※FANTIAにも同様の内容を投稿しています。 3月に読んだのはこの6冊。 2月に続いて仕事が忙しくてなかなか読書の時間をとることができなかった。 夏ごろまではこの状況が続きそう。 そして、これまで「可能なら」やってほしいといわれていたマネジメント系の仕事だが、 「可能なら」が無くなって明確にやってほしいといわれてしまった。 一応、徐々にマネジメント側の比率を増やせばよいとは言われていたが、 3月は…
読んだ本の感想を掲載します。
架空戦記や図書館の新着図書で気になったものを読んでいます。 本を読むということは著者との対話であるという考え方から、書かれた内容ではなく著者の姿勢・態度について言及する場合もあります。
Gitが、おもしろいほどわかる基本の使い方33 改訂新版〈バージョン管理、GUI、Sourcetree、Bitbucket〉 著者:大串肇/久保靖資/豊沢泰尚
Gitの解説書では珍しいSourcetreeとBitbucketの組合せでの解説。解説書としては珍しいが一定規模を超える企業ではこの組み合わせはよく見る組み合わせであり、個人開発ではなくチーム開発を意識して複数メンバーでの運用という視点で解説されている。チームとしてどうするか、という内容であるため、マニアックなGitの使い方を求めるのであれば物足りないだろうが、チームでの開発にGitを導入しようとしているのであれば間違い…
マルクス、ケインズ、計画経済などの批判と自然科学、工学が複雑なものを複雑なものとして受け入れていることを取り込んで提唱された概念であるが、残念ながらこれが複雑系経済学である、とはっきりしたものが見えてこなかった。また、複雑系経済学だからこそできることというものも見当たらない。確かに従来の経済学よりは現実を上手く表現できるのかもしれないが、それだけである。もちろん何が起きていたのかを説明すること…
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※FANTIAにも同様の内容を投稿しています。 3月に読んだのはこの6冊。 2月に続いて仕事が忙しくてなかなか読書の時間をとることができなかった。 夏ごろまではこの状況が続きそう。 そして、これまで「可能なら」やってほしいといわれていたマネジメント系の仕事だが、 「可能なら」が無くなって明確にやってほしいといわれてしまった。 一応、徐々にマネジメント側の比率を増やせばよいとは言われていたが、 3月は…
※FANTIAにも同様の内容を投稿しています。 2月に読んだのはこの7冊。 仕事が忙しくてなかなか読書の時間をとることができなかった。 『超武装攻撃編隊【上】新鋭巨大機奇襲作戦 (コスミック文庫)』 著者:林譲治 出版:コスミック出版 『超武装攻撃編隊【下】超弩級空中戦艦、出撃! (コスミック文庫)』 著者:林譲治 出版:コスミック出版 『沈黙の声(翻訳版)』 著者:H・P・ブラヴァツキー 翻訳:星野 …
テスト設計の特集。 職場でテスト設計の話題が出たときに見かけ、 テストは重要というものの体系的に学ぶことがあまりない。 仕事の一環でテストをしているだけではなく、情報処理技術者試験を受験していたり、 一応JSTQB 認定テスト技術者資格を持っていたりするので 知らない人よりも知っているがこれらの範囲を超えるようなことは分からない。 最新の情報や今後につながるような何かしらのヒントがあるかもしれないと思…
マインドフルネスに関する14本の論文集。基本的にはマインドフルネスの効果や科学的根拠、また、どのようなタイミングで実施すればよいかなど肯定的な意見が多い。一方でマインドフルネス目標達成のためのツールと考え「いま、この瞬間」ではなく未来を見ていたり、マインドフルネスと称して瞑想で現実逃避したり、さらにマインドフルネス瞑想を強制してストレスを増大させるようなやり方をしている場合があることも指摘してい…
バレットジャーナルと聞いてイラストなどでデコレーションしたスケジュール帳を思い浮かべるかもしれないが、本来は非常にシンプルなものである。本書は本来のバレットジャーナルの入門書となっていて、バレットジャーナルの基本から著者の使い方、そして一般の人の使用例が掲載されている。一般の人の使用例はある程度デコレーションされているものの、デコレーションを目的としない程度のもの。バレットジャーナルの使い方は…
※FANTIAにも同様の内容を投稿しています。 1月に読んだのはこの13冊。 正月休みは特に出かけなかったので読書の時間をとることができた。 『超武装空母「大和」(1)逆転の奇策!極秘航空艦隊 (コスモノベルズ)』 著者:野島好夫 出版:コスミック出版 『超武装空母「大和」(2)日米航空艦隊、南洋の激突! (コスモノベルズ)』 著者:野島好夫 出版:コスミック出版 『超武装空母「大和」(3)連戦連破!最強機…
脳の外ということには専門家や仲間に頼ることだけではなく、環境、そして自分自身の脳以外を使うことも含まれている。 環境は三上——馬上、枕上、厠上——からイメージができるだろう。 では自分自身の脳意外とは何か。それは心拍であったり呼吸であったり、歩くという動作のことである。 歩くというのはこの中でもイメージしやすいかもしれない。 考えに詰まったとき、少し体を動かすことで解決策を思いついた経験がある…
※FANTIAに同様の内容を投稿しています。 12月に読んだのはこの7冊。 仕事は忙しかったが7冊は読めた。 『皇国の最強艦隊【上】昭和維新成就 (コスミック文庫)』 著者:羅門祐人 出版:コスミック出版 『皇国の最強艦隊【下】日米共闘決戦 (コスミック文庫)』 著者:羅門祐人 出版:コスミック出版 『超訳?手功(スワイショウ、うで振り) (小林文庫)』 著者:小林聖功 『最先端未来兵器完全ファイル (万物図鑑…
(上下巻まとめて) 天皇陛下が直接裁可を下すという体制を構築し、王家を持つ英蘭を支援しつつ米独との戦いを描いている。海軍が主流となり守る戦いのみを目指すも、世界情勢の変化で外地へ赴かなければならなくなる。国内においても旧統帥派と旧皇道派の対立など多層構造で物語が進んでいく。また、戦場で核兵器が使われてしまった後の対応などは非常にリアルである。さらに、ほかの作家ではにおわせる程度だったことをやって…
主にフランス戦略研究財団(FRS)の研究員らによる、タイトルの通り地図とデータをふんだんに用いた軍事論文集。「戦略、原理、手段」として軍事の基礎、「プレーヤー」では欧米やロシア、中国の軍備や特性を解説している。そのうえで、「危機・緊張」では現在の紛争地域や将来的に軍事衝突が起きる可能性の高い地域と当事者や各国の軍がどうかかかわっているかの概要を述べている。「未来の戦争」は少し毛色の異なる内容で、気…
(上下巻まとめて) 戦艦の建造を取りやめ航空主兵となった帝国海軍の戦いを描いている。当初は物量で押していた日本も、米国の反攻により出血を強いられる戦いが続く。スリリングな展開が続く一方で双方決め手に欠ける印象が強く、ずるずると戦いを引き延ばしているような印象を受けた。また、最終決戦も、お互いにそういう作戦ではあるが、遭遇戦のような始まり方で微妙に盛り上がりに欠ける。 最後の台詞でノベルス版を読…
Q&A形式で身近な疑問に回答する形式。宗派の違いは最低限に抑え、仏教の全体像を見せている。また、日常生活に仏教が深く関わっている様子を見せることに重きを置いているようで、宗教としての仏教の解説はかなり抑えめになっている。
(上下巻まとめて) 技術によって戦略が変わるということを描いた林譲二らしい作品。航空産業を軸にして工業技術水準を向上させる過程で、陸軍と海軍で同じ規格のエンジン、戦闘機、そして教育カリキュラムを導入することで生まれた双胴戦闘機「毒蛇」の活躍を描いている。戦闘機に限らず可能な限り規格を共通化することで、生産性や整備性が向上するあたりは技術に携わっていれば納得のいく話である。また、戦闘機のエンジンを…
※FANTIAにも同様の内容を投稿しています。 11月に読んだのはこの3冊。 仕事がかなり忙しくて3冊しか読めなかった。 『地図とデータで見る軍事戦略の世界ハンドブック』 著者:ブルーノ・テルトレ 出版:原書房 『新生・帝国海空軍【上】世界初! 航空電撃戦 (コスミック文庫) 著者:原俊雄出版:コスミック出版 『新生・帝国海空軍【下】米西海岸爆撃 (コスミック文庫) 著者:原俊雄出版:コスミック出版 <ピ…
ハードカバーの専門書として出してもいいぐらいにしっかりとした内容。簡単なものを想定していたのでかなり驚いた。無いのは数式とグラフぐらいで、あとは詰められるだけ詰め込んだという感じで文字も図もぎっしり。目には見えない部分の動きや、動きの仕組みも省略せず図示されていて、自動車の中で何が起きているのかを視覚的にとらえることができる。また、横滑りで曲がっているということを説明していたり、自動車の仕組み…
※FANTIAにも同様の内容と投稿しています。 10月に読んだのはこの9冊。 『超武装戦闘機隊【上】新型「毒蛇」誕生 (コスミック文庫)』 著者:林譲治 出版:コスミック出版 『超武装戦闘機隊【下】米太平洋艦隊奇襲! (コスミック文庫)』 著者:林譲治 出版:コスミック出版 『無条約戦艦「大和」【上】巨砲! 五一センチ砲 (コスミック文庫)』 著者:原俊雄 出版:コスミック出版 『無条約戦艦「大和」【下】激戦…
奈良京都愛知を行ったり来たり。奈良京都は平城遷都1300年や光明皇后遠忌1250年の秘仏開帳にふたりの上人ブームが合わさりなかなかの密度。そこに神社に古墳、さらに愛知の円空仏、鉄地蔵が加わり、観光地を中心に巡っているのにいつも以上に濃密な見仏になっている。美術的な視点と信仰の視点の双方から見ることができるというのは20年以上見続けてきたからこそだろう。一方で今になって上人像の存在に気づくというのも興味深…
ゴールデンガイド篇と銘打ってメジャー処を巡ろうと画策するもいつも通り。内容もいつも通り。旅の楽しさ、横道にそれつつもマニアックな視点での感想が子気味よく綴られている。仏像のあるところがメジャーだとごまかしているが、実のところメジャーだったりする。奈良、京都中心で舞台でおなじみの清水寺にも行っているし、福島は白虎隊所縁の地に赴いている。ゴールデンガイドというには多少マニアックではあるが、どうやっ…
成功を得るためには何をすべきか?ということを検証している。ひたすら練習をするということが重要であり、成功には才能は関係ないという。つまり成功に必要なのは才能ではなく練習であるということになる。にわかには信じがたいことであるが、これを説明するために全体の1/3を費やし、要所要所でもこのことに繰り返し触れている。 音楽大学での研究がそれを証明している。入学時はそれほど差がないのに卒業後の進路には大…
タイトルには反宇宙とあるが実際には量子論のしかもCP対称性の話。ただ、タイトル詐欺というわけではなく、反宇宙を説明するには量子論、そしてCP対称性を説明する必要があるため、それにほぼすべてのページを割いているという状態。実のところ量子論自体がある意味で反宇宙の説明でもあり、反宇宙が存在しない理由も現状ではCP対称性の破れであると理解されているため、反宇宙の説明=量子論の説明となってしまう。 左ペー…
地図の出版社ということで地図をベースに島根県を紹介している。近代史などもかなり多く、神話に頼らない紹介となっているが、やはり神話に引っ張られてしまう。風土記や延喜式に掲載されているような神社が近所にあって子供の遊び場になっているような所だから仕方がないのかもしれない。
※FANTIA投稿記事と同じ内容です。 3月に読んだのはこの9冊。 今月は忙しいせいもあってあまり読めなかったが、1週間に2冊のペースは継続。 『図解 現代の陸戦 (F-Files No.030)』 著者:毛利 元貞 出版:新紀元社 『図解 火砲 (F-Files (39))』 著者:水野 大樹 出版:新紀元社 『図解IATF 16949よくわかるコアツール【第3版】: APQP・PPAP・AIAG&VDA FMEA・SPC・MSA』 著者:岩波 好夫 出版:日科技連出版社…
コレクターグッズに特化した収納術。それっぽいアイテムで見本を作ったり、イラストで紹介するのではなく、本物を使用しているので収納のイメージが付きやすい。紙コップやトイレットペーパーを使った収納はなかなか面白いアイデアだった。本物を使っていることもあり半ばコレクション披露の場になっていて、それを見るのもまた楽しい。
※FANTIA投稿記事と同じ内容です。 2月に読んだのはこの15冊。 今月もかなり読めた。 比較的薄い本が多いものの、特にやることがないときは本を開くようになったので読書の習慣が戻りつつある。 今月も量が多いので簡単なジャンル分けをしながらリストアップ。 軍事 『図解 空母』 著者:野神 明人 出版:新紀元社 『図解 潜水艦』 著者:高平 鳴海 出版:新紀元社 アジア地区もキナ臭くなってきた。 こ…
普段特に気にすることなく使っている"西暦"の歴史。この西暦はキリスト年紀でもあるが、その発想がキリスト教を迫害していたローマ皇帝からもたらされたものというのが面白い。そのキリスト年紀が歴史の記述に使われるようになり、紀元前が発明され、世界に広がり受け入れられていく様子が描かれている。それぞれの国に暦はあり、また、キリスト教を起源に持つということで導入に際しては宗教色を消すよう注意がなされており、…
コミックウォーカーでお勧めに出てきて読んでみたら結構面白かったので連載を最後まで追いかけてしまった。悪役令嬢に転生してしまったことに気づき破滅の運命から逃れようとするところから始まるのだが、そういったこととは関係なく押し寄せてくる千葉県に主人公が翻弄されるだけの漫画。連載を読んでいるときはその場のノリで書いていたように思えたが、読み返してみると伏線もしっかり張ってあって意外としっかりしていた。…
かつては理論科学と呼ばれていた物理化学の参考書。原子構造からエントロピーあたりまでの領域をカバーしている。エネルギーが絡んでくると少々ややこしくなってくるが、それでもかなり分かりやすくまとめられていてなんとなくわかった気になれる。特に結合や分子構造といった化学の土台となる部分は非常に分かりやすかった。高校生の時にこの本があればもう少し良い成績が取れたのに……。大学生向けに書かれているので踏み込…
※FANTIA投稿記事と同じ内容です。 1月に読んだのはこの17冊。 かなり読んだ。 正月休みだったり、100ページに満たなかったり、図・写真が多かったりと文字数の少ない本が多かったり。 あとは風呂で読んでたりして読書の時間が増えたのもある。 量が多いので簡単なジャンル分けでリストアップ。 自己啓発 『自分を導く普遍の真理 思いと結果の法則』 著者:ジェームズ・アレン 出版:パンローリング株式会社 …
開発チーム内にアジャイルのやり方を導入するのは形式的なものであったとしてもそれなりに上手く回るしそれなりの恩恵を得ることができる。しかし組織全体にアジャイルを導入するとなると非常に困難なものとなる。今の作業をアジャイルプラクティスの名称に置き換えただけで実際には何も変わらない。本書では組織にアジャイルを導入するためのアドアイスをしてくれる。まずアジャイルとは何か?から「顧客から始める」「早期か…
これまでに二人が見仏してきた寺院のリストやみどころ、見仏するときの注意点、そして見仏記を掲載した見仏のガイドブック。TVで放送されているものも見たことがあるが、本当に楽しそうに見仏している。二人の様子をみていると仏像を見ることは別に特別なことではないのだと思えてくるし、見仏に行きたくなってくる。
ざっくりとミサイルの仕組みや種類を知るには十分の内容。一応、相互確証破壊にも触れているものの、ミサイルそのものを主体としているため仕方のないところではあるが、戦略や戦術におけるミサイルの役割についてまではちゃんと触れていないので、その方面について知るためには別の本をあたった方が良い。とはいえ、相互確証破壊にも触れているのであれば、現在の核ミサイルの定義は米露間のものでしかないことや、威力が小さ…
入ってきた仕事を翌日以降にスケジューリングする。たったそれだけなのに仕事が進む。もちろん、すぐやらないといけない仕事、今日中の仕事が入ってくる場合もあるが、それも考慮したシステムになっている。各章のエクササイズではそれらの仕事の振り分け方について学ぶことができ、何をやってはいけないか、が明確になる。 一気にたくさんの仕事を片づけるダッシュ法も面白い。仕事を5〜10分で次々と変えていくやり方であ…
刀剣用の玉鋼を作るために行われていたように語られるが、実際には「製鉄」であり、決して玉鋼だけを作っていたわけではない。明治時代に衰退し一度は途絶えたが、戦後、刀剣用の玉鋼を作るために復興したが、そのイメージが先行し実情が伝えられていない。丹念な取材と発掘により、そのようなイメージで語られがちな「たたら製鉄」の実際を明らかにしている。100ページに満たない冊子であるが、山陰の「たたら」が凝縮されて…
ボールペン軸の入れ替えからノートカバーの改良、レザークラフトによるペンケース、スマホケース作成など改造の域にとどまらない。改造の方向性に同意しかねる部分もそれなりにあるが、手を動かすことを拒否する人が増える中、「ないものは自分で作る」という考え方には全面的に同意できる。気に入らない延々と文句を言うだけで何もせず、挙句、文句を言うどころか、言わなくても直してもらえて当然という態度では何も解決しな…