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  • 第361回:[蝦夷]松前城(北海道に残る日本式近世城郭)

    訪問日:2017年8月松前城(まつまえじょう)は北海道松前郡松前町にあったお城です。福山に築かれたため福山城の別名も持つこのお城は国史跡に指定され,日本100名城に選定されています。江戸時代を通じてこの地を治めた松前氏は元々 蠣崎氏(かきざきし)といい,戦国時代から蝦夷の渡島半島を本拠地としていました。元々は大館を本拠地としていましたが松前藩 初代の蠣崎(松前)慶広が1600年頃から福山館を築き本拠地を移しこの地...

  • 第360回:隠内館(青函トンネル工事で消滅した道南十二館の一つ)

    訪問日:2017年8月隠内館(おんないだて)は北海道松前郡福島町にあったお城館です。道南十二館の一つとされ蒋土甲斐守季直が城主であった1457年 コシャマインの戦いで落城したとされます。長らくその所在は不明でしたが1962年の調査で台地の上に遺構が発見されたのですが,青函トンネルと国道建設のために台地は切り崩され城跡は消滅してしまいました。  ◆城館のあった台地はごっそり削り取られてしまいましたので,現在は国...

  • 第359回:茂別館(コシャマインの攻撃を防ぎ切った道南十二館の一つ)

    訪問日:2017年8月茂別館(もべつたて)は北海道北斗市にあったお城館で国史跡に指定されています。道南十二館(どうなんじゅうにたて)は松前藩の歴史が記録された新羅之記録に示される,蝦夷地にあったとされる倭人の十二の館の総称で,茂別館は規模も大きく主要な館の一つであったと推測されます。元々は1443年 津軽の安東太郎盛季が本拠地である十三湊を追われ蝦夷に渡った時に築いたとされます。以後,渡島半島は安東氏の下に...

  • 第363回:禰保田館(謎の多き道南十二館の一つ)

    訪問日:2017年8月禰保田館(ねぼたたて)は北海道松前郡松前町にあったお城です。松前藩の歴史を示した新羅之記録に道南十二館の一つとして登場し,1547年のコシャマインの戦いの時の城主は近藤四郎右衛門尉季常とされており戦いで落城したとされます。しかしながら,場所の特定等 詳細がわかっておりません。今回は推定地とされる場所を訪れました。大きな地図で表示 お城巡り ブログランキングへにほんブログ村FC2 Blog Rankin...

  • 第358回:戸切地陣屋(幕末の動乱期に築かれた日本最初の稜堡式城郭)

    訪問日:2017年8月戸切地陣屋(へきりちじんや)は北海道北斗市にあったお城で国史跡に指定されています。1854年箱館港の開港に際し,箱館の守備を強化するために幕府が松山藩に命じて築城させた陣屋です。12代藩主 松前崇広(まつまえたかひろ)の時代で縄張りは松前藩士の藤原主馬(ふじわらしゅめ)によるものとされます。大砲時代に対応するための星形の縄張りで日本で最初の稜堡式城郭です。1868年の箱館戦争では松前藩が守備...

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