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96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと https://www.urawareds96.com/

Jリーグ浦和レッズの試合の分析的感想を書いたりするチラシの裏です。戦術分析要素多め。

当ブログは浦和レッズが関わる試合およびJリーグ、その他コンペティションにおける試合について、自己の発想および知見に基づき試合の戦術、選手、趨勢等について分析を含めた感想を書いています。当ブログを通じて試合を振り返っていただくとともに、両チームの戦術的な狙いやプレーの意図を想像しながら試合を楽しむという観戦スタイルを少しでも広められれば、またそのような試合の見方の一助になればと思います。

96
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住所
浦和区
出身
宮崎市
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2013/05/06

  • すこ観戦会報告書(あるいはスコルジャ監督によるチーム作りの展望について)

    夜な夜な開催していた『すこ観戦会』、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。本当はもう少し多く試合を観る予定だったのですが、仕事の都合で時間を捻出できず。ただ楽しかったので満足です。せっかくなのでメモ書きを残しておきたいと思っていたので、ここで供養します。それにしても過去の試合のアーカイブを完璧な形でYoutubeに置いているエクストラクラサ、最高でした。あとおすすめの試合を教えてくれたレフサポの人、ありがとう。 Yes, but sadly many people don't know about that channel, it deserves more subscribers. W…

  • 2022シーズン全選手振り返り(下)

    (上)はこちら。 www.urawareds96.com (中)はこちら。 www.urawareds96.com 24 宮本 優太 ルーキーイヤーで公式戦22試合の出場はならば浦和の大卒1年目としては良いシーズンだった部類に入るんじゃないかと思います。同期の安居がほとんどプレータイムを得られなかったこと、同じポジションのライバルが酒井宏樹、馬渡和彰であることを考えると望外に出場機会を得られたと言えるでしょう。ただ内容的には厳しいものが多かったシーズンでした。 当然思い出されるのは26節セレッソ戦のリスタートお膳立て事件で、あれはチームからかなり怒られたみたいです。あのミスから本人がメンタル的…

  • 2022シーズン全選手振り返り(中)

    (上)はこちら。 www.urawareds96.com 12 鈴木 彩艶 世界に誇る未完の大器は昨季も西川とのハイレベルなポジション争いに晒されることに。浦和ではリーグ戦2試合とACL4試合、ルヴァンカップ2試合の8試合にフル出場しゴールを守りましたが、本人としても期待していた出場機会を勝ち取ることはできなかったというのが正直なところでしょうか。クラブとしても彩艶を大成させたいという願いと責任感からジョアンを招聘したと思いますが、それで弱点を改善した西川の壁がさらに高くなってしまうという若干皮肉めいた結果となりました。 彩艶のプレースタイル、特徴を西川と比べると、シュートストップの迫力や反応…

  • 2022シーズン全選手振り返り(上)

    自分、毎年恒例の全選手振り返り、行きます! 例年通り背番号順、出場記録は例のごとくSoccer D.B.さんのデータを主に参照です。また、既に2023年になってしまったので昨季=2022年シーズン、今季=2023年シーズンのつもりです。誤字や記録の間違いがあればそれとなく教えてください。 1 西川周作 ほぼ全試合に出場。注目された彩艶との正GK争いに勝利した形となりました。最も注目すべきはジョアンGKコーチのもとで進化したクロス対応で、シーズン開幕直後からこれまではステイしていた場面でクロスにアタックするアクションを多く見せ、これまでよりもシュートを打たせる前にボールを処理することができるよう…

  • 浦和レッズの「3年計画」およびフットボール本部とガチ対話する

    はじめに 浦和レッズの「3年計画」は失敗に終わりました。3年前に高らかに宣言した2022シーズンでの優勝は夢と終わり、優勝チームである横浜Fマリノスとの勝ち点差は29。シーズンで一度も優勝争い(3位以内)に絡むことすらできなかったのですから、ACL東アジア地区で死闘を制し決勝進出を果たしたことも、リカルド監督の下でこれまでの浦和よりもモダンな戦術を浸透させたことも、ましてやコロナや怪我による選手離脱で苦しんだことも言い訳にはなりません。 そもそも、2019年末にフットボール本部体制の発足と土田SD及び西野TDの就任が発表され、「3年計画」が宣言されたときから、この取り組みへの反応は芳しくありま…

  • 浦和レッズの「3年計画」およびフットボール本部とガチ対話する【時系列編】

    3 【時系列編】 「3年計画」について考えるにあたって、この3年間で何が起きたかをまずは確認していきます。記憶を掘り起こしながらなので濃淡は出てしまうと思いますが、なるべく丁寧にこの3年間のストーリーを追っていきましょう。 3.1 2019年オフ~2020年シーズン フットボール本部の誕生 それでは、私の方から経緯についてご説明させていただきます。私は2年前のシーズンに副社長として浦和レッズに参りました。その際、4月に新しい強化本部というものの体制を構築して、副社長という立場で強化本部長を拝命いたしました。それ以降、今年からは代表になりましたけれども、クラブの一番大事な根幹である強化のところを…

  • 浦和レッズの「3年計画」およびフットボール本部とガチ対話する【現場編】

    4 【現場編】 ここからはトピックごとに振り返っていきます。基本的には現場~マネジメント~戦略まで、少しずつ視座を上げて振り返っていきます。というわけで、まずは【現場編】です。 ここではいわゆるピッチ上の話をします。競技面の責任は基本的に監督・コーチングスタッフと選手にあります。彼らが何を見せてくれたか、現場での取り組みは適切だったか、特に戦術面の完成度はどうだったか、戦力をうまく活用できたか、そして選手の成長を期待通り促せたかといった部分を観ていきます。その結果として、数値目標としての勝ち点・得失点差は達成されたか、もしくはどの程度目標に近づけたかが基本的な評価の軸となります。 とはいえピッ…

  • 浦和レッズの「3年計画」およびフットボール本部とガチ対話する【強化・マネジメント編】

    5 【強化・マネジメント編】 3年計画及びフットボール本部の取り組みとのガチ対話はついにマネジメント編に突入です。いよいよ主役と戦えると思うとワクワクします。今回で見ていくのはまさにフットボール本部のパフォーマンスです。特に、フットボール本部が現場に影響を及ぼすコーチング体制の整備、スカッド編成・補強、そしてチーム強化インフラ・ツールについてみていきます。 5.1 コーチング体制は適切だったか? 大槻体制の意味と監督交代について 「3年計画」の達成にあたっての監督選びという点で、フットボール本部の選択は適切だったでしょうか。これまで見てきた通り、大槻体制には大槻体制の、リカルド体制にはリカルド…

  • 浦和レッズの「3年計画」およびフットボール本部とガチ対話する【戦略編】

    6 【戦略編】 いよいよ振り返りも最終局面です。フットボール本部を組織したことも含めて、「3年計画」を含む浦和レッズの新たな取り組みの戦略性についてみて行こうと思います。 6.1 そもそもサッカーの定義が合っていたか? これまで主に現場での取り組みについてみてきましたが、最後にそもそも論をしていこうと思います。「3年計画」の取り組みにあたって大事なことはいろいろありますが、アイコニックな部分は「浦和のサッカー」を定義したことだと思います。西野TDが各所で発言している通り、「自分たちの目指すサッカー」をクラブが主体的に定義したことで、浦和レッズの強化活動は根本的に変わりました。強くなるための活動…

  • 浦和レッズの「3年計画」およびフットボール本部とガチ対話する【その他&独り言編】

    7 【その他&独り言編】 これで最後、もうここまで読んでいる人はいない気もしますが、「3年計画」の外側の存在についても少しだけ触れていきましょう。そして最後に、あとがきのようなものを書いておきます。 7.1 メディア・コミュニケーション 「3年計画」が発表されたとき、僕はクラブ周辺への期待として以下のように書きました。 なぜ我々はこのようなやり方を選ばなければいけないのか。クラブがやろうとしていることは具体的にどういうことなのか。ファン・サポーターに何を観てほしいのか。目の前の結果を、長期的な方針とチームコンセプトに照らしてどのように評価するのか。なぜ我慢するのか。なぜ我慢を求めるのか。90分…

  • 残りの試合で疑念を晴らせ:YBCルヴァンカップ2022準決勝 2nd leg vsセレッソ大阪 分析的感想

    書くたびにお久しぶりと挨拶している気がするので、もう言いたくないのですが、久しぶりに試合の感想を書いていきます。この試合は浦和にとっては本当にショックな結果となってしまったのですが、「この試合で何が出来なかったか」を残しておくことは、もし浦和レッズがこの方向性で進み続けるなら超えるべきハードルとして将来にも役立つと思うからです。 というわけで、ざっくりした内容になるかもしれませんが見ていきましょう。 両チームのメンバーと嚙み合わせ 浦和ベンチ:牲川、知念、宮本、馬渡、柴戸、江坂、ユンカー セレッソベンチ:清水、船木、清武、中原、ブルーノメンデス、パトリッキ、北野 試合前の予想は浦和4-2-3-…

  • 「レッズファミリー」という言葉への小さな違和感の話

    「レッズファミリーが一丸となった勝利」 2022年のACLは物凄い闘いでした。ラウンド16からのノックアウトステージは日本が立候補したことで埼玉でのセントラル開催、しかも一発勝負での決着となり、浦和にとっては非常に有利なレギュレーションでしたが、それでも全北との準決勝は近年稀に見る熱いゲームとなりました。韓国勢とのPK戦になったというのもありますけど、ほんと、15年ぶりくらいの熱気だったと思います。 で、そんな熱戦を伝えるためにメディアによく使われたのが「レッズファミリー」という言葉です。いや、別にいいんですよ。「ファミリー」と呼ばれたくないというわけではないし、全北戦にあたっては、会見でリカ…

  • 【2022シーズン】個人的に今後が気になる選手リスト

    さあ今季もやってきました。僕の独断と偏見による僕のための今後が気になる選手リストです。今年の夏のウインドーは7月15日から8月12日まで。夏の移籍はスピード感と勢いが大事なので、乗り遅れないようにしっかりと備えておきたいところ。とはいえ今季は浦和以外の試合をあまり観ていないので、今季はこいつだろ!という選手を外しているかもしれませんが、あくまで僕が観た中でのものですので、そういう理解でお楽しみいただければと思います。ちなみに去年のリストはこちら。 www.urawareds96.com 記載ルールは昨年と一緒で、★がついている選手は特に気になっている選手でございます。なお、昨年までに選んだもし…

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