相続登記をする際、被相続人の出生~死亡までの戸籍及び相続人全員の戸籍が必要なのは、当たり前ですが、 それらの戸籍に、有効期限はあるのでしょうか? 一般的には、「ありません。」と答えるのが正解です。 考えてみてみると、除籍や原戸籍は、その性質上、書き換わることが想定されていないので、当然のような気がします。 ここで、相続人となる方の、戸籍はどうでしょうか? これも、戸籍が登記原因証明情報であるこ…
相続登記をする際、相続人が一人若しくは法定相続分での登記申請をする際は、遺産分割協議書がなくても、戸籍のみで登記ができるというのが、常識です。 ところが、相続人が一人若しくは法定相続分での登記申請でも、遺産分協議書が必要なケースもあります。 例えば、以下のケースを考えてみます。 被相続人 :父 相続人 :母、子 相続開始日 :4月1日 不動産の名義人:父 ここで、父の相続登記…
相続の放棄や限定承認を実務で取り扱う際に、まず最初に注意すべき点は申述の出来る期間である。 民法915条1項本文には、 「相続人は、自己のために祖族の開始がったことを知った時から3個月以内に、相続について、単純若しくは限定の承認又は放棄をしなければならない」 とあり、 2項では、 「相続人は、相続の承認又は放棄をする前に、相続財産の調査をすることができる」 とあり、 1項但書では、 「この…
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