Call my name 45
私が温かなミルクを飲み終わってカップをソーサーの上に返していると、花沢さんがふふふっと笑い声を溢した。何だろう、おかしな振る舞いをしてしまっているのだろうかと花沢さんの様子をそっと窺うと、視線は私ではなく、もっと遠くの何処かに向かっていて、つられて私もそちらを向く。何か面白い事が起こっているのかと思いきや、目に飛び込んで来たのはこちらに向かって歩いてくる総二郎先生だった。それに気が付いて、心臓がび...
2024/08/23 00:00
2024年8月 (1件〜100件)
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