もっと広がりのある世界、 人がもっと自由になれる世界、 多様な価値が生まれる世界、それを伝えたくて。
新しいホームページ、公開しました。 以前のホームページに比べ、ぷかぷかが何をやっているかがとてもわかりやすくなったと思います。 トップページに鯨の絵があります。どうして鯨の絵なのか。ホームページをデザインした田中さんはこんなふうに書いています。 ・目指すべき世界、というかそもそも世界はこんなふう ・多様・グラデーション・ごちゃまぜ ・意味があるものと意味がわからないものの同居 田中さんはママボノから引き継いでぷかぷかに関わるようになったのですが、ぷかぷか日記を読んで、「なんとしてもやりたい」と思ったそうです。思いがいっぱいあるのに、それを伝えきっていないことが、前のホームページを見るとすぐにわ…
ぷかぷかの活動の幅がぐんぐん広がって、今までのホームページでは、その活動の内容をうまく伝えられなくなっていました。 今のホームページは高崎がぷかぷかを作りながら、とにかく情報を詰め込んでいった、という感じで作ったので、情報がうまく整理できていません。情報のてんこ盛り状態です。 てんこ盛り状態のところへ、更に新しい情報がどんどんたまって、はじめてホームページを訪れた人にとっては、何をやっているところなのかよくわからなかったのではないかと思います。3年ほど前、サービスグラントのママボノさんに情報の整理をお願いし、かなり整理はできたのですが、新しいホームページの構築、というところまでは行きませんでし…
『道草』という映画の解説がすばらしいです。 はみ出していく よし、はみ出していこう 暮らしの場所を限られた人たちがいる。 自閉症と重度の知的障害があり、自傷・他害といった行動障害がある人。 世間との間に線を引かれ、囲いの内へと隔てられた、そんな世界の 閉塞を、軽やかなステップが突き破る。 東京の街角で、介護者付きの一人暮らしを送る人たち。 タンポポの綿毛を飛ばし、ブランコに揺られ、季節を闊歩する。 介護者とのせめぎ合いはユーモラスで、時にシリアスだ。 叫び、振り下ろされる拳に伝え難い思いがにじむ。 関わることはしんどい。けど、関わらなくなることで、私たちは縮む。 だから人はまた、人に近づいてい…
8月3日(土)みどりアートパークホールでぷかぷかの映画の上映会をおこないます。上映するのは『ぷかぷかさんカナダをゆく』(50分)、『Secret of Pukapuka』(27分)、『第5期演劇ワークショップの記録』(60分)、『ぷかぷかすごろくワークショップ』(17分)、『哲学対話』(15分)、『ぷかぷかPR動画』(10分)、『ぷかぷかさんのいる町』(9分)、のなんと6本立て! 全部いっぺんに見るとすごく長くて疲れるので、『ぷかぷかさんカナダをゆく』と『Secret of Pukapuka』は午前10時から、あとの映画は午後1時半からにします。 『ぷかぷかさんカナダをゆく』は一昨年カナダのバ…
日本フィルハーモニーの「みる、きく、さわる オーケストラ!」に出演した大ちゃんと江原さんのコラボを見に行きました。 地下の小ホールでの演奏で、日本フィルメンバーによるソロコンサートの中で江原さんとコラボ演奏しました。持ち時間が10分と限られていたこともあって、大ちゃんの紹介は特になく、ひたすら演奏をしていました。江原さんにとっては大ちゃんはもう障害者ではなく、紹介する必要もない大切なパートナーなんだと思います。お客さんはダウン症の青年が演奏しているのを見るというのではなく、ただただ一人の青年がすばらしい太鼓の演奏をしている、という感じで見たのだと思います。それくらい大ちゃんの演奏はすばらしいも…
RAYくんのすばらしい世界を紹介するホームページがリニューアルされました。 当事者、あるいはその関係者からの発信があって、始めて私たちはその人の存在を知ることができます。 RAYくんのお母さんは昨年ぷかぷかに見学に来られました。RAY君の作品をいくつか見せてもらい、これはホームページ作って、RAY君の作品を社会に向けてどんどん発信しないともったいないですよ、みたいな話をしました。 そのときの話がきっかけでお母さんはすばらしいホームページ作りました。そして今回のリニューアル。ぜひ見てください。 ray-art.info お母さんがこういう発信をしなければ、RAYくんのすばらしい作品、世界は誰にも…
思うことがあって、昔「子どもとゆく」という小さな雑誌に書いた「30周年を遊ぶ」を読みました。 全校生で1年かけて芝居作りをする活動が学校の運営委員会で評価され、30周年の企画を任されたときの記録です。 子どもたちみんなが30周年をお祝いする気持ちになるにはどうしたらいいか、をかなり時間をかけて考えました。そこから出てきたのが三ツ境養護学校なので「三ツ境ようこさん」の30歳の誕生パーティをやろう、という企画。それと30年という歴史を肌で感じるような様々な企画、記念モニュメントと称してみんなで中庭に池を掘る企画、30年前の給食を実際に作ってもらって食べる企画など、子どもたちが楽しめる企画ずらりと並…
昨日夕方コメダ珈琲店で珈琲すすりながら『ぷかぷかな物語』の最後に入れる著者プロフィールを書きました。で、すぐ編集者に送ったのですが、「長い!」と一蹴され没に。でもせっかく書いたので、捨てるのももったいないと思い、ここに載せます。 養護学校で働いているとき、あれができないこれができないとできないことだらけの障がいのある子どもたちに惚れ込んでしまった。ここからが全く想定外のおもしろ人生。毎日がはちゃめちゃに楽しくなりましたね。それまで、毎日が楽しい!なんて人生はなかったですから。 こんなに楽しい毎日を過ごしながらお金がもらえるなんて、こんなに幸せな商売はない、としみじみ彼らに感謝。定年後もこの人た…
周りにたくさんいる子どもたちと、ふつうにつきあう。たったそれだけのことなのに
「あの空気感はどうして生まれたんですか?」と題したブログをシェアした人が 《 そんな空気感に少しでも近づけるといいな、と特別支援学校にいてますます思う今日この頃 》 と書いていました。この方は福岡で私の話を聞いた特別支援学校の先生です。 ぷかぷかさんがたくさんいるのに、あの空気感が生まれないなんて、すごくもったいない話だと思いました。 どうして生まれないのか。それは学校というところが、何するにしても「指導」「指導」の上から目線のつきあいだからだと思います。私は教員を30年やりながら、この「指導」というものについになじめませんでした。 重度障害の子どもたちに出会ってから、なんか自分の方がえらいと…
4月6日(土)に茅野で「LIght Up Blueちの」の「ドキュメンタリー映画上映&トークセッション」に参加します。 実行委員長の山室さんがFacebookにこんなふうに書かれています。 ●● ぷかぷかさんにお訪ねした時に感じた ”素のままの心地よさ“ が伝わる時間になればいいなと思います。 ありのままの自分にかえる時間ありのままの姿を見留める時間見えているのに、見ようとしなかった姿に気づけるかも。いろいろな個性が集まって、その凸凹が繋がったとき、きっとすてきなカタチの ”まぜこぜ“ の社会への入口が見えてくる… (かも♪) ●● その居心地のいい場所をどうやって伝えるかが、とてもむつかしい…
昨日ヨコハマアートサイトの2018年度の事業報告会「アートの取り組みから地域文化を考える」がありました。 27もの団体が集まり、1グループわずか3分でしたが、全部終わるのに3時間もかかる、長丁場の報告会でした。 ぷかぷかは若手のホープ近藤が報告しました。若い新鮮な言葉で報告してほしい、と報告会の直前に無茶振りしました。引き受けてくれた近藤さんに感謝、です。 「金沢文庫芸術祭」「心に響く打楽器作っちゃおう」「横浜下町パラダイスまつり+よこはま若葉町多文化映画祭」「手作り紙芝居コンクール」「石川町ストリートアートプロジェクト」「大岡側アートプロジェクト光のぷろむなぁど」「カドベヤ・オープンDAYー…
『pukapukaな時間』Vol.2ができました。 『PukaPukaな時間』は、ぷかぷかさんがいることで生まれるほっこりあたたかな、豊かな時間です。 この写真から感じる幸せ感こそ大事にしたいと思うのです。赤ちゃんも安心してテラちゃんにもたれかかっています。赤ちゃんが感じた「安心感」は、どこから来るのかな、と思います。 近所の子どもが何か聞きに来たようです。リエさんがのんびり対応しています。 なんとものどかな時間が流れています。幸せを感じます。 訓練、指導、支援しないと社会に適合できない、といわれることの多い彼ら。そのままではだめだ、というわけです。 その圧力は当事者の方、保護者の方たちに大変…
昨年12月におこなった青葉区役所での人権研修会の映像がまとまりました。人権研修会は人権について研修するのですが、人権についての抽象的な話よりも、人権問題の当事者、つまり障がいのある人たちと直接ふれあうのがいい、と「すごろくワークショップ」をやりました。 人権研修会、という堅い名前の研修会で、みんなでサイコロを振って、楽しいすごろくゲームをやるのです。あちこちで笑い声や歓声が上がります。歌を歌いながら手を繋いでぐるぐる回っている人たちもいます。輪になって飛び上がりながら足のじゃんけんをしているグループもあります。必死になって腕相撲をしている人たちもいます。みんな楽しそうです。みんなすてきな笑顔で…
本棚を整理していて、27年前の養護学校の生徒、卒業生と地域の人たちのワークショップの記録の本が出てきました。 第8期なので、1984年から始めたワークショップの8回目の記録です。6ヶ月かけて芝居を作る、というのは第1期からやっていて、最後の発表会の前日は会場の生活クラブ旭センター2階の集会室に泊まり込んで、合宿のような雰囲気で芝居を作りました。台所があったのでみんなで自炊しました。布団は貸し布団です。明け方までかかっても、まだ芝居ができないときもあって、本当にふらふらになって本番に臨んだこともあります。いい思い出です。 ぷかぷかさんたちと地域の人たちがいて、そこにフラットな関係があれば、いつの…
日曜日深夜1時からあったTBSラジオの報道ドキュメンタリー『SCRATCH 差別と平成』はすごく聞き応えのある番組でした。ヘイトスピーチとか、国会議員による生産性発言とか、この平成の時代にある差別の構造と相模原障害者殺傷事件をうまく結びつけて語っていました。全体の構成といい、音楽の使い方といい、緊張感のある間の取り方といい、ラジオで伝えることのすばらしさを感じさせる番組でした。ふだんラジオをほとんど聞かないので、新鮮な思いで聞きました。テレビよりもはるかに集中して聞くので、伝えようとしていることが体にしみこんでくるような感覚でした。 headlines.yahoo.co.jp ただ一点、違和感…
2月23日(土)にあったパン教室の報告です。10名を超える地域の人たちの参加があり、いつものように歌あり踊りありの楽しいパン教室でした。 作ったのはナン、豆カレー、さくら蒸しパン、レーズンスティック、スープでした。 「このなんとも言えない自由な雰囲気が最高!」っていっていた参加者の方の感想です。 ●● 高崎さんの講演会を拝聴したのは5年くらい前だったと思います。 私の心の中で、ずっと気になっていたパン屋さんの存在でした。 長女が霧が丘にある習い事のお教室に通い始めたのをきっかけに、やっとぷかぷかさんの所在地を発見することが、出来ました💞 甘いものが苦手な彼女が、ぷかぷかさんのクリームパンを一口…
ぷかぷかに遊びに来た子どもたちです。 なんだか見てるだけで幸せな気持ちになります。 ぷかぷかは子どもたちがこんな笑顔でいられる場所です。 多分、子どもたちの中のぷかぷかは、こんな笑顔でいられる場所として記憶されます。 子どもたちが大きくなっていくとき、いろんな機会に障がいのある子どもたち、人たちに出会います。そんなとき、ぷかぷかの記憶は、障がいのある人たちに対して上から目線ではない、フラットな関係を作ってくれます。 将来、社会を担うようになったときも、こんな笑顔でいられた場所の記憶は、障がいのある人たちを社会から排除するのではなく、いっしょに生きていった方がいいよ、っていう方向に社会を引っ張っ…
昨日のブログで結婚式で使うプチギフトと豆本の紹介をしました。 このプチギフトと豆本、結婚式の会場で、きっと話題になります。話題になる、というのは、ぷかぷかさんの作ったものを通して、障がいのある人たちに出会う、ということです。「えーっ!これ障がいのある人たちが作ったの? 素敵!!!」って。 結婚式で障がいのある人たちに出会う、なんて、そうそうあることではありません。この思ってもみない出会いは、新しい物語を生みます。プチギフトと豆本の生む物語です。 誰かが、私の結婚式でもこれ使ってみようかなって思って、問い合わせをします。いろいろ話を聞いているうちにぷかぷかに行ってみようかな、って思ってぷかぷかに…
デフパペットシアターひとみの大里さんが結婚式でお客さんにお渡しするプチギフトをぷかぷかに発注しました。オリジナルクッキーといっしょに、お二人の出会いを物語る豆本を作りました。 中を開くと そして作家さんたちが思いを込めてお二人の絵を描きました。 ぷかぷかさんたちのおかげで、こんなに楽しい豆本ができました。結婚式の会場にほっこりあたたかな空気が漂います。作家さんたちの原画も会場入り口に飾るそうです。 ぷかぷかではこういう仕事もこれからどんどん引き受けていきたいと考えています。プチギフトと豆本、お考えの方、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。 クッキー:045-923-0277 おかし工房にじいろ …
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