第一 1 おとり捜査に当たるか 司法警察職員甲が行った捜査方法は、いわゆるおとり捜査だと考えられる。すなわち、捜査機関が意図を隠し、対象者に対し、犯罪に出るよう働きかけ、対象者が犯罪に出たところで検挙するという捜査方法である。本件では、甲は、かねてから覚せい剤密売の疑いのある乙に対し、「覚せい剤を高く買いたい客がいるが、入手できないか。」との話を持ちかけ、犯罪に出るよう働きかけている。そして、…
スタンダード100刑事訴訟法を使って、答案構成を2~3問を毎日解く。全部解く時間はないので、司法試験の過去問だけに限定して解くことにします。 刑事訴訟法 過去問平成2年第1問 第一 甲は、複数の賭博行為で逮捕勾留され、常習賭博罪として起訴されたが、後半継続中に保釈された、これとは別の賭博行為が判明したとき、甲を逮捕勾留することができるか否かは、一罪一勾留の原則に反するか否かが問題となる。 ここ…
40代のビジネスマンです。 予備試験及び法科大学院受験を目指します。 出勤前、早朝一番に答案を作成して、これをどんどんアップしていきます。 さあ、余計な事を言わず勉強しよう。
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