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  • 「滅びの前のシャングリラ」

    「滅びの前のシャングリラ」 凪良 ゆう 中公文庫 2024年1月25日初版 「Bamboo」 水墨画の基本・・「竹」らしいです。 本来は、筆と墨で、墨の濃淡を表現しながら描くみたいですが、まずは、基本を押さえるために、安直に、筆ペンで描いてみました。 ポイントは、竹を下から上へ、節を開けて細い線を入れる、そして、葉は上から下へ。この要領で、配置を考えて何本か描いてみる・・・とのこと。 今年は、桜の開花が例年より遅くなりそうです。 今週の寒かったこと。みなさま、お風邪は引いていないでしょうか?ぼくの周りでは、体調を崩されている方もチラホラ。 そんな寒さも、吹っ飛ばすように、ドジャースとパドレスの…

  • 「廉太郎ノオト」

    「廉太郎ノオト」 谷津 矢車 中公文庫 2023年9月25日初版 「Lili」 久しく水彩画から遠ざかっていると、いつの間にか、固形絵具にひびが入っていました。古い画材なので、買い直さなければ駄目でしょうが、結構、高価なので諦めて、墨で描いてみました。 「うむ!」白黒の世界も面白いかも!ちょっと、水墨画でも勉強してみようかな。本を買うのももったいないので、「You Tube」をとりあえず見てみようかな。 便利な世の中です。 最近は、何でも、You Tubeが教えてくれます。水墨画で検索すると、「あるわ!あるわ!」だだし、どのチャンネルが、自分に合っているかの見極めは必要です。 ぼくの音楽趣味の…

  • ぶらり、綾部山梅林~新舞子浜

    ぶらり、綾部山梅林~新舞子浜 新舞子浜で貝拾い 新舞子浜ってどこ?舞子公園の舞子ではありません。兵庫県の出身の人にとっては、潮干狩りのメッカらしいです。 神戸から車で約1時間ちょい。たつの市の瀬戸内海沿岸です。天気が良くて、海も穏やかでした。今は、季節外れ、水も綺麗、砂浜も綺麗で、打ち上げられた貝拾いをしました。 先週の予告どおり、綾部山の梅林を観に出かけました。2日前に雨が降ったので、もう、駄目かなと思いましたが、それでも、一縷の望みをかけて・・・。 11時前に到着。駐車場の池で、オオハクチョウがお出迎えです。思わず、パチリ。 この季節の駐車料金500円。入山料500円(ウメジューズ引換券付…

  • 「美術の愉しみ方」

    「美術の愉しみ方」 山梨 俊夫 中公新書 2023年9月25日第1刷 「龍象院の梅」 龍象院の白梅が満開。梅の古木と松のコントラスト。なんだか、「花札みたいです」とは、情緒のない一言。 昨年は、「世界の梅公園」、一昨年は、御津の綾部山に行きましたが、今週、行ってみようかな。いつも、どうも、タイミングよく満開というわけにはいきません。 梅も桜も、タイミングが難しい。自然相手ですからね。 2月は「逃げる」、3月は、「去る」といいますが、今年は、うるう年で2月29日が1日、多いのに、2月が逃げてしまいました。 うるう年は、英語で「leap year」と言うそうです。「跳ねる」「跳び越える」という意味…

  • ぶらり、雨の東京

    ぶらり、雨の東京 新幹線、こだま号 久しぶりの「こだま」で、東京往復。所要時間、新大阪から4時間。なんで、「のぞみ」じゃないの? まあ、いろいろ事情があって、ぼくは、「こだま」を利用しています。ぼくが、最初に上京したときは、まだ、新大阪から西は、新幹線がなかったので、寝台特急(ブルートレイン)を利用していました。 それに比べれば、「こだま」は超特急。 古~い、人間になったものです。 上京当日、雨のそぼ降る中、小岩の焼肉市場で「おまかせコース」を堪能。昨年、6月に上京した時も、ここを予約して、2回目です。 ここに来るのが、今回の上京の楽しみの一つでした。 今回も、満足!満足! 2日目、この日も霧…

  • 「その扉をたたく音」

    「その扉をたたく音」 瀬尾 まいこ 集英社文庫 2023年11月25日第1刷 「確定申告」 税務署から「確定申告に関する書類」が送られてきました。書類は、「令和5年分確定申告の納付書・領収済通知書」です。 毎年の恒例行事。国税庁HPの確定申告作成コーナーから作成ガイドを読みながら、書類を作成しますが、さて、今年は、いくら納めるのか?ドキドキ! でも、今年は、「例の裏金問題」で、テンション低め、というか、割り切れない思いは、ぼくだけでしょうか? 封筒のすみに記載されている「この社会あなたの税がいきている」このキャッチコピー、意味不明? それにしても、「例の裏金問題」・・・政治資金規正報告書に記載…

  • 「さよなら、私」

    「さよなら、私」 小川 糸 幻冬舎文庫 令和5年11月25日第2刷 「みほとけまつり」 西区仏教会設立30周年記念大会 仏教の宗派を超えた団体とのこと。神戸市には神戸市仏教会の加盟寺院が333寺院、西区には西区仏教会の加盟寺院が39寺院あるそうです。 どのような活動を行っているのでしょうか?「実行托鉢」「涅槃会」「研修会」その他社会福祉活動を行っているとのことです。 「みほとけまつり」は第1部が記念式典・法要、第2部が特別講演「流通科学大学和太鼓部演奏」「須磨寺小池陽人師の講演」でした。 なお、お断りしますが、ぼくは、坐禅会でお世話になっている太山寺龍象院の和尚のお誘いで参加しましたが、門徒檀…

  • 「コンビニ兄弟3 テンダネス門司港こがね村店 」

    「コンビニ兄弟3 テンダネス門司港こがね村店 」 町田そのこ 新潮文庫 令和5年9月1日第1刷 「節分会」 2024年(令和6年)、もう「節分」です。翌日は、「立春」。春です。また、花粉症の季節の到来です。 太山寺塔頭「龍象院」での「節分会」に参加。坐禅会の常連による節分の行事です。世界平和、日本の平和、家内の平和を祈念して、ご本尊の聖観音菩薩さまに「般若心経」を10回お唱えしました。 今年1年が、皆様にとって、良い年でありますように。 「節分」といえば、「豆まき」。 我が家では、今でも、毎年、「豆まき」をしています。子供もいないのに、希少な存在・・・というか?変わり者? 毎年、準備をするのは…

  • 「動的平衡2 生命は自由になれるのか」

    「動的平衡2 生命は自由になれるのか」 福岡伸一 小学館新書 2019年1月21日第4刷 「2024 ルミナリエ」 久しぶりに「ルミナリエ」を見てきました。 コロナ以前は、年末に開催されていましたが、今年から1.17に併せて、開催することになったようです。さらに、東公園の飾りつけは縮小されて、ハーバーランドに有料エリアの飾りつけがあるようです。 来年以降の開催を支援するために、ルミナリエ宝くじ(2千円)を購入。残念ながら、ハズレでした。 さて、写真の作業は、何をしているのでしょうか? 答えは、硯を砥石でメンテナンスしているところです。この砥石は、「泥砥石」という特殊なものです。 お習字を始めて…

  • ぶらり・・・宇治十帖

    ぶらり・・・宇治十帖 平等院参道 おおきな鳥居は、平等院のお隣さん「あがた神社」の一の鳥居です。駿河屋の左手から平等院の正門への参道に入ります。さすがに、宇治。参道は、宇治茶のお店が軒を連ねています。 今年の大河ドラマ「光る君へ」。主演の吉高由里子さん(紫式部役)と柄本佑さん(藤原道長役)が番宣で、宇治の「源氏物語ミュージアム」を訪ねたと言っていたので、早速、行ってきました。 実は、ほとんど記憶にないのですが、10年前?に行ったことがあります。その時、平等院が目的でしたが、修理工事中でした。そこで、今回、改めて、出直しました。 なお、その時の証として、「絵本源氏物語」が手元にあります。 まず、…

  • 「古本食堂」

    「古本食堂」 原田 ひ香 ハルキ文庫 2023年10月28日第4刷 「冬の明石川」 新年も、10日を過ぎると、テニス・坐禅・和太鼓・図書館など日常のルーチンが戻ってきました。 そのルーチンに、ニュータウンの西側の明石川の散策をプラスする予定です。そのわけは、平野の田園地帯に「flap flop」というちょっと雰囲気のいいカフェを見つけたからです。これが愉しみ。 能登半島では、地震の影響で、大変な避難生活を送っているのに、まことに、能天気な生活ですが、これに罪悪感を抱たとしても、詮無いことです。 それにしても、毎日のニュースや情報番組で、復旧の状況・・・いや、まだ、現状の把握すら正確ではないよう…

  • つぶやき、初春

    つぶやき、初春 鴨鍋 昨年の大晦日。恒例の鴨鍋。もちろん、締めは「年越しそば」です。テレビは、紅白歌合戦。 鴨鍋セットは、福知山の「鳥名子」からのお取り寄せです。とにかく、出汁と大量の白髪ねぎが美味い。 2024年(令和6年)の初春。 喪中につき、新年のご挨拶は失礼いたします。 と言っても、元日の定番と言えば、 一つ目は、「初日の出」 6時半に起床。7時過ぎの初日の出の間に合うように、身支度を整えて、近くの公園へ。待つこと10分で、・・・残念ながら、雲が厚くて「見事な初日の出」は拝めませんでしたが、雲間の初日の輝きに、今年の「無病息災」を祈念。 二つ目は、「初詣」 お雑煮を食べて、初詣。いつも…

  • 「三千円の使いかた」

    「三千円の使いかた」 原田 ひ香 中公文庫 2022年11月20日第20刷 「書初め」 ぼくの乱雑な自称「藤庵」と名付けた一角です。ここで、ブログを書いたり、お習字の練習をしたり、ウクレレを弾いたり、本を読んだりなどなど。 「広さはわづかに方丈、高さは七尺がうち也」(おおむね四畳半)(「方丈記」より) 今日は、新年に応募する「書初め」を書きました。何枚書いても、出来栄えに左程の差がないので、そろそろ諦めますか。なかなかに、自分でも、納得できる作品は、書けないものです。 修行が足らないといえば、そのとおり。 木曜日のこと、「ユカイなジジィ達」と称する4人組の忘年会で痛飲。朝の散歩の時、同好の士に…

  • 「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」

    「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」 山口 周 光文社新書 2020年7月20日第21刷 「セカンドライフを楽しむために」 区役所のボランティアセンター主催のMeetingに参加。第1回目が「セカンドライフを楽しむために」、第2回目が「自分らしく生きるための就活」。来年、あと、3回。 久しぶりの2時間の座学で疲れました。 たまたま、市報を読んでいて、募集があったので応募したら、ご案内が来ました。どうせ、暇だからと思って参加。同じテーブル(4人)に花の28年が3人、しかも、お隣さんは、ぼくの出身地の大学とのこと。世間は、案外に狭い。 みなさんは、コロナ明けで、今年の年末は、忘年会で盛…

  • 「心淋し川(うらさびしがわ)」

    「心淋し川(うらさびしがわ)」 西條奈加 集英社文庫 2023年9月25日第1刷 クスノキ 中央公園のクスノキ。木の幹には、生命力を感じます。ゴツゴツして、表面は、ひび割れたようでも、空に向かって伸びる樹木の土台です。 佐藤忠良さんは、彫刻家として有名ですが、何冊か絵本の絵を描いています。「おおきなかぶ」は代表作です。そして、「木」という絵本があります。この絵本では、木の幹がモチーフになっています。 今週は、話題の会見が二つありました。 一つ目は、岸田総理の内閣人事に関する会見。二つ目は、大谷選手のドジャーズ移籍の会見。クッキリと明暗を分けるような会見でした。 一つ目は、自民党の派閥と政治家個…

  • ぶらり・・・竹田城址?

    ぶらり・・・竹田城址? 竹田城址(遠景) 雲海の城・・・として、全国的に有名になった竹田城址の遠景です・・・が、スマホでは、画像がボケてしまいました。 正面の山頂に、城跡があると想像してください。 ただ、記事の後半をお楽しみに! さて、今週は、朝来の竹田城址を「ぶらり」ですが、・・・? 残念ながら、竹田城址(353m)への登山道3ルートのうち、表(おもて)の2ルートは、12月1日から閉鎖でした。もう1ルートは、竹田城址の裏からのルートになるので、城址への登山は、来年のいい季節に先送りにしました。 さらに言えば、紅葉のシーズンは終わり、竹田城下は、観光客は、見当たらず、ぼくら夫婦2人が、寒風の中…

  • 「正欲」

    「正欲」 朝井リョウ 新潮文庫 令和5年6月25日第3刷 キャベツ畑 今は、キャベツの収穫の時期でしょうか?農業には、まったくの門外漢なので、さっぱり分かりません。・・・が、ニュータウンの台地を下ると、キャベツ畑が一面に広がっていました。これって、キャベツですよね。それさえも、自信はありませんが、・・・。 なんとも暢気なことです。 小春日和に、少し、ウオーキング。背中に陽をうけながら、田舎道を散策しました。とりあえず、目的地は、「JOIN Roasters」というカフェですが、初見です。 グーグルマップを頼りにブラリ。ここかな?でも、ほとんど廃屋のような建屋。入口は、どこだろう?・・・そんなお…

  • 「じい散歩」

    「じい散歩」 藤野千夜 双葉文庫 2023年9月26日第7刷 2024手帳 能率手帳(日本鉄道地図付)(1600円)。昭和53年(1978年)に入社以来、46年間、使い続けています。 無所属になって、手帳に書くほどの予定はありませんが、習慣ですね。手帳は、予定を書くためではなく、記録として書きとどめ、後で、振り返るのが大きな役割という人もいます。 今は、スマホを活用する方が多いようですが、ぼくは、雑記帳としても使うので、ここは、アナログ人間です。 『【重要】ETC利用照会サービスのお知らせ お客様のユーザーIDは、解約予定日までにログインいただけないと登録が解約となります。解約予定日までに下記…

  • 「人新世の「資本論」」

    「人新世の「資本論」」 斎藤幸平 集英社新書 2021年3月6日第9刷 丹波の紅葉 秋本番・・というか、もう、冬になりつつある今日この頃。紅葉を求めて丹波へ。しかし、その成果は、これからお話します。 久しぶりに、国道175号を北に向かって、ひたすら愛車を進めます。目指すは、丹波の紅葉。 まずは、足利氏ゆかりの「石龕寺(せきがんじ)」。平日ですが、観光バスが1台。同年代以上の老老男女の観光客。この季節のみ、参拝料の寄進あり。 ところが、期待した参道の紅葉は、前出の写真のとおり。ネット情報では、「今が見ごろ」だったのですが。どうしたことでしょう。山が、真っ赤に燃える・・とは、なっていません。 つぎ…

  • 「リボルバー」

    「リボルバー」 原田マハ 幻冬舎文庫 令和5年7月10日初版 「弦楽11重奏」 第1バイオリン(3人)、第2バイオリン(3人)、ヴィオラ(3人)、チェロ(2人)の編成。 近くの図書館に併設されたホールでの『ブラボー・コンサート』 毎月、2~3回、開催されています。入場料は、何と、500円または1000円。芸術の秋に、お手軽に。クラッシクが楽しめます。 先週のこと。 いつものように、近くの図書館の学習室で、本を読んでいました。トイレ休憩のとき、どこからともなく音楽の調べが聞こえてきたので、併設されたホールへ行くと、ミニコンサートをやっていました。 そこで、途中入場。入場料は、500円也。 バイオ…

  • ぶらり・・・布引の滝

    ぶらり・・・布引の滝 布引の滝 新神戸駅から、わずか15分の山中にある「布引の滝」。ここに、1週間のうちに2回も訪れるとは思ってもみませんでした。 その理由について、これからお話します。 1回目 水曜日のこと。 三宮の病院への通院のあと、いつもならば、元町ウオーキングを愉しむのですが、この日は、何を思いついたのか?「布引の滝」に行ってみよう。 そこで、二宮商店街で和歌山ラーメンのランチ。そこから、新神戸まで歩きます。この道は、会社勤めの時の帰りの通勤経路だったので、キョロキョロと懐かしく思いながら歩きました。 新神戸駅から滝まで、結構な階段と坂道。街歩きのシューズでは、ちょっと歩き難い。それで…

  • 「寂聴 観音経 愛とは」

    「寂聴 観音経 愛とは」 中公文庫 文春文庫 2013年7月5日第9刷 「侘美」 酔っぱらっていて、きちんと、写真が取れていませんが、「侘美」という壱岐の焼酎です。 壱岐は、麦焼酎発祥の地・・・らしいです。なぜ、この写真が、巻頭に掲載されているか?それは、これから、お話ししましょう。 隔週、水曜日午前中の和太鼓の練習のあとは、ランチを兼ねて「サイゼリア」で反省会。ここでは、ビールとワイン(マグナム)を飲みながら、和太鼓の演奏について、真面目に、デスカッションをしています? なんて、昼間から、ほとんど脱線して、そのうち出禁になりそうな「おやじ会話」で盛り上がっているのです。おおむね、2時間の楽し…

  • 「グランドシャトー」

    「グランドシャトー」 高殿 円 文春文庫 2023年7月25日第2刷 Jam Jam 神戸ジャーナル 「神戸ジャズ100周年!珈琲を飲みながら音に触れる「ジャズ喫茶」特集」の記事で、三宮・元町のジャズ喫茶5店の紹介記事がありました。 【三宮】茶房ジャバ 【三宮】Voice 【元町】jazz&Coffee M&M 【元町】MOKUBAS TAVERN(木馬) 【元町】Jam Jam 行ったことがないお店があるので、今度、行ってみましょう。 って、久しぶりに、いつもの「Jam Jam」に行ってきました。すると、お腹の大きな若い妊婦さんが入店。えっ、こんな大音量のジャズ・・・大丈夫?なんて、大きなお…

  • ぶらり・・・太山寺ウオーキング

    ぶらり・・・太山寺ウオーキング 龍象院の柿 龍象院のお庭の柿の木。毎年、柿の実がたわわに実りますが、今年は、ちょっと、不作のようです。夏の暑さの影響でしょうか? それでも、住職が2つほど、観音様からのおさがりに、切ってくれました。これも、変わらぬ毎年の行事です。 参りました。水曜日に、7回目のコロナワクチンの接種。当日は、何ともなかったのですが・・・。 翌日、朝から、肩の痛いのは当然ですが、なんとなく、フラフラしました。まあ、多少倦怠感があるのは仕方ないと思っていたのですが、お昼に体温を測ると・・・・なんと、38.1度。こりゃ、あかん。寝よう。 午後3時ごろ、再度、検温すると38.5度。お盆の…

  • 「家康、江戸を建てる」

    「家康、江戸を建てる」 門井慶喜 祥伝社文庫 平成30年11月30日初版 大阪城 ご存知、大坂城は、豊臣秀吉が、1590年代に築城。その後、大坂冬の陣・夏の陣で落城し、消失して埋没。二代将軍徳川秀忠の時代に再築された。その後、戊辰戦争で焼失して遺構のみになった。 その後、1931年、市民の募金を基に現在の天守閣が再建されたとのこと。先の大戦でも、天守閣は焼け残ったとのこと。 すっかり、秋めいて、スポーツの秋。バレーボール男子ワールドカップ、杭州アジア大会、ラクビーワールドカップなどのテレビ観戦を愉しんでいます。 とくに、面白かったのは、杭州アジア大会のバスケット女子の日本対中国の決勝戦。残念な…

  • つぶやき・・・声明独演会

    つぶやき・・・声明独演会 声明「しょうみょう」とは、 声明「せいめい」ではなく、「しょうみょう」です。仏教音楽。僧侶が、法要の時に、仏典を基にした歌詞に、抑揚を付けて唱える音楽らしいです。 現在では、あまり、聞くことはありませんが、奈良時代から、例えば、東大寺大佛開眼法要などでは、専門の僧侶が歌っていたらしいです。 在家では、御詠歌に変化として、葬式行列などで歌われることがあるらしいです。 ときは、十五夜、満月の夜。 ところは、太山寺塔頭龍象院。 演者は、龍象院住職。 参加者は、龍象院での写経、坐禅会の常連さん。 龍象院の門を入って玄関までが、ライトアップされて昼間とは、まったく、違った雰囲気…

  • 「一汁一菜でよいという提案」

    「一汁一菜でよいという提案」 土井善晴 新潮文庫 令和4年11月30日十四刷 味噌汁 ぼくの朝食は、純和食です。基本的には、三食、米を食べる人。とくに、朝食には、3つの発酵食品が必須です。 味噌汁、納豆、ヨーグルト・・・。梅干し、食後に青汁。 ちなみに、夕食の必須は、らっきょ(畑の薬?)、締めに昆布でお茶漬け・・・。デザートにバナナとヨーグルト、そして、入浴前に、カゴメのトマトジュース一杯。 今週、古いスマホの下取りで、ドコモショップに行ったときに聞いたお役立ち情報。 スマホのバッテリーを長持ちさせる方法。 ①バッテリー残量を100%にしないこと。ベストは、20%~80%。 ②そのために、就寝…

  • 「覇王の家 下」

    「覇王の家 下」 司馬遼太郎 新潮文庫 令和5年年7月15日三十六刷 スマホ機種交換 5年1か月、お世話になったスマホの機種交換。写真は、交換前のものです。交換機種は同じ、シャープのアクオス。バッテリーの状態が悪くなったので、値引きのDMに誘われて、ついつい。 いつも思うのですが、機種交換は、アプリの移行が大変。聞くところによると、ソフトバンクは、引継ぎが簡単とのこと。ドコモでは「ないの?」って言ったら、セキュリティの問題があるとのこと。う~ん ??? まあ、ボチボチですね。これも、愉しみながら。 阪神が、18年ぶりに「アレ」→「優勝」。大阪、神戸は、どうも、大変、盛り上がっているようです。 …

  • 「覇王の家 上」

    「覇王の家 上」 司馬遼太郎 新潮文庫 令和5年年7月15日三十六刷 鶴林寺三重塔 今週のトピックス、何と言っても、ジャニーズ問題ですが、ジャニー喜多川の行為は、弾劾されなければならないのは当然。難しいのは、本人が、すでに亡くなっているため、会社組織のコンプラが問題になっている点。 さらに、難しいのは、その行為が、個人的な性癖であるということ。など、いろいろ考えるとややころしいが、煎じ詰めれば、社長の社員に対するセクハラ、それを組織が、処理できなかったってことですね。 ふつうの会社ならば、経営陣の退任、再発防止措置の徹底、被害者の救済そして、その会社の商品を買うかどうかは、消費者の判断。いいも…

  • 「ミチクサ先生 下」

    「ミチクサ先生 下」 伊集院静 講談社文庫 2023年7月14日発行 見つつ行け 旅に病むとも 秋の不二 漱石が松山に居たころ、子規と「愚陀仏庵」と名付けた下宿屋に同居していたとのこと。そこから、子規が上京する時に、漱石から子規への鼻向けの一句。 子規は、すでに喀血を繰り返しており、漱石は、その身の上を心配している。「不二」とは、富士山のこと。子規は、この句を短冊に書いて、「子規庵」の病床のそばに飾っていたらしい。 それにつけても、昔の人は、よく血を吐く。漱石は、胃潰瘍で喀血。当時は、蒟蒻を温めて、お腹の上にのせて、胃の血流を良くする民間療法をやっていたみたいです。 今、バスケットが熱い。沖縄…

  • 「ミチクサ先生 上」

    「ミチクサ先生 上」 伊集院静 講談社文庫 2023年7月14日発行 柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺 『宿の畳に寝ころんでいると足音がして若い女中が茶を持ってきた。 「姉さん、御所柿は食えんかのう?」 「ありますよ。すぐにお持ちします。」 大きな鉢一杯に持ってあらわれた。 「こりゃたんと食べられるの。娘さんはどこの生まれぞな?」 「月ヶ瀬です。梅がきれいなところです。」 一口食べると甘味が口に広がった。 美味い。と子規が声を上げた時、釣鐘を打ったような音が聞こえた。』 先週、コロナに感染しましたが、今のところ後遺症はない。と、書きました。ところが、推奨の待機期間(発症日の翌日から5日間)が過ぎ…

  • 特報 新型コロナウイルス感染

    特報 新型コロナウイルス感染 抗原検査の陽性反応 読書雑感の予定を変更して、「特報 新型コロナウイルス感染」です。 今週は。「お休み」にしようかと思いましたが、熱も平熱になり、倦怠感もなくなってきたので、特報を掲載します。 ぼくは、今年、古希、コロナワクチンは、6回接種済み。社会活動は、ほとんどしておらず、他者との接触は、ほとんどなしの「晴読雨読」の生活です。 それなのに? 15日(火) 夕方から、やや熱っぽい。夏風邪を引いたかなと思って、体温を測ってみると37.4℃。「ありゃ、微熱だ!」「まあ、一晩寝れば、治るでしょう。」 と、思っていましたが、実は、この熱が、コロナ発症のサインであったこと…

  • ぶらり、神戸、DEEPな街

    ぶらり、神戸、DEEPな街 「有楽名店街」 有楽名店街って、ご存知ですか?東京の有楽町ではありません。名前の由来は、解りません。詳しくは、本文へ → はい、本文です。 「有楽名店街」は、神戸元町、阪神元町駅の地下通路にある飲食店街です。戦後すぐに「阪神メトロ街」として開業したらしいです。飲食店街といっても、スナック、居酒屋がほとんどで、昼間は暗くて、立ち入るのは、ちょっと、躊躇します。 ご覧のとおり、約100mの狭い通路に間口の狭いお店がひしめき合っています。天井は、配管がむき出しになっています。 この名店街、来月9月をもって、閉鎖されるようです。 実は、ぼくは、ここで飲食したことがありません…

  • 「灯台からの響き」

    「灯台からの響き」 宮本 輝 集英社文庫 2023年6月25日第1刷 淡路ジェノバライン お洒落な名前になったものです。昔々、ちょくちょく、仕事の関係で淡路島に渡っていた時は、「ばんたんきせん」というレトロな客船でした。明石港から乗船して船室に入って、ゴロリと横になる。 20分か30分もすると岩屋港に到着。帰りは、明石港の近くの居酒屋でお疲れ様。船酔いならぬ、ほろ酔いで帰宅したことも数度。 橋ができて、便利になったけれど、昔の不便も懐かしい。 ボランティアセンターから「和太鼓演奏」のオファーがありました。 和太鼓を始めて、まだ、1年にもならないド素人(ぼくのこと)。太鼓打ちの基礎も儘ならない現…

  • 「とわの庭」

    「とわの庭」 小川 糸 新潮文庫 令和5年7月1日発行 テトラポット 高砂、「あらい浜風公園」から播磨灘を望む。遠くには、家島、さらに先には、四国がかすむ。スケッチは、四国を強調しすぎ?実際は、ほとんど、霞状態ですが・・・。 この辺り、播磨の工業地帯、神戸製鋼、カネカなどの工場のエリアの中、海を目指して車を走らせると、この公園に辿り着きました。夏の日中、当然、人っ子一人もなし。 テトラポットを見ると、aikoの歌を思い出します。 『テトラポット登って♪ てっぺん先にらんで♪ 宇宙に靴飛ばそう♪』 暑中お見舞い申し上げます。 なんとも、暑い日が続きますが、今年も、シルバー人材センターから「散水」…

  • ぶらり、鶴林寺周辺

    ぶらり、鶴林寺周辺 播磨の名刹 鶴林寺の仁王門 聖徳太子のゆかりのお寺ということで、「播磨の法隆寺」と呼ばれているらしいです。山陽電鉄の尾上の松駅から徒歩15分と案内されています。 ここは、加古川市ですが、次の駅は、加古川を越えて高砂市になります。境内と隣接して、鶴林寺公園が整備されていますが、平日の午前中は、暑さのせいもあり人影は、ありませんでした。 「歴史散歩の会」の今回のプログラムは、「鶴林寺探訪」 山陽電鉄板宿駅8時30分集合。快速で「東二見駅」、各駅に乗り換えて「浜の宮駅」下車。タクシーで鶴林寺まで(ちょうど千円)。広い駐車場で下車。 掘割のある道を歩いて仁王門へ。入山料・宝物館入館…

  • 「新版 百人一首」

    「新版 百人一首」 島津忠夫 訳注 角川ソフィア文庫 平成元年12月10日新版28版発行 宇治界わい 宇治と言えば、お茶の産地。JR奈良線の宇治駅の近くには、老舗のお茶屋さんが、点在しています。そして、それぞれ、お洒落なカフェを併設しています。 伊藤久右衛門、辻利兵衛、中村藤吉など。中村藤吉の「宇治抹茶パフェ」がお目当てでしたが、長蛇の行列。約1時間待ち。断念して、伊藤久右衛門のパフェに変更。 行き当たりバッタリのドライブで立ち寄りましたが、キチンとプランを立てて、この界隈の「カフェ巡り」も面白そうです。が、1日に、2か所の2カフェが精一杯ですね。 3年間のコロナ騒動が終息して、弾けたように懇…

  • 「お探し物は図書室まで」

    「お探し物は図書室まで」 青山美智子 ポプラ文庫 2023年3月5日初版発行 闘竜灘 兵庫県加東市滝野町、加古川の中流にある名勝。上流は、穏やかな加古川の流れが、この場所だけ、多くの奇岩に流れを狭められて、白い波しぶきを立てて、急流に変身します。 715号を走っていると、「闘竜灘」の名勝看板がありますが、いままで、立ち寄ったことがありませんでしたので、ちょっと、寄り道。 この奇岩は、マグマが冷えてできた「流紋岩」らしいですが、なぜ、ここだけ、多くの岩石が隆起しているのか、というより、岩石の層がむき出しになって侵食されているのか? タモリさん、分かりますか? 先日、お習字用の半紙と半切(条幅)を…

  • 「52ヘルツのクジラたち」

    「52ヘルツのクジラたち」 町田そのこ 中公文庫 2023年5月25日初版発行 塩屋の洋館 久しぶりのスケッチ。以前は、毎週1枚描いていましたが、最近は、お習字の方に手を取られて、なかなか、スケッチの手が動きません。 塩屋界隈をブラリしたら、塩屋の山の手に、お墓と山の上の洋館のコントラストが面白くて、拙い絵心がくすぶられました。 水彩も、20年前の道具を長持ちさせていますが、流石に、絵の具がちびてきました。そろそろ、リニュアルしないと、発色が悪くなったような気がします。って、言うか、腕が悪いだけですね。すぐ、道具の所為にしてしまう(笑)。 先月、グループ会社から退任しました。いよいよ、正真正銘…

  • 柴又紀行

    柴又紀行 柴又駅前 ご存知、「寅さん」(渥美清)と「さくら」(倍賞千恵子)。京成柴又駅の改札を出ると、すぐに、「寅さん」と「さくら」のブロンズ像が出迎えてくれます。 京成柴又駅は、京成本線の高砂駅から柴又線の支線に入り、京成金町駅までの途中にあります。そのため、乗り換えしなければならないので、ちょっと、面倒です。 なぜ、柴又?身内の不幸があり、新幹線嫌いのぼくでも、神戸から東京へ、「こだま」を利用して、上京したというわけです。「こだま」は、新大阪から東京まで各駅停車。所要時間4時間。 なぜ、「こだま」かと言うと、ぼくの残念な持病が原因。でも、負け惜しみではありませんが、「こだま」の旅は、各駅で…

  • 「スキマワラシ」

    「スキマワラシ」 恩田陸 集英社文庫 2023年3月25日第1刷 福田川河口 久しぶりに、所用で垂水に行きました。ついでに、垂水の海浜公園をブラブラ。福田川の河口には、ボラがチラホラ。遠くには、明石海峡大橋の全景が見えます。 ここは、恋人岬って言うらしいですが、そんなロマンチックなイメージではなかったような?すぐ横は、垂水区の体育館、その横は、テニスコートです。20年ぐらい前に、ここで、テニスをした記憶が・・・。 垂水での所用とは、6回目のワクチン接種です。接種券が届いたのでどうしようかな?と迷っているうちに、予約が取りにくくなって、はじめての場所ですが、垂水年金会館会場の予約が取れたので、行…

  • 「少年と犬」

    「少年と犬」 馳 星周 文春文庫 2023年4月10日第1刷 桃太郎 伯備線の接続に時間があったので、久しぶりに、岡山駅周辺をブラリ。桃太郎さんは、今回で見納めかも。西口に回って、奉還町のアーケード街もブラリ。何とも、レトロなアーケード街です。 それでも、お洒落なカフェやゲストハウスなどがチラホラ。昔ながらの駄菓子屋、古いレコード店なども健在。 「さくら」で、岡山へ。自由席は、三分の一が、白人系の外人さんです。姫路駅での乗り降りが多かった。やはり、世界遺産の威力は、すごい。 コロナが、収束して、外国人旅行者が目立つようになりました。神戸でも、よく見かけますし、岡山にも。 東南アジア系のツーリス…

  • 「ノボさん 下巻 小説正岡子規と夏目漱石」

    「ノボさん 下巻 小説正岡子規と夏目漱石」 伊集院静 講談社文庫 2016年1月15日第一刷発行 篠山城大書院 丹波篠山城は、徳川家康が、西国大名の押さえのために築城したお城だそうです。代々、譜代の大名が入城したそうです。 もともと、天守閣はなく、大書院が復元されています。今まで、数回、来たのですが大書院を見学するのは初めてです。 なかには、戦国大名の鎧・兜の展示がありました。もちろん、本物ではありません。すべて、個人の手作りだそうです。ビックリ! このところ、思うところ有之。 会社人間を卒業して、早、4年。会社人間としてのお付き合い以外に、会社の看板のないお付き合いをすると、いろいろ、見えて…

  • 「ノボさん 上巻 小説正岡子規と夏目漱石」

    「ノボさん 上巻 小説正岡子規と夏目漱石」 伊集院静 講談社文庫 2016年1月15日第一刷発行 しあわせの村 久しぶりに、「しあわせの村」で、テニス。しかも、4時間。いつもの住宅の近いテニスコートから、たまには、山の中の丘陵地帯のテニスコート。気分爽快です。 しかも、テニスのあと、施設内の温泉で汗を流して、芝生広場でビール片手にワイワイガヤガヤ。芝生の上、周りの木立に、爽やかな風がそよぐ。 「また、やろう!」と、みんなで盛り上がりです。 先週は、テニス三昧でした。 まず、テニススクールの振替受講。定例のテニススクール、そのあと、メンバー有志によるアフターテニスで1時間のゲーム。さらに、しあわ…

  • 「子規紀行文集」

    「子規紀行文集」 榎本一郎編 岩波文庫 2019年12月13日第一刷発行 藤の花 今年は、わが家の植木鉢の藤の花が咲きませんでした。昨年は、ベランダの花台から花の房が下がっていたのですが、草花にも、その年のコンディションがあるのでしょう。きちんと、施肥をして、来年に期待します。 時事問題 広島サミットが開催されています。 驚いたのは、ウクライナの大統領が参加するという電撃発表。 クワッド首脳会議も同時開催されるということ。 サミットの調整は、日本外務省が担っているとすれば、日本外交も、頑張っていると評価できると思います。とかく、マスコミは、貶しこそすれ、評価するということがないのは、マスコミの…

  • 「紀貫之と古今和歌集」

    「紀貫之と古今和歌集」 川村裕子監修 ほるぷ出版 2023年2月7日第一刷発行 花まつり 太山寺の「花まつり」お釈迦様の誕生日は、4月8日。でも、月遅れの5月8日の「花まつり」。って、何をするのか?と思ったら、「採燈大護摩」。詳しくは、本文へ。 コロナの5類変更に伴い、太山寺も、今まで休止していた行事を再開し始めました。4年ぶりだそうです。 まず、5月8日。月遅れの「花まつり」。「花まつり」といえば、お釈迦様に甘茶をかけて願い事をするのかと思っていましたが、「採燈大護摩」でした。 「採燈大護摩」ってなに? まず、山伏が、三身山の太山寺へ入山を申し入れ。そこから、問答、法弓、法剣、法斧、願文の儀…

  • 健康医学書として、「養生訓」その2

    健康医学書として、「養生訓」その2 貝原益軒 松田道雄訳 中央公論新社 2020年1月25日改版 一掃百態(模写) 先々週、渡辺崋山の「一掃百態」についての記事を書きましたが、どんなものか?というと、模写のような風俗画が百態ほど描かれている紐綴じの古書です。 まあ、勢いで買ってしまいましたが、よくよく、眺めていると、面白くもあり、面白くもない。飛んだ無駄遣いでした。ぼくには、よくあること。と言うことで、本箱の肥やしになっています。 先週は、出先で車の故障(バッテリー)のため、帰宅が遅くなり、突然の休刊となりました。陳謝。 それにしても、JAFには、親切にしていただきました。2時間程度での駐車で…

  • 「さまよえる古道具屋の物語」

    「さまよえる古道具屋の物語」 柴田よしき 2023年3月10日第1刷 文春文庫 ヤマサ蒲鉾の芝桜 姫路、夢前川の川沿いにヤマサ蒲鉾の大きな工場があります。そこの法面に芝桜を植えて、「芝桜の小径」を整備して、一般公開しています。ヤマサ蒲鉾だけに、大きな鯛のオブジェが目を引きます。 ここには、蓮畑もあり、昨年は、蓮の花を見に来ました。これも、すばらしかった。 もちろん、商品の販売所もあり、平日にもかかわらず、大行列でした。 面白いものを手に入れました。 「一掃百態」って知っていますか?江戸後期、渡辺崋山の江戸風俗画ですが、一説によると、渡辺崋山は、3日で江戸の住民の百人百態を描き上げたらしいです。…

  • つぶやき・・・「脳波鼎談」

    つぶやき・・・「脳波鼎談」 近所の図書館 コロナ前には、3駅離れた先の某大学の図書館の学習室を利用していました。コロナ禍中は、利用制限があったりなどで、足が遠のいてしまいました。 ところが、昨年、近くに新しい市の図書館がオープンしました。しかも、学習室が完備。利用方法は、図書カードで、席の予約をして席を確保。電源もあるので便利。 今は、学生が少ないので、空席多し。と言うことで、最近は、こちらの学習室で、読書しています。家では、なにかと雑音もあり集中できませんが、図書館は居心地がイイね。 さて、久しぶりの「休日のつぶやき」です。 土曜日、和歌山で岸田首相襲撃事件が発生。昨年は、安倍元首相の事件。…

  • 「カケラ」

    「カケラ」 湊かなえ 2023年1月25日第1刷 集英社文庫 フリージア 朝ドラ「らんまん」がスタートしました。モデルは、植物学者の牧野富太郎さんです。土佐出身。坂本龍馬が特別出演。史実上、牧野さんが、竜馬に出合ったかどうかは明らかではありませんが。 先週の日曜日のこと 「 某 桜まつり」に和太鼓の演奏で出演しました。昨年の6月ぐらいから和太鼓の会に誘われて、月に2回の練習で、何とか、リズムを覚えての付け焼刃です。 それでも、満開の桜、たくさんのお客さんの前で、「太鼓ばやし」を叩き終えました。途中、テンポがズレた個所もありましたが、リカバリーして、最後の締めは、全体に合せることが出来て、まあま…

  • ぶらり、万博記念公園

    ぶらり、万博記念公園 太陽の塔 入場門から、すぐの「太陽の広場」にそびえる「太陽の塔」。とにかく、圧倒されるほど「でかい!」 万博記念公園に行ったのは初めてです。高速道路から見えるのですが、一度、行きたいと思っていました。 その昔、1970年、祖父が万博を見に行こうと誘ってくれましたが、受験勉強中ということで、断念しました。そのときは、新幹線は新大阪までしか開通していませんでした。 あれから、52年、漸く、「太陽の塔」を近くで見ることが出来ました。 きっかけは、桜を見に行こう。どこに行こうか。久しぶりに大阪城に行こう。ということで、出発直前、そうだ、万博記念公園に行ったことがないので、行ってみ…

  • 「みがわり」

    「みがわり」 青山七恵 令和5年1月15日初版発行 幻冬舎文庫 サクラ 東京では、満開のお知らせがチラホラ。こちらは、まだ、五分から七分咲きといった状況でしょうか。年々、桜の開花が早くなり、入学シーズンには、散ってしまいそうです。 あ~、面白かった。 WBCロスになりそうです。 まだ、まだ、お昼の情報番組などでは、WBCを振り返って、いろいろなエピソードを紹介しています。そのなかで、ぼくが、驚いたエピソードを紹介します。 決勝戦、最終回、大谷翔平がクローザーとしてマウンドへ。キャッチャーは、中村悠平(ヤクルト)。マウンドで、グローブを口に当て、二人で打ち合わせ、サイン確認。 そのとき、最後に、…

  • 「世界と日本と日本人 大江健三郎・柄谷行人 全対話」

    「世界と日本と日本人 大江健三郎・柄谷行人 全対話」 大江健三郎・柄谷行人 2018年6月30日発行 講談社 だんご いつも駅前に和菓子の出店がありますが、今度、お団子でも買いましょう。もう、お彼岸です。 今週のビッグニュース。WBCの陰に隠れてしまいそうでしたが、韓国との関係改善への一歩。岸田さんの表情は硬かったけれど、これは、大仕事だったと思います。 韓国は、過去の歴史問題が、いつも足かせになりますが、何と言っても、民主主義国の隣国です。仲良くするのが一番です。 日本国内、韓国国内ともに、様々な意見はあるでしょうが、関係改善は、大方、ウェルカムではないでしょうか? ただ、ちょっと気になるの…

  • 「ザ・ロイヤルファミリー」

    「ザ・ロイヤルファミリー」 早見和真 令和4年12月1日発行 新潮文庫 三宮センター街 三宮センター街は、全国でも珍しい二階建てのアーケードです。ジュンク堂の2階からアーケードの2階通路に出ると、木組みのデコレートがなされています。 ベンチもあり、お昼時は、お弁当を食べている人など格好の休憩場所になっています。ぼくも、ジュンク堂で本を買って、本を読みながら、ちょっと休憩です。 そうそう、元町商店街は、日本の最初のアーケード街らしいです。 今、日本は、WBC祭りですね。日頃、野球観戦をしない人も、夕方からテレビに釘付けです。かく言う、ぼくも、毎日、面白く観戦しています。 若い時は、夕食を食べなが…

  • 「荒地の家族」

    「荒地の家族」 佐藤 厚志 文藝春秋三月特別号 文藝春秋 シマエナガ このかわいい鳥を知っていますか?雪の要請と呼ばれる「シマエナガ」です。北海道に生息する白くて丸くて、目がクリクリ。最近、大人気。いや、ぼくが知らなかっただけかも。あまりに、かわいいので、今週の写真に拝借。 3月になって、漸く、春めいてきました。 そこで、恒例の観梅に出かけました。1昨年は、「綾部山梅園(2月25日 五分咲き)」、昨年は「世界の梅公園(2月23日 三分咲き)」。いずれも、満開ではなく、今年は、少し、時期を遅らせて、3月3日に昨年と同じ「世界の梅公園」へ。 結果は、残念。入口には、七分咲きの看板。でも、実は、五分…

  • 「この世の喜びよ」

    「この世の喜びよ」 井戸川 射子 文藝春秋三月特別号 文藝春秋 BIRD セキレイが、マンションのエントランスに迷い込んできました。 そうそう、イザナギとイザナミがHの仕方が分からなかったとき、セキレイが現れて、セキレイが尾を上下に振る動作を見てHの仕方を知ったという日本神話がありました。 古事記も日本書紀も、結構、下ネタが多いですよね。 ライザップのCMの大村崑さん。ぼくたち世代では、「とんま天狗」でお馴染みでした。御年91歳、86歳で筋トレを始めて、腹囲が、92センチから77センチになったそうです。 ライザップの宣伝をするつもりではないですが、週2回のジム通いで、みんなが、同じ結果を得られ…

  • 「啄木のうた」

    「啄木のうた」 石川 正雄編 昭和42年7月5日初版第37刷 社会思想社現代教養文庫 160円 Y字路店舗 久しぶりにY字路です。横尾忠則先生は、お元気でしょうか?Y字路といえば、横尾先生。病気のデパートといえば、これも、横尾先生。ぼくの「横尾先生Y字路パロディ」は、そろそろネタ切れなので、ネタ探しに出かけなければ・・・。 「舞いあがれ」の貴司くんの短歌が人気上昇の予兆。あの「サラダ記念日」の俵万智さんが、ときどき、ツイッターで投稿しているとのこと。 舞と貴司が、お互い告白した回、俵万智さんからの貴司くんに捧げる歌。 『千億の星の一つになりたくて心が空を舞いあがる夜』 『一瞬の君の微笑み永遠に…

  • 休日のつぶやき、「たまご」が消えた日

    休日のつぶやき、「たまご」が消えた日 大変です。スーパーから「たまご」が消えました。原因は、鳥インフルエンザとのこと。そういえば、ニュースで流れていましたが、こんなことになっているとは。コロナの次は、鳥インフルエンザか?地球はどうなる! スーパーに行って、ビックリ仰天。物価の優等生と言われた「たまご」がスーパーから消えました。そのあと、4日ぐらい経過して入荷してきましたが、当然、すぐに売り切れ状態。一人で一パックの制限付きでした。 今、ニュースは、「ルフィ」一辺倒ですが、鳥インフルエンザの被害も、相当な状況です。ニュースでは、発生状況を地域ごとに、報道されていますが、日本全体で、また、世界全体…

  • 「草を褥に 牧野富太郎」

    「草を褥に 牧野富太郎」 大原富枝 河出文庫 2022年11月20日初版 植物画 ボタニカルアート入門。何年たっても、上達しない水彩画。ボタニカルアートは、植物を細かく観察して、根気よく、正確に、描くことが基本らしいですが、ぼくは、ダメ。ついつい、サッサと描いて、はい、終わりになってしまいます。 お習字の話。最近、磨った墨の色が薄く感じていました。どうも、固形墨が悪いのか、固形墨の磨り方が悪いのか、50年前の硯が悪いのか、少し、悩んでいたところです。 そこで、今更ながら、硯と固形墨の磨り方について勉強しました。 まず、硯ですが、硯は、その表面に鋒鋩(ほうぼう)という微細な凹凸があるそうです。そ…

  • 「風神雷神 ~下~」

    「風神雷神 ~下~」 原田マハ PHP文芸文庫 2022年1月6日初版 雪、雪、雪 大寒波襲来で日本列島は、日本海側を中心に大雪。交通網は、大打撃。こういう時は、家で丸くなっているのが一番。朝6時、早朝散歩の公園は、ご覧のとおり。滑って転んではいけないので、流石に、写真を撮って、帰りました。 昨年末から今年に入って、同年代の訃報が続いています。極め付きは、同期入社の朋友。これは、ショック。今どき、六十代は、早すぎるでしょう。ご冥福をお祈りします。 ここで、先週に引き続き、「養生訓」から、養生の奥儀は、「十二少」である。 『食を少なくし、飲むものを少なくし、五つの味付けを少なくし、色欲を少なくし…

  • 健康医学書として、「養生訓」

    健康医学書として、「養生訓」 貝原益軒 松田道雄訳 中央公論新社 2020年1月25日改版 大衆食堂「金時」 大衆食堂・・大衆酒場・・元町駅のすぐ近く、「金時」。チョイ飲み、ガッツリ飲み、どちらでも。お値段お手頃。サラリーマンの癒し処。何度か、お世話になりました。少々、騒がしい・・・コロナ下では、リスク覚悟。 この丁度、地下1階が、ジャズ喫茶「jam jam」。このコントラストが、妙ですね。 1年前に買って本箱に飾ってあった「養生訓」。今年の古典に親しむ第一弾です。昨年は、「歎異抄」、「方丈記」でしたが、途中で、やや飽きましたね。今年は焦らず、毎日、少しずつ、読み進めることとしました。 なぜ、…

  • 「風神雷神 ~上~」

    「風神雷神 ~上~」 原田マハ PHP文芸文庫 2022年1月6日初版 和太鼓倶楽部のTシャツ 年始早々、和太鼓倶楽部のTシャツを制作することとなり、新入りのぼくは、ご指名によりデザインを考えることとなっちゃいました。 「どうする!ぼくちゃん!」 やむを得ず、未熟なパソコンを駆使して、シンプルなデザインを考えましたが、これを誰が発注するの?また、お鉢が回ってきそう。 入会5か月、練習に参加したのは、まだ、6回。にもかかわらず、「4月の桜の時期のお祭りに舞台参加の申し込みをしたので、そのつもりで!」 「えっ!」「ぼくは、まだ、未熟者。」「大丈夫、大丈夫!」 そこで、必要になったのが、ユニフォーム…

  • ぶらり、三社参り・・・石清水八幡宮

    ぶらり、三社参り・・・石清水八幡宮 名物 やわた走井餅 「真清水の 走井餅を 二つ食べ (高浜虚子)」 羽二重の餅にこしあん 手のひらサイズの和菓子。石清水八幡宮の参詣のあと、門前の走井餅老舗で、ちょっと一息に走井餅を二つ食べました。 お正月は、三社参り。子供の頃、元日には、家族で、赤間神宮、亀山神社、厳島神社の三社をお参りするのが慣例でした。 今年は、頑張って、三社を回りました。 1月1日、「湊川神社」ここは、毎年の恒例。 1月4日、「生田神社」久しぶりでしたが、生田さんは、4日でも多くの参拝の人で賑わっていました。 そして、1月5日、「石清水八幡宮」まで、足を延ばしました。場所は、京滋バイ…

  • つぶやき、謹賀新年

    つぶやき、謹賀新年 新年あけましておめでとうございます。 2023年(令和5年)の元日。 今年は、正月が、日曜日です。 といっても、曜日感覚が、ちょっとトラブル状態ですが。 さて、元日の定番と言えば、 一つ目は、6時半に起床。7時過ぎの初日の出の間に合うように、身支度を整えて、近くの公園へ。待つこと10分で、見事な初日の出を拝み、今年の「無病息災」を祈念。 二つ目は、お雑煮を食べて、初詣。いつもの「湊川神社」へ。コロナ行動制限のない正月とあって、昨年と比べると人出は、ほぼコロナ前と同じくらいで、入場制限をしていました。ここでも、今年の「無病息災」「家族健康」を祈念。 三つ目は、書初め。お題は、…

  • 「まち」

    「まち」 小野寺史宜 祥伝社文庫 令和4年11月20日初版 「青柳」 元町アーケードから一筋ほど山側に元町北通りがあります。「jam jam」でジャズを聴いて、その通りを神戸駅に向かって歩きます。通りの中程には、神戸のウナギの名店「青柳」があります。 濃紺の暖簾がかかっているのに、その横の格子窓には、「準備中」の木札がぶら下がっていました。ぼくは、まだ、入ったことがありません。二階、三階は、たぶん、座敷でしょうか。椅子席でしょうか。 ウナギの味はどうでしょうか。黒色の排煙ダクトが、黄土色の壁に張り付いています。匂いがしないので、まだ、焼いていないようです。定休日かな。 2022年、令和4年は、…

  • 休日のつぶやき、「日乗」とは。

    休日のつぶやき、「日乗」とは。 「ふたば学舎」 「ふたば学舎」については、前々回に、紹介しました。ここで、和太鼓の練習を隔週でやっています。最近、少子化で学校が統合されて、廃校を活用したコミュニティ施設が増えています。旧北野小学校の「北野工房」、旧湊山小学校の「みなとや水族館」など 「ふたば学舎」では、社交ダンス、コーラス、フラダンスなど、シニア対象の様々なイベントがあります。ぼくの「和太鼓」は、有志の集まりのトレーニングですが、アフターの「サイゼリア」でのランチタイム(ちょっとのアルコール)もお楽しみです。 「日乗」という単語を知っていますか?「乗」とは、記録するという意味です。「日」を記録…

  • 「大名倒産 下」

    「大名倒産 下」 浅田次郎 文春文庫 2022年9月20日第2刷発行 カラオケ 最近、コロナ行動制限の緩和に乗じて、カラオケに凝っています。と言っても、月1回~2回ペースですが。昔は、スナックに入り浸りでしたが。この年になって、「カラオケBANBAN」と「ジャンカラ」のシルバー会員にもなりました。約2時間、同年代の仲間と昭和・平成の歌を歌っています。 カラオケ業界の怪。平日昼間と休日夜で、料金が、約2倍~4倍も違います。たとえば、2時間で、400円~2000円の差。おまけに、年末は、プラスα。まあ、ホテルなども、同じ傾向ですが。 今日は、いきなり「大名倒産 上」に続いて、「大名倒産 下」の読書…

  • つぶやき・・・二度の奇跡は、奇跡と言わない

    つぶやき・・・二度の奇跡は、奇跡と言わない 「ノエビアスタジアム神戸」 ここは、どこでしょう。そうです、神戸のサッカーの聖地「ノエビアスタジアム神戸」です。ご存知、元スペイン代表イニエスタの所属するヴィッセル神戸のホームグランドです。この写真、ワクチン接種のとき、ピッチに入って撮影しました。 今回、「大名倒産 下」の読書雑感の予定でしたが、日本全国のブロガーさんが、きっと、書いているであろう「サッカー・ワールドカップ」の「つぶやき」に変更です。 その日は、12月2日(金)午前3時10分。いつもように「トイレ」へ。まだ、早い。ベッドに戻って、ウトウト。 午前4時50分。ありゃ!まずい!すぐに、ス…

  • 「大名倒産 上」

    「大名倒産 上」 浅田次郎 文春文庫 2022年9月20日第2刷発行 新長田にて 新長田の「ふたば学舎」(旧二葉小学校)で和太鼓サークルの稽古があります。新長田は、大震災で火災被害にあったのですが、メイン通りから、ちょっと逸れると、古い長屋がありました。そこで、長屋の一画を手帖にスケッチ。 やれやれ、もう11月が、最終コーナーを回って直線コースです。といえば、この秋の競馬成績は散々です。こんな年は、珍しいですね。 とにかく、秋のG1レースは、全敗。競馬用の銀行口座の資金が底をついたので補充が必要な状況です。いままで、数年間、増えも減りもしないで遊べていたのに、うむ、残念。 仕方ないですね。昔は…

  • 「街道をゆく 21 神戸・横浜散歩 芸備の道」

    「街道をゆく 21 神戸・横浜散歩 芸備の道」 司馬遼太郎 朝日文庫 2013年7月10日第3刷発行 『神戸は横浜ともに、日本の大都市のうち、例外的に江戸期の城下町の伝統がない。西暦1868年1月1日(1868年10月、明治と改元)に開港し、都市化した。最初は、港の港長までもお雇外国人の英国人だった。さらに海岸の砂地に外国人居留地ができ、やがて山手に雑居地が成立して、都市としての原形をなした。』 「街道をゆく」は、「週刊朝日」に連載した司馬遼太郎の紀行文です。文庫本で全43巻。その21巻に神戸散歩が収録されています。全43巻を全部読むのは、大変なので、興味のある街道をつまみ食いのように読んでい…

  • 「ライオンのおやつ」

    「ライオンのおやつ」 小川 糸 ポプラ文庫 2022年10月5日第1刷発行 再度山の紅葉 遠くに行かなくても、神戸の中心地から車で25分、再度山の修法ヶ原池は紅葉の名所。この季節は、再度山公園が大人気。100台はあると思われる無料駐車場は、ほぼ、満車状態。 涼を求めて夏に再度山公園に行ったときには、修法ヶ原池の周りには、お年寄りのカップルが数組程度。残念ながら、この程度の標高では、鬱蒼とした山の木々で、蒸し暑いだけでした。 池のほとりの休憩所に「Re cafe」という売店があります。そのとき、売店のカップ珈琲でホッとしたのですが、お店の中からジャズの音楽が流れてきました。 店主に音源を聞いてみ…

  • つぶやき・・・グルメリポート

    つぶやき・・・グルメリポート 「最上山公園(もみじ山)」 宍粟(しそう)は、姫路、龍野の北に位置します。そのほぼ中心地に最上山公園があり、通称「もみじ山」。兵庫県のもみじの名所です。 11月初旬、ちょっと、早かったようです。最盛期には、全山が真っ赤になるらしいです。その年の気候によって、何時、見ごろか?これは、難しい判断ですが、わが家は、いつも、早いか、遅いか、で、ドンピシャがないですね。まあ、それも、風流というものでしょうか。 ブログで、初めての試み・・・グルメリポート。細君と、月に2回程度、県内で評判の美味しいお店を探訪しています。Facebookには、その都度、映えフォトを掲載しています…

  • 「イマジン?」

    「イマジン?」 有川 ヒロ 幻冬舎文庫 令和4年8月5日初版 「船出と明石海峡大橋」 毎年恒例、年賀状の「橋のスケッチ」の先行発表。来年は、いよいよ、古希を迎える新しい年代のスタートです。ということで、「船出と明石海峡大橋」にしました。ちょっと、ベタだったかな? 今年も、第4コーナーに入って、もう、10月が終わろうとしています。来月は、紅葉シーズン。さて、どこへ行こうか?と、思案していますが、どうせ、わが家は、当日のお天気を見て、即断するのが慣例・・・とりあえず、候補はセレクトしておくかな。 少し、へバーデン結節とばね指の具合が良くなってきたので、(うむ、指の強張りはありますが、)とりあえず、…

  • 「押絵と旅する男」

    「押絵と旅する男」 江戸川乱歩 江戸川乱歩全集第5巻 光文社文庫 2015年6月25日4刷 「なでしこ芸術文化センター」 新築の図書館が、駅までの通り道にオープンしました。いつもの通り道だけに、便利この上なし。散歩の途中、買い物の途中、ちょっと寄って、本棚から本を取って流し読み。まことに、イイね。 あなたは、図書館を利用しますか? ぼくは、高校生の頃から、よく図書館を利用していました。高校は、男子校だったので、校内唯一の女性が、図書館の司書・・・これが理由で、図書館に行っていたわけではありませんが・・・。 その頃から、日常的に、図書館を利用するようになりました。利用とは、もちろん、興味のある本…

  • 「熱源」

    「熱源」 川越宗一 文春文庫 2022年7月10日第一刷 「柿 10個」 和尚の法務で、3週間ぶりの坐禅会。帰り際に、和尚から参道のたわわに実っている柿狩りのお許し。早速、剪定ばさみを借りて、チョッキン、チョッキン、10個も収穫しました。 「柿食えば 鐘が鳴るなり 太山寺」 河野大臣「保険証、運転免許証を廃止して、マイナンバーカードに統合」とのこと。 ところが、国家公安委員長、運転免許証を廃止するつもりはないとのこと。 マスコミの紹介する国民の声は、マイナンバーカードは、信用できないとのこと。「個人情報が漏れないの?紛失したらどうするの?リスク分散すべきでは?」 一体、どうなっているの?河野大…

  • ぶらり、奈良・・・橿原神宮、そして平城宮跡

    ぶらり、奈良・・・橿原神宮、そして平城宮跡 木曜日、朝、漸く、秋の訪れを感じられるようになったので、久しぶりに、奈良に行こうと、やっぱり、突然の日帰りドライブ。 どこへ?細君の希望で、「橿原神宮」と決定。片道約2時間ということで、9時半出発。 給油をしようと、いつものガソリンスタンドへ。うむ、なぜか?チェーンが張ってある。店員さんに聞くと、通信トラブルで給油できませんとのこと。なんと、幸先悪し。 幸先が悪いのは継続。阪神が大渋滞。ナビは新ルートとして、湾岸ルートを提案。早速、経路変更。ところが、湾岸は、大型トラックがビュンビュン。怖い。怖い。久しぶりの高速運転で、もう歳だね。 どうにか、湾岸を…

  • 「夢十夜」

    「夢十夜」 夏目漱石 新潮文庫 昭和51年7月30日 発行 「北野の洋館」 久しぶりに北野の異人館街をブラブラ。この界隈、何年ぶりだろうか?そう、北野天満宮に行って以来。そのとき、風見鶏の館の前で、大道芸を披露していたが、今は、コロナの影響で、まだまだ、賑わいは戻っていない。 今年も、もう、10月。ぼくの誕生月が遠慮なくやってきました。六十代最後の年になります。六十代最後というと、何だか、終焉という感じで、ネガティブなイメージですね。むしろ、七十代最初の年の方が、ポジティブですね。 そんな風に思うのは、ぼくだけでしょうか? 今年は、様々な体の不調が連続しています。いまは、朝方の指の強張り。1時…

  • 「クジラアタマの王様」

    「クジラアタマの王様」 伊坂幸太郎 新潮文庫 令和4年7月1日 発行 「学習帳」 以前、「SCHOOL NOTE 英語罫13段」をウクレレのタブ譜に活用していることは書きました。今度は、「学習帳 こくご 15マス」です。写経に活用しています。今回は、「歎異抄 序文」を書きました。 朝早くに目覚めると、「般若心経」などを書いていますが、写経には、ちょうどよいサイズです。ほかにも、硬筆の練習にも使えます。 最近、100均がお気に入りです。 近くに、大きなダイソーが出店したので、散歩の途中に、ちょくちょく、「何か、いいものはないかな?」と物色しています。「学習帳」も、その時に買いました。 まあ、それ…

  • 「方丈記」(全)

    「方丈記」(全) 鴨長明 武田友宏編 ビギナーズ・クラッシク 日本の古典 角川ソフィア文庫 平成19年6月25日 初版発行 令和3年1月15日 24版発行 「これは何でしょう」 これは「和太鼓のバチ」です。ゲームセンターの太鼓の名人のモノではありません。袋は、細君のお手製。後ろに映っているのは、坐禅用の座蒲(ざふ)。自宅での練習用の太鼓の代用品です。 今、世界の合言葉は、「NO WAR PLEASE」です。 「和太鼓の会」へのお誘いがあり、とりあえず、体験ということで参加してきました。 姿勢、バチの持ち方など基本的なことを教えてもらい、基本的なリズムも教えてもらいました。 なんやかんやと練習す…

  • 「雲と風と 伝教大師最澄の生涯」 永井路子 中公文庫 1990年6月9日 初版発行 2021年9月25日 改版発行 「一隅を照らす」 「一隅を照らす、これ即ち国宝なり」目の前のこと、自分にできることをやろう。目立たず、おごらず、ただひたすらに。 今、世界の合言葉は、「NO WAR PLEASE」です。 このところ、旧統一教会の問題で、やたらと宗教の話題がニュースになりますが、なぜ、日本人は、セクトやカルトに陥りやすいのか?との疑問。 あるコメンテーターは、日本人は核となる宗教がないからではないか。 これは、うなずける意見かもしれません。 ということで、 探していた本を見つけました。ジュンク堂に…

  • つぶやき、「私の貧幸生活」

    つぶやき、「私の貧幸生活」 Y字路 久しぶりのY字路。「病気のデパート」の横尾忠則さん、また、大病を患ったとのこと。でも、復活したようです。まだまだ、お元気で。 今、世界の合言葉は、「NO WAR PLEASE」です。 倉本聰さん、募集の「私の貧幸生活」。 ぼくも応募しました。275通の投稿があったとのこと。ただし、投稿者は、ほとんどがご高齢の皆様とのこと。ぼくも、高齢か。残念ながら、選から漏れたので、この場で、発表します。 「清く、正しく、貧幸に」 私のプリンシプルは、評論家の故三宅先生から拝借した「愛妻、納税、墓参り」です。が、無所属の時代となってから、「清く、正しく、貧幸に」を加えました…

  • 「おいしいごはんが食べられますように」

    「おいしいごはんが食べられますように」 高瀬 隼子 文藝春秋 九月特別号 唯々、修行中 右から、虞世南「孔子廟堂碑」、王義之「集字聖教序」、孫過庭「書譜」の臨書のつもり。お習字を始めて、はや3年。唯々、修行あるのみ。今夏は、午前中から30度超。汗を流しながら、タオル鉢巻きで、修行。細君、「バカじゃない!」 今、世界の合言葉は、「NO WAR PLEASE」です。 (続き、)最近、思うこと。芸事は、手ほどきをしてくれる師匠が必要。お習字、ウクレレ、ハーモニカ、テニス(これは、スクールに行っている・・・が、ちーとも、上達しない)。独学は、難しい。 そこで、必要なのが、先人を真似るということ。年金生…

  • ぶらり、姫路

    ぶらり、姫路 坐禅会 8月は、酷暑のため、坐禅会はお休みの予定でしたが、昨夕、和尚から、暑さの和らいだ夕方の坐禅会の告知。3週間ぶりに「日々新」を念じながら、座りました。が、やっぱ、まだ、暑いですね。 今、世界の合言葉は、「NO WAR PLEASE」です。 久しぶりの「ぶらり」。姫路に行ってきました。姫路と言えば、「姫路城」ですが、今回は、姫路と言っても、ひろ~~~いので、郊外の田園地域の方です。 まず、細君の要望で、姫路市香寺町の「日本玩具博物館」へ。ナビが、県道から田んぼの中の田舎道を案内。「こんなところにあるの?」と思っていたら、白壁の蔵造りの建物がありました。 この博物館、まったく個…

  • 「ツナグ 想い人の心得」

    「ツナグ 想い人の心得」 辻村 深月 新潮文庫 平成4年7月1日初版 「残暑お見舞い」 今年の夏は、とりわけ暑い・・・熱いです。ぼくが部屋でゴソゴソしていると、午前中に、30度を超えて、しかも、湿度が70%。気温はまだしも、湿度が高すぎでしょう。もう、日本は、亜熱帯か。 今、世界の合言葉は、「NO WAR PLEASE」です。 巻頭のつづき、午前中は、節電に協力して、クーラーを点けていませんが、さすがに、午後は、32度まで上昇すると、クーラーが必要です。そのとき、意識朦朧。 会社に行っているときは良かった。行きかえりの暑さを辛抱すれば、事務室は、適温で快適でしたね。どこか。タダで、ゆっくりでき…

  • つぶやき、空調服って

    つぶやき、空調服って これが、「空調服」です。 今、世界の合言葉は、「NO WAR PLEASE」です。 暑い日々が続いていますが、みなさま、熱中症には、十分に注意しましょう。 さて、今年も、シルバー人材センターから「散水」・・・簡単に言うと「水撒き」のオファーがありました。4回目の夏のオファーです。 今年は、左指の不調、左肩の不調と、体調が万全ではありませんが、まだまだ、老け込むわけにはいかないのでお受けしました。 「もう、わたしも、古希が近いので、今年は、どうしようかと思っています。」 「何を言っているのです。80歳で、やっている方もいますよ。」 「えっ、そうなんですか?」 という担当者と…

  • 「八本目の槍」

    「八本目の槍」今村 翔吾新潮文庫平成4年5月1日初版 向日葵 小野ひまわりの丘公園の無料摘み取りが先週で終わっていました。今年も楽しみにしていたのですが、残念。6月の暑さで、向日葵も、少し、早めに開花してしまったのでしょうか。 今、世界の合言葉は、「NO WAR PLEASE」です。 またしても、コロナ大爆発。いよいよ、ぼくの身近でも、誰それが感染した、誰それが濃厚接触者になったなどの話題を聞くようになりました。4回目のワクチン接種済みといえども、油断はできません。 が、聞こえてくるのは、無症状やインフルエンザより楽だという感想、ただし、3回目の接種をしていない若い方は、のどの痛みが酷いように…

  • 「四畳半タイムマシンブルース」

    「四畳半タイムマシンブルース」 森見登美彦 角川文庫 平成4年6月25日初版 元町駅交番 元町駅の駅前に、ちょっとお洒落な交番があります。なぜ?鯉川筋を北上すると「海外移住と文化の交流センター」がありますが、これは、ブラジル移民事業と関係しています。神戸市とリオデジャネイロは、姉妹都市でもあり、30周年を記念して、ブラジルの教会をイメージして新築したとのこと。by兵庫県警 今、世界の合言葉は、「NO WAR PLEASE」です。 先週、左肩の不調について書きましたが、結局、また、再発して、うむ、やや痛いのです。まあ、これも、加齢によるものと、諦めて、ながい~お付き合いをするしかないのでしょう。…

  • つぶやき、アラ古希なのに五十肩?

    つぶやき、アラ古希なのに五十肩? 今、世界の合言葉は、「NO WAR PLEASE」です。 まず、トピックス。安倍元総理の近畿大学卒業式のスピーチがYouTubeで、300万回を超える視聴。「大切なことは失敗から立ち上がること」。これは、とても、いいスピーチです。是非、ご視聴あれ。 ブログの本題、7月初旬のこと。 「痛い!痛い!」左の肩が・・・。 夜中に、突然、左肩が痛くなって、目が覚めました。とりあえず、その時は、サロンパスを貼って凌ぎました。 翌朝、今年2月に右肩痛のときに処方してもらった痛み止めを服用して、少し、楽になったのですが、右肩痛は、テニスをしていた時に違和感があったのですが、今…

  • 「大人になったら、」

    「大人になったら、」 畑野 智美 中公文庫 2022年4月25日第4刷 BE ROKKO 再度公園(ふたたびこうえん)の修法ケ原池。秋には、紅葉の名所ですが、夏も、緑が綺麗です。三宮での時間調整で、久しぶりに、行ってみました。三宮から20分。池の傍に「風楽山荘」という売店があります。店主の趣味で、古いレコードをかけていました。ちょっと、癒されます。 今、世界の合言葉は、「NO WAR PLEASE」です。 安倍元総理に哀悼の念を表します。 大変な事件があったのに、暢気なブログを書いていますが、選挙応援中に凶弾に倒れた安倍元総理のご冥福をお祈りします。政治家としては、まさに、戦場で亡くなったわけ…

  • 「スイート・ホーム」

    「スイート・ホーム」 原田 マハ ポプラ文庫 2022年4月5日発行 ハワイアン・パブ 神戸元町のハワイアン・パブ。店の看板は、黄色のサーフボード。お店は、2階。店内の棚には、ウクレレが数台飾ってあります。お客さんが弾くこともOK。ぼくも、飲みながら弾き語りで騒いだのは、もう、4~5年前のことです。まさか、今、指の不調でウクレレが弾けなくなるとは・・・。 今、世界の合言葉は、「NO WAR PLEASE」です。 異常気象です。 6月末から、暑い、しかも、とんでもなく蒸し暑いのです。気温30度超、湿度70%超、こりゃ、たまらんのです。なんとか、なりませんか。と、思っていたら。 今年も、新潟の友達…

  • 「楽しい孤独 小林一茶はなぜ辞世の句を詠まなかったのか」

    「楽しい孤独 小林一茶はなぜ辞世の句を詠まなかったのか」 大谷 弘至 中公新書ラクレ 2021年11月20日発行 觜﨑屋(はしさきや)本店 播磨の小京都、龍野。古い商家が立ち並ぶ一角に和菓子屋さんの「觜﨑屋本店」。屋根の上の古い屋号の書いてある街燈。現代のネオンと言ったところか? おやつに、ぼくは、「醤油饅頭」、細君は、「麩まんじゅう」。夕食のあとの「くずもち」も買いました。 今、世界の合言葉は、「NO WAR PLEASE」です。 最近、テレビのバラエティ番組「プレバド」の影響で、俳句ブームとのこと。そこで、ぼくも・・・・と思ったことはありますが、思っただけで、文学的な才能が欠如しているとの…

  • ぶらり、朝来~生野

    ぶらり、朝来~生野 青倉山の青倉神社 朝来の青倉神社(目の神様)は、青倉山の中腹の険しい崖沿いにありました。急傾斜の苔むした石の階段を登っていくと、古びた社殿の裏にお地蔵様がいました。その横には、ご神水の蛇口がありましたが、眼にご利益があるのか? 今、世界の合言葉は、「NO WAR PLEASE」です。 朝来方面のドライブ。思いもかけない出会いがありました。 ドライブに出かけた時は、細君のご朱印集めで、地元の神社に立ち寄ります。今回は、青倉神社。青倉山(811m)の麓に大きな鳥居があったので、そこから、青倉山の林道をドライブ。 やや、ナビの地図が消えた。えっ、どういうこと。それでも、道があるの…

  • 「夢見る帝国図書館」

    「夢見る帝国図書館」 中島京子 文春文庫 2022年5月10日第1刷 喫茶CHERRY 元町商店街界わいには、おおくの純喫茶があります。創業1963年。もうすぐ60年です。店内は、細長い「ウナギの寝床」みたいですが、なんとなく、落ち着く雰囲気があります。そうそう、今、純喫茶が人気とのことですが・・・。 今、世界の合言葉は、「NO WAR PLEASE」です。 「声明」って、ご存知ですか? 「声明」とは、法要儀式に際し、経文や真言に旋律抑揚を付けて唱える仏教声楽曲で、日本の音楽の源流と言われている、らしいです。 そういえば、「謡い」「小唄」なんかに、どこか似ているかな? その「声明」のリサイタル…

  • 「傑作はまだ」

    「傑作はまだ」瀬尾 まいこ文春文庫2022年5月10日第1刷 峠の茶屋一軒家 三田の山の中の「峠の茶屋一軒家」。これが、なんというか?街中であれば喫茶店。峠越えの途中で、見つけました。「わらび餅」と珈琲。実は、この「わら餅」が、有名らしい。あとで、知りました。 今、世界の合言葉は、「NO WAR PLEASE」です。 持続化給付金の詐欺事件が、多発しています。そもそも、こういったことは、予見されていました。申請者の性善説を前提として、簡易な要件で、給付金を給付したことが原因です。 このような社会保障は、小さな政府では、「健康で文化的生活が損なわれる国民」に対して、行われるべきであり、事業者の所…

  • 「ビブリア古書堂の事件手帖<Ⅲ>~扉子と虚ろな夢~」

    「ビブリア古書堂の事件手帖<Ⅲ>~扉子と虚ろな夢~」 三上 延 メディアワークス文庫 2022年3月25日初版 田舎の一軒家 神戸と言っても、ちょっと、西に行けば、もう、田舎の風景が広がります。車を降りて、ひょいと見渡すと、見慣れた民家も、なんとなく、風情があると思ったので、ひょいと、スケッチ。 今、世界の合言葉は、「NO WAR PLEASE」です。 今週、久しぶりに・・・コロナ以前だから2年ぶりかな、いや、3年ぶりかな・・・近くの大学の図書館に行きました。 コロナの影響で、一般利用が制限されていましたが、漸く、解禁されました。利用カードの期限が過ぎていたので、更新手続きもしました。 ついで…

  • 「老人よ、電気を消して「貧幸」に戻ろう!」

    「老人よ、電気を消して「貧幸」に戻ろう!」 倉本聰 文藝春秋 2022年6月号 新緑 5月は、「橘月」という異称があります。橘は、柑橘系の果樹ですが、その実は、不老不死の実とも言われています。実は、近くの公園に、橘の木があり、昨年、白い花を咲かせ、実がなっていました。 「たか代より 橘月の 名をとめて しのふ昔の 思い添らむ<藤原家隆>」 今、世界の合言葉は、「NO WAR PLEASE」です。 マスク着用の要請が緩和されます。 最近は、ニュース番組、ワイドショーなどでは、ウクライナ、観光船沈没、給付金誤振り込みなどばかりで、コロナの情報がサッパリになりました。それでも、兵庫県は、毎日、150…

  • 「流浪の月」

    「流浪の月」凪良 ゆう創元文藝文庫2022年2月25日初版 ハーモニカ ハーモニカは、大きく分けて、ブルースハーモニカ、クロマチックハーモニカ、複音ハーモニカに分類されるらしい。そのうち、初心者向けは、ブルースハーモニカとのこと。 今、世界の合言葉は、「NO WAR PLEASE」です。 指の具合が、ちょっと、良くなったと思って、ウクレレを弾いてみたら、なんと、「元の木阿弥」でした。こりゃ、キッチリ、治さないとだめですね。 そこで、指を使わない楽器・・・ハーモニカを買いました。えっ、小学生のとき以来。まあ、すこしは、吹けるだろうと思ったら、大間違いのコンコンチキでした。 ブルースハーモニカは、…

  • 「元彼の遺言状」

    「元彼の遺言状」新川帆立宝島社文庫2022年3月31日第8刷 牡丹 先日、永沢寺(ようたくじ)に行ったときに、三つ蕾のついた「牡丹」の鉢を買ってきました。二週間後、見事に真っ赤な花が咲きました。むかし、むかし、長谷寺で買った「牡丹」は、10年くらい、毎年、子供の日前後に咲いていました。この「牡丹」も、そうなるかな。 今、世界の合言葉は、「NO WAR PLEASE」です。 GW、とくに、予定はありませんでしたが、ブログを休刊しました。読者の皆様には、予告なしでの休刊をお詫びします。 前回、へバーデン結節で、指が痛いという記事を書きました。体のどこかに不調があると、いろいろと、「気合」が入らない…

  • つぶやき、へバーデン結節とは

    つぶやき、へバーデン結節とは 「藤庵」 ベランダの「藤の花」が満開です。いつだったか、10年ぐらい前だったか。大阪城公園に行ったとき、植木市で、藤の花の鉢植えを買いました。なんどか、鉢替えをして、今に至る。咲く年、咲かない年がありましたが、今年は、ごらんのとおり。 お習字のとき、ぼくの個人支部名の「藤庵」は、この「藤の花」から思いつきました。 10年前ぐらいから、悩みの種が、へバーデン結節です。最初に異常を感じた時は、整形外科で診てもらいましたが、すぐに、「これは、へバーデン結節だね。」と、言われて、「まあ、加齢だね。」の一言で済まされたと記憶しています。 へバーデン結節とは、手の指の第一関節…

  • 「女のいない男たち」

    「女のいない男たち」 村上春樹 文春文庫 2022年2月25日第11刷 『ああ、やりきれない。どうにかしてくれ。私はもう四十七になる。六十で死ぬとして、これからあと十三年生きなくちゃならない。長過ぎる。その十三年をいったいどうやって過ごしていけばいいんだ?どんなことをして毎日を埋めていけばいいんだ?』(「ヴァーニャ伯父」より) 今、世界の合言葉は、「NO WAR PLEASE」です。 残念なお知らせです。 今日の朝刊の小さい記事「コロナ薬、早期承認難航」とのこと。塩野義製薬が承認申請中のコロナの飲み薬の承認が難航しているらしい。 いままで、コロナ新薬については、この2年間、いろいろな情報が飛び…

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