back next top Novels 本格的に映画製作の始動に向けて動き出した工藤は、配給会社やス
創作BL小説です。オヤジ工藤と部下良太のすったもんだラブ、京助と千雪のどちらも譲らないぞラブなど、業界、学園、バンド、社会人、海外あり。ひねくれ度高いですが基本ハピエン、R18。
創作BL小説です。オヤジ工藤と部下良太のすったもんだラブ、京助と千雪のどちらも譲らないぞラブなど、業界、学園、バンド、社会人、海外あり。ひねくれ度高いですが基本ハピエン、R18。傲岸不遜男×強気、野球選手×美形、業界、バンド、学園、学生、リーマン、イケオジ多。BL、ML。あきつ翔(旧)から簡略化して、あきつ、で活動しております。
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back next top Novels 「じゃ、お先にし連れします」 鈴木さんに声をかけられて、良太
back next top Novels 「今夜ですか?」 「予定があれば無理にとは言わないが」 ここ
back next top Novels 良太は海老原の出方が気になった。 「今秋のドラマってことは即
back next top Novels 「ドラマで弊社が所有している『Gatto』を使用したい、という
back next top Novels やがて三十階につくと、イケメンは開くのボタンを押していたので
月夜の猫-BL小説です 春立つ風に12 BL小説 良太が頭の中で瞬時にざっと思い描いたところで、男が徐にサングラスを取った。 「急いでいたとはいえ大変失礼いたしました、マダム、お怪我はありませんか?」 丁寧な日本語でそう言って笑みを浮かべたその男を、良太も、老齢の女性も手を口元に充てたまま、食い入るように
月夜の猫-BL小説です 春立つ風に(工藤×良太)11までアップしました BL小説 青山プロダクションとしては初めての一大イベント、社員とその家族のための慰労会が無事終わり、皆が喜んでくれたのが何よりだったのだが、帰りがけにそろそろ風邪を引く頃だから気を付けてと母に念をおされたにもかかわらず、良太
月夜の猫-BL小説です 春立つ風に11 BL小説 わらわらと寄ってきた猫たちをひとしきり撫でてやりながら、こうして猫たちに会おうと思えば会えるのも有難い、と思う。 さっきより幾分シックなスーツとタイに着替え、ツイードのコートを羽織る。 「ま、いっか」 鏡の中の髪型はいじっても大して変わらない。 ましてや童顔も。
back next top Novels この企画は例によって実はドキュメンタリーが好物の工藤と工藤の
back next top Novels 「良太ちゃん、午後から出かけるの?」 電話を終えると鈴木さん
back next top Novels 「ギャット?」 「イタリア語で猫。『Gatto』は確かに高級な
back next top Novels 「『貴様と俺』とかって、ダサ………」 ドラマのタイトルについ
back next top Novels まああっためるだけなら誰でもできるだろうけど、工藤がやってく
月夜の猫-BL小説です 春立つ風に(工藤と良太)5までアップしました BL小説 青山プロダクションとしては初めての一大イベント、社員とその家族のための慰労会が無事終わり、皆が喜んでくれたのが何よりだったのだが、帰りがけにそろそろ風邪を引く頃だから気を付けてと母に念をおされたにもかかわらず
月夜の猫-BL小説です 春立つ風に5 BL小説 革のハーフコートを羽織り、ビュービューと冷たい風が吹き抜ける通りを歩きながら、工藤は良太が入社してから何度か寝込んだり倒れたり、入院したりとこれだけ世話を焼かせるやつはいないぞ、などと心の中でブツブツと文句を言った。 だが、工藤自身、実は良太の世話を焼きたがっ
back next top Novels 鈴木さんの話では昼におむすびを食べて薬を飲んだらしい。 枕
back next top Novels 冬になると百合子の言葉を思い出して、念のためにレトルトのおか
月夜の猫-BL小説です 春立つ風に2までアップ、連載はじめました BL小説 春立つ風に(工藤×良太)、連載はじめました。「寒に入り」の後になります 尚、例によって、「寒に入り」の中で、時系列的な修正が入りますが、 おおよその内容には関係はないかと思われます。 またお付き合い頂ければと存じます。
月夜の猫-BL小説です 春立つ風に2 BL小説 「急ぎの仕事とかあるの?」 「まあ、全部が急ぎと言えば急ぎだけど……、行ってきます。下手してインフルとかだったらシャレにならないし」 ということで良太には行きつけになっている裏の通りにある内科クリニックに駆け込んだのだった。 受付ギリではあったが、良太の顔見知りの
月夜の猫-BL小説です 春立つ風に1 BL小説 極力温かいダウンコートにマフラーをきっちり巻いた上にマスクをして、広瀬良太はオフィスへの階段を上がった。 手にはポカリスエットの一〇〇〇ミリリットルのボトルやバナナ、梅漬けやおむすびの他に栄養ドリンクやビタミン剤のサプリやゼリー飲料が入った袋を下げている
「寒に入り」の後になります。 ………。 青山プロダクションとしては初めての一大イベント、社員とその家族のための
月夜の猫-BL小説です メリーゴーランド373、ラストまでアップしました BL小説 メリーゴーランド(京助×千雪)373、ラストまでアップしました ようやくラストまで到達しました。 ほんっっとうに最後までお付き合いいただいたご奇特な方には心より感謝申し上げます ラストは決まっていて、中身は初めはもっとドロッと
back top Novels 「何でお前と研二? 俺もやろが」 当然三田村が文句を言う。 「お前は桐島
back next top Novels 「これ、持ってくわ」 千雪がキッチンから大皿に盛られたロース
back next top Novels 「フン、その程度の編集は一緒にやっていく価値はないな。上辺でし
back next top Novels 案外千雪も軽く答えたので、京助も、そうなのか、とホッとした。
月夜の猫-BL小説です メリーゴーランド369までアップしました BL小説 幼馴染の江美子の死が千雪と研二を接近させたが研二と一緒にいたいという千雪に研二は京助のもとに帰れと告げる。研二から千雪を連れて行って欲しいと言われて現れた京助は嫌だと泣き喚く千雪を連れ帰る
月夜の猫-BL小説です メリーゴーランド369 BL小説 「え、ほな、京助先輩と一緒に!?」 気を取り直した佐久間は千雪の顔の間近で喚く。 「アホ! 声がでかいわ」 歩きながら千雪は佐久間を睨み付けた。 「何や、そうなんでっか。俺、二人がどないなるんやろ思て心配しとったんでっせ?」 今度はひそひそ声で佐久間が言
back next top Novels 「え、ほな、京助先輩と一緒に!?」 気を取り直した佐久間は千
back next top Novels 相変わらず工藤は有無を言わせない。 「今日、夕方なら時間あり
back next top Novels 「誰が待つか。一昨日だろ? 昨日は解剖室であくせくしてたんだよ
back next top Novels 仕方ないだろう。 気合が入った捻くれ度といい思い切った罵倒
月夜の猫-BL小説です メリーゴーランド365までアップしました BL小説 京助の周りには女性の影が絶えず、縁談も持ち込まれあやふやな二人の関係が小夜子の結婚に影響することも千雪は危惧して千雪は京助と別れようとした。さらに幼馴染の江美子の死が千雪と研二を接近させたが千雪に研二は京助のもとに帰れと告げる。
back next top Novels 「実は、その、留学って話があって」 それは千雪も予想外の話だ
back next top Novels おそらく編集部の仕事として千雪の担当を受け持ったが、よほど千
back next top Novels 食器をざっと洗うと食洗機に放り込み、京助はリビングに戻った。
月夜の猫-BL小説です メリーゴーランド362 BL小説 当初はもし千雪と別れることなったら、日本を逃げ出すくらいしかないかもしれないなどと考えていた京助だが、事実上ほぼ京助の留学は決定したようなものになっていた。 「なかなかいけるな、これ」 ぐい呑みを空けて京助が言った。 リビングのテーブルに、
月夜の猫-BL小説です メリーゴーランド361 BL小説 あの夜、もうこれ以上は涙はでないだろうというくらい大泣きした千雪を、京助は自分の部屋に連れ帰って寝かせた。 翌日はほぼ一日ゴロゴロしていたようだが、夜になると妙に元気な顔で、「カレー作った。食うやろ?」などと笑顔で京助を出迎えた。 以来ずっと京助
月夜の猫-BL小説です メリーゴーランド360 BL小説 師走もそろそろ終盤に近づき、クリスマスに忘年会、ボーナスに懐が温かくなり財布のひもが緩むことを見込んでの年末商戦、世の中は一段と忙しなくなってきた。 師走になると法医学研究室も何故か忙しくなる。 京助は泊まり込みで解剖を終えた後、少し仮眠を取る
back next top Novels 「怪我の具合はどないです?」 予期しない研二の声に、京助は何
月夜の猫-BL小説です メリーゴーランド358 BL小説 「過ぎてもうた時間は戻らへん、千雪」 研二は自虐的な笑みを浮かべた。 「俺は、お前から逃げてもうた……それが事実や」 「それこそ昔の話やろが! アホ!」 「そうや、俺はドアホや。もし、生まれ変わることがあったら、次は絶対逃げたりはせえへん」 「生まれ変わ
月夜の猫-BL小説です メリーゴーランド357までアップしました BL小説 京都から戻ってきた千雪は研二に会い、夕食に誘われ、研二の部屋に行く。高校時代の話をしているうち、研二は千雪にキスをし、ずっと千雪と一緒にいたかった、と話し始める。さらに研二は千雪に京助のところへ帰るように言う。
月夜の猫-BL小説です メリーゴーランド357 BL小説 「ずっとこうして…………」 研二は千雪を離すと、愛おし気にその頬に手を置いた。 「お前を抱きしめていたかった」 千雪の目を覗き込むように、研二は笑みを浮かべた。 千雪は研二の言葉が引っ掛かった。 「……俺はずっと……お前と一緒にいたい」 「千雪……
back next top Novels 「そら、俺も見てみたいな。東北に中国美人か」 「海は鈍色でよか
back next top Novels そういえばオヤジに言ったやなんて京助は言うたったけど、小夜ね
月夜の猫-BL小説です メリーゴーランド354までアップしました BL小説 三田村から京助が事故にあったという知らせを受け、千雪は取るものとりあえず新幹線で東京に戻り、病院へ行く。しかしそこには京助に近づきたがっていたミスT大伊藤がいて、自分がついているから千雪はかえっていいと言った。
月夜の猫-BL小説です メリーゴーランド354 BL小説 確かに原家は小夜子の母方の親戚とは、もともと後妻の娘である伯母が原に嫁いでからは、伯母の父の葬儀に顔を出して以来、従兄の結婚の際も何の知らせもなく、後で聞いて祝いを贈ったくらいで、疎遠になっていた。 ところが小夜子と紫紀の婚約の話題がマスコミに流れた頃
月夜の猫-BL小説です メリーゴーランド353 BL小説 「今夜は、何か予定あるんか?」 「そこからして何も考えてないわ」 「ほな、うちでメシ、食うか? 少し遅うなってもええなら」 研二の申し出に、千雪は一呼吸おいた。 「ええで」 ようやく答えた千雪に、「九時半くらいには帰れる思う」と言うと、研二はバックヤード
back next top Novels 辻はテーブルを挟んで向かいに腰を降ろすと、「なかなかの乗り心
月夜の猫-BL小説です メリーゴーランド351までアップしました BL小説 自分を取り戻すために芭蕉の足跡を追って東北を旅していた千雪は、最後に江美子の死にきちんと向き合うべく京都に向かう。ところがそんな時三田村から京助が事故にあったという知らせを受け、千雪は取るものとりあえず新幹線で東京に戻り、病院へ駆け込んだ
back next top Novels 「千雪くん、おるん?」 通りに灯りが灯り始めた頃、家に戻って
back next top Novels 「そうなんだ? しかし、ことごとく俺は千雪くんに避けられてる気
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back next top Novels 本格的に映画製作の始動に向けて動き出した工藤は、配給会社やス
back next top Novels アスカのことはわかっていたにせよ、やはり沢村が誰かと婚約かな
back next top Novels あたりの柔らかな小田の人柄もあっただろう。 その菊池がマネ
back next top Novels 「佐々木さん、着いた」 薬を飲んだせいもあって、ぐっすり眠っ
back next top Novels ACT 8
back next top Novels 「ただし、佐々木さんのことは論外だ!」 また八木沼が佐々木の
back next top Novels 「いいか、お前は、無自覚で人を蠱惑するくせに、無防備すぎる。だ
back next top Novels 「いいか、お前は、無自覚で人を蠱惑するくせに、無防備すぎる。だ
back next top Novels 「企画広報室は直訴されてから密かに我孫子やイーグルアイを調査し
back next top Novels 「お前も庭師ってことで出させてもらうか?」 すると藤田がまた
back next top Novels いや、別に紹介して欲しかったというわけでもないのだが。 千
back next top Novels 「えっらそうに!」 ふとサイドボードの上の飾り時計を見ると、
月夜の猫-BL小説です 月澄む空に(工藤×良太)77まで更新しました BL小説 月澄む空に(工藤×良太)77、花のふる日は41、好きだから137 まで更新しました
back next top Novels 「あら、こんなとこで仏頂面を拝むなんて、満開の桜に恐れおののい
back next top Novels 「手塚からちょっと顔が知られてるやつが看病してるから往診してく
back next top Novels 晴久も、細君に、そうだったわね、とか、すごいわね、などと振ら
back next top Novels 「かしこまりました」 どうやらこの店のオーナーらしい男は笑み
back next top Novels 父親は愚弟賢兄などとよく言ったものだが、沢村が兄より成績で負
back next top Novels ACT 7
back next top Novels 「とにかく、いざとなったら母さんも切ってやる! もう冗談じゃな
月夜の猫-BL小説です 春雷21 BL小説 「わかった。やっぱりお母さんたちの反応を見て、話してみるといいよ、お兄ちゃん」 「え、いや、だから………」 俺と工藤は違うんだとは、口に出してまたアスカや沢村に何か言われるも嫌だったので、良太は言葉を飲み込んで小さくため息を吐いた。 いずれにせよ沢村と佐々木さんのことは
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ(京助×千雪)23までアップしました BL小説 かぜをいたみ(京助×千雪)23までアップしました。春雷(工藤×良太)20までアップしました。「かぜをいたみ」は工藤と良太のシリーズとのリンクなどで、時系列的なことや、一部内容のすり合わせをしたため、修正してアップしていますが、
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ23 BL小説 工藤から電話が入ったのは、シャワーを浴びて短パン一つでタオルを首に引っ掛けたまま、冷蔵庫から炭酸水を取り出して飲んでいた時だった。 「大澤には釘を刺しといた。お前に絡んだら降ろすってな」 千雪が電話に出た途端、工藤は言った。 「あいつもやけど、安西とかいうヤツ
月夜の猫-BL小説です 春雷20 BL小説 少しは落ち着いたんだろうか、とアスカの顔を見て良太は思う。 「しょうがないなあ。ってか、パンツって……」 女性用のパンツをコンビニで買うというのはいささか抵抗があったが、仕方がないと良太は立ち上がる。 「秋山さんはすぐ買って来てくれるわよ」 「はあ、わかりましたよ。
月夜の猫-BL小説です 春雷19 BL小説 「ああ、いや、まだ、なんですけど」 その時、沢村が二本目の酒を開けようとしているのに気づいた良太は、「おい、もう、開けるな。その辺にしとけ」と忠告する。 「酒くらい飲ませろよ」 沢村は良太の忠告など無視して既にグラスに注いでいる。 「いったいなんだ?」 電話の向こうで
月夜の猫-BL小説です 春雷(工藤×良太)18までアップしました BL小説 春雷(工藤×良太)18までアップしました。かぜをいたみ(京助×千雪)22までアップしました。桜の季節も終わってしまいましたね~
月夜の猫-BL小説です 春雷18 BL小説 いや、佐々木とMLBを天秤にかけて、沢村は佐々木を取ったのだろう。 この話はおそらく、佐々木には伝えていないに違いないと良太は思う。 もし知っていたら、佐々木はとっくに沢村にMLB行きを勧めたに違いないのだ。 「だから行く気はないんだって。そうだ、お前、そのこと絶対
月夜の猫-BL小説です 春雷17 BL小説 「佐々木さんのお母さんにはまだお試し期間だろうが」 怖そうな佐々木の母親を頭に思い浮かべながら、良太は言い返す。 「大体、お前はそう軽々しく口にするな! 佐々木さんの立場ってものもあるんだからな。それに、沢村のオヤジさんに知られたらまずいだろう」 「んなこたわかってる
月夜の猫-BL小説です 春雷16 BL小説 「るせえな、こいつはとっくに俺を振ってオヤジに入れ込んでんだよ」 「おい、沢村!」 聞き捨てならない暴言を吐く沢村を、良太は睨み付ける。 工藤とのことは亜弓にははっきり言ったわけではないし、良太としてはしばらくは曖昧のままで行きたかったのだが。 「ちょっと、それっ
月夜の猫-BL小説です 春雷15 BL小説 「ここんとこずっと会えなかったし、今夜も撮り直しで、スタジオだって言うから、迎えに行くつもりだったのに」 沢村が案の定な不満を口にする。 「バカかお前は!」 思わず良太は沢村を詰る。 「何でお前まで佐々木さんと同じことを言うんだ」 ムッとした顔で、沢村は言う。 「当
月夜の猫-BL小説です 春雷14 BL小説 沢村はまたグラスに酒を注ぐ。 全くさっきのアスカの仕草を見てきたかのように、沢村は注いだ酒を飲み干した。 体格が違うとはいえ、水のように酒を流し込む沢村を、良太はある意味感心して見つめた。 「東洋グループのCMはもう終わったんだろ? こないだあのオバサン以外、誰も文句つ
月夜の猫-BL小説です 春雷13 BL小説 「アスカさん」 良太は少し驚いた。 「え、何コレ……」 アスカは指で拭うのだが、涙はあとからあとから溢れて落ちる。 その様子を見た亜弓がアスカにそっと寄り添うようにその肩を抱いた。 酒のせいもあったのだろうが、気が強いところしか見たことのないアスカがしばらくしゃくり上
月夜の猫-BL小説です 春雷12 BL小説 「良太が宇都宮さん振ったとこに、たまたま、出くわしたんだって。秋山さん」 アスカは秋山のことを一応弁明したつもりのようだが、良太としてはまさかこんなところで亜弓に知られるとは思いもよらなかった。 「ちょっと! お兄ちゃん! ほんとなの? 宇都宮さんに告られた?
月夜の猫-BL小説です 春雷11 BL小説 「何か最近、秋山さん、ちょっと変じゃないかなと思って」 良太に向き直り、アスカが言った。 「秋山さん?」 アスカの口から意外な方向の話が出たので、良太は聞き返した。 「そう。スキー合宿から帰ってから」 「ええ……?」 帰ってからまだ二週間も経っていないし、秋山と顔を合
back next top Novels 「うん……教員だから、彼女隠れたりしないって、毅然としてるけど
月夜の猫-BL小説です 春雷9 bl小説 良太は駐車場に車を入れると、亜弓とともにエレベーターで部屋に上がる。 「きゃあ、ナータン、わ、可愛い、ちびちゃん!」 ドアを開けるなり、まとわりついてきた二匹は亜弓にも物おじせず、ナアナアと鳴く。 亜弓がチビを抱き上げたので、良太がナータンを抱いて例のドアを気にしながら中
back next top Novels 千雪はそして大澤の手にあるのが自分の眼鏡だということも瞬時に
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ21 bl小説 あんなチャラ男でも演技ができれば俳優と呼ばれるわけや。 千雪が漠然とそんなことを思ったように、大澤と紹介されたあのチャラ男はプロデューサーや俳優たちに妙にちやほやされていた。 「あなた、どなたです?」 「んなこたどうだっていい!! どんだけ出せば、よかったっ
月夜の猫-BL小説です 春雷8、かぜをいたみ20までアップしました BL小説 春雷(工藤×良太)8、かぜをいたみ(京助×千雪)20までアップしました。 かぜをいたみ、で、act 2 から、少し変更がありました。工藤と良太のエピソードとリンクしているため、修正をしつつアップしております
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ20 BL小説 「先生、こちらへどうぞ」 先ほどのプロデューサーが千雪を促して工藤の横に座らせた。 それぞれの紹介がなされ、千雪は俳優陣を見渡したが、ほとんど知らない顔ばかりだ。 ただ一人、何となく見覚えがある顔があった。 映画では青山プロダクションの志村嘉人が演じている役