ミステリ小説の感想等を気ままに書いています。新本格中心に読んでいましたが、最近は海外ミステリの虜。
アンソロジー「エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談 憑かれた鏡」
選出した怪談小説12篇を雰囲気たっぷりの自らの扉絵で飾ってくれています。解説で浜中利信先生も触れていますが、オーソドックスな古典的傑作が並んでいるので外れなしの安定感。収録作の中では、あまりにも有名な「猿の手」(W・W・ジェイコブズ)のみ既読。やはり再読で
遅ればせながら先週金曜日の釣果報告。アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレムの「制裁」「死刑囚」は無事に回収できたものの「ボックス21」は影も形もなく…。その代わり、イズレイル・ザングウィル「ビッグ・ボウの殺人」読了を拾ったりしました。リ
「三秒間の死角」が面白過ぎたので、アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレムの作品を探してます。とりあえず、ランダムハウス講談社文庫の3作(「制裁」「死刑囚」「ボックス21」)が標的。明日は休みなので、神保町周辺で探してみようと思いますが、古本に
カーデュラ探偵社 (河出文庫) [文庫]ジャック・リッチー2010-09-03「クライム・マシン」が面白かったので続けて手に取ってみましたが、こちらも大当たり!謎の超人探偵(正体は言わずもがな)が愉快な大活躍を魅せる「カーデュラ」シリーズ8篇、ノンシリーズ5篇を収録。
基本的に通勤のお供は長編作品。最近だと海外ミステリを持ち歩きます。300ページ前後の作品なら帰宅してからラストまで読み切り、それ以上長いものだと翌日に持ち越し。長編作品に関しては、このサイクルが丁度良い感じです。短篇作品は落ち着いて読みたいので帰
ふと、十二支の動物がタイトルに付くミステリを挙げてみたくなりました(完全なる思い付き)漠然と挙げるのも面白くないので、以下のルールを定めます。 <ルール>1.各干支に対して一つタイトルを挙げる。2.この際、干支の動物がタイトルに入ってること。3.動物名は
周到な伏線を隅々まで張り巡らせたハイレベルな本格ミステリ。殺人鬼に所縁ある物を集めるコレクターの世界という怪しげな背景も魅力的ですし、異常犯罪を専属で追うカーソンとハリーのコンビも中々に良い味出してます。だがしかし、キャラ立ちしてるも何もシリーズ2作目
最近、海外ミステリをメインに読んでいる。通勤時に持ち歩くのも必ず海外ものだし、帰宅してもフロスト警部に手が伸びる。国内ミステリを中心に読書して来た自分にとって、少し前には想像できなかった状況。この意識変化には理由がある。10代の頃、クリスティ
四人の申し分なき重罪人 (ちくま文庫) [文庫]G.K.チェスタトン2010-12-10「ブラウン神父」シリーズでお馴染みのチェスタトンによる中篇集。「誤解された4人の男」が語るのは奇天烈な話ばかり。珍妙なタイトルからして逆説の名手の面目躍如ですが、内容もロジカルなどんで
現在読書中の「クライム・マシン」は過去に「このミステリーがすごい!」1位に選ばれた作品とのこと。どんな評価をされていたか気になったので本棚から2006年版「このミス」を探したところ…その翌年以降分からありました。読みたい本に限って実家にある法則。
ボビーZの気怠く優雅な人生 (角川文庫) [文庫]ドン ウィンズロウ1999-05筋金入りの落ちこぼれティム・カーニーが伝説の麻薬王・ボビーZの替え玉に仕立て上げられて…。麻薬王の身柄と生命を狙う奇人変人のせいで南カリフォルニアは死屍累々。暴力の嵐が吹き荒れても読後感
ミステリ小説について、あれやこれや書いて行こうと思います。とりあえず、週に1回は投稿しよう。
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