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風の遊子の楽がきノート https://blog.goo.ne.jp/kyuukazan

定年から10年余。趣味のお絵かきや街歩き、仲間たちとのふれあいの成果を、水彩画やエッセーで。

水彩画を趣味にしたのは、子供のころ苦手だったことに挑戦してやろう、が動機。カルチャーセンターの教室に通ったり、出会った多士済々の仲間たちとの「課外研究」を楽しんでいます。雑記は70代の目線で、エッセー風に。 ブログタイトルの「風の遊子の楽がきノート」は、旅人を意味する「遊子」のように気ままに書き、描いていこうというわけです。

風の遊子
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2013/10/01

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  • 楽書き雑記「名古屋駅前でブログ・折々スケッチの塚本紘枝さん指導の『はがき絵 彩青展』が始まりました」

    ブログ「折々スケッチ」の塚本紘枝さんが指導する教室・彩青会のメンバーによる「はがき絵彩青展」が、30日から名古屋駅前のオフィス街にある「「喫茶サンディア」で始まりました。10月25日(金)までですが、オフィス街なので土・日・祝日は休みです。例年、名古屋市民ギャラリーで開いている教室展では4~6号サイズの作品が並びますが、塚本さんが個展を開いた縁のあるこの喫茶店では「はがき絵」だけで店内を飾ることにしたそうです。水彩などで描いた旅先の風景や静物、ペット・・・。各自数枚の絵を一枚の額に納めて展示しており、ひと息タイムや談笑の合間に目をやるにはいい感じです。「絵の良し悪しはサイズじゃないな」。市内のデパートで開催中の展覧会で、大きな作品の中にあった何枚かのサムホールサイズ(22.7㌢×15.8㌢)の作品を見た際の印象...楽書き雑記「名古屋駅前でブログ・折々スケッチの塚本紘枝さん指導の『はがき絵彩青展』が始まりました」

  • 楽書き雑記「派手じゃないけど印象的なシラタマホシクサやワレモコウ=名古屋・東山植物園」)

    今年のヒガンバナを見た名古屋・東山植物園で、シラタマホシクサやワレモコウなどといった派手さはないけど、可愛くて印象的な花を写真に収めてきました。シラタマホシクサは湿地園を覆うように咲いています。説明プレートなどによると、東海地方の固有種で各地の湿地帯で見かけます。30㌢ほどの草の頭に付けた直径6~8ミリの半円球の小さな花。念のため名前のホシクサは「星草」の意味で「干し草」ではありませんとのこと。確かに今ではなかなか見ることはできませんが、夜空に広がる星のようです。1年草で、開花期は比較的長く8月下旬から11月上旬。ただ、湿地そのものが年ごとに減っており、保護しなければいずれ消滅する植物のひとつでしょう。宿根草園のワレモコウ(吾亦紅、吾木香など)は開花の最盛期は過ぎていますが、枝分かれした茎の先端に付けた長さ1㌢...楽書き雑記「派手じゃないけど印象的なシラタマホシクサやワレモコウ=名古屋・東山植物園」)

  • 楽書き雑記「名古屋・東山植物園で今年の彼岸花を見ました」

    名古屋の東山植物園に出かけ、やっとヒガンバナが咲いているのを見ました。今年のヒガンバナの開花が早いのか遅いのかは断言できませんが、9月になっても続いていた猛暑や真夏日がやっと途切れたところでの開花に、やはりホッとしました。東山植物園にはヒガンバナが数多くあるわけではありません。広大な園内のあちらにポツン、こちらにポツン。それも多くて20本ほど、ほとんどは数本ずつです。数万本規模のヒガンバナ集落とは比べ物になりませんが、ポツン、ポツンの風景も楽しいものです。カメラに収める人、座り込んでスケッチする人もあちこちに見かけました。楽書き雑記「名古屋・東山植物園で今年の彼岸花を見ました」

  • 楽描き水彩画「アートを施した防火用水槽」

    先日掲載した愛知県知多市高田地区にある高齢者の集う「岡田なごやかサロン」のそばにあった防火用水槽です。こうした水槽は、名古屋の四間道など歴史のある町並み保存地区でよく見かけ、ナマコ壁などと同様に絵になる風景だと思います。現代では夏の打ち水の役割もあるようですが、特に今回の水槽は「YOSUI(Oの上に―)」の文字に目を引かれました。彫刻アートの腕がある人が彫った石膏板をコンクリート水槽の上に張り付けたように見えます。水面には水草が浮かび、金魚らしい魚が見え隠れしていました。楽描き水彩画「アートを施した防火用水槽」

  • 楽書き雑記「伊勢湾台風から60年=名古屋市博物館で特別展」

    東海地方を中心に未曽有の被害を受けた伊勢湾台風から60年。台風災害や予想される巨大地震に備え、災害の記録や治水、防災、さらには開発と環境、被災者支援などさまざま観点から考える特別展が名古屋市博物館で開かれています。11月4日(月・振替休日)まで。観覧料は一般300円、高大生・中学生以下・65歳以上は無料。伊勢湾台風は1959年(昭和34年)9月26日、和歌山県潮岬に上陸。紀伊半島から東海地方を通過。名古屋南部などの伊勢湾岸は巨大な高潮に襲われるなどして、死者・行方不明者5098人、負傷者38921人という甚大な被害を受けました。当時、僕は岐阜県を離れて四国の高知県に住んでおり「岐阜のみんなは大丈夫だろうか」と家族で話していたものですが、現役時代に何度かその後の被災地を訪れ、大災害の一端を知らされたものです。特別...楽書き雑記「伊勢湾台風から60年=名古屋市博物館で特別展」

  • 楽描き水彩画「知多木綿の里・知多市岡田でのスケッチ会でお邪魔した「岡田なごやかサロン」の外観です」

    先日、水彩画教室のスケッチ取材で知多木綿の里・愛知県知多市岡田地区を訪ねた際にお邪魔した「岡田なごやかサロン」の外観を描きました。知多市の「高齢者まちかど居場所づくり事業」で、サロンは空き家や地域の施設などに設けられていますが、岡田のサロンは門柱を見てもただの空き家ではなさそうです。それもそのはず、ここは旧知多貯蓄銀行岡田支店。近くにある明治35年(1902)の開局で今なお現役である知多岡田簡易郵便局舎とともに、この地が全国有数の木綿生産地として潤ってきた往時をしのばせます。サロンは週に4日間ある高齢者たちのおしゃべりタイムだけでなく、趣味の教室などにも使われ、前の静かな通りには、自転車や高齢者が押してきた乳母車が並んでいました。歳月の経過を思わせる塀。門柱の先で迎えてくれる大きな知多木綿の暖簾が、地域の歴史と...楽描き水彩画「知多木綿の里・知多市岡田でのスケッチ会でお邪魔した「岡田なごやかサロン」の外観です」

  • 楽書き雑記「名古屋・鶴舞公園のスイフヨウがやっと見ごろに)」

    高い日が続いていた名古屋の気温も落ち着き、鶴舞公園のスイフヨウもようやく「見ごろ」と言える状態になってきました。スイフヨウの開花期について詳しい知識はありませんが、今年は鶴舞公園のスイフヨウを見る限り、極端に遅いように感じます。8月中旬からこれまでに何回かスイフヨウ園を覗きましたが、9月に入っても60株ほどの中に花が咲いた株は数えるほど。それも1~3輪ずつ。でも、蕾は数多く付いており「いずれ咲くだろう」と待つしかありませんでした。原因として想像できるのは、9月に入っても35度を超える日が続いたこと。あまりの暑さに開花がストップしていたのでしょう。一日花ですが蕾の状況からはしばらく楽しめそうです。楽書き雑記「名古屋・鶴舞公園のスイフヨウがやっと見ごろに)」

  • 楽書き雑記「芸大生や卒業生らによる『大名古屋電脳博覧会2019』を見てきました」

    壁にボールを当てると大きく開く花火。2㍍以上はあると思った光のトンネルの長さが実はわずか20㌢ほど―-。「大名古屋電脳博覧会2019」と銘打ち、愛知県内で芸術系の学部・学科を持つ大学の学生や卒業生によるデジタル技術やデジタル媒体を駆使したアート・デザイン展が、名古屋市民ギャラリー矢田で開かれています。23日(月祝)まで。参加しているのは愛知県立芸術大、名古屋学芸大、名古屋市立大、名古屋芸術大、名古屋造形大の5大学。展示室内には光が点滅し、映像が流れ、天井からはコードが下がります。「根っから文系の自分には敷居が高かったな」と思いつつ歩きます。重力反転現象や錯覚に着目した研究や、レーザーセンサーなどを活用した多彩な光、テーブルの上をボールが転がると広がる光模様―-。なぜ?どうして?チンプンカンプンです。でも、学生た...楽書き雑記「芸大生や卒業生らによる『大名古屋電脳博覧会2019』を見てきました」

  • 楽書き雑記「都市河川の野鳥をとらえた名古屋・山崎川鳥撮会の写真展」

    を名古屋の市街地を流れる2級河川・山崎川に集う野鳥たちの生態をカメラでとらえている「山崎川鳥撮(とりさつ)会」の第9回写真展を、名古屋市博物館3階ギャラリーで見てきました。23日(月・祝)まで。山崎川は林立するマンションや大学、大型スポーツ施設などの間を流れる比較的小さな川。しかし、寝場所や餌場を求めて飛び交う野鳥は多く、同会が見つけた野鳥はこれまでに110種。会ではこれらの生態を記録するとともに、カメラを手に近辺の山や海、川に出かけ、写真展にはその作品も一緒に展示しています。エサの捕獲や子育て、恋の駆け引き、一瞬のしぐさなどさまざま。オオタカの幼鳥が枯れた木に足を置いたところポキッと折れた瞬間、電線に並ぶクロハラアジサシの幼鳥、ダイサギのカップルの乱舞など辛抱強くシャッターチャンスを待った成果が並んでいます。...楽書き雑記「都市河川の野鳥をとらえた名古屋・山崎川鳥撮会の写真展」

  • 楽書き雑記「瑞々しく伸び伸びと=第72回名古屋市立高校展覧会」

    毎年楽しみにしている名古屋の市立高校14校の第72回展覧会を、市民ギャラリー栄で見てきました。瑞々しい感性と豊かな表現力に満ちた作品に、今年もまた元気をもらいました。22日(日)まで。書道・美術・家庭・写真の4部門。どの分野でも生徒の自主性を重んじた指導を感じます。絵画部門ひとつをとっても題材、画材、技法は多岐に渡り、作品全体が伸び伸び、生き生きしています。部門によっては、作品に生徒自身のコメントが付いています。「この絵をなぜ描いたのか、書の文字に選んだ理由、苦労した点、これからの創作への意欲」などを読みながら作品を見るのは楽しいものです。展示作品の中には、これまでに別の展覧会で見た作品や、全国高等学校総合文化祭に出品されたのもあり、それらの作品の素晴らしさを改めて味わうことができました。楽書き雑記「瑞々しく伸び伸びと=第72回名古屋市立高校展覧会」

  • 楽書き雑記「庭のハナトラノオが倍増。復活作戦が成功したようです」

    掃討作戦から復活作戦へ。勝手気ままな庭の主の作戦が功を奏し、倍増したハナトラノトラノオが秋の庭を彩っています。我が家の庭ではハナトラノオが長らく秋の主役でした。淡い紫の花が上に上にとのぼり,、長い期間咲き続けるからです。病害虫や寒さ暑さに強く、半日陰に平気なのも魅力です。しかし、その強さは半端でなく、根を伸ばしてユリやキク、ホトトギスなど周りの花々の居場所へ侵攻。4年前、シャクヤクの花が小さくなり、花数も極端に減ったため根元を掘り起こしたところ、ハナトラノオの根がシャクヤクの根を包み込むように覆っているのを知りました。以来、春になると生えてきたハナトラノオを片っ端から抜き取る作戦を展開。最盛期には数百本はあったと思われるハナトラノオは年ごとに少なくなりました。昨年秋には30本ほど。80~120㌢ほどだった草丈も...楽書き雑記「庭のハナトラノオが倍増。復活作戦が成功したようです」

  • 楽書き雑記「庭のエドシボリ(江戸絞り)も花数を増やしています」

    自宅の庭のエドシボリ(江戸絞り)が花数を増やしています。白地に赤紫の絞り模様。8月中旬に数輪開いたものの猛暑のせいか中断、数日前から「もういいだろう」とばかり、どんどん開いています。庭のハギは一昨年秋、それまでのアレチヌスビトハギという品種を根こそぎ取り除き、このエドシボリとシラハギの2品種に植え替えました。アレチヌスビトハギは「荒地盗人萩」と書くだけあって繁殖力が強いうえ、種房が衣服にベタベタくっ付くので花が咲いたら、種房ができないうちに刈り取っていたほどだったからです。エドシボリとシラハギは種がくっ付く心配はないものの、木の生長はアレチヌスビトハギ以上かもしれません。昨年暮れに地上10㌢足らずのところで刈り取り「ちょっと切りすぎかな」と心配したのですが、気づいたら2メートルほどの背丈になっています。シラハギ...楽書き雑記「庭のエドシボリ(江戸絞り)も花数を増やしています」

  • 楽描き水彩画「地域の高齢者施策『岡田なごやかサロン』にお邪魔しました=愛知県知多市でのスケッチ取材」

    教室のスケッチ取材では、絵になりそうな風景を探すだけでなく、思いがけない地域の人たちとふれあうひとときもあります。愛知県知多市岡田地区での取材では、高齢者のサロンにお邪魔しました。旧知多貯蓄銀行岡田支店だったという家屋の門柱に「岡田なごやかサロン」の看板。「どなたでも利用できます。お気軽にお入りください。参加費(フリードリンク・お菓子)百円」の張り紙があります。一緒に歩いていた5人も早速、入らせてもらいました。中には大小のテーブルが一つずつ。麦茶などペットボトルやポット、湯飲み茶わん、菓子、新聞などが置かれ、我々と同世代の10数人が談笑しています。「どこから来たの?」「名古屋から」の会話に始まり、たちまち仲間に。多くが近所のみなさん。歩いてきたり、乳母車を押してきたり。95歳という女性もニコニコ顔です。こちらも...楽描き水彩画「地域の高齢者施策『岡田なごやかサロン』にお邪魔しました=愛知県知多市でのスケッチ取材」

  • 楽描き水彩画「教室の取材で愛知県知多市の知多木綿の郷・岡田地区へ」

    水彩画教室の今回の取材先は、伊勢湾沿いの愛知県知多市にある知多木綿の郷・岡田地区。この日も猛暑日を思わす中、江戸期の情緒を秘める街並みを歩いてきました。岡田地区では農家が古くから綿の栽培を手掛け、江戸初期には副収入を得るために木綿の製造にも乗り出しました。織られた布は伊勢湾を挟んだ三重県の伊勢や松阪で漂白され、伊勢商人によって江戸へ送られ発展。最盛期には3000人もの女性が働き、生産量は全国のトップ争いをしたほどと言われています。しかし、岡田地区に限らず繊維業界は化繊や海外からの輸入物に押されて大きく様変わり。岡田地区では現代にマッチした商品開発などで伝統を維持しているところです。ちなみに名古屋の有松絞に使われる布は岡田の知多木綿だそうです。街を歩くと、ナマコ壁の蔵やレンガ塀などレトロな建造物に出会います。とり...楽描き水彩画「教室の取材で愛知県知多市の知多木綿の郷・岡田地区へ」

  • 楽描き水彩画「JR東海名古屋車両基地に架かる120歳の跨線橋」

    同じモチーフの絵を改めて描くことがあります。もう少しうまく描けないかと再挑戦するだけでなく、作品展用に大きくしてみたり、小さくしてみたり・・・。この絵は教室の取材で1度描いた場所へ午後の時間帯に出直したところ、午前中の取材では無かった陰が気に入ったこともあり、サイズも2倍の20号で描きました。名古屋駅の南側あるJR東海の名古屋車両基地の跨線橋「向野橋(こうやばし)」。長さ119m、幅5・5m。何本もの線路が走り、メンテナンスの車両だけでなく、JR関西線や近鉄の電車も行き来していています。トラス橋部分はちょうど120年前の1899年に米国で製造。京都鉄道が購入して保津川に架かっていましたが、1930年(昭和5年)に、旧国鉄の名古屋機関区車両基地に移設されました。現存する19世紀のトラス橋としては国内最長とされてい...楽描き水彩画「JR東海名古屋車両基地に架かる120歳の跨線橋」

  • 楽書き雑記「名古屋で広重の『冨士三十六景』展。北斎の『冨嶽三十六景』の代表作も展示」

    広重の「復刻版画・冨士三十六景」展を名古屋市東区赤塚町にある三菱UFJ銀行貨幣資料館で見てきました。同時に参考展示されている北斎の「復刻版画・冨嶽三十六景」から抜粋した11点も見ることができます。入館無料。9月29日(日)までです。「冨士三十六景」は広重晩年の作。江戸の各地をはじめ駿河、信濃、甲斐などの山や海、さらに伊勢の二見浦から眺めた富士を描き、安政6年(1859)に版元の蔦屋吉蔵によって制作されました。現役時代の若いころ、果たして遠く離れた伊勢から富士山が見えるのだろうかと思っていたのですが、先輩が二見浦近くにある朝熊山頂から撮った写真を見て驚き、納得したのを思い出します。ただ、その後山頂を走る伊勢志摩スカイラインを通る機会が何度かありながら、天候不順などで見ることができていないのが残念です。北斎の「冨嶽...楽書き雑記「名古屋で広重の『冨士三十六景』展。北斎の『冨嶽三十六景』の代表作も展示」

  • 楽描き水彩画「散歩道の木陰のトンネル」

    自宅近くの散歩道にある木陰のトンネルです。道の両側には雑木林や竹林が茂り、名古屋市が管理する健康ウオーキングコースとあって、車に会うことも滅多にありません。秋口に入ったとはいえ、名古屋ではまだ最高気温が30度を超える毎日。木陰に差し掛かるとホッとします。サラサラと木の葉が掠れる音とともに、ツクツクボウシやコオロギらしい声が聞こえます。思わず足を緩めようとしますが、そうはいきません。たちまち「やぶ蚊」の襲来。足早にトンネルを抜けます。楽描き水彩画「散歩道の木陰のトンネル」

  • 楽描き水彩画「高知県の『北川村 モネの庭マルモッタン』の睡蓮の池を1枚」

    先に出かけた高知県の「北川村モネの庭マルモッタン」の1枚です。睡蓮の池と青緑の太鼓橋。赤や白の睡蓮が咲きそろい、水面に影が映り込みます。定番中の定番ですが、この素晴らしい風景をどう描けばいいのか。実は以前、モネが描き続けたフランス・ジヴェルニーの池に出かけた時も、最初に北川村を訪れた時も断念したモチーフです。しかし、これではいつまでたっても同じこと。定番中の定番を描けば派生的にアイデアも出てくるのではと、10号に描いてみました。描いてみると、睡蓮のかたまりを減らす、水面下に目をやる、太鼓橋が強くなりすぎたかな・・・。いろいろ反省点が出てきました。まず1枚描いた成果でしょう。楽描き水彩画「高知県の『北川村モネの庭マルモッタン』の睡蓮の池を1枚」

  • 楽書き雑記「トヨタの町でのあいちトリエンナーレ=あいちトリエン散歩(完)・豊田市美術館と豊田市駅周辺会場」

    開催中のあいちトリエンナーレ(10月14日まで)の名古屋市以外唯一の会場である豊田市会場(豊田市美術館と豊田市駅周辺)の展示場を回ってきました。この会場でも現代アート作家たちの力作に驚き、考えさせられました。展示場の中央に、赤い光を放つ矢形のネオン管が立っていました。長崎に投下された原爆の爆心地に、1946年から48年まで立っていた矢形の標柱を表現した作品だそうです。残っていた標柱の写真には「昭和二十年八月九日地上五百米爆裂」などの文字がありますが、作者の調べでは建立者や写真の撮影者の名前、なぜ撤去されたか、なぜ矢形だったかなどは分からないとか。作者は矢形の意味を考えるとともに、長崎と広島の平和公園との比較や平和を誓う各地の彫刻碑についての考察を展開しています。駅の高架下を歩いていると、「発掘作業」でできた大き...楽書き雑記「トヨタの町でのあいちトリエンナーレ=あいちトリエン散歩(完)・豊田市美術館と豊田市駅周辺会場」

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