前回は、青汁を飲む際の注意点をご紹介したので、今回は、青汁がなぜがんに有効なのかということを、『森下流驚きの自然医食療法ガンにも効く食べかた』(森下敬一:著、メトロポリタンプレス:2016年刊)という本を参考にしてご説明します。なお、著者の森下敬一氏は、東京歯科大学助教授や東京都葛飾赤十字血液センター所長などを歴任した血液生理学専攻の医学博士で、プロ野球・西武ライオンズの広岡達朗監督が、森下氏の指導のもと選手に玄米食を推奨し、日本一になったことは有名です。また、森下氏は、「正食・整腸・浄血・細胞賦活」によって多くのがん患者を治療したそうです。このうち、「正食」については、本ブログで何度もご紹介してきましたが、この本では、玄米・雑穀を主食とし、野菜、海藻、小魚、貝類を副食とする食事を推奨しています。そして、...青汁ががんに効く理由