第一話からは、こちらから読んでね。 http://niboshi.blog.jp/archives/cat_96424.htmlどーも、あべかおるです。つい、いきおいで参加した「ライトなノベルコンテスト」。中身の無さを、我が家の黒トラにゃんこたちの写真で誤魔化してここまで来ました。
ニボシのぼやき まったく、突き止めてみたら同じ遺伝子をもった兄弟だったとは。ヒトを殲滅するのはいいけれど、もうちょっとちゃんとデータの検証をしてからにして欲しい。自分の種まで、モザイク化してどうするの。それにしてもこのツナの揺らぎのプログラムは
にぼしの決断 発信源が特定された。かなり地理的に近いところだ。ユタカの家と同じ地域?へなちょこ女子からの、2名の高校男子の情報から彼らのPCに干渉したところ、時間軸のゆらぎ以前に発信された、微弱なゆがみへの前兆波形をみつけることができた。大規模な発信
なつみのタメ息 ホントにひどい目にあった。変な場所に行かされて、わけわかんないうちにいろんな人に会って。疲れた。猫の爪はだんだん痛くなくなったけど、チョー違和感。先輩はなんだか大量の山のようなデータに埋まってる感じ。このままだと、わたし
ニボシの絶望 まったく、この女子、どうしたものか。いちいち怒鳴らないと、思うようにならない。私の持つ記憶に基づいて、ヒトが言うところの神様モードのチカラを発揮しているのに。この子の遺伝子には蛮族のDNAしかないのか。それとも私の記憶に何か、欠
なつみの驚愕 ええっと、何をどう言ったらいいのか、分からない。先輩の家に行ったら、いつもは本棚の上から私を見下しているあの猫が、突然私の肩に飛び降りてきて、爪をざくっと、私の肌に突き立てて。そしたら、眼の前が真っ暗になって。そのとたんいろんな事が頭の
なつみの安息 庄野さんの猫。先輩のとこの駄ねこと違って、血統書つきのアビシニアン。鹿っぽい色していて、細くてしなやかな足、伸びをする姿はなんだか神々しい。あの駄ねこと違って、声も鈴をころがすよう。とにかく全然違う。日曜日に庄野さんの家に先輩の分析レポ
ニボシの願望あの女子。あなどれないかも。確かに「認識出来る者」が感染しない確率はかなり高いと思われる。その上、私が警告文を出したと、本気で考えているようだ。撒き散らかした警告文だけど、余り効果はなかったかな。もうこのサイトだけでなくあらゆ
なつみの日記 8月5日 荻野君が戻って来ない。もう1か月だ。先輩は、先生や荻野君の家族にお話してくれて、せめて捜索願を出そうと交渉もしたけれど、話しても、話しても、具体的な書類作成も捜索もなかっただんだん、周りにモザイク状態の人が増えていく。な
なつみの独白ホント先輩が一緒でよかった。先輩、昼休みにますます、モザイクっぽくなっている荻野君をうちのクラスに見に来てくれた。もうどうしようもなく変なことになっている荻野君なのに、みんな普通っぽく無視している。もしかして、私がおかしいのか
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