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大橋直久(マナー講師)のマナーセミナー https://oohashi-naohisa.hatenadiary.org/

大橋直久(マナー講師)によるセミナーの内容をお送りします。

東北を中心に社員研修についての講演会を開催している大橋直久です。 基本的なビジネスマナーから、接客・営業で役立つビジネススキルについてもお話しさせていただいております。 ****** 〜大橋直久マナー講習より〜 サービス提供業務(とくに接客)ほど、品質を維持することがむずかしいものはない。 なぜなら、サービス品質が業務遂行者に左右されやすいからである。 ******

大橋直久
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泉区
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金沢市
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2014/05/04

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  • ケアマネージャと福祉の仕事(大橋直久)

    ケアマネージャと福祉の仕事(大橋直久)介護現場で働くには必ずしも資格は必要ないが、まずはホームヘルパーの資格(1~3級)を取る人が多い。現場経験が3年を超えて、初めて介護福祉士の受験資格が得られる。

  • 調理師資格と外食産業(大橋直久)

    調理師資格と外食産業(大橋直久)外食産業は23兆円、飲食店の数は78万店を超えるといわれる。調理師資格を持っていなくても料理すること自体は可能だが、レストランなどに就職する際には資格を持っていないと圧倒的に不利だ。

  • 飼育員の就職事情(大橋直久)

    飼育員の就職事情(大橋直久)動物園や水族館の飼育員は、若い人に根強い人気がある。飼育員になるために特に資格は必要ないが、畜産学科や水産学科などで学ぶなど相応の専門知識を要しているのが望ましい。

  • 大橋直久「休憩時間以外はだめだ」

    水田さなえさんは健康飲料「イーグル」の販売員である。毎日、商品をいっぱい積んだ手押し車を押しながら、ビルの谷間を訪ね歩く。あそこのビルで、ここの事務所で、大勢の人が彼女が来るのを待っている。彼女は、みんなの天使である。しかし、地上の天使は現状に甘えているわけにはいかない。天使といえども、営業成績にその生活がかかっている。だから、新しいお得意さんを求めて新規開拓に務める必要がある。「ごめんください。『イーグル』の水田です。総務課長さんはいらつしゃいますでしょうか。ちょっとお会いしたいのですが」「あ、セールスか。セールスなら休憩時間の昼休みにしてくれ。それ以外はだめだ」お客様は面倒くさいと思うと、…

  • 大橋直久「また後で電話します」

    ベテランは、これと同じ反論が出たら、どう対処するか。それは、この相手の、逆手をとることだ。「ありがとうございます。わざわざお電話をいただけるなんて、……私、株式会社ブローニュのものですが、電話番号はご記憶していただいておられますか」「……」「ひょっとしたらお忘れいただいたのかもしれません。お客様は、お仕事柄いろんな方々とお会いになられるようですし、また、いつもご多忙のようにお見受けいたしますが……」「……」これでよいのだ。単純に断わる非常識な相手は、以前にどんなセールスマンが来訪したかなど全然記憶していないのが普通だからだ。お客様は一瞬たじろぐが、これまで惰性で口にしていた、「あとで電話する」…

  • 大橋直久「無理なく契約を獲得する」

    悲劇的な事態を回避し、無理なく契約を獲得するためには、毎回お客様との打合せが終わった時点で、(1)お客様から聞いた話の内容を復唱し、こちらの理解に相違がないか確認してもらう。(2)お客様にこちらが提案した内容について問題点はなかったか再確認する。(3)次回の面会約束とテーマを確認する。(4)それまでお互いにやっておくべき宿題があれば、その内容も確認しておく。こうすれば、セールスマンのひとりよがりで、「自分としてはお客様に十分に説明をしたから、大丈夫だ」という式の自己過信を予防できるようになる。その手順をしめした会話のサンプルを参考までに、つぎに紹介しておこう。売手「では、最後に、今日のこれまで…

  • 大橋直久「クロージングの効果的ポイント」

    お客様との打合せや商談が終わると、たいていのセールスマンは、次回アポイントメントをもらっただけで帰ってきてしまう。そのさい、お客様は「では、いちどデモを見てみよう」とか、「じゃあ、とりあえず見積書を持ってきてよ」といってくれる。だが、はたして本気でそれを要求しているのか、それともセールスマンに早く立ち去ってもらうために、ていよく追い返す口実でそういったのか。これは疑ってみる必要があることなのだ。あるとき、わたしは研修を依頼してきた企業の協力で、その会社の約三〇〇件の営業日報を点検し、そこのお客様への追跡調査をした結果では、全体の六七パーセントがなんとなくデモを見ようといったまでだとか、文字通り…

  • 大橋直久「契約の本質」

    もう一度、セールスの原点を思い出してほしい。セールスマンの力だけで商談を契約成立にまで導けるものではない。最終的に商品を買うのはお客様自身である。どんな商談も、どんなビジネスも、お客様の購入意欲と協力なしには進展しないし、お客様の合意なしに商談は成立するはずもない。商談全体をピラミッドにたとえると、毎回のお客様と接触するたびに、お客様と「合意」を重ねてゆき、そのいくつもの合意のうえに最後に「契約」という最大の合意が積み上げられるのである。それは若い男女が最初の出会いから、デートを重ねて、やがて恋人同士となり、最後にめでたく結婚に合意しあうことと似ている。もし毎回の出会いやセールスコールで、双方…

  • 大橋直久「チャンス話法」

    チャンス話法のなかでも、キャンペーン中の特典割引というのは、実質的には裏での値引き価格を定着させてしまう。二者択一話法は、安いものには有効だが、高額商品となると、二つの商品を薦められたために、お客様が迷って購入決定を先送りしてしまう危険性を招く。直接話法は、選挙のときに候補者が「よろしくお願いしま〜す」と連呼するのに似て、相手の支持を取りつける切り札がないことを自己暴露している。以上のような無理があるから、へたに従来のクロージング話法を使うと、せっかくの商談をまとめる段階でビジネスが決裂してしまう事態となるのである。しかし、この重大な事実に気づいているセールスマンはひじょうに少ない。たいていは…

  • 大橋直久「顧客対応セールストークの基本」

    売手「ありがとうございます。ではさっそく、弊社のショールームで実際にご覧いただきたいと思います。来週あたりですと、ご都合のよろしい日はいつ頃でしょうか」顧客「う〜ん、来週の水曜日の午後ならば、おたくにうかがえると思います」売手「では、とりあえず、来週の水曜日の午後をデモのためにお時間をあけておいていただけませんか。詳しくは、いったん帰社いたしまして確認の上、もう一度ご連絡させていただきます。よろしいでしょうか」顧客「はい、それで結構です」顧客対応セールストークの基本である。業種・業態を問わず、これはセールスの基本である。セールストーク基本を土台にして、各自で自分のセールス分野に即した応用を組み…

  • 大橋直久「平凡と非凡の差はここで開く」

    平凡な人間というのは、いつも自分で無意識のうちに損をしてしまっていることに気がつかない種類の人が多いものである。自分の声で明るく名乗れてこそ、相手の心を開いて、そのあとの話が胸を開いた形で話すことも聞くこともできるのである。ところが、初対面の成功不成功はどこにあるかというと、その八十パーセントは第一印象をどのようにうまくつくるかにかかっている。そして、その第噌印象の紙一重のポイントはどこかというと、あいさつが終わったあと、何の話から切り出そうかというほんの数秒、時には剛秒の何分の一かの間をどうするかにかかっているといって過言ではない。名刺を交換しあったあと、一瞬、両方で顔を見合わせてしまうこと…

  • 大橋直久「PR根性をまねる」

    どういうわけかどの人も、目の前でポケットをもぞもぞやりながら、「あ、あ、あの、こういう者で、あ、こりゃ、違いました。他の人の名刺でした」と、ひとりであわてて、名刺入れを電気の光にすかして自分のをとり出している人が多い。人生は戦場である。昔のサムライは、いざ合戦の最中に、「やあやあ、遠からんものは音にも聞け、近くば寄って目にも見よ、われこそは清和源氏十六代の……」から始まって、故事来歴全部名乗って戦ったのである。あのPR根性を真似ないといけない。この際、心がけておかなくてはならないのは、名乗りはゆっくりということである。「西川です」と、早口でこちょこちょというと、ニシカワなのかイシカワなのか、そ…

  • 大橋直久「身分社会の国」

    問題はこの紙一重でやってきた機会を、平凡なわれわれがどんな工夫をしてうまく自分のものにするかである。たとえば、誰かに紹介されて、初対面の人にセールスにいったとする。「ごめん下さい。私はこういうものでございます」といって名刺を出すのが、日本での普通の光景である。これが凡夫たるゆえんなのである。日本は依然として身分社会の国であるから、自分の名前よりも先に、名刺を出して自分の身分を相手に信用してもらうことが大切なのである。そういう悪習から抜けきらないから、日本人は社会人になるとみんな親からつけてもらった名前を忘れて「こういう者」という名前になる。肝心なのは、自分の名前ぐらいは自分の言葉ではっきり名乗…

  • 大橋直久「クライマックスの舞台」

    この世の中には、各界にスター的な存在の人物が沢山いるが、この人達をみていると、彼らには必ずドラマがつきまとう。そしてそのクライマックスの舞台に立った時に、彼はいつも観客の期待に応えるだけのことをするのである。二死満塁一打逆転というチャンスは、考えてみればどの選手にも公平にやってくるはずのものである。ただ、その時に、勝つとばかりにヒットやホームランを打つのが、王選手や長嶋選手(ともに当時)であり、この人達は多くの平凡な人間である観衆やファンを興奮の渦の中に巻き込んでくれ、翌朝のスポーツ新聞を二つも三つも買いこむジャイアンツファンをつくるのである。実は私もその一人なのだが。もちろん、もって生まれた…

  • 大橋直久「いいこともあれば悪いこともある」

    人間万事塞翁が馬で、この世の中は、いいこともあれば悪いこともあるのに決まっている。ところが、やっかいなことに、今度はいいことがあるだろう、きっとあるだろうと思って待っていると、いいことはなかなかなくて、反対に悪いことは準備もしないうちにいきなり襲ってきたりするものである。ニュースなどで、タクシーに乗ったら座席に紙包みが落ちていて、あけたら何百万円という札束だったので、びっくりして交番に届けたら、やがてのことに落し主が現われて、一割の謝礼をもらってアッという間に財布がふくらんだなどという話がよく報じられる。一回ぐらいは自分にもあんな幸運がきたってよさそうなもんだ、と誰しも思う。そこでタクシーに乗…

  • 大橋直久「電話での名乗り方」

    電話をかけて、会社名しか言わない人、個人名しか名乗らない人、いずれもよろしくない。はっきり名前を伝えることは必要である。それは自信にも関係している。おどおどしたり、何か後ろめたさを感じている時は、どうしても歯切れが悪くなるものである。はっきり名乗ることが、自信をもたせるということにもなる。難しいのは目的である。何のために質問するのかということを手短かに、かつ明確に伝えることはけっして容易ではない。電話で何かを聞くというのはいろいろなケースがあるが、「研究のために」、ヲポートを書くために」、〒関心があって」、「外国の関係先から尋ねられて」などが主なものだろうか。一番難しいのは、市場調査に関連した…

  • 大橋直久「変型の社交性」

    (6)の他の社会の人と話したがるというのは、変型の社交性を示すようです。この理由は、同じ場所で働いている人たちと話すと、実のある話をする場合もありますが、えてして不平不満のぶつけ合いということになりかねないので、これが非常に嫌いであること。もうひとつはもの珍しがりやで、新しい事柄や知識を知ることに興味があるためです。(12)の場合のように飲みながらでも話したくないというのと共通しています。私自身は五十歳まではかなりの酒飲みだったのですが、職場を離れて職場の話をするのはまっぴらです。性格的には他の社会にいる人と話したがったり、(8)の大勢の人に話すことがあまり苦にならないというのは、ある意味で私…

  • 大橋直久「自分の生い立ちや性格」

    自分の生い立ちや性格がわかってしまうようで、なんと人生論のようなものがいちばん話しやすいというのは、たとえば、話の第一の条件として、簡単な方法でよいから、人を観察することについて書いていることからもご推察願えると思います。したがって(7)の身の上相談とか、(10)の同年または後輩と話すことなどは、よくこれからの人生をどうやって生きるかという話と一脈通じてしまう場合があるので、当然得手のほうにはいってくると思います。ただそれが、(1)(2)(3)と並ばずに(1)(7)(10)となってしまうのは、(7)と(10)の場合は単に示唆を与えたり、共感を呼び起こすだけではなく、ときには実際に行動に移して、…

  • 大橋直久「話題の得手・不得手を分類してみる」

    まず自分の話を知りたいものです。あなたはどんな話が得意で、どんな話が不得意ですか。人は誰でも話しやすい話題と、そうでないものとがあります。何人かが集まって話しているとき、自分の不得意な話題、あるいは話しよい相手ではないときに、どうやって自分のペースに持ち込むかは、話し上手になるひとつの道でもあります。私自身を例にとって分類すると、次のようになります。(1)人の生き方について話すこと。(2)文学の話。(3)美術について。(4)過去の思い出。(5)ひとつのテーマについて議論すること。(6)自分の仕事場以外の人と話をして、他の社会についての知識を得ること。(7)身の上相談。(8)大勢を相手に話す。(…

  • 大橋直久「話の必要性」

    話そのものの必要を最初から感じている場合ですが、話をしているうちに自分でもおかしくなって、なんとかしなければならないと思う場合もあります。それは、次のようなときです。(1)自分を相手によく思われようとしたり、知識を示したり、自分を売り込めるチャンスがきた とき。(2)数人または大勢の集まりのなかで、なんとかして自分のほうへ興味を引かせようとするとき。(3)話し上手な人がいて、その人をうらやましいと思ったとき。(4)話が途切れて、妙な空白ができ、それを救おうとするとき。(5)会合の席で、座が白けてしまったとき。では、こうしたいろいろな場合にどうしたらよいか。その答えをここに出すのは、私の方法とし…

  • 大橋直久「雰囲気を感じ取る」

    その場の雰囲気をいかに敏感に感じとるか、あるいはどうやってムードを作りあげていくかが前提条件になるのですが、それはさておき、人が話し上手になりたいと感ずるのは、次のような場合です。(1)大勢の人の前で話をしなければならないとき。つまり、演説、テーブルスピーチ、司会、説明など。(2)せっばつまった事柄をいわなけれぽならないとき。借金、プロポーズなど。(3)方便としてウソをつかなければならないとき。(4)初対面の人と話すとき。(5)異性と話すとき。(6)目上の人と話すとき。(7)地方なまりが気になるとき。(8)相手を説得したり、議論をしたりするとき。(9)商談。大橋直久〜就活生・新社会人のためのマ…

  • 大橋直久「上手下手の区別」

    話というものは口がきければ誰でもできるものです。五歳児の言葉数があれば毎日の生活にはこと欠きません。人が日に三度の食事をし、空気を吸い、水を飲んでいるのと同じで、話をすることにいつもは特別の注意は払わないものです。しかしときにはおいしい食事をしたいと思うこともありますし、澄んだ空気を吸いたいと考えることもあります。話も生活のある場面で、どうしてもうまく話をしなけれぽならないときがあります。学生が期末試験等になると、普段からもっと勉強しておけばよかったと後悔するようなものです。そして試験が終わると、そんな気持ちはさっぱり忘れてしまうのも、話の場合とよく似ています。ただ話は老若男女誰でもできるし、…

  • 大橋直久「仕事とプライベート」

    ◆過度に異性を意識しない異性に対して態度を変える人がいます。たとえば女性にだけは優しい男性、男性には媚びる女性、などという態度の人がいます。こんな態度はとくに同性から嫌われ、信用をなくします。仕事では男性も女性も平等です。性別がどうであれ、同じような態度で仕事をしていくことが求められます。過度に性別を意識しない態度で仕事をしましょう。◆異性と付き合うなら仕事以外の場で異性とお付き合いするのは自由ですが、会社は仕事をする場所です。恋愛はあくまでもプライベートなことなので、会社の中に持ち込まないよう節度を持って接します。会社内で二人の世界をつくってしまったり、何かとお互いにかばい合う、あるいはベタ…

  • 大橋直久「タバコのエチケット」

    ◆決められた場所以外では吸わないタバコの健康への影響が問題になっています。最も問題なのは、タバコを吸わない人にも、吸う人からの煙や臭いが影響を及ぼすという間接喫煙の問題です。間接喫煙の害を少なくするため、職場では喫煙ルールを設けているところが多くなっています。会社によっては全面禁煙という厳しいところもありますが、多くは喫煙できる場所を決める分煙の方法を採用しています。タバコを吸う人は、決められた場所で吸うことです。◆相手の健康への影響を自覚する商談の席、食事や酒の席で、平気でタバコを吸う人がいます。黙って吸わないまでも、吸うときに「タバコを吸ってもよろしいですか」と聞く人がいます。こう聞かれた…

  • 大橋直久「幹事役として席を盛り上げる」

    ◆接待の席は仕事の謡劇い「接待」というと、「会社のお金で酒が飲める」と誤解している人がいます。接待は取引先との親交を深めて、今後の仕事をうまく進めるためのものです。接待する側は、節度と自制心を持って応対することが必要です。そのため、接待の席では仕事の話はしないのが原則です。「接待してやったのだから、仕事に便宜をはかってほしい」とか、「あの仕事を実現してほしい」などと口にすることは慎みます。◆幹事役として席を盛り上げる接待の席を楽しく盛り上がるようにするのが、接待する側の務めです。相手の好む話題を提供し、和やかな席にするよう幹事役に徹します。酒や料理は足りているか、満足しているか、など、相手の状…

  • 大橋直久「接待は上司に許可を得てから行く」

    ◆接待は上司に許可を得てから行く接待を受けることを禁止している会社もありますが、接待は会社のルールに従います。もし接待が許されていても、受けるときは上司に許可を得てからにします。常識を超えるような接待には、拒否する勇気を持ちたいものです。接待の席に行くときは、節度を持って臨みましょう。費用が相手持ちだからといって、欲張って暴飲暴食するのは見苦しいものです。酒を飲みすぎて醜態をさらさないよう気をつけます。酒や料理を口にするときは、上司と一緒の場合は、上司が口をつけてからにします。気持ちよく過ごせるよう、楽しい話をして接待してくれたことに応えます。◆酒の席では安易に仕事を引き受けない仕事の話やお願…

  • 大橋直久「最後までしっかり仕事をする」

    ◆最後までしっかり仕事を会社を辞めるときは、どんな理由にしろ退職の日までは会社から給料が支払われています。その間は、仕事の義務を果たさなければなりません。多くの場合、辞める前は目いっぱい有給休暇を消化したり次の就職に力を注ぐあまり、今の仕事をおろそかにしたり人間関係にも冷たい態度になってしまいがちです。しかし、その後転職しても、何らかの形で仕事や人間関係はつながっているものです。"立つ鳥後を濁す"ことは避けるのが賢明です。仕事の引き継ぎをきちんとし、人間関係もうまく保っておくよう努めましょう。◆礼を尽くして送り出す一方、辞める人を見送るときは、出て行く人に複雑な感情を抱く人がいます。とくに辞め…

  • 大橋直久「新郎新婦より控えめに装う」

    披露宴に列席するときの服装は、招待状に断り書きがないかぎり正装にします。「平服で」と書いてあっても、それなりに装って行きます。とくに案内状の差出人が両親の場合や格式の高い式場では、礼装にします。雰囲気にふさわしくない服装は失礼にあたります。列席者は、新郎・新婦より目立たないように、控えめに装うのがマナーです。とくに女性は、新婦の色である「白」の装いを避けることです。宴が夜の場合は、少し派手めでもいいでしょう。 ◆洋風の礼装とは列席の男性の場合、昼夜を問わない略礼装は、 黒いスーツで、白ソフトカラーシャツに白ネクタイ。スーツがシングルなら共布のベストを着用します。昼の礼装は、モーニングに縞ズボン…

  • 大橋直久「遅刻は厳禁」

    披露宴当日は絶対に遅刻しないように、会場には少し早めに着くようにします。受付では招待状を出し、「新郎の同僚の○○と申します。本日はおめでとうございます」「お招きいただきましてありがとうございます」などとあいさつします。現金はのし袋に入れ、持参するときは歓紗に包んでいきます。受付では、歓紗をはずしてたたみます。現金を入れたのし袋は受付の人に向けて両手で持ち、手渡します。渡すときは、「心ばかりのお祝いです。どうぞお納めください」などと、お祝いの言葉をかけます。当日受付にはお祝いの品物は持参しないことです。当日は当事者は荷物が多くて持ち帰るのが難しいため、かえって迷惑となってしまいます。万一当日まで…

  • 大橋直久「明るく心温まる話題にする」

    披露宴のスピーチを頼まれたら、喜んで引き受けましょう。祝辞の内容は、まず新郎新婦・親族の方々へのお祝いの言葉、次に自己紹介と新郎新婦との関係を述べます。そして、明るい話題、心温まるエピソードなどをスピーチし、新郎新婦を引き立て、会場の雰囲気を盛り上げる内容を心がけます。過去の恋愛話や裏話を暴露したり、暗い話題、品位のない話題を取り上げることは避けるのがマナーです。最後に前途への励ましとお祝いの言葉で締めくくります。内容はあらかじめメモして行きましょう。三、四分くらいの長さにし、あまり長い時間になら ないようにまとめます。だらだらと長いと、自分ではいい話をしているつもりでも、聞いている人は退屈し…

  • 大橋直久「早めに職場に報告する」

    婚約、挙式の日程は決まり次第、上司に報告しておきます。会社の仕事状況などを見て、あまり忙しくない日程で挙式日を決めましょう。披露宴に招待する場合は、上司にいきなり招待状を送ることは避け、前もって日時や会場などを報告して、「招待状をお送りしますのでよろしくお願いします」とあいさつします。仲人やスピーチ、宴の手伝いをお願いする場合は、できるだけ早めに依頼しておきます。 ◆会社への諸手続きをすませる入籍がすんだら、会社への届出をします。保険や年金などの問題がありますから、きちんと 手続きをすませましょう。結婚祝いをもらった場合、挙式がすんで落ち着いたらお返しをします。披露宴に出席してくれた人には、お…

  • 大橋直久「新たな門出を祝う」

    ビジネスをしていく中には、さまざまなお祝いの場があります。新社屋完成、会社の設立記念、新築や開店、栄転、受賞などのお祝いには、関係者を招いて祝賀行事が催されます。このような行事は喜びの場ですから、関係者たちで喜びを分かち、労をねぎらい、新たな道への門出を祝うことになります。 ◆会社代表で出席という意識を持つ招待状を受け取ったら、なるべく早く出欠の返事を出します。ビジネスで招待された場合は出席するのが原則です。都合がつかない場合は、代理を立てるか祝電を打つ、またはお祝いを届 けるなどします。出席するときは、会社としてのお祝い金を持参するとよいでしょう。金額は会社との関係により決めますが、緊密な場…

  • 大橋直久「偏差値と学校の価値」

    現在の高校の中に、飯能市の高校生が学んでいるような学校が存在することを知り、まだ、絶望すべきではないという思いであるが、この理想的な学校は、もしかしたら、「偏差値」はあまり高くない学校ではないだろうか、そして、海老名市の高校生の学校のほうがどちらかというと、偏差値が高いのではないだろうか。つまり、世間で問題にしている、偏差値と学校の価値とは関係のないものであり、受験校と称して、"一流"大学への合格率を高めることのみに、必死になっている高校の生徒たちの日常生活は満足度の低いものではないかと思われる。また、はじめの投書の高校教師は、「何が教育であるか」をわかっているだけに、現実には、自分の理想を貫…

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