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alpenjapanさんのプロフィール

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茨城県
出身
大阪府

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ブログタイトル
心が満ちる山歩き
ブログURL
https://blog.goo.ne.jp/alpenjapan
ブログ紹介文
美しい自然と、山へ登れる健康な身体に感謝。2019年11月に日本百名山を完登しました。
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2014/04/04
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alpenjapanさん
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心が満ちる山歩き
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心が満ちる山歩き

alpenjapanさんの新着記事

1件〜30件

  • 山と風景印 群馬県の山(3) 赤城山①

    桐生郵便局の風景印・山は赤城山です。新前橋から小山へ向かうJR両毛線は、伊勢崎までいったん南下した後桐生に北上するので、赤城山の見え方が違ってくるのが面白いです。地図を見ると、三角形の二辺を、なかなか遠回りをしていると思います。桐生は機織りの街で、その歴史は古く、奈良時代から続いているといいます。桐生駅から歩いて行ける場所に、趣きのある建物がいくつもあります。山と風景印群馬県の山(3)赤城山①

  • 北アルプス 槍ヶ岳から笠ヶ岳へ(5)

    北アルプス槍ヶ岳(3,180m)・笠ヶ岳(2,898m)((4)のつづき)「五郎沢」と書かれた岩がありました。五郎は黒部五郎岳と同じようにゴーロ、大きな岩のことを表していると思います。9月なのに巨大な残雪も現れました。長い距離をかけて、少しずつ標高をかせぐ道が続きます。それでも、来た道を振り返ると、すれ違ったばかりの人がもう遠くの方に見えます。しっかり登っていることを実感します。槍ヶ岳の姿はまだ現れません。先に見つかったのは常念岳の大きな三角形でした。2か月前に常念の頂上から槍を見たことは、槍ヶ岳に登ろうとする大きなきっかけになりました。(登頂:2013年9月上旬)(つづく)北アルプス槍ヶ岳から笠ヶ岳へ(5)

  • 北アルプス 槍ヶ岳から笠ヶ岳へ(4) 槍沢ロッヂ・カブト岩

    北アルプス槍ヶ岳(3,180m)・笠ヶ岳(2,898m)((3)のつづき)槍沢ロッヂに出ます。三脚の上に双眼鏡があり、「槍が見えるよ」と書いてあります。たしかに槍ヶ岳でした。双眼鏡がなくても、大きな木と木の間から頂上が見えました。双眼鏡がなければ、見逃してしまうところでした。次いで、「槍見」と白ペンキで書かれた岩が現れました。見上げると、槍ヶ岳よりもっと大きな三角形の巨岩がそそり立っています。地図には「カブト岩」とあります。ババ平のキャンプ場まで来ると、槍ヶ岳まで5.0kmの標識が立っています。高低差では、ここからまだ1,000m以上は残っています。大きなガレ場が現れ、少し山に近づいた感じがしてきました。(登頂:2013年9月上旬)(つづく)北アルプス槍ヶ岳から笠ヶ岳へ(4)槍沢ロッヂ・カブト岩

  • 百名山の麓をたずねて(14) 岩手山 石割桜と岩手銀行赤レンガ館

    石割桜は、盛岡駅から歩いておよそ20分、盛岡地方裁判所の敷地内にあります。このような説明書きがついています。「~この敷地は南部藩の家老であった北家の屋敷跡である。どういうわけでこのように石が割れたか明らかでないが約350年余り前落雷によって割れ、その割れ目に桜の種が落ち込んで生育したといい、一説には石のひびに桜の種が落ちこんで生育につれ石を割ったという。~」どちらかと言えば、後の説によりたい気がします。一本の桜の木が巨大な岩を割っていることは確かです。しかも、「石の割目は北側南側共に少しずつひろがっている。」といいます。桜の生命力の強さに驚きます。普段の花見と違って、何か厳かなものに圧倒された気持ちになります。石割桜からほど近い場所にある、岩手銀行赤レンガ館です。2012年までは、岩手銀行中ノ橋支店として営業し...百名山の麓をたずねて(14)岩手山石割桜と岩手銀行赤レンガ館

  • 北アルプス 槍ヶ岳から笠ヶ岳へ(3)

    北アルプス槍ヶ岳(3,180m)・笠ヶ岳(2,898m)((2)のつづき)横尾山荘から穂高岳へは立派な吊り橋・横尾大橋を渡って先に進みます。槍ヶ岳へは、穂高岳への道と分かれ、沢沿いの道をさらに北上します。傾斜はまだ緩く、北アルプスでこれくらいゆったり歩ける登山道はなかなかありません。流れるのは梓川で、その源流が槍ヶ岳です。川の名前よりも、特急列車で知られている名前だと思います。中央線の特急「あずさ」は、この川から名づけられています。梓川は、下流では犀川、千曲川、最後は信濃川となって日本海へ至ります。手塚宗求氏の『諸国名峰恋慕』(山と渓谷社)を読むと、槍ヶ岳に初登頂した播隆上人が初めて槍ヶ岳に向かった時には、「~鍋冠山、大滝山、蝶ヶ岳を経由して槍沢に至っている。この時は登頂の機会をうかがっていたものの果たさなかっ...北アルプス槍ヶ岳から笠ヶ岳へ(3)

  • 山と風景印 栃木県の山(1) 三毳山

    栃木県・佐野郵便局の風景印です。山は三毳山、花はカタクリです。読みの難しい三毳山(みかもやま)は、229mの標高ながら山名事典には取り上げられており、「~『万葉集』(巻14)に「下毛野美可母の山の小楢のすま麗し児ろは誰が笥か持たむ」の歌があり、~」(『日本山名事典』(三省堂))と出てきます。とても難しい漢字ですが、これに木へんをつけると「橇(そり)」になります。地図を見ると、三毳山は南北に伸びる山で、橇のイメージに合っているかもしれません。安蘇(あそ)山の別名もあり、こうなると九州の大火山を思い出させます。近くには、栃木県の「安蘇庁舎」というスケールの大きそうな名前の役所もあります。佐野からおよそ10km北上すると、東武佐野線の終点・葛生駅です。今は佐野市ですが、2005年2月までは安蘇郡葛生町でした。葛生郵便...山と風景印栃木県の山(1)三毳山

  • 北アルプス 槍ヶ岳から笠ヶ岳へ(2) 徳沢から横尾へ

    北アルプス槍ヶ岳(3,180m)・笠ヶ岳(2,898m)((1)のつづき)5時15分に宿を出ました。とても寒い朝です。上高地から槍ヶ岳山荘までおよそ18kmもある登山道のうち、半分を上高地の平地歩きが占めています。途中の横尾山荘までは、水平距離で約10kmあっても、標高差は120mほどしかありません。森の中はまだ暗いのに、対岸の明神岳と前穂高岳の頂上が真っ赤に染まっています。赤色を明るくすると、あんなに眩しく見えるのかと思います。しばらく歩くと新村橋の袂に出ます。素朴な吊り橋ですが、橋を渡った先は別世界という感じがします。橋から川を眺めると、大きな石が無数にゴロゴロしています。河原が森になっている場所もあります。地形はほとんど平坦でも、水音と吊り橋の揺れから激しさが伝わってくるようでした。「~氾濫原と呼ばれる河...北アルプス槍ヶ岳から笠ヶ岳へ(2)徳沢から横尾へ

  • 山と旨い酒(19) 蔵人の酒(岩手県八幡平市)

    2005年9月、岩手県の西根町・安代町・松尾村が合併し、八幡平市が発足しました。山名がそっくりそのまま自治体の名前になっている、珍しいケースです(例えば、静岡県には富士市がありますが、「富士山市」という名前の市はありません)。八幡平市の蔵元、わしの尾のお酒です。琥珀色が日本酒の可能性の拡がりを感じさせます。とても重厚で、八幡平の自然が持っているすべての色が封じ込められたような味わいでした。残雪・盛夏・草紅葉、八幡平は季節によってまったく違う風景を見せる山です。山と旨い酒(19)蔵人の酒(岩手県八幡平市)

  • 山と風景印 群馬県の山(2) 榛名山

    高崎市・榛名簡易郵便局の風景印です。簡易郵便局で、風景印が置かれているのは珍しいようです。榛名山へ登りに高崎駅から群馬バスで向かい、終点の榛名湖へもうすぐ着くという頃に車窓から郵便局を見つけ、その佇まいが印象に残りました。郵便局の佇まいというのも大げさな気がしますが、それくらい覚えていました。そこで、台紙と返信用封筒を同封して風景印を依頼することにしました。図柄は榛名湖から眺めた榛名富士で、実際の風景をそのまま思い出すことができます。岩は九折岩で、湖と同じ位置に描かれていますが、実際の位置は湖畔からやや離れています。榛名神社の裏にある奇岩とのことですが、まだ見たことがありません。山と風景印群馬県の山(2)榛名山

  • 北アルプス 槍ヶ岳から笠ヶ岳へ(1) 上高地から徳沢まで

    北アルプス槍ヶ岳(3,180m)・笠ヶ岳(2,898m)「~而して、鎗ケ嶽は、いかに名称自詮とはいひながら、その矗々として鋭く尖れるところ、一穂の寒剣、晃々として天を削る、その体たらくは日本山嶽に通有せる尖塔形(ピラミッド)にあらず、一個無煙の煙筒形(チムネー)を成して聳ゆるなり、鎗ケ嶽が千山万嶽鉄桶の如く十重二十重に囲繞せる中に、昴々然として一肩を高く抽くさまは、これを草に喩ふれば、裾野に穂を閃かす薄の如く、木に形容すれば、野路にひと際秀でたる一本杉の如く、人に具体すれば風骨珊として秋に聳えたる清痩の高士の如し。~」(『鎗ケ嶽探検記』~『山岳紀行文集日本アルプス』より小島烏水著・近藤信行編(岩波文庫))山に登る時の天気には、とても恵まれている方だと思います。槍ヶ岳を眺めるチャンスは何回もありました。離れた山か...北アルプス槍ヶ岳から笠ヶ岳へ(1)上高地から徳沢まで

  • 山と旨い酒(18) またぎ(秋田県潟上市)

    マタギの狩りの様子が描かれたお酒です。とても力強い味わいでした。手には大きな槍があります。秋田県、阿仁の打当温泉で、現役のマタギの方からとても興味深いお話を聞くことができました。マタギは、30年ほど前には、北秋田市の阿仁地区だけで約100人いましたが、今は北秋田市全体で100人ほどに減ったとのことです。槍だけで狩りを行っていた時代もあったそうです。ヤリは正確だったからです。また、集団で猟をするときは犬は使いませんが、他の地区のマタギからは驚かれるといいます。熊は逃げるのが上手く、高さおよそ20センチまで身を屈めて潜められ、止め足を使う賢いのもいるとのことです。大きな熊のイメージからは想像がつきません。一昨年飯豊山に登った時、稜線から谷に向かって獣道が3本平行に走っているのを見ました。熊か鹿かは分かりませんが、あ...山と旨い酒(18)またぎ(秋田県潟上市)

  • 山と風景印 群馬県の山(1) 鹿田山・岩宿遺跡

    両毛線の岩宿駅からほど近い笠懸郵便局の風景印、山は232mの鹿田山です。岩宿遺跡と大きな石器も出てきます。1946年、考古学者の相沢忠洋氏が、この地で石器を発見しました。岩宿遺跡の発見によって、旧石器時代が日本でも存在していたことが証明されたという、重要な遺跡です。山と風景印群馬県の山(1)鹿田山・岩宿遺跡

  • 八ヶ岳 みどり池・本沢温泉・硫黄岳(3) しらびそ小屋から本沢温泉へ

    硫黄岳(2,760m)((2)のつづき)中山峠への道と分岐し、南下して本沢温泉まで歩きました。湿地帯が出てきたり、木道の敷かれた部分があるのが、みどり池までの道と違うところでした。本沢温泉が近づくと、真っ赤な紅葉の向こうに硫黄岳の大岩壁が現れました。(登頂:2012年10月下旬)(つづく)八ヶ岳みどり池・本沢温泉・硫黄岳(3)しらびそ小屋から本沢温泉へ

  • 山と旨い酒(17) 和紙の詩(埼玉県比企郡小川町)

    小川町駅は、池袋を出発する東武東上線の電車の終点です。線路はその先の寄居駅まで続いていますが、今は池袋と寄居を直通する電車は走っていません。この駅を起点に、アイゼンを使って冬の堂平山や大霧山へ登ったのが、印象に残っています。中でも堂平山は、876mの低山ですが、自分にとっては初めての雪山登山でした。小川和紙は1,300年の歴史があり、「ぴっかり千両」と言われたほど栄えたといいます。埼玉県のほぼ中央、山に囲まれた小川町には、晴雲酒造・松岡醸造・武蔵鶴酒造、3軒の蔵元があります。駅から10分ほどの、温泉「花和楽の湯」で飲み比べセットをいただき、すべて買って帰りたかったのですが、その日に手に入った唯一のお酒が武蔵鶴酒造のお酒でした。3つの中ではもっとも辛口で、すっきりした味わいでした。日本酒造りにも紙漉きにも名水は欠...山と旨い酒(17)和紙の詩(埼玉県比企郡小川町)

  • 山と風景印 筑波山(4)

    筑波郵便局とつくば田井郵便局の風景印です。筑波郵便局は、つくばの中心街からは離れています。漢字の地名だった筑波郡筑波町は、1988年1月につくば市に編入されました。和洋折衷の名建築、矢中の杜があります。どちらの風景印にも、筑波山とともにつくば道が入っています。三代将軍家光が、筑波山神社の修復や造営のために整備した道です。江戸から多くの人々がこの道を通って筑波山へ詣でました。つくば田井郵便局の方は繭も描かれています。近くには養蚕の神が祀られた蚕影山神社が建っています。「筑波嶺の新桑繭の衣はあれど君が御衣しあやに着欲しも」(万葉集)山と風景印筑波山(4)

  • 愛宕山 大眺望と、奇祭・悪態祭の山

    愛宕山(293m)『日本山名事典(改訂版)』(三省堂)の末尾に、武内正氏による「同名の山」というコーナーがあります。それによると、事典に収録された「愛宕山」という名前の山は全国に122座を数えるといい、「城山」・「丸山」に次ぐ三番目の多さです。それらの愛宕山のうち、標高1,000mを超える山は3座だけで(群馬県・長野県・宮崎県)、愛宕山は低山の宝庫です。そのうち、千葉県で最も高い山も愛宕山で、標高は408mです。頂上は航空自衛隊のレーダー基地の中にあります。これは、都道府県の最高峰の中で、最も低い山となっています(その次に低いのは、沖縄県の石垣島・於茂登岳(526m)です)。常磐線の電車が岩間駅に差しかかると、横に広い山が見えてきます。茨城県笠間市に2つある愛宕山のうち、高い方の愛宕山です。低くても、車窓の中で...愛宕山大眺望と、奇祭・悪態祭の山

  • 八ヶ岳 みどり池・本沢温泉・硫黄岳(2) みどり池・しらびそ小屋

    硫黄岳(2,760m)((1)のつづき)「~森の中を歩いていると、ときどき浅い小さな沢に出会うことがある。春になると、わずかな雪解け水がちょろちょろと流れていることもあるが、ふだんはたいてい水がなく、やわらかい土を削りとった両側の縁や、水に洗われた沢床の小石などが、かろうじて沢であることを示しているような、ささやかな源流の水路にすぎない。迷いやすい森の中で、水はときどき考えたり、ためらったりしながら、根気よく道を探していったのではあるまいか。傾斜らしい傾斜をもたない平らな森の中を、うねうねと曲りながら視界を去ってゆく、こういう小さな沢溝を見ると、そんなこともふと考える。できあがった立派な水路ではなく、いかにも川というものの誕生するさまを眼の前に見るようなこういう幼い沢の姿には、かえって素朴な自然の意志をじかに感...八ヶ岳みどり池・本沢温泉・硫黄岳(2)みどり池・しらびそ小屋

  • 百名山の麓をたずねて (13)十勝岳 白ひげの滝・ブルーリバー橋・青い池

    白ひげの滝は、十勝岳連峰の麓・上川郡美瑛町の白金温泉にあります。潜流爆と呼ばれる珍しい滝で、断崖絶壁の一番上ではなく、すき間から水が流れ落ちています。まだ10月なのに雪で、紅葉に直接雪が積もっていました。滝の水は、滝になって現れるまでは地下水ということになります。少し温かいせいか、あたりは霧のようなものが湧き出ているように見えます。美瑛川にかかる橋は「ブルーリバー橋」、水面は確かに青みがかっています。そして、滝から少し下流に進むと有名な「青い池」があります。後で写真を見ると、本物はもう少し青かった気がします。とても寒い日でしたが、池のまわりにだけたくさんの人がいました。「~北海道の美瑛に移住したきっかけは、この町を撮り続けた著名な風景写真家、故前田真三先生との出会いである。当時、生意気盛りの若造だった私は、先生...百名山の麓をたずねて(13)十勝岳白ひげの滝・ブルーリバー橋・青い池

  • 山と旨い酒(16) 富士蔵(山梨県南都留郡富士河口湖町)

    富士山の姿がラベルに描かれたお酒です。日本酒のほとんどは水でできていると実感する味です。日本一の、高さ3,776mの富士山の長い稜線を駆け降りる川はひとつもありません。日本三大急流のひとつとして知られる富士川の源流は、南アルプスの鋸岳で、富士山ではありません。代わりに、富士山の火山灰に浸透した水は伏流水となり、時には数十年も経った後に、湧水となって現れます。山と旨い酒(16)富士蔵(山梨県南都留郡富士河口湖町)

  • 志賀高原・横手山から芳ヶ平湿原へ(1)

    横手山(2,307m)・芳ヶ平湿原今日の目当ては、草津白根山の北に広がる芳ヶ平湿原です。長野と群馬の県境・渋峠までバスで行き、そこから芳ヶ平湿原へ下り、その後さらに下って草津温泉へと至る、およそ8kmのコースです。すぐ歩き始める予定でしたが、とても天気がよく、横手山に寄り道することにしました。そのうえ、「スカイレーター」とリフトを乗り継いで、ほとんど自分で歩かずに山頂に立ってしまいました。乗り場から眺めた笠ヶ岳がとても素晴らしい姿です。しかも、左が北アルプスで右は高妻山や妙高山など上信越の山々、二つの風景を見事に画しています。横手山には2回登りましたが、天気の良いときに来たのは今日が初めてです。こんなにいい形の山だとは思ってもみませんでした。「スカイレーター」は言わば屋外型のエスカレーターで、それだけでも珍しい...志賀高原・横手山から芳ヶ平湿原へ(1)

  • 荒島岳 ブナの原生林と眺望の山

    荒島岳(1,523m)「~もし一つの県から一つの代表的な山を選ぶとしたら、という考えが前から私にあった。福井県はその県界の白山山脈南半の稜線上に多くの峰を有している。しかしいずれも名山と称するに足る独立の姿勢を欠いている。越前と美濃との境には、あまり世に知られないたくさんの山が並んでいるが、千二、三百米前後では推すに足りない。その中で能郷白山(一六一七米)だけが一きわ高く、長大な白山山脈の最後の盛り上りであり、一部の登山家の間に知られていた。私はこの山にもかねてから目をつけていた。選ぶとしたら、能郷白山か、荒島岳か。~」(『日本百名山』深田久弥(新潮文庫))『日本百名山』にどの山を選ぶか迷ったという話は、本の後記では書かれていますが、本編にはほとんど出てこないと思います。結局、高さは能郷白山より低い荒島岳が、福...荒島岳ブナの原生林と眺望の山

  • 八ヶ岳 みどり池・本沢温泉・硫黄岳(1)

    硫黄岳(2,760m)北陸新幹線(当時は長野駅が終点でした)を佐久平駅で降り、小海線とバスを乗り継いで、登山口の「みどり池入口」バス停まで行きます。小さな橋を渡ると、真っすぐに伸びるカラマツの中を登山道が続いています。この森には昔森林軌道が通っており、今も当時の線路を見ることができます。日本の鉄道の最高地点も、八ヶ岳の麓にありますが、それよりも高い場所を走っていたことになります。線路を通しやすそうな場所ばかりではありませんでした。時には、登山道と交差する線路跡もありました。道は緩やかで森は穏やかでも、森林軌道を走らせること、林業を営むことは、当時とても苦労があっただろうと思いました。(登頂:2012年10月下旬)(つづく)八ヶ岳みどり池・本沢温泉・硫黄岳(1)

  • 八経ヶ岳 世界遺産・大峯奥駈道の通る近畿地方の最高峰

    大峰山・八経ヶ岳(1,915m)「~大峰山はわが国で最も古い歴史を持った山である。この山についての古記録は、枚挙にいとまがない。昔は山中に金を産するというので、金岳と呼ばれた。それが金峰山となった。甲州の金峰山、肥後の金峰山、その他諸国にある金峰山は、みなこの本山から蔵王権現を分祀して名づけられたものである。~」(『日本百名山』深田久弥(新潮文庫))三省堂の『日本山名事典(改訂版)』をひくと、読みが”きんぷさん”や”きんぽうさん”などの「金峰山」「金峯山」という山は、全部で12ありました。事典には、鹿児島県の「金峯群山」も出てきます。「薩摩山地北部に位置する金峯山・高倉山・中岳などの総称」とのことですが、いかにも金がたくさん埋蔵されていそうな名前です。八経ヶ岳は、「わが国で最も古い歴史を持った」大峰山の最高峰で...八経ヶ岳世界遺産・大峯奥駈道の通る近畿地方の最高峰

  • 山と旨い酒(15) 越乃雪蔵(新潟県魚沼市)

    童話のような箱の絵や、青色の瓶のイメージとは違い、とても骨のある味わいでした。自分にとっては、飲んだ後に食べたスイカが甘く感じた、不思議なお酒でもあります。只見線沿線の、豪雪地帯に建つ蔵元の玉川酒造では、豊富な雪を使って低温でお酒を貯蔵しているといいます。12月の只見線車窓山と旨い酒(15)越乃雪蔵(新潟県魚沼市)

  • 百名山の麓をたずねて (12)八ヶ岳 JR最高地点と「野辺山SLランド」

    「~「まもなく国道と交差する踏切がありますが、そこが一三七五メートル、国鉄の最高地点です。線路の左側に標識が立っております」最高地点を通過すると、ディーゼルカーは吐息をするかのようにエンジンを停め、惰性で下りはじめる。「まもなく野辺山に着きます。野辺山は国鉄のもっとも高い所にある駅でありまして、海抜一三四五メートル六七センチです。一三四五六七。二だけ抜けております」これで車掌の小海線案内は終ったらしく、野辺山を出ると検札をはじめた。酒呑童子を想わせる中年の車掌であった。~」(『最長片道切符の旅』宮脇俊三(新潮文庫))小淵沢駅を出発した小海線はすぐに進行方向を180度変え、八ヶ岳の東麓をどんどん登って行きます。有名な1,375mの最高地点は、清里を過ぎて山梨県から長野県へ入ったすぐの場所です。その近くに「野辺山S...百名山の麓をたずねて(12)八ヶ岳JR最高地点と「野辺山SLランド」

  • 百名山の麓をたずねて (11)苗場山 ギネスブックに挑戦したスキー板

    越後湯沢駅のコンコースに、とてつもなく長いスキー板が置かれています。全長363.5センチもあります。「昭和57年上越新幹線開業記念として、旧キシノスポーツがスワロースキーにお願いし、製作・寄贈されたものです。」とのことです。「《ギネスに挑戦したスキー板》」ですが、ギネスブックに載っているスキー板ではありません。申請したものの、残念なことに認定されなかったそうです。当時、これより長いスキー板がどこかに存在したのでしょうか?あるいは、存在するかしないか確認できなかったのでしょうか?説明書きには、ギネスブックに申請したことで「テレビ番組にも取り上げられ、この板を履いて滑っている姿が放映され、注目されました。」ともあります。実際に、長い長いスキー板で滑走した人が一人でもいるとは、想像もつきません。多分、速度はもの凄く出...百名山の麓をたずねて(11)苗場山ギネスブックに挑戦したスキー板

  • 八ヶ岳・天狗岳(3) 箕冠山・根石岳から天狗岳の頂上へ

    天狗岳(2,646m)((2)のつづき)翌日はよく晴れました。朝食の前に外へ出てみると、気温は2度と書いてありましたが、数字ほど寒く感じません。夏沢峠から北へ向かい、森の中の箕冠山を過ぎると、一気に眺望が開けます。箕冠山と根石岳の鞍部には根石山荘が建っています。入口に、紅色をあしらった派手なラグマットが2枚天日干しされています。屋根に、大小織り交ぜて石が敷かれているのが、いかにも山小屋らしいと思いました。同じ屋根には太陽光発電のパネルも設置されていました。根石岳への道は山というよりも斜面でした。平面的な世界です。地形図を開くと、根石岳の南側に等高線の間隔が空いているエリアが広がっているのが面白いです。東天狗岳に向かう途中に、稜線が白砂の場所があります。鞍部まで下って行くと、確かにその一帯だけ足もとが真っ白になっ...八ヶ岳・天狗岳(3)箕冠山・根石岳から天狗岳の頂上へ

  • 八ヶ岳・天狗岳(2) 本沢温泉・日本最高所の露天風呂

    天狗岳(2,646m)((1)のつづき)日本最高所の温泉は富山県のみくりが池温泉(2,410m)ですが、露天風呂に限れば、ここ八ヶ岳・長野県南牧村の本沢温泉が2,150mで日本一です。この地では「野天風呂」と称されています。正方形の小さな温泉は登山道の真下に位置しています。脱衣所などはありません。豪快な露天風呂でした。(温泉であってもなくても)お風呂のある山小屋は、八ヶ岳以外ではほとんどありません。本沢温泉の露天風呂は、赤岳天望荘の五右衛門風呂と並んで、八ヶ岳を語るうえで欠かせないものだと思います。露天以外に、泉質の違う内湯もあります。こちらは夜中でも入れますが、廊下が真っ暗なので懐中電灯が必要です。夕食の座卓には土鍋が置かれていました。壁にはお酒がびっしり並んでいます。「松茸酒」がおすすめとのことです。どぶろ...八ヶ岳・天狗岳(2)本沢温泉・日本最高所の露天風呂

  • 秩父・正丸駅から峠を越えて隣の芦ヶ久保駅まで(2) 旧正丸峠から虚空蔵峠へ

    旧正丸峠(665m)・刈場坂峠(818m)・大野峠(819m)・丸山(960m)((1)のつづき)登山道が車道と交差するところに、「芦ヶ久保名物いのししなべ長者めし」の大きな看板が出ています。長者めしの方は、完全に色褪せてどんなご飯なのか分かりませんが、いのししはなかなか躍動感のある絵でした。かろうじて「ドライブイン」の青字も読み取れます。「~旧正丸峠は新しい峠の北方約1kmのかんぜ山北側の鞍部にあった。秩父と江戸を結ぶ道が通っており、古くから秩父絹の江戸への搬出ルートとして栄えた。~」(『角川日本地名大辞典11埼玉県』(角川書店))歩いてきたのは、「古くから秩父絹の江戸への搬出ルートとして栄えた」道の一部です。旧正丸峠は、今は十字の標識以外何もありませんが、昔から人の行き交ってきた雰囲気はありました。秩父方向...秩父・正丸駅から峠を越えて隣の芦ヶ久保駅まで(2)旧正丸峠から虚空蔵峠へ

  • 八ヶ岳・天狗岳(1)

    天狗岳(2,646m)「~天狗岳は頂上が東と西の二つに分れていて、それぞれ東天狗、西天狗と呼ばれている。土地の者や登山者のなかには、前者を赤天狗、後者を青天狗と呼ぶ者もいるが、これは東天狗の頂上が鉄分を含んだ赤っぽい岩でてきているのに対して、西天狗の頂上が青あおとした偃松に包まれているからである。東のほうは、その東面にガラガラの壁を落した、ごつい岩の頂上。西のほうは、ふっくらと盛りあがった、土と偃松の頂上。そのあいだを、すっきりと弓型にたわんだ、形のいい鞍部の稜線がつないでいる。八ヶ岳にはめずらしい典型的な双頭の山である。~」(『八ヶ岳挽歌続・随想八ヶ岳』山口耀久(平凡社ライブラリー))二つのピークを持つ天狗岳は、「ふっくらと盛りあがった、土と偃松の」西天狗の方が東天狗より高いです。ただし、その差は僅か5,6m...八ヶ岳・天狗岳(1)

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