君はいつもここに（息子を自死でなくした母のブログ）

昨日、『星めぐりのうた』の会に関して、[お問い合わせ]をくださった方へ

本来なら、特定の個人の方に向けてのブログを書くことはないのですが、その方にお伝えする方法が見つからず、敢えて今回はこのような形をとること、最初にひとことお詫び…

2024/04/08 17:23

『自死遺族の集い 星めぐりのうた』第10回開催のお知らせ

息子に関しての最近の心情を少し綴ります。 だれかに話したいという気持ちはなくなりました。ずいぶん精力的に話してきた数年間があって、もう尽くした感があるのでしょ…

2024/03/30 19:45

姪の晴れの日に

先日、昔から親類の中で一番仲の良かった姪の披露宴がありました。その姪との縁は深く、エピソードもたくさんあります。互いに人柄を知った上で、好意的なつながりを持っ…

2024/02/25 16:22

河合寛治郎のことなど

先日、河合寛治郎の作品に出会い、以来、ずっと沈みがちだった気持ちが少しupしています。 文化勲章や人間国宝などの権威には全く関心がなく、生涯、一陶工としてある…

2024/02/06 17:58

『自死遺族の集い 星めぐりのうた』第8回 開催のお知らせ

もう今年も師走を迎えました。やはり、この時季になると、今年はどんな年だったんだろう、ということが自然に頭を巡ります。 最近の二カ月余り、また大波に襲われ、のみ…

2023/12/02 18:30

詩をよむ 詩をかく

つらいときには、うつくしいことばに触れよう 長田弘さんの絵画か風景、または音楽を聴いているようなそんな魅惑に満ちたことばに触れよう まどみちおさんの日常のほん…

2023/10/22 05:16

怖い夜 鼓舞する昼

世界はまた一つ争いごとが増えてそれも歴史的に長く続いている中東のことだから今まで、理解不能と分かろうともしなかったけどそんな無関心がこの事態にまで至った一つの…

2023/10/17 05:03

『自死遺族の集い 星めぐりのうた』第7回 開催のお知らせ

ようやく秋の到来を感じるこの頃です。寒さ暑さも彼岸まで、という語り伝えや、お彼岸に咲く曼殊沙華は、季節を間違うことはないのでしょうか。  『自死遺族の集い 星…

2023/09/30 14:43

なぜか？意識からとんでしまったお誕生日

昨日は亡き人の40回めのお誕生日でした。一昨日まで、今年も彼が好きだった、また想い出やエピソードもいつくもある、お気に入りのケーキを買ってきて食べてれば近くに…

2023/09/02 22:13

『自死遺族の集い 星めぐりのうた』第6回 開催のお知らせ

『自死遺族の集い 星めぐりのうた』第6回を以下の日程で開催いたします。 日時： 8月31日（木） PM2:00～4:00 （今回は会場の予約の都合でこの…

2023/08/23 07:47

五島美代子さん 『母の歌集』より

 電撃の如く われに来て 過ぎ去りし一つの生命(いのち) とはに思はむ  空が美しいだけでも 生きてゐられると 子に…

2023/07/08 14:54

大江健三郎と光さん

3月に亡くなった大江健三郎氏の追悼の動画を見て、その中で語られていたことを少し、記します。 文学にとどまらず、多くの社会問題にも言及していた氏ですが、その中で…

2023/05/23 17:53

2つの世界を行き来している

一つは昼間の世界で、辛さも苦しさもなく、淡々と過ごす。 ときには、興味深い本に出会って、ページをめくるのに気がはやったり、ときには、日課の散歩で出会う一期一会…

2023/04/26 15:59

ふうらいぼうの身のあやうさよ

糸の切れた凧か、タンポポの綿毛か、はたまた、大空をながれゆく雲か、 この身は、いったいどこに向かっているのだろう。ただふわふわと漂っているようにも感じるしと、…

2023/03/07 18:30

新年

お読みくださっているみなさま、昨年中はお世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 昨年はコロナもモードが変わってきているようでしたので、自死の…

2023/01/03 18:29

奇しくも9回目の命日に知ってしまったこと

今日は亡き人の9回めの命日で、ちょうど昨日から読んでいた本を読み終えたところです。 その本には死後のことなどが科学的な考察に基づいての著者の仮説が書かれていま…

2022/12/05 23:45

『自死遺族の集い 星めぐりのうた』

このたび、『自死遺族の集い 星めぐりのうた』を立ち上げました。 大切な方を自死で喪った方で、自分が壊れてしまいそうな状態、または真っ暗闇の世界から少し脱け出て…

2022/11/20 17:52

ブッシュ孝子さん

ブッシュ孝子さんの題名のつけられていない詩を紹介します。  暗やみの中で一人枕ぬらす夜は 息をひそめて 私をよぶ無数の声に耳をすまそう 地の果てから …

2021/12/03 21:48

友よ、あなたはわたしの友達だよ

あなたがどこへ行こうと、 あなたがあなたでなくなろうと、 あなたがわたしを認識しなくなろうと、 かまわない、 あなたはわたし、 わたしはあなた、 わたしはずっ…

2021/10/23 18:19

読書会

突然ですが、オンライン読書会を昨年の秋に立ち上げました。数名で開催中です。 興味のある方は、以下、簡易版HPをご覧ください。参加をご希望の方は、[問い合わせ]…

2021/03/28 18:36

読書会

突然ですが、オンライン読書会を立ち上げました。 興味のある方はご覧ください。  読書会配布用.pdfShared with Dropboxwww.dropbo…

2021/03/28 18:04

解放してもなお

 息子はどこにもいっていない私の中か周辺ににいつもいるただ姿が見えないだけそう思い続けて生きてきた ところがある時、友人に言われたこと「もう、解放してあげなく…

2020/12/24 23:34

7回目のいのちの日

昨日から、『理由のない場所』（イーユン・リー）読み始めて読み終わる この本は著者が16歳の息子を喪った2週間後くらいから書き始めたという 息子の名前はニコライ…

2020/12/04 23:47

『道』

とは最近、始まったドラマの中のドラマのタイトルで色々な人の心に浮かぶ道がある、という話からわたしは何だろうか、と考えて、真っ先に浮かんだのが息子が通っていた大…

2019/04/23 19:48

「悲しみは宝」

そうおっしゃっていた遺族の方がいらした。もう少しお聞きしたら、それは、たくさの気づきがあり、人の悲しみが少しわかるような気がするから、と静かにおっしゃった。心…

2019/03/04 10:58

今だけを生きる

少し前に、今だけを生きるなつめぐのようになれたらと書いたが今はまさに、そうかなあ、と感じるウィークディはパパ(長男)不在の長男家族の家に寝泊まりして不自然、不…

2019/01/12 21:30

やっばり君は神様からの使者だったのかな

なぜって、手足の指が長いところ幅が狭くてすぅーっとしていてわたしにも夫にも全然似ていない顔はどうかなあわたしに似てるとはよく言われたけど性格はどうだろうパッて…

2018/12/31 08:06

こどくだなあ

会いたい人がいないという、今のわたしはつくづくこどくだと思う。晩秋という季節がいけないのかなあ。わたしは、幼少期の経験(多分です)がトラウマで、"人は愛すべき…

2018/11/23 22:55

今なら思う

小春日和の陽射しの下、こんなこと思った。当初、人から浴びせられたどんな言葉にも傷ついていた。その中でももっともこたえたのが、「そんな親不孝の息子のことなんか忘…

2018/11/17 13:31

くらいです

最近、またいろんなことがわからなくなってしまっている私の使命と思ってやっていることも、単に自己満に過ぎないのではという疑問もし、神様がいるのなら、何のために私…

2018/11/01 21:33

昨晩は

昼間からですけどブログ読みにはまって夜中も止まらないかつて、私のブログに、いいね、してくれた方フォロワーになってくれた方のなどなどもう久しくこういうことはして…

2018/10/07 15:22

宮沢賢治

宮沢賢治という人も作品もあわせてわたしのこころの琴線に触れたのは宮沢賢治という人が現世の先にある他界を見つめており他界は現世と切り離されたものではなく「林」に…

2018/09/30 21:16

35歳のお誕生日おめでとう

35年前の今日、まだ、残暑で暑かった。そんな日の朝方、君はおかあさんのもとへ来てくれた。あの日から30年、短い人生だったかもしれないけれど、君は、一生懸命に生…

2018/09/01 17:00

『イエスの生涯』 遠藤周作（著）

ずっと君の机の上に置いたままになっていた、この本読んだよ 最後に読んだ本でしょ なかなか手にできなかった   宗教には無縁で育った私だが 私の中にもしかしてあ…

2018/01/25 21:00