ヒーロー映画の元祖といえるスーパーマン。新生DCユニバース第1弾として、監督にマーベルを解雇された鬼才のジェームズ・ガンを起用。移民や多様性の重要性、フェイクニュースの危険性を訴える、今のアメリカ社会を風刺するできになっています。もちろん、ヒーロー映画として観ても、犬がかわいいのでOK。 作品情報 2025年アメリカ映画 監督:ジェームズ・ガン 出演:デヴィッド・コレンスウェット、レイチェル・ブ…
世界3大テノールと呼ばれたルチアーノ・パヴァロッティを、秘蔵の映像やインタビューで明らかにしたドキュメンタリー。クラシック好きは楽しいでしょうけど、なんか表層的な感じをうけてしまいあした。 作品情報 2019年イギリス、アメリカ映画ドキュメンタリー 監督:ロン・ハワード 上映時間115分 評価★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2020年劇場鑑賞193本
予告編から異世界ものかと思ったら、近い将来日本で起きても不思議でないディストピアっぽい話でした。低予算ですが、なんともぞわぞわ嫌な世の中を反映したような。中村倫也はいろんな役柄を選ぶと感心しきり。 作品情報 2019年日本映画 監督:荒木伸二 出演:中村倫也、石橋静河、立花恵理 上映時間111分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマ座間 2020年劇場鑑賞192本
クリストファー・ノーラン監督らしく、最新の物理学の知識と時間の概念をいれた難解な作品。映画の中のセリフじゃないけど、考えるのではなくて感じていれば150分があっという間。ただ、すごいと思うけど、心にひっかかるものはなかったというのが正直な感想でした。 作品情報 2020年アメリカ映画 監督:クリストファー・ノーラン 出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン、ロバート・パティンソン、ケネス・ブラナー …
自分が死ぬ時間がわかるアプリをめぐる青春ホラー。手堅く作っているですが、突き抜けたところはとくになし。でも、主演のエリザベス・ライルが美人でホラーによく似合ってました。 作品情報 2019年アメリカ映画 監督:ジャスティン・デク 出演:エリザベス・レイル、ジョーダン・キャロウェイ、タリタ・ベイトマン 上映時間90分 評価★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマ港北ニュータウン 2020年劇場鑑賞190…
浜辺美波主演の実写を見たばかりですが、同じ原作のアニメ版。こちらのほうが筋をすっきりまとめて、感情をストレートに出している分わかりやすくて心に響きますが、実写版の浜辺、北村匠海のすごみも感じました。 作品情報 2020年日本映画アニメ 監督:黒柳トシマサ 声の出演:潘めぐみ、島崎信長、鈴木毬花 上映時間103分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマ港北ニュータウン 2020年劇場鑑賞189本 …
都会のおしゃれなOLがシングルマザーになるまでを等身大に描いています。三吉彩花と阿部純子が美しく撮れていて、それだけで俺得なんですが、ああいうキラキラした生活はアフターコロナの時代にはできないと思うと、ちょっと切なくなります。 作品情報 2020年日本映画 監督:津田肇 出演:三吉彩花、阿部純子、大塚寧々 上映時間105分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマ港北ニュータウン 2020年劇…
岩井俊二監督が日本でも映画化された「ラストレター」を中国でも映画化。美男美女の有名俳優をそろえた日本版と違い、俳優になじみがなく普通の人のようにみえたので、こちらのほうがストーリーに没頭できました。 作品情報 2018年中国映画 監督:岩井俊二 出演:ジョウ・シュン、チン・ハオ、チャン・ツィフォン 上映時間113分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:ブルク13 2020年劇場鑑賞187本
視力の悪い頑固な老人とフリーターの若い女性の友情物語。年を取ることの哀しさと、それでも生きていればいいことがあるという気持ちにさせてもらいますが、実際にこんなわがままな老人がそばにいたら面倒だろうな。 作品情報 2019年ブラジル映画 監督:アナ・ルイーザ・アゼヴェード 出演:ホルヘ・ボラーニ、ガブリエラ・ポエステル、ホルヘ・デリア 上映時間123分 評価★★★(五段階) 観賞場所:シネマ・ジャ…
第2次大戦中にナチスとスウェーデンの二重スパイとなった実在の女優ソニア・ヴィーゲット。北欧映画らしい陰鬱で重厚なテイストで、アクションシーンはほとんどないのに、緊迫感はたまりません。 作品情報 2019年ノルウェー映画 監督:イェンス・ヨンソン 出演:イングリッド・ボルゾ・ベルダル、ロルフ・ラッスゴード、アレクサンダー・シェーア 上映時間110分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:シネマ・ジャック…
往年の名作アニメ妖怪人間ベムが実在したというアイデアを実写化。タイトルとは裏腹に妖怪人間よりもそれに取りつかれた男が主人公となった怪作です。 作品情報 2020年日本映画 監督:英勉 出演:森崎ウィン、emma、桜田ひより 上映時間100分 評価★★★(五段階) 観賞場所:ブルク13 2020年劇場鑑賞184本
のんが吹き替えを担当した、犬を主人公にしたヨーロッパのアニメということで見に来ましたが、ものすごいアートぽいデザインにびっくりしました。犬が好きな人だったら胸がしめつけられるかも。 作品情報 2019年フランス、ルーマニア、ベルギー映画 監督:アンカ・ダミアン 声の出演:のん、小野友樹、夜道雪 上映時間92分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:ブルク13 2020年劇場鑑賞183本
恋愛映画の名手、行定勲監督が同性愛を描きました。大倉、成田だけでなく女性陣の演技もお見事。基本静かななか、時折みせる激しさと表情や間のとりかたなどの細部の演出がすばらしい。行定作品では一番好きです。 作品情報 2019年日本映画 監督:行定勲 出演:大倉忠義、成田凌 、吉田志織 上映時間130分 評価★★★★★(五段階) 観賞場所:ブルク13 2020年劇場鑑賞182本
太平洋戦争の潮目になったミッドウェイ海戦を日本からの視点も交えた戦争映画。割と史実に即し、日本軍を単なる悪役にしていない分、エメリッヒらしい外連味がなくなった気もします。 作品情報 2019年アメリカ 、中国、香港、カナダ映画 監督:ローランド・エメリッヒ 出演:エド・スクライン、パトリック・ウィルソン 、豊川悦司 上映時間138分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマ港北ニュータウン…
仕事がなくて妻に罵倒されまくっている駄目亭主は自分と重なるところがあって目を覆いたくなるところもあるけど、濱田岳のあまりのダメンズぶりに、ついつい妻の悪口にうなずいている自分もいたりしました。 作品情報 2019年日本映画 監督:足立紳 出演:濱田岳、水川あさみ、新津ちせ 上映時間117分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマ港北ニュータウン 2020年劇場鑑賞180本
生きることの強さ、弱さ、見にくさを正面から誠実に受け止めた印象。製作スタッフは大学生中心だそうで、これだけ人間の本質を考えさせられる傑作をつくれるなんて何ともすごいものです。 作品情報 2017年日本映画 監督:藤本啓太 出演:永瀬正敏、土居志央梨、牧口元美 上映時間104分 評価★★★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマ港北ニュータウン 2020年劇場鑑賞179本
90年代半ばのティーンエイジャーたちの青春物語。男の子の未熟さ、悪ぶりたがりに苦笑してしまう、ほろ苦さも交えています。ただ、リアルなドキュメンタリーの「行き止まりの世界に生まれて」と見比べるとあちらのほうが考えさせられました。 作品情報 2018年アメリカ映画 監督:ジョナ・ヒル 出演:サニー・スリッチ、ルーカス・ヘッジズ、キャサリン・ウォーターストン 上映時間85分 評価★★★★(五段階) 観賞…
令和の時代にこんな企画が通るとはある意味びっくりかも。仕事も男女観も昭和のままとまっているようにみえました。今年のワースト候補。ネタバレ全開で感想を書きます。 作品情報 2019年日本映画 監督:松本花奈 出演:葉山奨之、堀田茜、八木アリサ 上映時間91分 評価★★(五段階) 観賞場所:ブルク13 2020年劇場鑑賞177本
ラストベルト(さびついた工業地帯)と呼ばれるアメリカの崩壊していく地域の若者が、スケボーに夢中になる自分たちの姿を12年に渡ったドキュメンタリー。単に生活を映しているだけなのに、アメリカの現代の課題を見事にとらえており、オバマ前大統領が年間ベストムービーに選出したほどです。 作品情報 2018年アメリカ映画ドキュメンタリー 監督:ビン・リュー 上映時間93分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:ヒ…
体内の赤血球や白血球を擬人化して話題をよんだアニメ「はたらく細胞」の劇場版。体内でこんなに細胞たちが活躍しているのなら、体を大事にしなきゃと乳酸菌をとるようにしています(笑) 作品情報 2020年日本映画アニメ 監督:小倉宏文 声の出演:花澤香菜、前野智昭、小林裕介 上映時間112分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:ブルク13 2020年劇場鑑賞174本
「新聞記者」で日本アカデミー賞受賞を受賞した藤井道人監督の最新作。藤井監督がこんなに柔らかく優しいフィルムを撮るのは意外でしたが、清原果耶が若手女優の中で唯一無二の存在であることが実感できます。 作品情報 2020年日本映画 監督:藤井道人 出演:清原果耶、桃井かおり、伊藤健太郎 上映時間115分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2020年劇場鑑賞173本
豊原功補、小泉今日子の第1回プロデュース作品。研ぎ澄まされた鋭い刃物のようになっており、人の罪、幸不幸と運命などさまざまな思いを巡らせる傑作です。今年の邦画は大豊作で、ベストを選ぶのが難しい… 作品情報 2020年日本映画 監督:外山文治 出演:村上虹郎、芋生悠、山本浩司 上映時間111分 評価★★★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズ川崎 2020年劇場鑑賞172本
ジョン・トラヴォルタがアクション俳優のストーカーになるという身も蓋もない話。精神障害者としてのやりすぎともいえる演技はポリコレ時代に古めかしく感じられ、ゴールデンラズベリー賞最低主演男優賞受賞というのも納得しちゃいます。 作品情報 2020年アメリカ映画 監督:フレッド・ダースト 出演:ジョン・トラヴォルタ、デヴォン・サワ、アナ・ゴーリャ 上映時間88分 評価★★★(五段階) 観賞場所:イオンシ…
シチリアマフィアの幹部でありながら、検察に協力して大量逮捕に結び付いたトンマーゾ・ブシェッタの実録作品。イタリア人だったら常識なのかもしれないけど、登場人物も多いし、知識がないのでわかりにくみも。 作品情報 2019年イタリア映画 監督:マルコ・ベロッキオ 出演:ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、ルイジ・ロ・カーショ、ファウスト・ルッソ・アレジ 上映時間152分 評価★★★(五段階) 観賞場…
タイトル通り青くて痛くて脆い青春映画だけど、ちょっとできすぎてこれはないだろう感がしてしまいました。もっとも感受性が豊かな若いころに見ていたら評価は高かったかも。 作品情報 2020年日本映画 監督:狩山俊輔 出演:吉沢亮、杉咲花、岡山天音 上映時間119分 評価★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマ港北ニュータウン 2020年劇場鑑賞169本
割とシリアスに作った恋愛青春群像劇。舞台が北陸ということもあるのか、ユーモアが少なく暗い印象と、女性キャラ同士の関係が薄いので、それほどはまりませんでした。 【ストーリー】 酒屋の跡取り息子の高校生、仲上眞一郎(声・石井真)は、実家の造り酒屋で寡黙な父(藤原啓治)、感情的な母(高橋理恵子)に加え、両親を亡くし仲上家に引き取られてきた同じ年の湯浅比呂美(名塚佳織)と暮らしている。 学校…
アメリカの伝説的な子供番組のホスト、フレッド・ロジャースを通じた人生賛歌。ほっこりした話なんだけど、あまりにも良い話過ぎてちょっと物足りない気も。 作品情報 2019年アメリカ映画 監督:マリエル・ヘラー 出演:マシュー・リス、トム・ハンクス、クリス・クーパー 上映時間109分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:新宿武蔵野館 2020年劇場鑑賞168本
高校時代、勉強一筋で遊んでこなかった女子2人が卒業前夜のパーティーではじける青春コメディ。登場人物は魅力的だけど、やっぱり持っているものの話だから思い入れは少ないかなあ。 作品情報 2019年アメリカ映画 監督:オリヴィア・ワイルド 出演:ケイトリン・デヴァー、ビーニー・フェルドスタイン、ジェシカ・ウィリアムズ 上映時間102分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:新宿武蔵野館 2020年劇場鑑賞167本…
地上波なのに深夜とはいえ過激な描写で話題を呼んだ恋愛ドラマ。本放送時は思い切りはまり、リアルイベントにも行ったほど。大のお気に入りの作品です。 【ストーリー】 高校生の安楽岡花火(声・ 安済知佳)と粟屋麦( 島�ア信長)は一見理想の美男美女カップル。だが、2人には秘密があった。花火は幼いころからかわいがってもらった近所のお兄ちゃんで、今は担任教師の鐘井鳴海(野島健児)のことが好き。麦は中学の…
BGM、セリフ、効果音など映画で重要な音についてのドキュメンタリー。ハリウッドの一線の音声担当者に加えて、スピルバーグ、ルーカス、レッドフォードといった監督やスターも登場。無声映画から最近のマーベルまで、映画史に残る名作の数々の音を紹介してあるので、映画ファンにとって非常に勉強になります。 作品情報 2019年アメリカ映画 監督:ミッジ・コスティン 上映時間94分 評価★★★★(五段階) 観賞場所…
友達以上恋人未満の関係を壊せない主人公の男に痛いほど心をえぐられ、悶絶したらいきなり背負い投げくらった気分です。出演者たちも曲者ぞろいで、今年ベスト級のうまい作品でした。 作品情報 2019年日本映画 監督:玉田真也 出演:渡辺大知、奈緒、仲野太賀 上映時間90分 評価★★★★★(五段階) 観賞場所:新宿シネマカリテ 2020年劇場鑑賞165本目
1987年の「愛の若草物語」の続編。声優も前作と一緒です。ただ若草物語の4人全員がでるわけでなく、大人になったジョーが教師となり寝食をともにする生徒たちとの物語になってます。 【ストーリー】 大人になったジョー(声・山田栄子)は夫のフリッツ・ベア(秋元羊介)とともに自然豊かな田園で、寄宿制の学校プラムフィールドを運営していた。情操教育に取り組み、ほかの学校でも見放された問題児も生徒として受…
2003年のイラク戦争前夜、違法行為で開戦しようとするイギリス政府を止めようと、女性諜報部員がマスコミに機密情報をリークした実話を映画化。公務員と政権の関係やマスコミの在り方など、今の日本からみると胸熱です。 作品情報 2018年イギリス映画 監督:ギャヴィン・フッド 出演:キーラ・ナイトレイ、マット・スミス、レイフ・ファインズ 上映時間112分 評価★★★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズシャ…
イギリスの80代の老女が旧ソ連のスパイ容疑で逮捕された事件をもとに、007のMで有名なジュディ・デンチが主役となり映画化。いかにもイギリスのスパイ映画らしい落ち着いた雰囲気を楽しめます。 作品情報 2018年イギリス映画 監督:トレヴァー・ナン 出演:ジュディ・デンチ、スティーヴン・キャンベル・ムーア、ソフィー・クックソン 上映時間101分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:キノシネマ横浜みなとみら…
海中で暮らせる人たちがいる別世界の日本での青春群像劇。前半と後半でがらりと変わり、後半の評価は高いですが、僕自身は中盤の盛り上がりが一番好きでした。 【ストーリー】 かつて、人間は海中で暮らしていたが今は陸で住む人間と海中で住む人間に分かれてた。海の中の村、汐鹿生(しおししお)の中学校が廃校になり、先島光(声・ 花江夏樹)、向井戸まなか(花澤香菜)、比良平ちさき(茅野愛衣)、伊佐木要(逢…
行定勲が又吉直樹の原作を映画化。コロナで近くの映画館でかからなかったため、配信でみました。上手いけどサブカル系って僕は苦手なんですよね。 作品情報 2020年日本映画 監督:行定勲 出演:山�ア賢人、松岡茉優、寛一郎 上映時間136分 評価★★★(五段階)
ドラえもんの50周年の記念作。娘と一緒に見に行きました。努力が報われる一方、露骨な悪役がでてこなくて、安心して見られました。 作品情報 2020年日本映画アニメ 監督:今井一暁 声の出演:水田わさび、大原めぐみ、木村拓哉 上映時間110分 評価★★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマ港北ニュータウン 2020年劇場鑑賞162本目 【ストーリー】 恐竜博にいったのび太(声・大原めぐみ)はジャイアン…
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ヒーロー映画の元祖といえるスーパーマン。新生DCユニバース第1弾として、監督にマーベルを解雇された鬼才のジェームズ・ガンを起用。移民や多様性の重要性、フェイクニュースの危険性を訴える、今のアメリカ社会を風刺するできになっています。もちろん、ヒーロー映画として観ても、犬がかわいいのでOK。 作品情報 2025年アメリカ映画 監督:ジェームズ・ガン 出演:デヴィッド・コレンスウェット、レイチェル・ブ…
北朝鮮の軍人が脱北を図って脱走するスリラー映画。敵役の設定も良く、最後までどうなるかはらはら楽しめました。 作品情報 2024年韓国映画 監督:イ・ジョンピル 出演:イ・ジェフン、ク・ギョファン、ホン・サビン 上映時間94分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:新宿ピカデリー 2025年劇場鑑賞249本
各国の天才ハッカーが共同してAIを騙し、FX(外国為替証拠金取引)で大儲けを企むという、設定だけは面白そうなんですが、邦画にありがちな大金を描けない問題がここでもさく裂。演出もスローで睡魔との戦いでした。 作品情報 2025年日本、台湾映画 監督:米倉強太 出演:阿部寛、菜々緒、アリッサ・チア 上映時間93分 評価:★★(五段階) 観賞場所:Tジョイ横浜 2025年劇場鑑賞248本
韓国のホラー短編集。5つの短編と各話の終了ごとに短く流れる不気味なオカルト教団の話の全部で6話からなり、一応、6作はつながっている設定で、1つ1つは良くも悪くもないのですが、わかりにくい。5つの短編は完全にホラーとしての方向がバラバラなので、無理に一つの話にまとめなくても良かったのでは。 作品情報 2023年韓国映画 監督:チェ・ウォンギョン 出演:キム・チェウン、チョン・ジュンウォン、クォン…
2017年のタイ映画のハリウッドリメイク。ベースは一緒ですが、金持ちがより金持ちなアメリカの現状にあった形に改変されています。ラストもいかにもアメリカ映画っぽい。 作品情報 2024年アメリカ映画 監督:J・C・リー 出演:カリーナ・リャン、ジャバリ・バンクス、ベネディクト・ウォン 上映時間97分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:Tジョイ品川 2025年劇場鑑賞246本
劇団☆新感線の話題の舞台を映画館で上映する「ゲキ×シネ」の最新作。昨年秋に話題を呼んだ、鎌倉幕府滅亡をモチーフにした架空の日本のアクション時代劇です。 作品情報 2025年日本映画 演出:いのうえひでのり 出演:生田斗真、中村倫也、西野七瀬 上映時間185分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:Tジョイ品川 2025年劇場鑑賞245本
アメリカの黒人差別の歴史と音楽の歴史をモチーフにした大傑作のホラー映画。鑑賞後、考察サイトを読めば読むほど奥の深さに感動します。ネタバレあり(といってもあらかた知られていますが)のレビューですので、観たい方は事前情報なしでまず鑑賞を…。 作品情報 2025年アメリカ映画 監督:ライアン・クーグラー 出演:マイケル・B・ジョーダン、マイルズ・ケイトン、ヘイリー・スタインフェルド 上映時間137分 …
ニューヨークの救急隊の過酷な現状をリアルで陰鬱なタッチで描いた社会派映画。アメリカで救急隊員の自殺が社会問題になっているというのもわかります。 作品情報 2023年アメリカ、イギリス映画 監督:ジャン=ステファーヌ・ソヴェール 出演:ショーン・ペン、タイ・シェリダン、キャサリン・ウォーターストン 上映時間125分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ有楽町 2025年劇場鑑賞24…
モノクロの移民映画というと、「ラ・コシーナ 厨房」で観たばかり。本作のほうが登場人物の行動が理解でき、非常に静かなタイプのヒューマンストーリーでした。 作品情報 2023年アメリカ映画 監督:ババク・ジャラリ 出演:アナイタ・ワリ・ザダ、グレッグ・ターキントン、ジェレミー・アレン・ホワイト 上映時間91分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ有楽町 2025年劇場鑑賞242本 …
毒親、貧困の女子大生2人を描いたシスターフッド映画。宗教シーンなど唐突に感じられるところもありますが、抑制されて淡々とした雰囲気がたまらない感じの傑作です。 作品情報 2025年日本映画 監督:井樫彩 出演:南沙良、馬場ふみか、本田望結 上映時間115分 評価:★★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ港北 2025年劇場鑑賞241本
傷ついた一家が、偶然、市民劇団に参加したことで癒されて行く物語。ノースターでちょっとごつごつしている展開ですけど、じんわりくる小品でした。 作品情報 2024年アメリカ映画 監督:ケリー・オサリヴァン、アレックス・トンプソン 出演:キース・カプファラー、ドリー・デ・レオン、キャサリン・マレン・カプフェラー 上映時間115分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:ローソンユナイテッドシネマみなとみら…
日本ではすっかりブームの落ち着いたF1ですが、本作はまさにテンションバク上がりで、レースシーンに血沸き肉踊ります。王道的なストーリーに、ギンギンのBGMそして迫力ある映像と大満足の作品でした。 作品情報 2025年アメリカ映画 監督:ジョセフ・コシンスキー 出演:ブラッド・ピット、ダムソン・イドリス、ケリー・コンドン 上映時間155分 評価:★★★★★(五段階) 観賞場所:ローソンユナイテッドシネマみ…
オーストラリアの鬼才、アダム・エリオット監督が8年がかりで制作したクレイアニメ。一人の女性の数奇な運命をブラックユーモアたっぷりに描いています。 作品情報 2024年オーストラリア映画 監督:アダム・エリオット 声の出演:セーラ・スヌーク、コディ・スミット=マクフィー、マグダ・ズバンスキー 上映時間94分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:キノシネマみなとみらい 2025年劇場鑑賞238本
アン・ジュングン(安重根)による伊藤博文暗殺を描いた歴史サスペンス。韓国では大ヒットしたそうですが、僕からすると作品自体は普通という感じでしょうか。 作品情報 2024年韓国映画 監督:ウ・ミンホ 出演:ヒョンビン、パク・ジョンミン、リリー・フランキー 上映時間114分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:キノシネマみなとみらい 2025年劇場鑑賞237本
人間の欲望や心の暗部を描いた韓国映画。ラストはハッピーエンドかバッドエンドかは観る人によってことなりそうだけど、ある種のフェチズムの理想かもしれません。 作品情報 2024年韓国映画 監督:キム・デウ 出演:ソン・スンホン、チョ・ヨジョン、パク・ジヒョン 上映時間115分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:キノシネマみなとみらい 2025年劇場鑑賞236本
単純な犯罪のはずが思わぬハプニングで二転三転していく様子を、伏線はりまくりの脚本で描いたサスペンス。ちょっとチートな武器もでてくるとはいえ、俳優たちの巧みな演技で最後まで楽しませてくれました。 作品情報 2025年日本映画 監督:堀江慶 出演:三浦りょう太、浅川梨奈、石田明 上映時間114分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2025年劇場鑑賞235本
コロナ禍で学校生活が制限された天文部員たちが、夢や希望をかなえようともがく青春ストーリー。さわやかさに心をうたれますが、ちょっと話を詰め込みすぎた感じも。 作品情報 2025年日本映画 監督:山元環 出演:桜田ひより、水沢林太郎、岡部たかし 上映時間126分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2025年劇場鑑賞234本
ダニー・ボイルが携わる28時間後、28日後に続くシリーズ3部作の3作目。ゾンビ映画というよりは、少年の成長を描いたアドベンチャー映画という印象です。でも、前半の感染者が襲ってくるかの怖さはなかなかのもの。 作品情報 2025年イギリス映画 監督:ダニー・ボイル 出演:アルフィー・ウィリアムズ、ジョディ・カマー、アーロン・テイラー=ジョンソン 上映時間115分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネ…
テレビアニメと違い、原作よりのダークな雰囲気を漂わせる映画「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE」シリーズの第5作。僕は過去作を観ていなかったので、あまりにもダークでホラーな感じにびっくりしました。 作品情報 2025年日本映画アニメ 監督:小池健 声の出演:栗田貫一、大塚明夫、片岡愛之助 上映時間93分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2025年劇場鑑賞232本
序盤はご都合主義のありがちなキラキラ青春映画で、途中退席しようかと思うくらいイライラしましたが、さすがは「ヒロイン失格」などの幸田もも子原作とあり、途中から確変。そつなく作品をまとめました。ただ、僕の鑑賞後、同キャストでドラマ化も発表され、なんのために入場料を払ったのかというがっかり感も。 作品情報 2025年日本映画 監督:松田礼人 出演:畑芽育、大橋和也、木村慧人 上映時間102分 評価:…
まだ貧しく、女性差別もえぐかった1970年代の韓国を舞台に、虐げられていた海女さんたちが悪い男らに逆襲するエンタメ映画の快作です。 作品情報 2023年韓国映画 監督:リュ・スンワン 出演:キム・ヘス、ヨム・ジョンア、チョ・インソン 上映時間129分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2024年劇場鑑賞252本
芸達者の女優3人による会話劇は見ごたえ十分なのですが、脚本をみると毒親を子どもたちが受け入れる感動物語にしているのはちょっと引いてしまいました。 作品情報 2024年日本映画 監督:橋口亮輔 出演:江口のりこ、内田慈、古川琴音 上映時間106分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2024年劇場鑑賞251本
重病の犬に夢だった雪を見せてあげようとインドを縦断する犬好きなら感涙の作品。前半はちょっと合わなかったけど、後半の感動シーンの連発はみごとでした。 作品情報 2022年インド映画 監督:キランラージ・K 出演:ラクシット・シェッティ、サンギータ・シュリンゲーリ、ラージ・B・シェッティ 上映時間164分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ木場 2024年劇場鑑賞250本
ブログにアップするのを忘れてました。上半期のベスト10です。今年も秀作ぞろいでした。例年に比べてハリウッドを含め割と有名どころが上位に入りました。格差、貧困をテーマにした作品や国際情勢のドキュメンタリーが上位に入っているのも今年の特徴です。 ブログ村のランキングです。よかったらポチッと押してください
1940年、撃沈した敵船の乗組員を救助した潜水艦の実話。イタリアの戦争映画はこれまで観たことがなかったので興味深かった。 作品情報 2023年イタリア、ベルギー映画 監督:エドアルド・デ・アンジェリス 出演:ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、マッシミリアーノ・ロッシ、シルヴィア・ダミーコ 上映時間121分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:イオンシネマ座間 2024年劇場鑑賞249本
韓国の月面着陸を描いたSFスペクタクル大作。韓国人の自国上げはすごいけれど、月でのCGは割とよくできているのに、地上でのイノシシのCGがとてもチャチというアンバランスは笑えました。 作品情報 2023年韓国映画 監督:キム・ヨンファ 出演:ソル・ギョング、ド・ギョンス、キム・ヒエ 上映時間129分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズグランベリーパーク 2024年劇場鑑賞248本
性暴力を扱って話題の作品で、関連シーンは男の僕が観ても吐き気がするほど不愉快でした。さらに、原作からかもしれませんが、男は暴力的、女は被害者と単純な二元論に落とし込んでいるのも不快。一連の騒動も踏まえて、今年ぶっちぎりのワーストです。 作品情報 2024年日本映画 監督:三木康一郎 出演:奈緒、猪狩蒼弥、風間俊介 上映時間116分 評価:★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2024年劇場鑑賞…
若きクリエイターの情熱と挫折を描いているのですが、「ルックバック」と同時期の公開は痛かった。3Gキャラにもはまれず、眠気との戦いでした。 作品情報 2024年日本映画アニメ 監督:ぽぷりか 声の出演:花江夏樹、伊瀬茉莉也、内田雄馬 上映時間68分 評価:★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2024年劇場鑑賞246本
マイアミの黒人刑事コンビを主人公にした人気シリーズ第4弾。1作目は1995年なんですが、僕はシリーズ初見。ストーリーは突っ込みどころ満載でしたけど、アクションは工夫していて面白かった。 作品情報 2024年アメリカ映画 監督:アディル・エル・アルビ、ビラル・ファラー 出演:ウィル・スミス、マーティン・ローレンス、ジェイコブ・スキピオ 上映時間115分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:Tジョイ品川プ…
アレクサンダー・ペイン監督作品らしい、1970年の全寮制学校を舞台にした心温まるヒューマンドラマ。まんべんなくよくできた秀才型の作品といえましょう。 作品情報 2023年アメリカ映画 監督:アレクサンダー・ペイン 出演:ポール・ジアマッティ、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、ドミニク・セッサ 上映時間133分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:TOHOシネマズシャンテ 2024年劇場鑑賞244本
韓国の名優2人によるホラー。最後まで科学で分析できるのか、それとも超常現象なのかどちらともとれますが、僕は超常現象派でしょうか。今年みたホラーの中ではお気に入りの部類です。 作品情報 2023年韓国映画 監督:ユ・ジェソン 出演:チョン・ユミ、イ・ソンギュン、キム・グムスン 上映時間94分 評価:★★★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2024年劇場鑑賞243本
台湾映画の名作の日本リメイクですが、ラストが記憶と全然違っていて、あらためて台湾版のあらすじをネットで確かめました。オリジナルファンとしては日本版の解釈にはがっかり。主人公たちを高校生でなくて大学生にしたのも大人の事情というやつでしょうか。 作品情報 2024年日本映画 監督:河合勇人 出演:京本大我、古川琴音、横田真悠 上映時間114分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:川崎チネチッタ 2024年…
音を立てると襲ってくる宇宙人の恐怖を描いた人気ホラーの第3弾。過去2作の主役だったエミリー・ブラントは登場せず、宇宙人が地球を襲撃した当日のニューヨークのパニックをキャストを一新して描いています。 作品情報 2024年米国映画 監督:マイケル・サルノスキ 出演:ルピタ・ニョンゴ、ジョセフ・クイン、アレックス・ウルフ 上映時間100分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:ブルク13 2024年劇場鑑賞241本…
1999年のタイを舞台に、それまでずっと一緒だった双子の女子中学生が、初恋に落ちたことで大人への階段を上っていく物語。タイの田園風景は異国なのにどこか懐かしく、切なく悶え死にそうなストーリーとともに、僕の心に突き刺さりました。 作品情報 2023年タイ映画 監督:ワンウェーウ・ホンウィワット、ウェーウワン・ホンウィワット 出演:ティティヤー・ジラポーンシン、アンソニー・ブイサレート、スパクソーン・…
韓国の名匠、ホン・サンス監督の新作で、彼の作品で初めて寝ないでみられた。体調を整えて臨んだかいがありました(笑)。 作品情報 2022年韓国映画 監督:ホン・サンス 出演:クォン・ヘヒョ、イ・ヘヨン、ソン・ソンミ 上映時間97分 評価:★★★(五段階) 観賞場所:シネマジャック&ベティ 2024年劇場鑑賞239本
父親を事故で失った高校生の喪失感と行き場のない怒りを描いたフランス映画。高校生はゲイでベッドシーンも多く、さすがフランスの高校生は進んでいると本筋とは若干ずれたことを思ってみていました。 作品情報 2022年フランス映画 監督:クリストフ・オノレ 出演:ポール・キルシェ、ジュリエット・ビノシュ、ヴァンサン・ラコスト 上映時間122分 評価:★★(五段階) 観賞場所:シネマジャック&ベティ 2024…
チェンソーマンの藤本タツキの短編漫画を、押山清高が監督、脚本、キャラクターデザインを1人で手掛けてアニメ化。創作者にとって非常にエモい作品で世評が高いのがわかるのですけど、特典で配られた漫画と登場人物の苗字が違うのはなぜだろう。 作品情報 2024年日本映画アニメ 監督:押山清高 声の出演:河合優実、吉田美月喜 上映時間58分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:109シネマズ川崎 2024年劇場鑑…
M・ナイト・シャマランの娘のイシャナ・ナイト・シャマランの監督デビュー作で、父親は制作に回ってます。作風はかなり影響されてると思いました。賛否両論のようですけど、個人的には雰囲気は悪くなかったと思います。ややネタばれの感想を。 作品情報 2024年アメリカ映画 監督:イシャナ・ナイト・シャマラン 出演:ダコタ・ファニング、オルウェン・フエレ、オリヴァー・フィネガン 上映時間102分 評価:★★★…
環境保護のためテキサスの石油パイプラインを爆破させようとする若者たちを描いたサスペンス。アメリカ映画にしては珍しく、テロリストを主人公にした作品です。配給のネオンは「パラサイト 半地下の家族」「逆転のトライアングル」「落下の解剖学」と小規模ながら尖ったラインナップの会社で、さすがの眼力。 作品情報 2022年アメリカ映画 監督:ダニエル・ゴールドハーバー 出演:アリエラ・ベアラー、サッシャ・…
英国のシンドラーと呼ばれ、669人のユダヤ人の子どもを救った実在のエピソードの映画化。「関心領域」「フィリップ」と違って王道的な描き方でした。 作品情報 2023年イギリス映画 監督:ジェームズ・ホーズ 出演:アンソニー・ホプキンス、ジョニー・フリン、ヘレナ・ボナム・カーター 上映時109分 評価:★★★★(五段階) 観賞場所:ヒューマントラストシネマ有楽町 2024年劇場鑑賞234本