住所
出身
ハンドル名
alpenjapanさん
ブログタイトル
心が満ちる山歩き
ブログURL
https://blog.goo.ne.jp/alpenjapan
ブログ紹介文
美しい自然と、山へ登れる健康な身体に感謝。
自由文
-
更新頻度(1年)

25回 / 332日(平均0.5回/週)

ブログ村参加:2014/04/04

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alpenjapanさんのブログ記事

  • 北アルプス 剱岳(6)

    剱岳(2,999m)(つづき)前剱まで下ってくると、真正面に立山です。登りの時は霧に覆われてみることのできなかった景色です。別山が大きく、その奥に雄山(3,003m)や大汝山(3,015m)がなんとか雲に隠れずに見えています。4年前に立山に登ったときにもこんな写真が撮れました。立山は移りゆく雲の似合う豪快な山です。奥大日岳も姿を見せました。こちらは2年前に登った山です。そこで初めて剱岳を間近に見ました。すごい数のチングルマとハクサンイチゲが咲いていたことも思い出します。立山も大日岳も、前剱から眺めるのが一番豪快な姿だと思いました。雲が切れて登ったばかりの剱の山頂も姿を現しました。天気の変化が目まぐるしいこともあって、あの頂上に登ったという実感が湧きませんでした。(登頂:2019年8月上旬)(つづく)北アルプス剱岳(6)

  • 栃木県 雲竜渓谷

    雲竜渓谷は女峰山の麓の渓谷です。氷瀑が見られるのを会社の先輩に教えてもらい、3人で出かけました。林道を歩き、ダム横の急な坂を登り、工事中の砂防ダムの横を歩き、雪混じりの川を渡渉し、駐車場から4時間歩いたところに想像を超えた景色がありました。滝がすべて凍りついています!大きなものから小さなものまで、その数は計り知れません。凍った滝、氷瀑は透明ではなく、宝石を薄くしたようなブルーでした。近くで見ると、洞窟にある鍾乳石が凍り付いたようだと思いましたが、氷瀑は鍾乳石と違いたった一冬でこんなにすごくなります。見上げると、さらに大きな滝があり、滝壺まで登っていけるようでしたが、傾斜がかなり急に見え、そこまでは行きませんでした。雪が降ったりやんだりでとても寒い一日でしたが、すべてが驚きの連続でした。(2019年2月中旬)栃木県雲竜渓谷

  • 丸川峠から大菩薩嶺(2)

    大菩薩嶺(2,057m)(つづき)大菩薩嶺へは、標高1,600m弱の上日川峠から登り始めるのが最も便利ですが、それとは全く別に、丸川峠を経て山頂へ達する登山道が通じています。今日は、大菩薩嶺の登山3回目にして初めてこの道を歩きます。登山口(丸川峠入口)の標高はおよそ1,000mです。最初は、「はいってはいけません」という札や三角コーンの置かれた工事現場を通り過ぎますが、すぐに森の中に入ります。とても明るい森で、立派なブナもあります。この雰囲気は上日川峠からの登山道にはなかったものです。人の手で植えられたカラマツも一部ありますが、これは昔炭焼きが行われていたところだといいます。分かりやすい道ですが坂はまあまあ急でした。10月も下旬ですが暖かく、紅葉がほとんど進んでいません。標高を上げて、ようやく色づいてきたかなと...丸川峠から大菩薩嶺(2)

  • 北アルプス 剱岳(5) 山頂から”カニのよこばい”を下る

    剱岳(2,999m)(つづき)剣山荘からほぼ4時間かかって、朝9時ちょうどに剱岳の山頂に辿り着きました。登山は登頂だけでなく、下山して帰るまでが登山だと言われても、この時だけは下山のことを忘れて喜びたいと思いました。無事に登頂できて、ほっとしました。登山ではどんな時にほっとするものでしょうか?今日は山頂に着くまで、その場に立って足が動かなくなるような、怖気づく岩場が出てきたらどうしようかとずっと思っていましたが、そんな岩場は最後まで遂に現れなかったことに安堵したのです。「~頂上は意外に広々とした岩石の丘だった。大小無数の岩石が重なり合いながら、絶頂に向ってゆるい傾斜を作っていた。生田はしばらく、その場に立ち尽して、地形を観察していたが、荒れた呼吸が落ちつくと、黙って絶頂を指し示した。四人は並んで歩いた。順番はな...北アルプス剱岳(5)山頂から”カニのよこばい”を下る

  • 吾妻連峰・吾妻小富士

    吾妻小富士(1,707m)吾妻小富士は、福島県から山形県にかけて連なる吾妻連峰の山々の一座です。一切経山から見た吾妻小富士は、東北の山の眺望でも特に印象に残っているものの一つです。富士山をそのまま小さくしたような形は、偶然としか思えないほど富士山に似ています。そして、ものすごい雲海の中で、富士山の頂上だけがぽっかり浮かんでいるように(本当に)見える風景が最高でした。「小」富士というくらいなので山の形は当然小さく、浄土平のバス停から山頂を歩いて、再びバス停まで帰ってくるのに1時間もあれば十分です。しかし、登ってみると発見がありました。遊歩道のように整備された階段を10分ほど登って「稜線」に出ると、すり鉢状の火口が姿を現します。これが北海道の羊蹄山にとても似ていました。ただし、サイズは当然羊蹄山よりも小さいです。ま...吾妻連峰・吾妻小富士

  • 市房山(3)

    市房山(1,721m)(つづき)4合目には市房神社が建っています。現代的なコンクリート製の本殿ですが、紅白の色づかいが目をひきます。神殿の中にはお酒の一升瓶がお供えされていました。ここからしばらくすると一気に登りが急になり、歩きづらいところも出てきます。ツルツルで滑りやすい大木もあり、ロープが下がっているところもあります。去年登った愛子岳(屋久島)の最後の登りを思い出しましたが、あれほどはきつくありませんでした。北アルプスの鎖場とは違う、これも楽しい山歩きです。タクシーの運転手さんは市房山の登山道を「大人のアスレチック」と話していました。7合目を過ぎると、道が少し穏やかになります。樹木の数が少なくなっていくのが分かります。気象条件の厳しいのもあるでしょうが、シカの食害も深刻なものがあるといいます。バイケイソウの...市房山(3)

  • 南アルプス 櫛形山

    櫛形山(2,052m)櫛形山は南アルプスの前衛峰で、甲府の街からよく見えます。遠くには南アルプスの主峰が連なっていますが、櫛形山はそれらよりずっと大きな姿で見えています。例えるなら、テニスのダブルスで相手に立ちはだかるように聳える、まさに「前衛」の山です。中尾根登山道を登っていきました。最初は人工的なヒノキ林ですが、他の樹木も少しずつ増えてきて、標高1,200mあたりで、あるがままの森にほぼ変わります。色鮮やかな新緑が続き、さらに標高が高くなると軽快なカラマツの森となります。歩きながらにして森の変遷を実感できるところが面白い道でした。樹林帯を歩き続け、ぱっと眺望が開けて姿を現す富士山。気のせいかもしれませんが、左右対称に見えません。ぽっかり開けたテント場と避難小屋(ほこら小屋)の佇まい。「櫛」形山らしく、長く続...南アルプス櫛形山

  • 面白山

    面白山(1,264m)深田久弥は、『日本百名山』で雪を纏った火打山のことを、「~ところが火打だけは完璧に白かった。こんなに一点の黒もなく真白になる山は、私の知る限り加賀の白山と火打以外にはない。~」(『日本百名山』(新潮社版))と激賞しました。最も白い山のひとつが加賀の白山であるとして、最も面白い山はどこかと聞かれれば、その名の通り「面白山」です、と答えるのも面白いと思います。『日本山名事典』(三省堂)をひくと、「面白山」という名前の山はただ1座、宮城県と山形県の県境にありました(ほかに、「面白峰」という810mの山が福島県喜多方市にあると出ました。)。面白山は字の通りなかなかいい山でした。歩き始めからクリやブナの森。ブナに似ているけれど、幹模様のはっきりした樹があると思ったら、「こしあぶら」という札が付いてい...面白山

  • 花の焼石岳

    焼石岳(1,548m)山に限らず「一番好きなものは?」という質問には答えにくいものですが、山で見た紅葉の中で一番すごかったのはどこかと聞かれれば、躊躇なく焼石岳と断言できます。栃木県の高原山も素晴らしかったですが、スケールの大きさでは焼石岳に及びません。紅葉から原色の煌めきのようなものを感じたのは、ここ焼石岳をおいてほかにありません。その焼石岳は、花の名山としても有名です。6月最初の日曜日、ちょうど山開きの日に登りました。焼石岳の花々は、紅葉と同じがそれ以上に強い印象があったと思います。ここに来て初めて見た花というのはなかったのですが、咲いている花の数に驚きます。中沼ではミズバショウとリュウキンカが最盛期です。あの尾瀬でも、ミズバショウがこんなにはびっしり咲いていなかったと思ったほどです。水面はなだらかな雪の頂...花の焼石岳

  • 鈴鹿山 鈴北岳・御池岳から藤原岳への縦走(3)

    鈴北岳(1,182m)・御池岳(1,247m)・藤原岳(天狗岩)(1,171m)(つづき)多彩な眺望を鈴北岳から楽しんだら、今度は鈴鹿山脈の最高峰・御池岳へ向かいます。地図には「日本庭園」と記されていますが、日本庭園のような雰囲気は感じられませんでした。しかし、鈴北岳も御池岳も石灰岩の山で、真っ白な岩がところどころ地面から顔を出しています。クレーターに草が生えたような大小の窪みがあり、水のたまっているものとたまっていないものの両方があります。川が流れているわけでもなく、どうしてこの池は水をたたえているのだろうと思わせます。御池岳のピークは、石灰岩がゴロゴロしているところに、山頂の標識が立てられていました。御池岳から”ボダンブチ”の方向へ歩き、地図上で「奥の平」とある地点を見下ろすのも面白いです。「奥の平」のあた...鈴鹿山鈴北岳・御池岳から藤原岳への縦走(3)

  • 鈴鹿山 鈴北岳・御池岳から藤原岳への縦走(2)

    鈴北岳(1,182m)・御池岳(1,247m)・藤原岳(天狗岩)(1,171m)(つづき)鈴北岳の山頂が近づくと、登山道のまわりは樹木もまばらとなり、見通しがよくなります。まず目に飛び込んでくるのは鈴鹿山脈の最北に位置する霊仙山(1,094m)で、てこでも動かないくらい立派な山体です。花の数が多いとのことで、一度登ってみたい山です。その奥にそびえるのが伊吹山(1,377m)です。新幹線のぞみ号から眺められる景色のベスト3は、富士山・伊吹山・比良山だと思っています。新幹線から眺める伊吹山も大きいですが、鈴北岳から眺める伊吹山にも大きさを感じます。アルプスの岩場ほど急ではないものの、勇ましい角度で稜線が立ち上がっています。埼玉県の両神山の高さを少し低くし、あのギザギザを取り除くと伊吹山になります。霊仙山ほどではない...鈴鹿山鈴北岳・御池岳から藤原岳への縦走(2)

  • 北アルプス 剱岳(4)

    剱岳(2,999m)(つづき)8番目の鎖場を抜けて少し下ると、「平蔵のコル」です。霧に覆われ、雲がどんどん厚みを増し、周りの様子はほとんど分かりませんが、東側に雪の塊があります。平蔵谷の雪渓です。全容が分からないので、斜面にぽっかり穴が空いている感じがします。ここから「カニのタテバイ」を登っていきます。先行して登っている最中の人が何人かいます。斜度は思ったほど急ではないですが、どこに登りの手がかりがあるのだろう?と思います。北アルプスではあまりにも有名な鎖場である「タテバイ」ですが、登山の後、佐伯邦夫氏による『剱岳地名大辞典』(立山カルデラ砂防博物館研究紀要第13号)を読み、発見がありました。「タテバイ」が出来る前は「ヨコバイ」しかなかったのですが、「昭和三〇年代に蟹の横這いの混雑緩和のため山頂ドームへの登り専...北アルプス剱岳(4)

  • 鈴鹿山 鈴北岳・御池岳から藤原岳への縦走(1)

    鈴北岳(1,182m)・御池岳(1,247m)・藤原岳(天狗岩)(1,171m)三重県は近畿地方、中部地方どちらにも含まれているような県です。三省堂の「コンサイス日本地名事典(第三版)」をひくと、三重県は近畿地方であり、中部地方ではないということでした。三重県を近畿地方に含めるとするなら、近畿地方で一番好きな山域は鈴鹿で、登った回数も一番多いです。6年前に御在所岳と入道ヶ岳、4年前には藤原岳に登りました。僕は茨城に住んでいますが、茨城県民としてはたくさん登っている方ではないでしょうか。同じ山脈にそびえる三座の山々には、全く違う個性があります。眺望の豊かさは標高1,000m前半の山とは思えないほどで、山頂に立つ回数を重ねるごとに心の中で鈴鹿山脈の地図が広がっていく気持ちになれます。1+1が2ではなく3以上になるよ...鈴鹿山鈴北岳・御池岳から藤原岳への縦走(1)

  • 2019年 残雪と尾瀬沼(2)

    (つづき)長蔵小屋から、尾瀬沼山荘の建つ三平下まで歩きました。昔、西岸の沼尻からここまで船が行き来していたといいます。ここから20分少し登ると三平峠ですが、今日は峠までは行きませんでした。尾瀬沼東岸沿いの道から眺める、尾瀬沼と燧ヶ岳のセットは最高です。距離は短いものの、その中で燧ヶ岳の姿が少しずつ変化します。「広大な尾瀬ヶ原を差し挟んで東西に対立している燧岳と至仏山。燧の颯爽として威厳のある形を厳父とすれば、至仏の悠揚とした軟らかみのある姿は、慈母にたとえられようか。」(深田久弥『日本百名山』(新潮社))今日の残雪をまとった燧ヶ岳は、柔らかさと迫力を併せ持ち、「慈母」の至仏山に接近しているように見えます。残雪が山の印象をはっきり変えています。水面に残る雪と地面の雪につれられて、ダケカンバの枝もほとんど白く輝いて...2019年残雪と尾瀬沼(2)

  • 2019年 残雪と尾瀬沼

    尾瀬沼に行ってきました。5月に尾瀬へ行くのはこれが3回目です。5月の尾瀬は人出が少なくて、ゆっくり歩けるのが何よりの魅力です。今年もミズバショウを期待していたら、まだほとんど咲いていなく、代わりに待っていたのは雪景色でした。沼山峠のバス停から歩き始めると早くも地面が雪に覆われていて、もとの道が現れている場所はほとんどありません。そのせいか、いつも以上に景色の見通しがよく感じられます。この冬の積雪に耐えられずに折れてしまった巨木があります。バス停からの坂を登り切って、樹と樹の間から燧ヶ岳が見えたときには、こんなにも大きく見えるんだなという意外な感じがしました。尾瀬沼から眺める燧ヶ岳よりも、ゆったりとした山容をしており、残雪によってその大きさをさらに増しています。湿原に出るまではオオシラビソの立派な樹が多いです。針...2019年残雪と尾瀬沼

  • 北アルプス 剱岳(3)

    剱岳(2,999m)(つづき)「おそろしいのは、絶頂ではない、山の斜面である。」(~ニーチェ『ツァラトゥストラ』手塚富雄訳(中央公論新社))今日はいよいよ剱岳に登る日です。登頂することができれば、日本百名山は残り5座になります。北アルプスでは最後まで残った百名山です。少なくとも北アルプスに限って言えば、剱岳が一番難しい山であることは間違いないでしょう。北アルプスで、ここ剱岳よりも難しいルートを歩くことは、一生なさそうです。山頂がどんな場所なのかは想像もつきません。山頂にたどり着くには、有名な「カニのたてばい」を登り切らなければならず、そのことばかり考えてしまうからです。駄目なら引き返せばよいだけですが、どうやらあの「たてばい」は、途中で引き返すことも難しい代物のようなのです‥‥‥進退窮まったら一体どうすればよい...北アルプス剱岳(3)

  • 北アルプス 剱岳(2)

    剱岳(2,999m)(つづき)剱御前小屋まで登ると、ようやく剱岳が姿を現しました。山は言うまでもなく、すべてが自然そのもので、「自然の手が入った」という言い方は変ですが、剱岳の岩々には自然の手が入っていない部分は一つもないと思えます。剱岳は彫琢の限りを尽くした岩の山です。目標の山は眼前にそびえているというのに、ここから今日宿泊する剣山荘までずっと下りが続きます。甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根登山口に似ています。中央線の小淵沢駅は標高900m弱、甲斐駒ヶ岳は2,967mもあるのに、駅から登山口へ走るタクシーはどんどん坂を下っていくのです。これからたくさん登らなければいけないのに、そんなに下らないでくれ!と思ってしまいます。目指す山頂を眺めながら下っていると、目標に近づいているはずなのに、自分から目標がさらに遠のいていくよう...北アルプス剱岳(2)

  • 丸川峠から大菩薩嶺(1)

    大菩薩峠(2,057m)昨年は2017年で、東京都の最高峰・雲取山(2,017m)の「標高年」でした。山頂はいつもの年以上に多くの登山客を迎え入れたようですが、残念ながら自分は2017年に登ることができませんでした。日本百名山で次の標高年がやってくる山は美ヶ原(2,034m)で、その後1m(年)差で吾妻山(2,035m)、さらに岩手山(2,038m)・幌尻岳(2,052m)・大菩薩嶺(2,057m)・十勝岳(2,077m)‥‥と続きます。2057年が来た時、自分の年齢は78歳です。標高年に大菩薩嶺へ登ることは出来そうだし、目指してみたいとも思います。2077年の十勝岳は相当難しそうですが。登山の難しさは標高と比例するとは限りません。山頂の近くまでバスやタクシーで移動できる山が数多くあるからです。思い出すと、どう...丸川峠から大菩薩嶺(1)

  • 田代岳

    田代岳(1,178m)白神山地は、青森県と秋田県にまたがる、日本で最初に世界遺産へ登録された場所の一つです。その白神山地を、世界遺産の登録エリアにとどまらず広くとらえると、田代岳はその最も東側にあります。JR奥羽本線の大館駅から五色湖へ進むと、さらに山中を分け入るように道が続いています。五色湖から先は舗装もされておらず、壊れたままのガードレールも放置されたワイルドな道です。登山口(荒沢登山口)は目立たない場所にあり、標識がなければ分からなかったかもしれません。まさに山奥ですが、この道をもう少し進んだところには三菱重工のロケットエンジン試験場があります。試験場からものすごい騒音が発生するので、できるだけ人里から離れた場所にする必要があったとのことですが、近くに人工的な試験施設があるということがとても信じられないよ...田代岳

  • 尾瀬 平ヶ岳(4)

    平ヶ岳(2,141m)(つづき)平ヶ岳は山頂そのものが桃源郷ですが、ここには別にもう1つ桃源郷があります。それが、池ノ岳の湿原から山頂への道のりとは別の道を進んだところにある玉子石です。玉子石は、その分岐点から15分進んだところにありました。木道を進み、小さな丘を越えたところに忽然と現れました。同じような形の石が、偶然にも2個重なっています。上の方の石は、下が少しすぼんでいます。玉子石の向こうには、山頂と同じような平地と、大小さまざまな池塘が広がっていました。道はここで行き止まりです。ここは人間の世界と神々の世界を分ける結界のような場所でした。天は二物を与えずと言いますが、平ヶ岳には最低でも山頂と玉子石の二物が存在します。奇跡の中に奇跡のある山が平ヶ岳でした。この神秘的で不思議な美しい場所には何時間いても飽きな...尾瀬平ヶ岳(4)

  • 北アルプス 剱岳(1)

    剱岳(2,999m)「全く剣岳は太刀の鋭さと靭さとを持っている。その鋼鉄のような岩ぶすまは、激しい、険しいせり上りをもって、雪をよせつけない。四方の山々が白く装われても、剣だけは黒々とした骨稜を現わしている。その鉄の砦と急峻な雪谷に守られて、永らく登頂不可能の峰とされていた。」(深田久弥『日本百名山』(新潮社版))剱岳は最も登ってみたい山でしたが、なかなか登ろうと思えない山でもありました。剱岳の、早月尾根登山口には、「試練と憧れ」と彫られた石碑があるそうです。自分にとっては、畏怖が憧れを上回り、怖気づく気持ちが登りたい気持ちを上回っていました。山ならどこでも、憧れを感じるところには、畏怖も感じるのではないかと思います。山登りを始めて7年、やっと剱岳に登ろうという時がきました。2階建て車両をつないだ特急列車に乗っ...北アルプス剱岳(1)

  • 北アルプス 晩秋上高地(4) 

    (つづき)河童橋に戻り、五千尺ロッジの「カフェテリアトワ・サンク」で注文していたアップルパイを取りに行き、その後対岸の五千尺ホテルでケーキセットを楽しみました。たいして歩いていないのに贅沢ばかりしています。アップルパイのことは、2か月前に穂高岳へ登った時、行きのバスで教えてもらったものです。信州産りんごを6個も使ったというこのアップルパイは絶品です!今日はホールごと買って帰れることを行く前から楽しみにしていました。もう一度岳沢湿原の近くまで歩いてみました。夕方の穂高岳は、陽の当たる時と雲の陰になった時でまったく違う表情を見せました。六百山の岩峰も、湿原の立ち枯れた木々も同じでした。「~松本というよりもむしろ上高地の入口に近い新村で生まれ育った私にとって、穂高岳はもっとも身近な高い山だった。~」(手塚宗求『諸国名...北アルプス晩秋上高地(4)

  • 尾瀬 平ヶ岳(3)

    平ヶ岳(2,141m)(つづき)急な斜面を登り終えても、まだ山頂ではありません。ここは池ノ岳で、目指す平ヶ岳へはいったん鞍部へ下った後、最後の登りが待っています。巻機山だと思ったら、まだ「ニセ巻機山」だったというのに似ています。しかし池ノ岳の景色は、そんな気分を吹き飛ばして余りあるものでした。なだらかではあるもののピークがはっきりわかる平ヶ岳、足もとには姫ノ池の無数の池塘と浮島、青空に浮かぶ雲までもすべて映し出す水面、すべてが驚きで満ちあふれています!山頂は、山名らしく広い湿原でした。コバイケイソウの花が多かったです。会津駒ヶ岳にも湿原や大きな池塘がありますが、それらは頂上から少し下ったところで、頂上とは別に桃源郷が広がっている感じです。一方、その桃源郷が頂上と一体化しているのが平ヶ岳です。雲が多く、東北地方で...尾瀬平ヶ岳(3)

  • 尾瀬 平ヶ岳(2)

    平ヶ岳(2,141m)(つづき)登山口近くの、鷹ノ巣の「清四郎小屋」で泊まりました。小屋の主人の素朴な人柄、大きな一枚板の机、石造りの露天風呂、夕食の手打ち蕎麦、多くのことが印象に残る一夜でした。蕎麦は手打ちであるのみならず、蕎麦を栽培するところから自家製とのことでした。一枚板は、小屋の入口にあるものはカラマツの木、食卓はトチの木でした。トチの花から採れる蜜は、蕎麦のそれよりも美味しいそうです。今日は金曜日なので小屋の宿泊客は8人でした。そのうち、渓流釣りに来ている人が1人いました。釣果は20匹以上あったそうで、ビールが美味しそうでした。関東では、例えば荒川でもイワナを釣ることはできるが、それらはほとんど漁協が放流したもので、自然のイワナ・ヤマメを釣るには只見川が一番で釣り甲斐があるということでした。イワナは大...尾瀬平ヶ岳(2)

  • 尾瀬 平ヶ岳(1) 奥只見湖を船で尾瀬口まで

    平ヶ岳(2,141m)去年皇海山に登った時に、山の標高を調べたことをきっかけに、標高が素数の百名山を調べてみたところ、全部で15座ありました。偶然か必然か、この「素数百名山」15座は、北アルプスの剱岳(2,999m)や北海道のトムラウシ(2,141m)など、簡単には人を寄せ付けない山々が多くを占めています。尾瀬の奥にそびえる平ヶ岳もその1つで、またまた偶然にもトムラウシと標高が同じです。両方の山とも、道のりの長さで取り上げられることが多いのも同じです。平ヶ岳の登山道は距離にして往復20kmを超えますが、道中には山小屋は一切なく、日帰り以外の選択肢はありません。陽の長い、しかし残雪はない季節に登るしか方法はないと思いました。「日本百名山」の中でも、平ヶ岳の最後の一節は全文中特に印象的なものの一つであり、何百年先に...尾瀬平ヶ岳(1)奥只見湖を船で尾瀬口まで