ダイエットで始めたジョギングからフルマラソン挑戦までの日々
ダイエット目的にてジョギング開始。減量成功後もリバウンド防止の為にジョグ続行。勢いでマラソン大会(5km)に参加。そのうち走ることが何だか楽しくなってきて...。
2018年3月4日 静岡県静岡市 清水区-私はゴールゲートに向かって走っていた。決して歩いていた訳ではない。走っていたのだ。それも全力で。あと50m程度でゴールだ。ついに42.195kmを走り切ることができるのだ。ちょっと嘘のようだ。走りながら不思議な気分になる。まるで夢のようだ。でも現実だ。何故ならすっごく苦しい。ゲートの横にボードが掲げられ、カウントダウンしていくタイムが目に飛び込む。4.29.504時間29分50...
wrote on 2015/5/1以上が 私が走り始めてからフルマラソンに挑戦するまでの顛末である。これが「小説」だとしたら最後は「見事フルマラソンを走りきった!」で終わる筈だ。更に盛り上げるには「タイムは◯◯分をきった!!」となるだろう。そうでないと長い物語のケジメがつかない。というか、フルマラソンに挑戦する小説で最後が「結局、大半は歩いた」は情けない。そんな小説、誰も読みたくないであろう。ところが、これは小説では...
wrote on 2015/4/28ゴールのゲートが見えた。あと500mぐらいだ。私は脚を引き摺りながらも走っていた。「走っていた」というより「走る雰囲気を醸し出していた」というのが正しいかもしれない。手を前後に強く振って前に進んでいる。例の声援を受けた時には「違うんだよ」とか思ったくせに結果的にアドバイス通りになっている。ただ、手は強く振っているのだが、速度は歩いているのとさほど変わらない。走るとまだ脚が痛むからだ。...
wrote on 2015/4/27「頑張りましょう~!あと3kmですよ!!」沿道から男性が叫んでいる。走り終わったランナーであろうか。それとも何らかの理由で参加できなかったランナーであろうか。大きな声が響き渡る。そう言えば山中湖で歩いた時もそんな声を掛けられたな、と苦々しい記憶が蘇る。では、何で声援を送っているのが「ランナー」だと思うのか?声援というよりアドバイスを叫んでいるからである。 「手を前後に強く振ればまだ走...
wrote on 2015/4/26コース上に大量の「カップ」が散乱している。今度は紙コップではないアイス用の紙カップだ。板橋cityマラソン名物の「シャーベット補給ポイント」に辿り着いたのだ。35km過ぎである。最後尾に近い現在、もうシャーベットは残っていないだろうと踏んでいたのだが、そんな事はなかった。大量に用意していたか、あまり人気がなかったのか、まだシャーベットは結構残っている。1つ受け取って土手の脇で立ち止まって...
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