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もしもし、もじもじ研究所です。 https://mojimoji37.blogspot.com/

筆文字について気ままに考えるブログです。書道や文字の成り立ち等に関心のある方は一度覗いてみて下さい。

「今日の一字」や文字の移り変わり解説など、自身が書いた筆文字を必ず掲載しています。筆文字文化の素晴らしさを正しく伝えて行きたいと考えています。

mojimoji37
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門真市
出身
茨木市
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2013/07/12

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  • お盆に思うこと

    昨日は 、京都五山の送り火。 一昨日は終戦の日、と日本において、この時期はやはり特別な思いをいたすものであります。 国の為に若くして命を捧げた人たち、戦地で抑留され無念にも帰国できず命果てた人たち。 そして、自分の先祖や親、身近な人たちのことを。 今年、人一倍元気だった同級...

  • 楷書は難しい

    楷書は難しい? 確かにそう思います。現代の書体である楷書は、中国・唐の時代(618~907年)にはすでに完成していて、それ以後新しい書体は生まれず、つまり1400年近く使い続けられてきたわけです。 元々、隷書に代わる正式書体として生み出されたものですが、大量に文字を書...

  • 万葉仮名

    今日も、かな文字の歴史について考えたいと思います。 大陸との交流の中で、日本にも漢字が入ってきて、五世紀頃には日本語の固有名詞などを漢字の音を借りて表すようになってきたことが考古資料からわかっています。(前回参照) 聖徳太子の時代(574~622年)には、隋との...

  • かな文字の世界

    今日も、かな文字について考えてみたいと思います。 そもそも、日本人が文字を使い出したのはいつか、というと定かではありません。 漢字は、中国から一世紀頃に日本に伝わっているようですが、金印や銅鏡に刻まれている中国の文字としての伝来にすぎず、日本の文字としての運用は五世紀頃...

  • かな文字について

    今日は、日本の文字、すなわち平仮名(ひらがな)について考えてみようと思います。 写真は、大阪府堺市にある老舗(しにせ)の蕎麦屋(そばや)の暖簾(のれん)です。 何てか書いてあるかわかりますか? 現代人には、さっぱりわかりませんね。 右側の方の「生」はわかりますが、次の...

  • 文字の移り変わり②

    皆様からのリクエストにお応えして(想像)、今日も前回に引き続き文字の移り変わりについてです。 先日の甲骨文字クイズにも登場しましたが、「行」という字について少し解説を加えながら見てみましょう。 ①甲骨と②金文を見るとよくわかると思いますが、これはcrossroad,つまり...

  • 文字の移り変わり

    今日は、文字の移り変わりについて触れてみようと思います。 現在、確認できる漢字の起源とされる甲骨文字が刻まれたのが、紀元前14,13世紀(約3400~3300年前)の殷(いん)の時代でありますが、それから現在までの漢字の変遷について駆け足で見てみますと、 甲骨文字 ↓ ...

  • 甲骨文字⑦

    今まで取り上げてきた甲骨文字はいずれも名詞でしたが、今日はようやく動詞の文字が出てきます。 ものの姿、形を表すよりも、動作を表すのは少し工夫がいるような気がしますが、いかがでしょう。 古代の人々のひらめきとアイデアに近づけるか?? ということで、今日の一字クイズはコレ...

  • 甲骨文字⑥

    漢字の基となる甲骨文字について取り上げていますが、やはり3300年も時代をさかのぼりますと形はかなり違っているものもありますね。毎度の甲骨文字クイズわかりますか? 以前に、字形のことでシンメトリー、つまり左右対称形を意識したものや、左右が逆になったものが多いと申しましたが、今...

  • 甲骨文字⑤

    昨日は久しぶりに大雨でした。 梅雨なんですから、雨も降らないとね。 前々回の甲骨文字クイズも、正解は「雨」でした。 さて、今回は・・・ 象形文字シリーズの自然編ということで、 今日の一字クイズは、コレッ ↓ ヒント → 今の漢字との違い? 部分として面影...

  • おめでたい文字

    とある友人のおばあさんが100歳を迎えられると聞きました。 心よりお慶び申し上げます。いつまでもお元気でいらっしゃることをお祈りします。 ということで、今日はおめでたい字、「寿」という字の成り立ちと移り変わりについて、見てみようと思います。 漢字の祖先である甲...

  • 甲骨文字④

    漢字の基となる甲骨文字は、その成り立ちも大変興味深いところですが、そのフォルム、形も非常に美しく味わい深いものが多いのです。 特徴的なのがシンメトリーな形状、つまり左右対称形を意識して記されたものが多いということです。 文字自体も左右対称形が多いですが、記...

  • 甲骨文字③

    甲骨文字は、単なる絵文字ではなく、すでに完成された多様な要素を持つ文字であることは前回触れました。一字一字が意味を持つ「漢字」の世界、それは、言葉をどうやって文字に表すかということに対する知恵と工夫、アイデアとひらめきの玉手箱といえるでしょう。 ある言葉、概念を表...

  • 甲骨文字②

    三千年以上も前の字を、今に生きる私たちが目にすることができて、しかも大体が解読できるということは本当に興味深いことですね。 紙も未だ発明されていなかった時代ですが、何よりも硬いものに刻しておいてくれたお蔭でしょう。 パソコンのデータやディスクなどは、いつまで保存できるのでし...

  • 甲骨文字①

    私たちが使っている漢字はどうやって生まれたかというと、皆さんご存知のとおり、中国から伝わったわけですが、その起源はというと遥か太古の昔にさかのぼります。 現在、確認できる最古の文字は、甲骨文字と言って、亀の甲羅や獣骨(牛の肩甲骨など)に刻まれた文字で約 330...

  • 余白の美

    漢字について、あれこれ書きたいところなんですが、「今日の一字」が流れ的にというか、意図的というか、決まってしまっているので、ちょっとこんな話を・・・。 書作品を作る際に、留意しなければならないのは、当然字形であったり筆勢であったりもしますが、もっとも大切なのは全体のバラン...

  • 私の書道物語②

    前回、私の書歴について少し書きましたが、今日はその続編を。 子どものころは、野球をしたり外で遊ぶのが日課でしたが、雨の日なんかには「習字ごっこ」と称して、ノートの切れ端などに黒ペンでわざとへた目に文字を書いて、赤ペンで自分で直すみたいな遊びをしていたくらいですから、まあまあ...

  • 私の書道物語①

    ご紹介が遅れましたが、このブログを書いている私のことについて、少しお話しさせていただきます。 私は、小学1年の時に書道を始めました。始めるといっても、そこに自分の意志が反映されていたかどうか定かではありません。気がついたら兄と一緒に近くの教室に通っていたという感じです。 ...

  • 世界の文字

    文字は、そもそも「絵」から始まっているんですよね。 絵で表した文字、すなわち「象形文字」です。その文字自体に意味を持っていました。 (例;山、川、木) 漢字に限らず、世界中の文字も皆同様に、最初は「象形文字」であったのです。 世界四大文明を見ても、メソポタミア文明...

  • 日本の文字

    日本人の我々が使っている文字は、言うまでもなく中国から伝わった「漢字」が基となっていますが、中国にはない「ひらがな」や「カタカナ」をも用い、最近ではアルファベットも日常生活に欠かせないものとなっていて、本当にたくさんの文字を駆使していますよね。 でも、この文字のおかげで、日...

  • ブログを開設しました

    本日、ブログを開設いたしました。 ゆったり、のんびりやっていきたいと思います。 よろしくお願いいたします。 今日の文字は コレッ ↓

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