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なおぼん(wawabubu)のブログ https://vcrmnfeconi-wawabubu.blog.jp/

のんべえで、エッチなおばちゃんです。理系女子だったので化学やアマチュア無線のことも書いてます。

アラフィフの元理系女子です。世の中あきらめてます。 エッチなのは仕方ない。お酒も強いです。妄想癖があるので、ブログにはどこまで本当かわかんないことをいっぱい書いてます。

なおぼん
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宇治市
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交野市
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2014/01/31

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  • 『痴情』(志賀直哉)

    この短編は志賀直哉の『小僧の神様・城の崎にて』(新潮文庫)の後ろの方に載っている。女の味を北国のカニの鋏の肉にたとえたところが印象にあると、開高健がカニが話題の文章で書いていた。かつて、私も読んでいるはずなのだが、まったく記憶になく、再びこの文庫を引っ張

  • 本は自由だ

    ショーペンハウアーの『読書について』を読んでブログに書きましたが、それがそのまま読書を否定するものではないことは、私だって百も承知です。彼も本を読むことの大切さを肯定したうえで、敢えて、ああいった毒を含んだ表現で注意を喚起したのでしょう。ところで、建築家

  • ショーペンハウアー『読書について』(鈴木芳子訳)

    この本を読むと読書することへの心持ちが変わります。「いったい私が読んできたものはなんだったんだ?時間の無駄だったのか?」そういう気にさせられます。ことに読書を趣味にしている人には「キツイ」一冊であります。私のような軽度のサイコパスには、反省しきりでありま

  • 『暗夜行路』と蒸気機関車

    志賀直哉の『暗夜行路』に、主人公の時任謙作(ときとうけんさく)が失恋して尾道に滞在する段がある。兄妹のように育った幼馴染の「愛子」に結婚を申し入れた謙作だったが、愛子の母親(母子家庭だった)や、彼女の兄(謙作の兄と親しい)から遠回しに避けられ、愛子の真意

  • 永久固定機関

    永久運動機関は、熱力学の法則により否定されていますが、永久に「動かない」機関は存在します。これを仮に「永久固定機関」と名付けてみましょう。外力が加わらない限り、その力学的構造は変化せず、永久にその形を保つのです。そのひとつは「テンセグリティ構造」です。こ

  • トキソプラズマ症

    中央アジアからモンゴルの寒いステップ(ケッペン気候区分)地方に生息する野生のネコ「マヌルネコ」が絶滅の危機にある理由として毛皮目的の乱獲と、環境変化による餌になる小動物の激減が挙げられているが、なかでもトキソプラズマ症に罹患して命を落としているらしいこと

  • 金与正(キム・ヨジョン)はキシリア・ザビか?

    ケソン(開城)の南北連絡事務所を北朝鮮は爆破してしまった。韓国の脱北者団体が北朝鮮側にビラを撒いたことに対する報復だと言うがそれだけではあるまい。この爆破命令は金正恩の妹、与正が予告していたことであり、それが実行された形である。世界中がコロナ禍で北朝鮮に

  • 五十歩百歩の故事

    これも高校時代の思い出です。漢文の時間に「五十歩百歩」の故事をやったんですね。これは先生によると、『孟子』にあるお話だそうで、孟子(孟先生)が梁(実際は魏)の国の恵王(B.C.400~B.C.319)に仕えていたときのこと、王が「私は、ある年に不作にみまわれた地の民を

  • 形而上学

    高校一年のとき、英語のグラマーの先生に「形而上学」というものを習った。授業とは関係がなかったのに、私が構文の質問をしに英語教科の教員室に行ったときだったと思う。国枝先生(仮名)としておく。先生は、かなりな皮肉家で、嫌みを生徒に言うので嫌われていた。なのに

  • 手話とモールスと…新型コロナ

    とうとう、こういう時が来ましたか…音声による会話が、新型コロナウィルス禍によって制限を受ける中、聾(ろう)者の間でのみ使われていた手話が注目を浴びています。手話なら「飛沫」も散らないですから、とても安全な会話方法ですね。私は、騒音の多い工場で働いていたか

  • ひぃちゃん

    ハンドルネームを「ひぃちゃん」と綴るので、そう書くが、今年37歳の本厄の女性の話。友達と言えばそうかもしれないが、一方的に彼女の方から喋るだけで、私の話を聞こうともしないB型女だ。もっとも私は血液型で性格判断することは根拠なしと思っているが、彼女が「あたし

  • 縄文土器

    私は縄文土器(「縄文の父」山内清男(やまのうちすがお)によれば「縄紋」だそうだ)に惹かれている。最初は岡本太郎の本に影響されたのだが、それ以前にはあまり興味がなかった。縄文土器といっても、器(うつわ)から土偶までいろいろあるわけだが、中でも「火炎(火焔)

  • 後藤比奈夫さんが亡くなった

    俳人「後藤比奈夫」が5日、老衰で亡くなった。103歳だったそうだ。祖父後藤古拙、父後藤夜半と俳人の家に生まれ、早くから俳句に触れて「ホトトギス」に句を投じていたという。長男の後藤立夫は、すでに亡くなっているが、彼も俳人でかつ、灘中、灘高校から東大工学部建築学

  • ソーシャルディスタンスですか?

    新型コロナウィルス禍によって「ソーシャルディスタンス」という新語が瞬く間に世間に広まった。「感染防止のための社会的な対人間距離(の維持)」という意味だろうか?私は最近までネコを飼っていたけれど、彼女は絶妙な「セーフティディスタンス」を維持していた。動物行

  • なおぼんの『ロウソクの科学』第一講 その3

    『ロウソクの科学』の第一講の三日目です。また、S君より質問が来ていますので、それから答えていきましょう。「灯明やアラジンのランプの話で不思議に思ったのは、芯に火を灯したときに、そのまま油に燃え移らないのはなぜなんでしょうか?」という質問です。みなさんのイメ

  • なおぼんの『ロウソクの科学』第一講 その2

    二回目の講義を始める前に、やはりS君から質問が来ていますので、それに答えておきましょう。それは「デービーランプ(デービー灯)」の原理のことで、なぜメタンガスに火が引火しないのかということですね?S君。「はい」ハンフリー・デービーは、『ロウソクの科学』を書い

  • 『エール』の落としどころ

    毎日『エール』を観ているが、漫画的でテンポが速くてわかりやすい。登場人物の描写も単純明快なところが朝の忙しい時にはありがたい作りだ。脚本家や演出家の力によるところも大きいのだろう。劇団出身者やミュージカル俳優を多用しているのもうなずける。今週は裕一と音(

  • ケースバイケース

    私は肥後守でHBの鉛筆を削りながら、窓の外を眺めた。「ケースバイケース…」節子の言った言葉を私は反芻(はんすう)していた。削り屑をわざわざ鉛筆削り器の「屑受け」に集めて捨て、おもむろに原稿用紙に向かう。「魚尾(ぎょび)」に折り目をつけて私は呻吟した。一向に

  • ジッポライターのオイル缶

    ジッポライターのオイル缶の出し口(ノズル)は特殊な形になっていて、どうやってオイルを出すのかが分かりづらい。私たちの学生の頃は、男の子はたいてい喫煙者だった(私も)から、ジッポのライターを持っていた。化学系の学部だったから実験でガスバーナーに火をつけると

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