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てる子俳句
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加古川市
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2013/08/31

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  • 『青ふくべ』の句集から(91)

    働かぬてのひらうすし水中花長いお休みをいただいていました。ようやく引っ越してきてそのままになっていたダンボールを開けます。古い水中花が「外に出してよ!」と。『青ふくべ』の句集から(91)

  • 『青ふくべ』の句集から(90)

    初髪の娘と回転ドア入れ替わる新年になって胃癌手術後息子と近くの焼き鳥を食べに行きました。「少しでも歩くように」と言われ再び俳句誌もまた取り寄せ新しい年を迎えました。『青ふくべ』の句集から(90)

  • 『青ふくべ』の句集から(89)

    蛇穴に入りてすんなり過去を消す娘が若くして亡くなて1年半が経ち新しい住まいにようやく慣れてきました。それが今度は息子が胃潰瘍で緊急入院し胃癌が発見して意を半分切りました。どうも私は子供たちに先に逝かれる運命なのかしら。『青ふくべ』の句集から(89)

  • 『青ふくべ』の句集から(88)

    生きているやうな目をして鵙の贄新しい小さなマンションに引越ししてきて1か月。クーラーをかけるのもドアの鍵を開けるのも風呂に入るのもまだまだ慣れません。それでまだ一人買い物ができないでいます。『青ふくべ』の句集から(88)

  • 『青ふくべ』の句集から(87)

    白蓮の開ききつたるうす濁りアルバムから一枚一枚抜き出し袋に入れてもう人生すべての写真とお別れしました。人生最後になるだろう引越しの日が来ました。今度の引越しはお一人様です。『青ふくべ』の句集から(87)

  • 『青ふくべ』の句集から(86)

    己知ることが大切茗荷の子今年も別荘の庭に変わらず茗荷の子が出ていました。主人が亡くなってもまだ10年毎年顔を出します。いよいよ私も94歳になってまた息子の近くの住まいに移ります。『青ふくべ』の句集から(86)

  • 『青ふくべ』の句集から(85)

    死ぬまでは主婦の肩書梅漬ける娘の相続がもう1年経っても纏まらないようです。それでどういう訳か私の引越しが宙に浮いているらしく・・・。今年も畑で取ってきた梅を漬けれそうです。『青ふくべ』の句集から(85)

  • 『青ふくべ』の句集から(84)

    風立ちて白の叛乱雪柳温かくなって毎朝ベランダに出て日光干ししていた土をプランターに入れて種まきです。運動場では元気に子供たちが走り回っています。どうもこの景色とも今年でお別れです。あまり人生にもおまけがあるようです。『青ふくべ』の句集から(84)

  • 『青ふくべ』の句集から(83)

    涅槃図の余白埋めて歎く声時々昨年亡くなった娘のことを無意識に考えています。結婚するときに反対して今まで心の中で許していなかった自分に気づきました。でもあの時は反対の言葉を出さなかったのが今もしこっていたようです。だから言ったでしょ・・・と今独り娘に声をかけています。『青ふくべ』の句集から(83)

  • 『青ふくべ』の句集から(82)

    寒蜆桶に無数のことば吐く今朝もう何年ぶりにか市場から寒蜆を買ってきて一人蜆汁を。これは主人の好物でこの時期はよく買いに行かされました。店は残っていたのですがおばあさんがなくなってよく似たおばさんに。『青ふくべ』の句集から(82)

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