ぷかぷかは、なんと来年で10年! 頼りないことこの上ないぷかぷか、右に左によろけつつも、気がつけば来年でなんと10年になります。いつこけるのか、ハラハラしながらの10年でしたが、何とか持ちこたえました。 就労支援の事業を、ただ10年続けてきただけではありません。「ぷかぷかさん(=障がいのある人たち)と一緒に生きることの意味」=「新しい価値」を創り続けてきた10年だったこと、これが大きいと思います。そこにこそぷかぷかが街にできた意味があります。 その新しい価値は『pukapukaな時間 Ⅰ』『pukapukaな時間 Ⅱ』『ぷかぷかな物語』という三冊の本を生み出しました。『pukapukaな時間 …
今年の「共生社会実現フォーラム」、神奈川県のホームページにはこんなことが書いてあります。 テーマ:誰もが行動する社会へ コンセプト:カッコいい大人たちが魅せる カッコいい学生たちが魅せる 誰もが行動する共生社会 プログラム一覧: フォーラムプログラム テーマやコンセプトに則して、共生社会の実現や障がい理解に係る プレゼンテーションやワークショップを行います。 学生による活動報告ブース 県内の学生による共生社会の実現に向けた活動を発表します。 障がい福祉サービス事業所による物販ブース 福祉機器等の展示ブース パフォーマンス アーティストによるパフォーマンスや作品の展示を行います。 障がい理解に係…
シェアリーカフェのセミナー2020年2月2日(日)に変更になりました。
台風で延期になったシェアリーカフェでのセミナー来年2月2日(日)午後2時からになりました。よろしくお願いします。 昨日早稲田大学でぷかぷかの映画の上映会をやったのですが、ぷかぷかさんたちの自由さがうらやましいという学生さんが何人かいました。社会の規範に縛られ、ぷかぷかさんのように自由に生きられないようです。 「社会に合わせなくてもやっていけるよ」は、障がいのある人に限らず、すべての人にとって大事な問題なんだと思います。社会に合わせることなく、自分らしく生きる生き方はどうやったら実現できるのだろう、といったことをこの機会に一緒に考えてみませんか?
早稲田大学の「共生社会と言葉」という講座で、『Secret of Pukapuka』の上映と、私の話をしてきました。 映画はぷかぷかの楽しい雰囲気を存分に伝えたようでした。こんなに笑顔で働ける環境がうらやましい、という感想もありました。私は彼らとおつきあいすることでいろんな「規範」がとれ、生きることがすごく楽になった、という話をしたのですが、これは若い学生さんたちの気持ちをずいぶん揺り動かしたようでした。 以下、今日の学生さんたちの感想です。来週はぷかぷかさんたちを連れて行って「すごろくワークショップ」をやる予定です。そのあとぷかぷかさんとの出会いの体験を詩のワークショップをやることで振り返っ…
神奈川県が今年も『共生社会実現フォーラム』をやるそうです。 www.pref.kanagawa.jp こんなことやって、何が実現するのか、と思います。 去年の共生社会実現フォーラムには、パネルディスカッションのパネラーとして参加、ぷかぷかさんたちのパフォーマンス(歌)もやりました。パネラーの発言時間は6分と制限され、何か話が深まる、といったことははじめから考えていないような集まりでした。 www.pukapuka.or.jp 費用対効果の観点から去年はどういう評価をし、今年は何を作り出そうとしているのか、を県のホームページから質問してみようと思います。質問するだけでは、多分何も出てこないので、…
平成31年10月20日(日)近くの創英大学の文化祭にぷかぷかさんと一緒に行ってきました。小さなお店ではマシュマロを焼いてクラッカーで挟む「マシュマロスモア」の販売と、ぷかぷかの焼き菓子の販売をしてきました。創英の学生さんも一緒に販売しました。 午後に大きなクジラの絵をみんなで描きました。ぷかぷかさん、学生さん、子どもたちが、寄ってたかって描きました。大きなクジラの絵の製作は以前ぷかぷかでもやったのですが、外でやるのは初めてです。色鉛筆、サインペン、絵の具等、好きなもので好きなように描きます。木の枝の先に布を巻き付けたとても描きにくい筆もあります。 ここからスタート。小さな枠を好きな絵で埋めてい…
第7回かながわ福祉サービス大賞 先進事例募集中! とあって、知り合いから勧められたので、応募することにしました。「地域」がテーマです。A4で2枚しか書けないので、ざっとしか書けなかったのですが、それでも「先進事例」といっていいほどのものは、多少は書けたかなという気がします。 地域と様々な形でつながる 横浜市緑区霧が丘4丁目17-3 NPO法人ぷかぷか 理事長 高崎 明 1.はじめに NPO法人ぷかぷかは、様々な形で地域とつながっています。知的障がいの人たちの働くお店(パン屋、お惣菜屋、食堂、アートスタジオ)は、街の中で「ぷかぷかさんが好き!」(「ぷかぷかさん」とはぷかぷかで働く障がいのある人た…
先日津久井やまゆり園の事件に関して神奈川県に対し質問状を送りました。 pukapuka-pan.xsrv.jp それに対し、古くからの友人がコメントをくれました。 《 高崎さんの問いは、根源的で、共同会に留まらず、今の入所はもちろん、ボクたち通所の施設にとっても、答えに窮するものだと思います。 でも、そこから逃げていては、改善はないので、この問いは重要ですし、これは全ての事業所に向けられたものだと思います。》 どうして重要だと思いますか?どうしてすべての事業所に向けられたものだと思いますか?と聞きました。 《 現在の障害者施設は、基本できない人たちの面倒をみるところだと考えられていると思います…
ぷかぷかの近くの創英大学でぷかぷかさんと学生さんですごろくワークショップをやりました。ほとんどの学生さんは障がいのある人とのおつきあいが初めてだったので、とても新鮮な出会いがあったようでした。 おつきあいしてみたら、私たちと感じ方も考え方も同じ、ということがわかり、障がいのある人たちのイメージが180度変わりました、という人がたくさんいました。 ほんのちょっとおつきあいしただけで、人はこんなふうに変わります。要はそういうおつきあいの場を作るかどうかだけです。 イメージが180度変わるだけでなく、一緒に新しいものを創り出すところまで関係を深めて行きたいと考えています。このあと、アートのワークショ…
次から次にやることが出てきて、先月のワークショップの記録、まとめるのを忘れていました。 ドングリのいろんな写真を見ながらドングリのシェイプ。 ドングリのシェイプを元に『ドングリとおじいさん』というお話を作りました。 みんなすごく乗ってお話作りしていましたが、一番おもしろかったのは、仮面ライダーに変身するドングリが 「おれはドングリの王子だ」 とカッコよく言ったとき、ショーへーじいさんは 「ここは田舎じゃ。不届き者!」 と、追っ払ってしまった話。即興で作ったお話でしたが、笑っちゃいました。ショーへーさんの言葉はいつも哲学的です。 ドングリの帽子を作りました。久しぶりのものつくり。みんな集中して帽…
創英大学で『Secret of Pukapuka』を上映してきました。30分弱の短い映画なのに、学生さんたちはすばらしい感想を書いてくれました。来週はぷかぷかさんとすごろくワークショップ、その次の週は文化祭で小さなお店を一緒にやったり、大きなクジラの絵を一緒に描いたりします。更にはぷかぷかのお店まで体験実習に来ます。そういったぷかぷかさんとの活動を今からすごく楽しみにしてるって書いてくれました。映画見て、私の話をちょっと聞いただけで、そこまで書くって、なんかすごいなと思います。 障がいのある人たちのグループホーム建設反対運動をやっている人たちにこの同じ映画を見せたときは、「こんないいところばか…
『スロー・イズ・ビューティフル』という本に「もっと多く、もっと遠く、もっと早く、もっと豊かに」といった経済至上主義に対し、「時間をどんどん換金するようなこれまでの生き方をやめにして、金を減らしてでもゆったりとして人間らしい時間を取り戻そう。」「人間らしい時間、ペースというものがあるはずだ。それは本来ゆったりとしたもののはず。そんな時間のことを文化というのではないだろうか」。そして、本来の「文化」に備わっているはずの「小ささ」と「遅さ」に固執しよう、という。 してみれば、ぷかぷかさんたちと過ごすゆったりとした時間、「遅さ」に固執しなくても自然に遅くなってしまう時間、そこから生まれる文化こそ、経済…
津久井やまゆり園障害者殺傷事件について、9月はじめ神奈川県に対し、質問状を送りました。 www.pukapuka.or.jp これに対し神奈川県から回答が来ました。 ●●● このたびいただきました、津久井やまゆり園で起きた事件に関するご質 問については、以下のとおりお答えします。 県としては、このような事件が二度と繰り返されないよう、徹底した再 発防止に取り組んでいきます。 (1)について 事件発生後、県は津久井やまゆり園の設置管理者として、指定管理者であ る(福)かながわ共同会(以下、「共同会」という。)に対して、危機管理の観 点から是正すべき業務があり、誠実に対応すべきとして改善勧告を行い…
ぷかぷかさんといて楽しいのは、やっぱり私たちと発想が違ってて、その違いがあるから楽しいのだと思います。 今日の帰りの会、 「何か連絡ありますか?」 と聞いたところ、フタミンが手を上げ、おもむろに靴下を脱いで、みんなに見せ、 「ここに穴が開いています。これをユースケさんといっしょに縫いたいです」 と、まじめな顔して言いました。 何でこれがみんなへの連絡事項なのかと思いながらも、大笑い。 でも、こういうことが帰りの会の「連絡事項」として出てくるところがぷかぷかのおもしろいところです。 障害者は社会に合わせないとだめ、といわれます。社会に合わせ、私たちと同じになったら、穴の開いた靴下の話が連絡事項と…
「ブログリーダー」を活用して、ぷかぷかくんさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。