲正子

    私は旅が好きだ。そして旅人が残した作品が好きだ。それを読んだり鑑賞することで自分も旅への想いを馳せることが好きだ。私の好きな旅人の1人である松尾芭蕉について以前に書いたことがある。あの時は奥の細道330年ということで、企画展なども催されていた。奥の細道は松尾

  • 「鎌倉殿の平山季重」

    NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」には、鎌倉殿に仕えた数多くの御家人が登場していたが、そこで描かれていた以外にも多くの御家人がいた。私の郷土である日野市平山のヒーロー平山季重もそのうちの1人である。そんな季重に関する資料を展示する「鎌倉殿の平山季重 〜中世日野の

  • 「25時、ナイトコードで」

    1.自傷無色2.シャルル3.ハロ/ハワユ4.命に嫌われている5.乙女解剖6.独りんぼエンヴィー7.とても痛い痛がりたい8.ボッカデラベリタ9.夜に駆ける10.ビターチョコデコレーション11.カトラリー12.ベノム最近うちの娘がハマっているのは「プロジェクトセカイ(通称プロセカ)」であ

  • 「心に映る山」

    初めて山岳画に興味を持ったのは今から5年前になる。横浜美術館で大下藤次郎の水彩画を見た時だ。あれ以来、古今東西の様々な素晴らしい山岳画に出会ってきた。中村好至惠さんの絵に出会ったのも最初の頃だった。ネットで「山の絵」というホームページを見つけ、その見事な水

  • 「ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド」

    インドは不思議な国だ。ヒンズー教だけでなく仏教の発祥の地であり、哲学から社会制度・食文化に至るまで独特な文明を持っている。最近は私も仕事でインド人と付き合うことが増えてきたが、潤沢な資金力と押しの強さにはいつも圧倒される。私がインドについて最も関心がある

  • 畠山重忠を訪ねて〜神奈川編

    先週の「鎌倉殿の13人」では、畠山重忠が遂に北条時政の謀略により殺されてしまった。自身が潔白であることを示すために、3万の北条勢に対してわずか134騎で立ち向かったという史実は、彼が坂東武者の鑑として永年人気の高い理由の1つである。ドラマでも思っていたよりも重忠

  • 畠山重忠を訪ねて〜埼玉編

    大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の登場人物の中で、私が源氏以外で最も好きなのは畠山重忠である。多くの癖の強い登場人物がいるドラマの中では単なる好青年的な描かれ方なのだが、実はこの人物は坂東武者の鑑として多くの伝説を持つ武将である。私が彼のことを初めて知ったのは

  • 「L.A.コールドケース」

    1990年代のアメリカのヒップホップシーンは東西抗争の真っ只中にあった。ウェストコーストの象徴であった2パックが1996年9月にラスベガスの街中で殺された。そしてその翌年1997年3月にイーストコーストのノトーリアスBIG (BIGGY)が殺されている。1997年5月から私は留学のため

  • 修善寺探訪

    毎週日曜日の夜はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を欠かさず観ている。先週は若い2代目将軍の源頼朝が北条家に修善寺で殺された。実はちょうど先週末この修善寺に行ってきたばかりだった。元々の目的は全然別で、娘と元妻が夏休みの最後に友達やその母親グループと伊豆高原へ

  • マス掴み

    今日でようやく娘の夏休みが終わる。学校の宿題もようやく今日全てが終わった。娘は夏休みが終わることを残念がっているが、私は早く学校が始まってくれることを願っていた。今年の夏休みは娘はどこにも出掛けたがらず、ひたすら部屋に引きこもっていた。塾の夏期講習や友達

  • オンラインツアー (シアトル編)

    もしコロナがなかったら、昨年か今年の夏休みには娘を連れてアメリカに行っていたはずだった。シアトルに叔母や従弟らが住んでおり、以前から来てくれと言われていたからだった。このコロナ禍で世界的に旅行業や航空産業は壊滅的なダメージを受けた。日本ではようやく6月から

  • 「神々の山嶺」

    8月11日は山の日。ということで今回は山の映画を取り上げたい。この「神々の山嶺」は元々は1994年の夢枕獏氏の小説を、谷口ジロー氏が2003年に漫画化したものである。それを昨年、日本ではなくフランスで映画化されて大ヒットを記録していた。なぜ日本の作品がフランスで映画

  • 植村冒険館リニューアル

    昨年末に板橋区にある植村冒険館が区内で移転しリニューアルオープンした。これは植村直己生誕80年を記念したもので、加賀スポーツセンターと融合してのリニューアルとなっている。1階の入口を入るとすぐ左手に大きな木製ソリが展示されていた。これは彼が北極圏を冒険した時

  • カラオケ

    娘はカラオケが嫌いだ。幼い頃はよく自宅で歌いながら踊ったりしていたものだが、カラオケは嫌がった。あの狭いの空間で流れる大音量が苦手だったのと、母親に笑われるのも嫌だったらしい。私は若い頃はカラオケが大好きだった。中学から大学まで、友人と集まる時は決まって

  • 御岳山探訪

    2年前の秋に親父とお袋を連れて奥多摩の御岳山に旅行に行った。ちょうどコロナも落ち着いていて、GoToトラベルも推進されていた頃だった。先日は一周忌だったので、親父との最期の旅行をちょっと振り返ってみた。11月の秋晴れの日だった。御岳山へ行く途中で、神代橋から吉野

  • 「神坐す山の物語」 浅田次郎

    初めて御岳山に行ったのは、まだ娘が小さい頃だった。それまで私は幼少の時から高尾山には何度も登っていたが、御岳山のことは知りもしなかった。家族で日原鍾乳洞へ行った帰りに、ケーブルカーがあるのを知り御岳山に立ち寄ってみた。山頂駅から眺めた都心までの眺望を堪能

  • downy「Re:雨曝しの月 2022」

    昨日7月9日downyのライブを観に渋谷のwww xに行ってきた。大阪・名古屋に続く「Re雨曝しの月」ツアーの最終日である。本当は2020年に活動20周年を記念したツアーを開催する予定だったのが、コロナ禍によって延期になっていた待望のツアーだ。私が彼らを観るのは2004年の一時

  • 「マゼラン 最初の世界一周航海」

    ピガフェッタ『最初の世界周航』1. 香料諸島遠征の準備2. サンルカル出帆3. ブラジル到着4. 巨人の国5. 海峡の発見6. 太平洋を行く7. 泥棒の島々8. フィリピン諸島倒着9. セブ王との交歓10.マゼランの死11.ブルネ訪問12.ティドーレ入港13.ビクトリア号の出帆14.東インドの国

  • お菓子

    どこのスーパーやコンビニに行っても、やたらと広いスペースでお菓子のコーナーが設けられている。最近娘は買い物に一緒に付いて来なくなったが、以前は大抵コンソメのポテチ、たけのこの里、あとはぶどうのグミなんかを勝手にカゴに突っ込んできたものだった。今でも家のお

  • 山カフェ

    最近、毎週土曜日の午前中は家でのんびりとラジオを聴いている。AMのNHK第一で8:05から2時間ほど放送している「石丸謙二郎の山カフェ」である。実家に帰っていた時に母親が聴いていて知った番組だった。ラジオ番組を聴く習慣など長い間なかった。中高生の頃にハードロックの

  • 三浦アルプス

    丹沢主脈縦走以来、電車で行く縦走山行にハマっている。前回は鎌倉アルプスに行ったので、今度は三浦アルプスへ行ってみた。三浦半島を東の東京湾から西の相模湾まで横断するルート。11:15 京急線の安針塚駅から歩き始めた。住宅地を抜け塚山公園の急坂を登り安針塚に着く。

  • 「ベルファスト」

    私が北アイルランド問題について知ったのは大学生の頃だった。国際関係論の講座で、世界の何処かの国についてレポートをまとめるみたいな非常にザックリとした課題が出たのだ。私はアイルランドの歴史について調べたのだが、すぐに後悔することになった。私の想像していたよ

  • トンビ

    ピーヒョロロロロロ。鎌倉を歩いていると、頭上からこの鳴き声が聞こえてくる。空を見上げると大きな羽を広げて羽ばたきもせず真っ直ぐに、もしくは大きく旋回するトンビを見ることができる。鳥には様々な種類がいるが、その頂点に君臨するのが猛禽類だろう。日本国内でもタ

  • 鎌倉アルプス

    鎌倉アルプスを一度歩いてみたいと思っていた。しかし2019年の台風の影響により、天園から瑞泉寺までの区間が長い間通行止めとなっていた。それが今年の4月にようやく開通したということで、喜び勇んで向かった。10:15 今回は極楽寺からスタートする。この辺りは鎌倉時代には

  • 「ぼくらの七日間戦争」

    娘は学校の図書室からちょこちょこ本を借りてくる。先日は宗田理の「ぼくらの七日間戦争」を借りてきた。最近アニメ化されたらしいので、気になったのだろうか。中学1年生の集団が大人に反抗して立て篭もる話で、昔私も実写の映画で観たことがあったので懐かしくなった。原作

  • 星野道夫「旅をする木」

    白夜早春ルース氷河もうひとつの時間トーテムポールを捜してアラスカとの出合いリツヤベイキスカブッシュ・パイロットの死旅をする木、他アラスカに生涯を捧げた写真家 星野道夫。その名前は前から知っていた。現在カナダで活躍されている写真家の大竹英洋さんが、昨年末にヤ

  • 尾崎豊 「LAST TOUR AROUND JAPAN」 (2022)

    <Disc-1>1.FIRE (1991/06/01 大阪厚生年金会館)2.Driving All Night (1991/06/14 九州厚生年金会館)3.十七歳の地図 (1991/06/03 大阪厚生年金会館)4.Scrambling Rock'n'Roll (1991/07/03 静岡市民文化会館)5.僕が僕であるために (1991/06/25 倉敷市民会館)6.ロザーナ (1991/0

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