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天竺堂の本棚
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読書は娯楽の最高峰。楽しい読書体験をつづります♪
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41回 / 365日(平均0.8回/週)

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天竺堂さんの新着記事

1件〜30件

  • 弱さや惨めさを肯定してくれる 『あやうく一生懸命生きるところだった』

     ユニークな自己啓発本。と言うか、むしろ“後退”を指向してるエッセイ。 著者は40代の韓国人男性。 3浪して難関美大に入学、兵役を経て30歳で卒業し、会社員とイラストレーターを兼業するも、どちらにもヤル気を見出だせずにドロップアウトしたそう

  • 夫って、父親って、こうだよなぁ 『AX』

     伊坂幸太郎の連作短編集。 主人公は凄腕の殺し屋、通称「兜」。普段は平凡なサラリーマンとして、妻子と暮らしてる。 何故か兜は恐妻家で、妻の機嫌を損ねないよう、家庭では常に細心の注意を払う。深夜に帰宅した時は、寝てる妻を起こさないため、魚肉ソ

  • ルールと自由はワンセット 『友だち幻想』

     人間関係から生じる悩みについて、社会学者が考察してる本。 個人へのアドバイスや、学校教育への提言などが書いてある。 興味深かったのは、“自由”とは何か、どんな状態が望ましいのかを説いてる箇所。 著者によると、自由な社会の実現には、実はルー

  • ただひたすらに踊り続ける 『ダンス・ダンス・ダンス』

     降りかかる火の粉を払いながら歩いていくのが人生だと個人的には思ってる。 本書の表現では、ただひたすらに踊り続けるのが人生らしい。それも分かる気がする。 作中で何度も言及される「高度資本主義社会」においては、雑多な案件が続々と押し寄せ、それ

  • 戻ってほしくないことは何なのか 『コロナの時代の僕ら』

     新型コロナウイルスがイタリアで拡大してた時期に書かれた、同国作家のエッセイ集。 著者は合理的メンタリティの持ち主らしく、冷静にして淡々とした筆致。 コロナ禍という災害に対し、科学的に捉え、理性的に行動する…そんな“正しい怖がり方”を示す。

  • 「そうなるの!?」「こうきたか!」 『マリアビートル』

     東北行きの新幹線に、犯罪業界の連中が乗り合わせる。 有名なプロフェッショナルだったり、無名の元プロだったり、売出し中のルーキーだったり、未完の大器(?)だったり。みんな目的はバラバラだけど、無自覚な奇縁でつながってる。 新幹線が走り出すと

  • オトナのハートに火をつける 『アルケミスト』

     学校あたりでは「将来へ夢を持とう」「やりたいことを見付けよう」「ひたむきに頑張ろう」なんて子供に諭したりする。無益とは言わないけど、幸福や栄達を確約するものではない。 諭されて育った私は、半世紀を過ぎた現時点で、夢はかなってない。半面、か

  • 自由? 寂しそう? 『羊をめぐる冒険』(上・下)

     20年以上ぶりに再読。 以前はフツーに読み飛ばしてた箇所に、ふと目が留まったり、共感したり、違和感を覚えたりして、そこが面白い。自分が年を取ったせいかも。 不可解な出来事にほんろうされる主人公は、それでも、独自のライフスタイルというかルー

  •  特有のメンタリティがもたらす害悪 『体育会系』

     日独ハーフの著者による文化評論。 指導者・先輩への服従を求めたり、周囲への同調・共感を強いたり、組織・集団の都合を優先させたり、根性論や精神論を偏重したり…日本特有の“体育会系”というメンタリティがもたらす害悪を指摘。 挙げられてる事例の

  • 現状をもたらしたのは“場所”? 『銃・病原菌・鉄』(上・下)

     日本に生まれ、某県某市で暮らしてる私。 民主主義とか科学技術とか、文明の便益をそれなりに享受できてる。一方で、便益が享受できてない国家・地域もたくさんある。 この事実は、私自身の才能や努力とも、日本人の質的なアレコレとも無関係。 日本が先

  • 首肯するやら膝を叩くやら 『バーナード嬢曰く。』(5)

     読書好きあるあるネタの室内劇マンガも、もう5巻。 なのに、グダグダに陥ることなく、面白さのレベルを維持。むしろ向上してるかも。 「もう/少しだけ/下巻を求められる喜びに/浸らせてください」「ぜひ…/この…/清涼院流水の/『コズミック』を」

  • 奇妙な爽快感が 『グラスホッパー』

     伊坂幸太郎のピカレスク・ロマン。 個性的な殺し屋たちが、三つ巴、四つ巴になって命を取り合う話。 客観的には陰惨なんだけど、独特のドライな雰囲気や、重苦しくならないオフビートなノリ、事態が目まぐるしく変転するスピーディーな展開のおかげで、奇

  • 古代中国の伝奇活劇 『陋巷に在り』(全13巻)

     酒見賢一の大長編、全13巻。 古代中国の春秋時代、儒教の始祖・孔子の弟子とされる顔回を主人公に据えた、伝奇テイストの物語。 魯国の下町にあるあばら家に暮らし、いつも市中をブラブラしてたという顔回は、なのに孔子が高く評価する一番弟子だった。

  • ブッ飛び具合に驚き笑う 『泣き虫弱虫諸葛孔明』

     酒見賢一の三国志モノ。 軍師の諸葛亮孔明を主人公に据え、現代的な価値観とか、合理的な考察、メタなツッコミなどでもって、三国志を脱構築。奇人変人たちのドタバタ喜劇に仕立ててる。 とは言え、笑えるところなのかどうか、いささか迷ってしまう箇所も

  • 魚醤や線香がにおってくるような 『荒潮』

     中国人作家による近未来SF。 中国南東部にある、国内外から電子機器の廃棄物が集積する半島、通称「シリコン島」。貧民や出稼ぎ労働者らがゴミ処理作業に従事させられ、その利権をマフィアみたいな血族3家が奪い合ってる。密集するジャンクとバラックの

  • 健全キャラへ変貌? 『ミレニアム5 死すべき女』(上・下)

     故スティーグ・ラーソンの3部作を引き継いだ、ダヴィド・ラーゲルクランツによる3部作の完結編。 スーパーヒロインのリスベット・サランデルと、妹にして宿敵でもあるカミラとの暗闘に、あるホームレスの死によって露呈した国際的謀略が絡む。 主人公の

  • 客観的には“リア充”か 『脊梁山脈』

     乙川優三郎の長編小説。 終戦直後の日本が舞台。 主人公は上海からの復員兵で、たまたま窮地を救ってくれて別れた青年が、木地師らしいと知る。 木地師とは木工の職業集団で、9世紀ごろの滋賀県・近江発祥とされ、良材を求めて各地を転々としてたそうな

  • 数十年経て“宿題”が片付いた 『幻魔大戦 Rebirth』(4~11)

     平井和正と石森章太郎による『幻魔大戦』の続編は、11巻で完結。 先行する小説版やマンガ版の続編群をカバー&フォローしながら、他の平井作品と石森作品からキャラクターが続々とゲスト出演。豪華というかにぎやかというか。 シリーズを読み継ぎ、続編

  • フィクションで終わらせなきゃ 『未来の年表』『未来の年表 2』

     正編と続編、2冊を読みました。 人口減少が進む近未来の日本社会を、年表形式で展望してる本。 これから噴出するらしいさまざまな問題を、各種データの裏付けでもって紹介。大都市は高齢者だらけになり、地方からは人が消えていく…何とも寒々しいビジョ

  • 納得し、受け入れ、克服する 『黒武御神火御殿』

     カウンセリングに「コーピング・クエスチョン」という技法がある。 深刻な状況にある相手に、「どうやって耐えられたのですか?」「今まで頑張ることができた理由は?」などと問いかけ、内在する“強さ”を自覚してもらう。たいへんな不幸に襲われたのに、

  • “これぞSF”な短編集 『息吹』

     Aという決断をし、後になって「Bを選んでたらどうだったろう」とか想像してみたり。 誰かと「言った」「言わない」の水掛け論になり、「当時の様子を動画で確認できたら」なんて悔やんだり。 可愛がってるペットロボットのメーカーがサポート終了を発表

  • 周りは気にせずに楽しもう 『日本全国 もっと津々うりゃうりゃ』

     宮田珠己の紀行(?)エッセイ集、第2弾。 訪れてるのは、長崎の軍艦島とか、南西諸島の奄美大島とか、山形の出羽三山などなど。 どれも観光地としてメジャーだけど、著者独自の視点や価値観のおかげで、何ともユルくてヌルい旅行記に。 観光客の多くが

  • 私たちの選択次第で変わる 『未来への大分岐』

     資本主義も民主主義も行き詰まりかけてる今は、私たちの選択次第で未来が大きく変わる「大分岐」の時代だ…として、社会の“次”を見定めようと、哲学者やジャーナリストらが対談してる本。 議論百出だけど、大まかな方向性は示されてる模様。 情報技術の

  • 国の浮沈は政治次第 『十二国記』(既刊12冊)

     小野不由美の大河ファンタジー。 既刊12冊を1カ月ほどかけて読みました。 古代中国っぽい異世界を舞台にした、長・中編の連作。 陸地は12の国家に分かれ、それぞれを王様が支配してるんだけど、いくつかの超自然的な要素が、物語を面白くしてる。 

  • 何十万年ものスケール 『ロボ・サピエンス前史』(上・下)

     島田虎之助のSFマンガ。 上下2巻なんだけど、“大河”とも言える壮大さ。 人類に奉仕するために造られたロボットたちの運命を、何十万年ものスケールで描いてる。 「前史」ということは、この先にも…なんて思わせたり。 『鉄腕アトム』や『火の鳥

  • 思想と社会の関係が分かる 『資本主義に出口はあるか』

     日本の哲学者が、社会のこれまでを振り返り、これからを展望してる本。 私たちの自由と平等についての考え、その根底にはロック的な傾向(消極的な自由、機会の平等、右派)とルソー的な傾向(積極的な自由、結果の平等、左派)があって、それぞれが近・現

  • 時代を超えて戦い続ける『新宿鮫 暗約領域』

     新宿警察署生活安全課の鮫島は、年齢が四十代のどこかで止まってしまった模様。 前作までに上司と恋人を失ったけど、女性上司が赴任してきたり、若手とコンビを組まされるなど、新たな変化もあって飽きさせない。 ITの普及などで犯罪の手口はアップデー

  • 表紙のイメージとは大違い 『連続殺人鬼 カエル男』

     カエルの着ぐるみ姿の変人が、マヌケな事件を起こしまくる脱力ミステリ…みたいな、ユーモラスな表紙から浮かんできたイメージとは大きく異なる、猟奇的なサイコサスペンス。 カエルをもてあそぶ幼児のように、弱者を残虐に殺していく犯人へ、マスコミが付

  • “発展”の是非を問いかける 『言の葉の樹』

     ル=グウィンの長編SF。 宇宙連合エクーメンがもたらす文明を受け入れた、惑星アカが舞台。 アカの支配勢力は、産業や経済を飛躍的に発展させる半面、それまでの文化を全否定しようとしてた。徹底的な焚書。 エクーメンから派遣された監察官、主人公の

  • 目をそむけてはイカンのだ 『クジラアタマの王様』

     冒険と刺激に満ちた別の世界で生きたいと願ったり。ここではないどこかに“真のオレ”がいるに違いないと思ったり。 そんな夢想にふけってた青少年のころから、何十年も経った現在。 オッサンになってしまった自分は、別の世界も“真のオレ”も存在しない

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