7月13日 六甲 / 西おたふく山から最高峰へ 曇時々晴 気がつけば七月ももう半ば。さすがに遅いだろう、と思いながらも、ナツツバ…
5月25日 台高 / ヒキウス平 雨あがる シロヤシオ 広葉樹林が途切れて視界が開けると、靄の流れる緩斜面のあちこちに、白い花をびっしりまとった木…
5月25日 台高 / 明神平からヒキウス平へ 雨 【承前】雨の中に現れたのは、見上げる程に大きなシロヤシオだった。その大きな木の全体に鈴なりの純白の…
5月25日 台高 / 明神平からヒキウス平へ 雨降り出す 稜線上は風が吹きすさんだ。明神平に着くと雲が近づいて来た(写真上)。明神平を横切り再び樹林…
5月25日 台高 / タイコウドウ谷東尾根から明神平へ 曇時々雨 麓から標高差600mの急尾根。薄暗い杉の植林の中、我慢我慢の登りが続く。植林が途絶…
5月21日 六甲 / 紅葉谷 晴時々曇 下流の林道の通行止めが解除されたためか、紅葉谷道はいつになく人影が多かった。と言っても賑やかなグループなどは…
5月21日 六甲 / 瑞宝寺谷 晴 コガクウツギ 先週だったか、この花はいい香りがするはず、と鼻を近づけたが匂わなかった。大きな萼を持つ装飾花は開い…
5月21日 六甲 / 瑞宝寺谷 晴 シロヤシオ 急坂を足元に気を配りながら歩いていると、あの、白い花が散っていた。まさか、と見上げると、確かに独特の…
5月21日 六甲 / 山上遊歩道 晴 いつもは目的地に向かう繋ぎのような感覚で歩く、笹と灌木だけの単調な山上歩道。でも今朝はヤマツツジが満開を迎え…
5月18日 若狭 / 大御影からノロ尾の頭へ 晴 ブナの森が途切れ、反射板が現れると「大御影」のピーク間近。そこから、北東に延びる尾根に乗り換える。…
5月18日 江若国境 / 国境を南へ 晴 国境沿いに南下する。ここにもブナの大木が居並ぶ。先々週はまだ初々しい萌黄色だったが、今日はもう夏色の濃い緑…
5月18日 若狭 / 能登又谷から江若国境へ 晴 尾根は終始急で、ザレ気味の斜面に足場を確保しながら身を押し上げていく。トチの木立は途中からブナに変…
5月18日 若狭 / 能登又谷から江若国境へ 晴 夏は能登又谷の支流を源頭まで辿るのが楽しみだが(※)、下山にどの尾根を取っても急なのが難点である。…
5月14日 大和 / 郡山城 雨時々曇 この城址には草木の多いのも印象的だった。なかでも楠の大木が目についた(写真下3枚)。城址の中の神社の脇に大楠…
5月14日 大和 / 郡山城 雨時々曇 郡山城址の石垣は見応えがあった。外堀のぐるりから眺め初めて堀の内側へと順々に巡り、次から次に展開する重厚な造…
5月14日 大和 / 郡山城 雨時々曇 どこを見回しても一日雨の予報の日曜日。雨の日は石垣を見に行こう、ということで、初めてこの城址を訪れた。すぐ脇…
5月11日 河内 / 十三峠から神立へ下る 快晴 十三峠からはメインの登山道をのんびり下った。十三峠越えは、河内と大和を結ぶ街道のひとつとして古くか…
5月11日 河内 / 楽音寺道から十三峠を経て神立へ下る 快晴 楽音寺道の途中からの分岐はいくつかあり、行っては戻りしてどんな径か確かめた。そのうち…
5月11日 河内 / 楽音寺から十三峠へ 楽音寺道 快晴 下界でのヤボ用が長引き、歩き始めたのが昼過ぎ。アスファルトの照り返しの熱気を受けながら、…
5月5日 六甲 / アイスロード 曇 六甲の南斜面に開けたこの谷筋の森は、夏は繁茂した緑でむせ返るが、この季節は緑が涼やかで、肌まで洗われるようであ…
5月3日 播磨 / 三久安山北稜東斜面から北稜へ戻る 晴 カツラの巨樹の下で、森に溶けるようにして過ごした。強張った身体をほぐし、北稜に登り返す。な…
5月3日 播磨 / 三久安山北稜東斜面 晴 東斜面の森の中でも一番の楽しみがこのカツラの巨樹(※)。若葉が陽射しを透かして輝き、いつにもまして美しか…
5月3日 播磨 / 三久安山北稜から東斜面を下る 晴 三久安山の北稜の東斜面に広がる森を歩くのが、この山域を訪れたときの定番になっている(写真上は北…
5月3日 播磨 / 鹿伏から三久安山北稜へ 晴 新緑のブナの森を行脚する季節がやってきた。先週は、目を見張るような巨木はないけど一面ブナの純林(※)…
4月30日 六甲 / シェール道から掬星台へ 雨あがる 雨に洗われた若葉が、朝靄の中で柔らかな蛍光色を発していた。雨のあがったことがよほど嬉しいのか…
4月30日 六甲 / 穂高湖からシェール槍へ 雨あがる 湖に着いたのと同時くらいに雨が上がった。まだ風は強く、湖面に間断なく波が立つ。雲が結んではちぎ…
4月27日 近江湖北 / 粟柄峠からマキノ高原へ下る 晴 朝、寒風に上る尾根にもイワカガミはたくさん咲いていたが、雨上がりの薄暗い斜面で、花はぐったり下…
4月27日 近江湖北 / 粟柄峠からマキノ高原へ下る 曇後晴 「粟柄越」は歴史ある古道。積雪期に一度辿ったきりなので、再訪を計画したのだった。記憶になか…
4月27日 江若国境 / 寒風から粟柄峠へ 曇 若狭側の森に未練を残しながら、国境稜線を北へ辿った。風の通り道のためか、高い木の育たない一面の草の原であ…
4月27日 若狭 / 寒風から若狭側へひと下り 曇 寒風からは若狭側に下って広葉樹の森を彷徨するのが常だが(※)、今日は粟柄峠まで国境稜線を歩こうと決め…
4月27日 近江湖北 / マキノ高原から寒風へ 曇 さあ、今年もブナの若葉萌える季節が巡ってきた。マキノ高原から寒風に到る尾根は、大木は少ないながらブナ…
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7月13日 六甲 / 西おたふく山から最高峰へ 曇時々晴 気がつけば七月ももう半ば。さすがに遅いだろう、と思いながらも、ナツツバ…
7月10日 鈴鹿 / 白瀬峠から山口へ下る 曇後晴 白瀬峠から麓へ下る道は、御池岳を訪ねる際にときどき利用する。大木を交えた広葉…
7月10日 鈴鹿 / 藤原岳から白瀬峠へ 曇 天狗岩からさらに北へと歩を進める。この辺りはなだらかで広々としていて、稜線、という…
7月10日 鈴鹿 / 藤原岳 曇 前回、下山時に眺めた緑の草原の中を行く。 こちらもカレンフェルトの独特の景観である。途中振り返…
7月10日 鈴鹿 / 聖宝寺から藤原岳へ 裏登山道 曇 前回歩いた幅広の尾根道の「表登山道」に対し、北隣の谷沿いを行く細い道は…
7月6日 鈴鹿 / 治田峠北から藤原岳に戻る 晴 藤原岳に戻ると、上空はすっかり澄みわたっていた。カレンフェルトの急斜面を登り切…
7月6日 鈴鹿 / 藤原岳から治田峠方面へ 曇後晴 山頂を南へ越え、石灰岩群がにびっしり覆われた急斜面を下る。ひと下りすると灌木…
7月6日 鈴鹿 / 藤原岳 曇 浅い谷を挟んで左手の斜面には靄が残り、白っぽい岩が林立する特異な風景が現れた(写真上)。山頂に向…
7月6日 鈴鹿 / 西藤原から藤原岳へ 曇 九合目を過ぎてもつづら折れの急傾斜だったのが、ついに緩んだ。木立もまばらになり、風景…
7月6日 鈴鹿 / 西藤原から藤原岳へ 表登山道 曇 鈴鹿山脈の、特に伊勢側の登山道は、傾斜がきつく、岩場やザレ場も多くて気が…
6月29日 鈴鹿 / 治田峠から国境稜線を南北に辿る 晴 治田峠からは、まず前回引き返した地点まで南下する。この区間は、伊勢側も…
6月29日 鈴鹿 / 茨川から伊勢谷を遡行して治田峠へ 晴 「伊勢谷」という呼称は、ここを遡って伊勢へ抜ける、という意味合いがあ…
6月29日 鈴鹿 / 君ケ畑から茨川を経て治田峠へ 晴 近江山中の君ケ畑はかつて木地師の聖地とされた場所だから、国境を越えて東国…
6月29日 鈴鹿 / 君ケ畑から茨川へ 晴 川沿いの林道から歩き始める。この辺り、三日前に警報級の大雨があった。まだ水勢がさかん…
6月22日 六甲 / 西おたふく山 曇 朝がたの雨は止んだが、昼近くになっても六甲山上は厚い雲の中。下界の展望はまったくない。森は茫…
6月22日 六甲 / 山上遊歩道 小雨 真夏のような猛暑が一段落して、今朝は梅雨らしい鬱陶しい空。先日「卯の花腐し」と紹介したウツギ…
6月19日 鈴鹿 / 静ケ岳から竜ケ岳を経て石榑峠に戻る 快晴 今日は猛暑日の予報だったので、昼過ぎには下山できるように引き返し…
6月19日 鈴鹿 / 竜ケ岳から静ケ岳へ 快晴 やがて草原は尽き、広葉樹の森にはいった。鈴鹿の国境稜線でこれほど緑の濃い場所は珍…
6月19日 鈴鹿 / 石榑峠から竜ケ岳を経て静ケ岳へ 快晴 竜ケ岳を訪ねるのはほぼ十年ぶりである(※)。その頃に比べて笹がずいぶ…
6月19日 鈴鹿 / 石榑峠から竜ケ岳 快晴 標高690m、江勢国境の石榑峠まで車道が通じている。峠から北へひと登りすると南に展…
7月18日 比良 / 細川から武奈ケ岳へ 晴地図で見れば単調極まりない細川尾根を繁く訪れるのは、比良山地の最高峰に最短距離で立てる、ということに加え、尾根…
7月18日 比良 / 細川から武奈ケ岳へ 晴寝苦しい一夜。夜明け前に起き出して山に向かった。カーラジオからは、「滋賀南部、晴れ」と嬉しいアナウンス。寝不足…
7月14日 六甲 / 六甲ケーブル山上駅周辺漫歩 雨ホテル前の紫陽花園を抜けた所から車道沿いに歩いた。六甲全山縦走路と交叉するところから歩道にはいり、ガー…
7月14日 六甲 / 六甲スカイヴィラ前 雨紫陽花園の一画にはガクアジサイが植えられていた。「ガク」の漢字は「萼」かと思っていたら「額」で、装飾花が額縁の…
7月14日 六甲 / 六甲スカイヴィラ前 雨ゴルフ場の芝生の上に人影はなかったが、クラブハウス前にはたくさん車が止まっていて、建物の中から談笑する声が聞こ…
7月14日 六甲 / 六甲ケーブル山上駅 雨先週とは一転、六甲は朝から雨で薄暗く、涼しい。すっぽりと雲に覆われた山上を逍遥することにした。ケーブル駅前には…
7月7日 六甲 / 大池地獄谷 晴流れは、終始緑濃い森の中を縫う。水面に踊る木洩れ陽は涼しく、瀬音が耳に心地よい。緩やかな流れの中に一カ所、大きな段差があ…
7月7日 六甲 / 大池地獄谷 晴裏六甲の谷は表六甲に比べ傾斜が緩やか。特にこの谷は段差の大きなところが少なく、水は谷底の岩を滑るように流れる。渓流シュー…
7月7日 六甲 / 大池地獄谷 晴今日は一日晴れて猛暑の予報。六甲ではそろそろ尾根歩きはご法度である。毎夏いくどとなく逃げ込む裏六甲の谷筋にやってきた。谷…
7月4日 台高 / 木ノ実ヤ塚から薊岳を経てタイコウドウ谷東尾根を下る 曇時々雨復路は往路を引き返した。相変わらず辺りは霧に閉ざされたままで、風も唸り続け…
7月4日 台高 / 薊岳から木ノ実ヤ塚へ 曇時々雨もう二十年以上も前、この辺りの山の周回ルートを模索する中で、この山を頻繁に訪れた時期があった。広場のよう…
7月4日 台高 / タイコウドウ谷東尾根から薊岳へ 曇時々雨緩やかなアップダウンを繰り返す稜線を西に辿った。ときどき唸るように風がわたり、冷たい雨粒が頬を…
7月4日 台高 / タイコウドウ谷東尾根から薊岳へ 曇時々雨今朝の空は重い雲に覆われて薄暗く、登るに従ってその雲の中に突入していくのが分かった。広い稜線に…
6月30日 六甲 / 洞川梅林 雨しとしと降る雨の中を洞川梅林まで歩いた。春に堪能した桜はすっかり葉を濃くしていた。春と同じアングルでカメラに収め、近くの…
6月30日 六甲 / 再度山 修法ケ原 雨二週間前とは対照的に、対岸も見えないほど霧が立ち込めていた。雨脚は、弱まるか、と見えてはまたひとしきり強まる。…
6月27日 鈴鹿 / 綿向山から最明寺へ下る 曇綿向山の頂上付近は木立がなく、広く鈴鹿の山並みが見渡せた。下山は別の道を下って周回しようと思っていたのだが…
6月27日 鈴鹿 / 竜王山から綿向山へ 曇綿向山の山頂が近づくと、尾根の表面に根が張り出すようになった。地中に根を下ろせない硬い層があるのだろう。尾根は…
6月27日 鈴鹿 / 最明寺から竜王山へ 曇カエデ、ミズナラ、ブナ‥‥。森林限界を超える高山に登った後で、鮮やかな緑の森の中にはいると、しっくりと身体に馴…
6月22日 八ケ岳 / 権現岳から天女山へ下る 曇下りにかかっても雲のかかる気配はなく、風も穏やか。背後には八ケ岳の峨々たるシルエット(写真上)。(写真中…
6月22日 八ケ岳 / 権現岳から天女山へ下る 曇権現岳の頂上は人ひとり立てるか立てないかの岩峰。次々と登頂する客が入れ替わり頂上に立ち、後は直下の岩場で…