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とんがりピエロットの詩 http://onoderapoem.seesaa.net/

おのでらです。10代に書き貯めたものを中心に更新しますが、今も何か書けたらなあと思っています

おのでら
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2013/12/07

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  • こわれちゃう

    こわれちゃう こわれちゃう こわれちゃ嫌だよ 絶対に こわれちゃう こわれちゃう 大事にしてよ 絶対に それだけはさ こわれちゃいけないんだよ 何よりも大事なんだよ ずっと在り続けて ほしいんだよ こわれちゃう こわれちゃう こわしちゃだめだよ 絶対に こわれちゃう こわれちゃう 扱わないでよ …

  • 別に優等生じゃないから

    別に優等生じゃないから みんなほどマジメじゃない 別に優等生じゃないから みんなの期待に添えられない 別に優等生じゃないから みんなみたいに必死になれない 別に優等生じゃないから みんなみたいにアツくなれない 別に優等生じゃないから 物知りである必要はない 別に優等生じゃないから 知ったかぶりをする必要はない 別に優等生じゃない…

  • どこよりも高い天文台の上で 2

    ここから飛び降りたって それは一つの火が消えてしまうだけ 火は簡単に消えてしまう でも火が点いている事自体が すんごい奇跡なんだ この望遠鏡で 真っ暗な未来しか映らなくても 僕はもう怖くない だって 君がいるから もう十分に明るいんだ どこよりも高い天文台の上で きれいな星ばかり探していたけれど そんなに必死にならなくたって …

  • 嵐の中を

    強く生きている どんなに風に吹かれても 一歩ずつ前へと歩いている君は どんなに服がはためいても 何も気にすることはなく どんなに髪を乱されても 何も逆らうことはなく この風は永遠じゃない ぴたりと止む時が来るだろう 君の命も永遠じゃない ぴたりと止む時が来るだろう だから 君が前へと進むのなら 僕も一緒に進んでいくよ この嵐のような…

  • モーメント

    笑ったっていいのに 泣いたっていいのに いつも君の顔は 崩れそうにない仏頂面 何を考えているのか 僕には知り得ない 割と興味があるのに 僕には知り得ない 大地を揺らす風の中 響き渡る喧噪の中 君が一瞬だけ 笑ったような気がした この一瞬を 僕は忘れない 怒ったっていいのに 変な顔したっていいのに いつも君の顔は …

  • どこよりも高い天文台の上で 1

    この望遠鏡で 自分の未来が見えるとしたら 見てみるかい 怖いかな 僕は怖い もしレンズの向こう側が 真っ暗だったら って考えてしまうから 誰も居ない道を一人で歩いてきた またそうなってしまうのは嫌だけど 今は君と一緒だから 僕は大丈夫 きれいな星屑に手を伸ばそうとして 僕は必死で背伸びしてたけれど あんまり意味無かったん…

  • はじけろ

    はじけろ はじけろ はじけるんだ ありったけ はじけろ はじけろ はじけるんだ どこまでも 悔しいのなら 一度しゃがんで 精一杯 はじけろ はじけろ はじけるんだ ありったけ はじけろ はじけろ はじけるんだ やれるだけ ムカつくのなら その分踏ん張って 思いっきり はじけろ は…

  • 不幸請負人

    誰からも相手にされず 一人町の渦に溺れる 暗くなってゆく夕空が 何だか 寂しくて そんな時にはさあ 俺を呼んでおくれ 君が抱えた寂しさを 僕が代わりに背負うから みんな強く生きているんだ 凍えるような風に吹かれ じっと そっと 旅をしてるんだ 何度も 何度も 躓いて 進めば進むほど 遠ざかっていく気がして 近づこうとして…

  • 大衆問題児

    キズつくのは面倒くさい だから惜しみなく他者への攻撃 合う合わないは問題じゃない どれだけ自分がヒーローになれるか どれだけ相手を悪役にできるか 同調から冷笑への転身 冷笑から暴言への進化 褒めてやるよ 自己主張の勇ましさ 自己優先の潔さ ウザい奴には死ねという できない事を簡単にいう 別に望んでもいないのに 世界のどこかで誰かが…

  • 歩けない僕だけど

    僕の脇を あの子がさっと通り過ぎてゆく お洒落して 携帯片手に通り過ぎてゆく あの子を追いかけられるのは 僕の目のみ いいなあ あんな風に歩くことができて 僕なんか 立つことすらままならないのに いいなあ あの子の彼氏はイケメンだろうなあ 僕と違って 自由に歩き回れるんだろうなあ 僕を見て 子供たちがつつき合う …

  • 月とおっさん

    ギンギラギン ギンギラギン 夜空に浮かぶ 銀色の月 ギンギラギン ギンギラギン 夜道を歩く 一人のおっさん 照らしてゆく 前が見えなくても 後ろで作った夢のために 照らしてゆく とてもギンギラに 眩しいくらいがちょうどいいぜ ギンギラギン ギンギラギン 上へと昇る 銀色の月 ギンギラギン ギンギラギン その下を歩く…

  • 名のなき奴らへ

    名前の知らない奴らからの 面倒くさいお言葉 それにキズつけられているのは 一体いつからだっけな はいはい ありがとうございます 勿体ぶって 優等生との対比 はいはい 言わなくても分かってますよ 俺と優等生との実力の差なんて それを教えてくれるとは 何てアンタはヒマなんだろう それをいちいち確認するとは 何て俺はヒマなんだろう …

  • 火曜イヴニング

    歩道橋の階段に バラバラと捨てられていたプリクラたち その世界の中で幸せそうに こっちを見返してくる目 こっちの世界の現実をまるで知らずに こっちを見返してくる目 さっと吹き抜けていく風が 俺の体に鳥肌を立てる この中を進んでいくことは 辛いはずなのに 止めなかった 別に諭されたわけじゃないけど 止めなかった 俺の前を歩いていく …

  • 18 year days

    気がつきゃ ここまで来れていた いつの間にか ここまで来れていた 幼き怒りは幼いまま 密かな誇りは密かなまま ああ 歩いてきたんだ そんなに面白おかしくは無かったけれど ああ 歩いていくんだ そんなに面白おかしくは無いだろうけど そうだと信じて いろんな人と 顔を合わせて そのうち半分くらいは 実は気に入らなくて …

  • こんな機能ついています

    こんな機能ついています 朝起きて夜寝ます こんな機能ついています 毎日3回以上ご飯を食べます こんな機能ついています 行きたいところへ歩いていきます こんな機能ついています 自分の身なりを自分で決めます こんな機能ついています 目の前の出来事を言葉にします こんな機能ついています 大好きな歌を大声で歌います こんな機能ついています 他人と仲良…

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