chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
みーばい亭ブログ https://blog.goo.ne.jp/okumani1105

裏庭の木々や生き物たち、それに水槽のヤドカリたちを眺めながら酒を飲む。そんな日々のほろ酔い話です。

80年代、ダイバー仲間の溜り場だったアパートについた屋号が「居酒屋みーばい亭」。特に意味はないのですが、なんとなく語感が気にいって、ずっと我が家の屋号として引き継いでいます。

波風
フォロー
住所
大津市
出身
大津市
ブログ村参加

2014/03/30

arrow_drop_down
  • ニイニイゼミとヤドカリと蕪蒸し

    竹藪のヌタ場でごろんごろんと遊び回って疲れて乾いた落ち葉の上で昼寝をしているうちにカピカピに乾いてしまったウリ坊みたいなニイニイゼミの小さな抜け殻をシークヮーサーの幹に見つけた霜月最後の週末。ついさっきまで畑の土の上にあった蕪の土を洗い、銅の下ろし金ですりおろし、ふうわりと蒸し上げて、すりおろした山葵をのせ、だし餡をかける。この冬最初の「蕪蒸し」をふうふうとすくいながら、温めの燗酒をほろほろ酌む。ほろ酔い機嫌で眺める水槽には、個性豊かなヤドカリたち。麗しのエメラルド・アイ、ヤマトホンヤドカリ。クリルに夢中のホシゾラホンヤドカリ。水温が下がって本格的に活動を開始したヨモギホンヤドカリ。今週は、ちょっとオーバー・ワーク気味で、昭和時代のサラリーマンしてたりしたけど、生き物の息吹を感じ、季節の食材を食し、旨い酒を飲ん...ニイニイゼミとヤドカリと蕪蒸し

  • INDIAN SUMMER

    ThattimeisInthesummerIndiansummerここ数日、この歌がずっと口についていた。管理人が、唯一ソラで歌える英語の歌である。まあフルコーラス歌っても7行ですから(^^;あの頃は・・夏インディアンサマー小春日和というより、沖縄風に「小夏日和」と言いたくなるような蒸し暑い夕暮れ時、上着を脱いで汗を拭きながら歩く駅からの帰り道、あの「夏魚」がフリーザーにストックしてあるのを思い出した。週末を待ちかねて、流水で解凍し、塩でぬめりを落とし、水気を拭き取って、串を打ち、塩をふって、カンテキで焼く!そして焼き上がりを待つ間、香ばしい薫香を肴にビールをグビッ!おお!夏じゃ夏じゃ、夏が戻ってきた!・・と、言いたかったのだけど、週末はまさかの冷え込み。世の中、そう上手くは行かないもんで(^^;仕方がないので...INDIANSUMMER

  • とまり木

    裏山の落葉広葉樹がまだらに色づく霜月半ば。ひと夏、庭に放置していたガジュマルを取り込もうとして、空蝉を見つけた。大きさからして、ヒグラシかツクツクボウシだろう。ガジュマルは言わずと知れた熱帯性常緑樹。一方、ヒグラシやツクツクボウシは温帯域に分布する種類。熱帯植物の葉に温帯性の蝉の抜け殻。この微妙な違和感もまた風情と愛でて酒を酌む。一方、こちらは日本海で拾ってきたフトヤギの骨格。2017年3月に生まれたムラサキオカヤドカリたちのケージに入れていたのだけど、孵化後3年を経てフトヤギの先に可愛くとまる・・などという時代は昔日の夢に(笑)先日、ビバリウム風ちびヤドケージから、機能性重視の質実剛健レイアウトに変更した際に撤収。晴れて元々の生息場所である、日本海磯水槽に返り咲いたわけでございます。さっそくやってきたのは、ス...とまり木

  • 冬の初み

    立冬である。本日只今より冬がはじまるのである。そして、立冬の今日は鍋の日なのである。鍋の日なのだから、善良な日本国民は鍋を食わないといけないのである。非国民と呼ばれることには、ちょっと憧れるけど、とりあえず日々に生活と老後のためにきちんと税金を納めて従順な国民に甘んじている管理人としてはやっぱり鍋を食わないといけないのである。と、言うわけで、今週のほろ酔いキッチンは「ぐじ鍋」。いつもなら、若狭まで漁れたてのぐじを仕入れに走るのだけど、今回は京風の「一汐ぐじ」で。これでも管理人、なにかと忙しいのでございます。はい、まずは真昆布の出汁に頭と中骨を放り込んで下ごしらえ。あくをすくいながら、濃厚なだしを搾り出す!酒と薄口で味を調えた出汁を土鍋で煮やして、まずは削ぎ切りにしたぐじの身をしゃぶしゃぶに。酒も京風に「月の桂」...冬の初み

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、波風さんをフォローしませんか?

ハンドル名
波風さん
ブログタイトル
みーばい亭ブログ
フォロー
みーばい亭ブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用