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  • 本の校正原稿が上がってきました。

    ぷかぷかの本の校正原稿が上がってきました。 自分で書いた原稿ですが、すごく楽しかったです。あらためてぷかぷかっていろんなもの作り出してきたんだなぁ、と思いました。ぷかぷかがどんな風にして障がいのある人たちの「社会モデル」を作ってきたかがよくわかります。 目次はこんな感じです。そうそう、本のタイトルは『ぷかぷかな物語』です」 前書きだけちょっと紹介します。 ●● はじめに 横浜市緑区霧ヶ丘に「ぷかぷか」というおもしろいお店があります。 パン屋、お惣菜屋、アートスタジオ、ごはん処があって、障がいのある人たちが働いています。 と書くと 「ああ、福祉事業所か」 とたいていの人は思います。 でも「ぷかぷ…

  • ワークショップは新しい時代を切り開いている

    演劇ワークショップの報告書をヨコハマアートサイトに提出しました。 報告書の項目の中に「事業継続に当たっての課題」というのがあります。ここはやはりタカサキがだんだん年取ってきたので、演劇ワークショップの事業を引き継いでくれる人を早急に探す必要がある,ということが大きな課題です。 ぷかぷかは多分私がいなくても回っていきます。でも、演劇ワークショップについては、なかなか厳しいな、というのが正直なところです。 ワークショップの進行は演劇デザインギルドにやってもらっているのですが、それでも丸投げ、というわけにはいきません。どういう思いでやっているのかをいつも伝える必要があるし、ワークショップをやっている…

  • こんな大人たちもいるんだよ、というメッセージ

    7月15日(月・祝)みどりアートパークホールでオペラ「ロはロボットのロ」をやります。 パン作りが好きなロボットが主人公の子ども向けの楽しいオペラです。ぷかぷかをはじめる前、もうけが出たら地域の子どもたちにこのオペラをプレゼントしよう、なんてとんでもないことを思いついたのが、そもそもの始まりです。 お菓子やおもちゃをプレゼントする、のは誰しも思いつくことです。オペラをプレゼントするなんてのは、多分あまり思いつきません。でも、ぷかぷかをはじめる前、タカサキは突然思いついてしまったのです。1ステージ80万円もします。 80万円もするステージなんて、ふつうは絶対に手を出しません。でも、子どもたちに夢の…

  • 「障害」と「障がい」

    『なぜ人と人は支え合うのか』(渡辺一史著 ちくまプリマー新書)は、おもしろい本でした。中に《「障害者が生きやすい社会」は誰のトクか?》という章があって、いろんな気づきがありました。 少し長いですが、話を引用します。 《障害の「医学モデル」と「社会モデル」について》 障害とは、病気やケガなどによって生じる医学的、生物学的な特質であり、障害の重さは、障害者手帳の等級によって示されます。こうした考え方に代表される障害のとらえ方を「障害の医学モデル」といいます。 これに対して、1970年代頃から世界中で活発化した障害者運動や、多くの障害当事者たちの自立生活の実践などを経て、「障害」とはそんな単純なもの…

  • 社長さんたちが研修に

    印刷業界の社長さんたちが、北は北海道から南は九州まで11名もぷかぷかに集まって研修会をやりました。昨年の秋、印刷業界のCSR情報誌で「障害者雇用」を特集した際に、ぷかぷかしんぶんの記事「生産性のない人が社会に必要な理由」が載ったことが発端で、研修会がもたれました。 CSR情報誌にはこんなことが書いてありました。 特集 戦略的障害者雇用 横浜市緑区で、カフェベーカリー、総菜店、アートスタジオなどの障害者施設を運営するNP O法人ぷかぷかが発行している『ぷかぷかしんぶん』8月号に載ったコラム。タイトルは「生 産性のない人が社会に必要な理由」。ぷかぷかに通い、毎日郵便局に売…

  • 小さな気づきが人を変え、社会全体の価値観を変えていく

    今朝アップされたIshizukaさんのブログにおもしろいことが書いてあったので紹介します。 テラちゃんと友達になって、いろんなメッセージが送られてきます。 ●● メッセージには、てらちゃんの過ごした日常の色々なことが綴られている。油揚げを薄切りしたこと、レタスを洗って蒸し鶏と一緒に盛り付けたこと、お皿を並べたこと、ホットほうじ茶を飲んだこと、ご飯を決まった分量測ったこと、サラダの仕込みをしたこと、お団子やラーメン、そのほか色々な美味しいものを食べたこと、そんな小さな出来事がたくさんの絵文字と共に綴られ、そして最後に必ずこの言葉が書いてある。 昨日、今日どこに行きましたか? 自分でも思いもよらな…

  • 50年前の価値観が変わっていない。

    1970年、横浜で脳性麻痺の子どもを母親が将来を悲観して殺してしまうという事件がありました。当時、そういう事件がたびたびあり、そのたびにマスコミは「施設がないが故の悲劇」「かわいそうな親を救え」という論調でした。横浜の事件では、子育てに疲れ絶望的になった母親への同情が地元町内会などの減刑嘆願運動となって現れました。 これに対し、脳性麻痺の人たちの運動体「青い芝の会」の横塚さんは 「重症心身障害児に生きる権利はないのか」「罪は罪として裁け」 と主張しました。「殺される側」の障害者からの発言は大きな反響を呼び、裁判では、当時としては異例の(執行猶予つき)「有罪」判決が出ました。 「施設があればあの…

  • 生徒たちが考えたお話

    昔、三ツ境養護学校で全校生で1年かけて芝居作りをやったことがあって、そのときの資料でおもしろい話があったので紹介します。生徒たちのアイデアからテーマを決め、そのテーマに沿って1年かけて(正確には4月から11月末の文化祭まで)、生徒たちのアイデアを生かしながら芝居を作っていきます。 「太陽サンサンサン」というのがテーマに決まった年がありました。話を進めるのにいろんな問題を出します。このときは 「太陽がサンサンと光り輝く日、君たちは何がしたい?」 という問題を出しました。いろんなアイデアが出てきたのですが、一番おもしろかったのは 「つめたいこうちゃをおれとかのじょとのみほしたいぜ たばこをいっぷく…

  • 「そういう立場に自分が立たされたらどう思うんだろう」 って想像すること

    先日、東洋英和の学生さんがぷかぷかのPR動画を作る話を書きました。 pukapuka-pan.hatenablog.com 映画『Secret of Pukapuka』の中でダウン症の子どもを持つお母さんが子どもが生まれたときの絶望的な気持ちを語る場面があって、その気持ちを受けて、学生さんは 「自分も結婚して子どもが生まれ、ひょっとしたらその子が障がいを持っているかもしれない。そのとき自分はどんな風に思うんだろう」 と、想像を膨らませます。 今までたくさんの女子大生がこの映画を見ているので、同じようの思った人はいるかもしれませんが、今回のように明確に口にした人は初めてです。 「自分に障がいのあ…

  • なーまーねーこ、なーまーねーこ…アキハバラ

    先日、今年度のワークショップの反省会と次年度の打ち合わせをやりました。 お客さんがたくさん入り、そのお客さんにすごく支えられて舞台が盛り上がった、と舞台監督の成沢さんは強調されていました。ぷかぷかの出番の頃は立ち見まで出たそうです。 5年前はじめた頃は、客席の半分も入らなかったので、それを思うと、やはり表現の市場でやろうとしていること、ぷかぷかがやろうとしていることが少しずつお客さんに伝わって、それが今回の結果を生んだのではないかと思っています。こつこつやり続けること、情報を発信し続けることがやはり大事だと思います。それとなんといっても、いい舞台を作り続けることです。 あらじん、はっぱオールス…

  • 彼らといっしょの人生ってすごく楽しいのかも

    東洋英和の学生さんが二人、ぷかぷかのPR動画を撮りたいといってきました。東洋英和女学院大学国際社会学科EIWAプロジェクトの人たちで、3月半ばに十日市場で開催されるイベントに十日市場駅周辺と大学周辺の飲食店に焦点を当てたPR動画の公開と飲食店マップを配布するそうです。ターゲットは主として女子大生だそうで、テーマは「また行きたくなるような飲食店」です。 東洋英和の学生さんにはもっともっと来てほしいと思っていたので、すごくうれしい企画です。ただ、おいしいパンやお弁当だけのPR動画を作ってもらっても、ぷかぷかのほんとうのPRにはならないと思ったので、『Secret of Pukapuka』の映画を見…

  • いきなり直球の質問

    2月9日(土)、大雪の予報が出る中、福岡まで行ってきました。 空港に着いても、雪は降ってなかったので、 「ラッキー!」 と思ったのですが、肝心な飛行機は「天候調査中」で、飛ぶのかどうかはっきりしません。そのうち「除雪のため大幅に遅れます」のアナウンス。慌ててその旨、福岡に電話。前日に、遅れた場合はこうやって下さい、とメールをしておいたのですが、なんとも落ち着きません。 定刻の40分遅れで、搭乗手続きが始まりました。これならなんとか間に合う、と喜んだものの、機内に入ってから、 「翼の上に雪が着かないように薬をまきます。ほかの飛行機もみんなこの作業をするので、しばらくお待ち下さい」 のアナウンス。…

  • なんか、息子を見ている感じになってきて、愛おしくて思いっきりもらい泣きしてしまいました。

    ぷかぷかのファンの方が、何度ぷかぷかに通っても、ついつい教育者目線になっていたり、どうしても「してあげる」というスタイルが抜けない自分がいて、なんだかよくわからなくなって、思い切って演劇ワークショップに参加。ぷかぷかさんとの関係が一挙に変わったお話です。 ●● 算数・数学が苦手な子供たちの学習支援ボランティアをしていく中で、生きづらさを感じている子どもたちと接する機会が多くあります。この生きづらさは何だろう。社会が大人がギスギスイライラしているから?常に評価の中にさらされて、「できない」を「できる」にすることを良しとする学校?みんなある程度同じ枠の中にいないとおかしい?この子達は見えない圧力を…

  • ぷかぷかさんと一緒に立った舞台、やり切った感、ハンパなかった。涙がこぼれ落ちてしまいました。

    栃木から毎回新幹線を使ってワークショップに参加した親子のすばらしい感想です。これほどまでの言葉を引き出すぷかぷかさんの存在の大きさをあらためて思います。 ●● 1・また来ます! あふれ出る涙がとまりませんでした。本番終わってみんなで輪になったとき、“泣かんよ。笑顔で終わるとよ”って決めていたのに。今日で終わりか、また会いたいな。そう強く思いました。 始発のバスに乗って新幹線へと乗り継ぎ、約3時間の道のり。月一回とはいえ、最後までやりきれるかいな… どうしようかと迷いました。その一方で、やまゆり園事件の被告と底流で繋がっていると言う息子… なら、一度一緒に体感してみればいい。高崎さんの言う「障害…

  • 障害を持っているからと言って人間として劣っているなんてところは一つもない。

    桜美林大学の1年生の学生さんがサービスラーニングという授業の一環でぷかぷかにやって来ました。サービスラーニ ングとは、大学での授業とフィールドでの活動を両輪にして動く学習のことであり、教室での学びである学術的知識を 地域社会への貢献に活かし、地域が抱える課題を住民の方達と共に解決していくことを目標とする授業だそうです。 「課題を共に解決する」はともかく、ぷかぷかさんとの出会いは学生さんをずいぶんと揺さぶったようでした。その新鮮なレポートを紹介します。 ●● 1,支援を超える障害者との共生 私は小学生の時から地 元の手話サークルに参加をしたり、中学生になってからは積極的にボランティア活動も行って…

  • 学生さんとぷかぷかさんが一緒に絵巻物作り

    ぷかぷかの近くの創英大学でぷかぷかさんとの出会いを振り返るために、それぞれで詩を作り、それをまとめて「みんなの詩」にしました。 ぷかぷかさんに出会う前と出会ったあと、自分の中にどんな変化があったか、をテーマに4〜5行の詩を書いてもらいました。それをグループの中で発表したあと、詩を一行ずつ切り離します。それぞれのことばをシャッフルし、似たようなことばを集め、「みんなの詩」として構成し直します。 そうやってできあがった詩がこれ。 (Aグループ) すべてドキドキのはじまり そして、人生ドキドキのはじまり 生きているということ 出逢う前は ただの創英生 不安だったこと 出逢いのすべてにドキドキ どっき…

  • 苦労のはるか先をいつも見ていた気がします。

    ぷかぷかのお店ができる前、家具デザイナーの小林さんがお店の絵を描いてくれました。 これを元にああしたい、こうしたい、と二人で夢を語り合いました。小林さんはパン屋なんだから、お店の中に小さな麦畑を作ろう、そばには小川を流そう、と大胆な夢を語っていました。麦も小川も夢に終わりましたが、でもそんな話をしてる時って、なんか、一番楽しかったな、と思うのです。 小さなお店の中に麦畑を作るだの、小川を流そう、なんて実に荒唐無稽の話なのですが、そういうお店があると楽しいなぁ、なんてふと思い、それを実現させるためにはどうしたらいいかをいろいろ考えたりしました。だから夢はどう転んでも楽しいのです。 ぷかぷかがいつ…

  • 映像にはしんごっちのメッセ−ジが…

    『横浜に子どもホスピスを〜新しいゆめのかたち〜』の 新しい映像ができました。 www.youtube.com 元ぷかぷかさんで4年前、脳腫瘍で亡くなったしんごっちのお母さんがこの「横浜に子どもホスピスを」の設立に奔走していました。 映像を見て真っ先に思ったのはしんごっちのことでした。しんごっちがここにいる!って思いました。 しんごっちは生きる楽しみを見つける名人でした。脳腫瘍の手術のあと、余命数ヶ月、といわれる中で、しんごっちはベッドの上でわくわくするような動画を自分のiPhoneで撮っていました。 何かが入っている箱を開けていく動画です。パッケージが少しずつほどかれて、何が出てくるんだろう、…

  • 上映会とトークセッションの前に詩の朗読と歌

    2月9日(土)福岡で上映会、トークセッションをやります。 教職員組合の主催ですが、誰でも参加できます。昨年7月に相模原障害者殺傷事件2年目の追悼集会で上映会とトークセッションをおこなった筑豊の「虫の家」 の理事大場さんが企画してくれました。 ただ上映会、トークセッションをやるのもおもしろくない気がして、上映会の前に簡単な詩を読むワークショップをやろうと思っています。 谷川俊太郎の「うんこ」の詩の朗読をやろうと思っています。朗読は、集中してやると、人の心と体をほぐします。1月14日に福岡でワークショップやったときも、コミュニケーションゲームのあと、障害者雇用という重いテーマでワークショップを始め…

  • 舞台に立ち、ライトやお客さんからの拍手を浴びるというのは、こんなにも人を輝かせる

    ワークショップの進行役をやった倉田春香さんが表現の市場についてのブログをシェアしてくれました。そのFacebookに、とても素直な感想がアップされていましたので紹介します。舞台に立つぷかぷかさんたちの輝きをよく伝えています。 ●● 実はBonds of Heartの活動とは別に、こちらのワークショップにも進行役で関わらせて頂いておりました! 横浜にある、知的障害の方達が働くパン屋さん「ぷかぷか」主催の演劇ワークショップ! 8月から月一回、ぷかぷかさん達(知的障害を持つ方達)と地域の方達が、約半年間のワークショップを経て、最終的にホールで発表するものです。 今回で5回目となるこのワークショップ。…

  • 生きることは表現であり、もっと自由に楽しんで踊ればいい

    5回目の「表現の市場」。5年前の1回目の時は、会場の半分もお客さんは入らなくて、とても寂しい思いをした覚えがあります。それが今回はほぼ満席。ぷかぷかの舞台の時間は、後ろの方は立ち見だったそうです。すごい盛況でした。それだけぷかぷかのメッセージがあちこちに届き、人々が会場に足を運んだのだと思います。何よりもこの5年間で、ぷかぷかのファンの方が格段に増えました。 「表現の市場」は「障がいのある人たちとは、いっしょに生きていった方がトク!」をダイナミックな形で表現した舞台でした。人を揺り動かすほどのチカラあるメッセージを舞台で表現できたと思います。 相模原障がい者殺傷事件に対して、「共生社会を作ろう…

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