私の超お気に入りの作家・西村賢太氏の短編集「人もいない春」を読了しました。 感想は明日書こうと思います。
諸事情あって本を頂き、貰ったからには読むかと電車の中で読み始めたところ、あまりの面白さにページを捲る手が止まらなかったのが、「国際メディア情報戦」である。 著者はNHKのディレクターの方で、過去に戦争広告代理店というなかなかショッキングなタイトルの本を出版されたようである。こちらも後で読もうと考えている。 今回は国際メディア情報戦という比較的おとなしめのタイトルだが、中身はそれにそぐわず過激かつドラマティックである。 この本では、PR会社(注・広告代理店とは違う)がいかにして欧米のマスメディアを利用し、世論を動かそうとしていたか、ということが説明されている。PR会社による徹底的なイメージ戦略が…
某出版社のエントリーシートに、「ノンフィクションで一番好きな本」を答えさせる欄があり、ノンフィクションを読まない私は調べに調べまくってこの本を手に取った。 日本の路地を旅するっていうタイトルを見た時には、ん?紀行モノ?お散歩してるのかな?と考えたんだけれども、(そしてそのことに解説で西村賢太が突っ込んでいた)中身は全然違っていた。 この本は、日本全国に点在する路地(=部落)についてのドキュメンタリーである。 取り上げられている場所は大阪、青森、秋田、東京、滋賀、山口、岐阜、大分、長野、佐渡、対馬、鳥取、群馬、長崎、熊本、沖縄の全16カ所である。もの凄い調査力に脱帽する他ない。この本が出来上がる…
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