2022年 NHK 大河ドラマ 『鎌倉殿の13人』 〇 前渡(大豆戸)の戦い 『鎌倉殿の13人』では頼朝に倣い、闇に落ちていく北条義時。 その北条義時が、後鳥羽上皇から追討の命を出されました。 歴史上唯一といわれる、朝廷と幕府の戦いの構図―が 「承久の乱」です。 鎌倉を中心とする幕府軍と、朝廷を中心とする京方の戦いで、 両軍の主力が激突したのが木曽川の前渡(まえど)でした。 文献は、に「摩免戸(または大豆戸)」として登場する前渡は、 川を渡る渡し場のひとつ。 木曽川をはさんで、各務原側に陣どった朝廷軍1万に対し、 幕府軍は、10万の兵のうち 北条義時の子で総大将の北条泰時らが 木曽川を渡って攻め込みました。 戦いは幕府軍の圧倒的勝利に終わり、この木曽川の戦いが、 戦そのものの勝敗も決めてしまいました。 ..