若原正己の絵手紙日記

白鳥の編隊飛行無言館

30羽以上もの白鳥が低空飛行で頭上を超えていった。みごとな鉤型の編隊飛行で、茫然として見送った。彼らは南の方角へ飛んで行ったが、今どきは何をしているのだろうか…

2022/11/30 10:00

初時雨自転車を駆る中高生

時雨は突然やってくる。歩いていても自転車に乗っていてもそれは突然やってくる。まあ、この季節、傘を用意するのは当たり前かもしれないが、自転車では傘をさすことはむ…

2022/11/22 09:08

蜻蛉の薄日に命煌めかす

秋も深まり、夏の間盛んに飛び回っていたトンボの姿を見ることも少なくなった。たまに見かける蜻蛉の翅もすこし傷つき加減で、透明さも増した感じがする。薄日を浴びなが…

2022/11/15 10:15

木の葉散る薄日に歳を感じつつ

毎日の散歩コースの天神山緑地の樹木の紅葉もほぼ盛りを過ぎて、木の葉が落ちだした。相馬神社前の大銀杏もすっかり黄色くなり、一部は歩道を敷き詰めている。老化に抗し…

2022/11/09 09:54

綿虫の浮きつ沈みつ夕薄陽

綿虫の季節がやってきた。雪の降る前に大量発生するので雪虫とも呼ばれ、少し詩的な言葉では雪蛍ともいう。生物学的にはトドノネネオオワタムシが正式な名前で、名の通り…

2022/11/02 10:08