日経平均トレーディング入門〈全面改訂版〉 「日経平均の値動きは一段とおかしくなった」 最近こう感じている投資家の方が多いのではないかと思います。もともと日経平均は癖のある指数でした。そんなことは十分わかってはいるものの、最近の値動きは一段とおかしくな
ウクライナが戦時モードになっても日経VIが30ポイント超えの戦時モードにならない理由
ウクライナ情勢はロシアが軍事作戦を開始したことで戦時モードとなりました。日経平均は昨年来安値を抜け25000円台へ突入しましたが、それにもかかわらず、日経VIは30ポイントを一瞬超えただけの鈍い動きとなりました。オプショントレーダーにとっては、違和感のある日経VI
「SQ週の水曜日は荒れる」「SQを節目に相場が変わる」明日メジャーSQを迎えます。特に6月12月は、オプションが8年前から上場されているので、とりわけビッグなSQとなります。ちなみに、3月9月のオプションは1年半前からの上場なので、同じメジャーSQでも少し規模は小さく
昨日日経平均が28800円を抜けたあたりから、コールがそわそわし始め、昼休みにぶっ飛びました。日経2259月限オプションの後場寄りまでのスマイルカーブの変化10:31 少しコールがそわそわ11:48 コール側が一気に盛りスマイルカーブがほぼ左右対称に11:55 プット側がほと
日本株の上値が重い日が続いております。6月末にかけては配当金再投資の買い、7月に入ると今度はETFが年に一度の分配金ねん出のため、多量に売るという話が毎年出てきます。とくに近年は日銀の買いによってETFの残高が異常に膨らんいるので、分配金といえども相当の支払い
TOPIX前場-1.98%安で日銀は動きませんでした。何らかの新しい基準があるのでしょうが、そろそろあれこれ詮索するのはやめましょう。下がったところをリスクをとって買った人が、戻ったところで売る。これが健全な相場というものです。下がったところを日銀が機械的に買って
今回はとくにひどい会見。精彩もなく、やる気は感じられない。ぼそぼそしゃべるだけだし記者の質問にはまともに答えない。コロナ下に集まる記者もかわいそう。
500円幅で上下が続く日経平均ですが、日経平均30000円の水準では1.7%の動きにすぎません。20000円前半のときと比べれば、1.5倍動いてもよく、10000円の時と比べると3倍動いてもよいわけです。日経平均が30000円を超えていたのは30年前のわずかに1年間しかありませんから、そ
日銀が買った上場投資信託(ETF)は、最終的に個人に直接譲渡して保有してもらうのが望ましい――。かつてETF購入の立案にかかわった日銀OBからそんな出口政策案が出てきた。導入決定から10年が過ぎ、持続性に疑問も指摘され始めたETF買い入れ策。個人への売却案は投資家育成
日経平均は10月末に23000円を割れた後、怒涛の快進撃を続け、24000円の壁を抜けた後はあれよあれよという間に25000円も抜け今日にも26000円に乗せそうな情勢です。わずか半月で実に3000円高。珍事1快進撃最初の3日間で24000円に乗せる間は、日経VIは30ポイント台から20ポイン
最近SBGに関する話題が盛りだくさんです。実現可能性はともかく、SBGが非上場になった場合の頭の体操をほんの少ししておきたいと思います。SBGは日経平均でもTOPIXでも非常にウエートの大きい銘柄なので、どちらにも大きな影響はありますが、日経平均から除外されるタイミン
SQ値をアンカリング(何らかの数値がその後の判断のバイアスとなること)に使って、その後の相場予測に使う方が相変わらずいるのには驚きます。SQ値で清算されるポジションにどういう意味があってSQ値で売買される現物にどういう意味があってそれがその後の相場とどう絡むの
月末にダウ採用銘柄のアップルが株式分割を行います。NYダウは純粋な単純平均です。アップルの株価が500ドルとダウ採用銘柄のなかでダントツに高く、NYダウにおけるアップルの影響力が大きくなりすぎたという問題を抱えていました。今回の株式分割によってアップルの株価は10
最近の上げ相場の一因が外国人の先物買い戻しといわれています。これまで売ってきた分をいったいどこまで買い戻すのでしょうか?毎週公表される投資主体別売買動向から見る限りまだまだ買戻しは続くと思われています。また、裁定の売り残(現物売り先物買い)が大量に積みあ
8割おじさん8割おじさんこと西浦教授が基本再生産数を2.5として「このままでは42万人の死者が出る。人との接触を8割減らせば感染爆発を防げる」説を主張しました。政府は、わかりやすいように「8割の外出削減」という表現に置き換えて非常事態宣言下の目標としました。マスコ
需給主導で上昇したとか、需給主導の空中戦にすぎないという言い方は広く使われます。最近もよく聞きます。解説者やストラテジストが説明できない動きが起きた場合に使う分にはかまわないでしょうが、短期トレーダーや先物・オプショントレーダーが勝てない言い訳にしていて
GW中における、トランプ政権の対中政策に対する不安とコロナをめぐる不透明感で、特に6月限の安いプットが幅広く買われ6月VIが上昇し、7月限はあまり反応せず、その結果日経VIは大幅高となりました。6月ATMボラ 31.3 +4.76月VI 36.8 +5.2に比べ日経VI 40.15 +8.76これ
マニアックなテーマですが。。。明日4/28(火)は日経VIの計算対象が変わる限月交代日です。GWの関係で、今回はかなり早いタイミングになります。日経VIは期近のオプション(明日から6月限)と期先のオプション(明日から7月限)を使って計算します。6月限 残存日数 44日7月
WTI原油先物5月限が前代未聞のマイナス圏に突入したことで、これまで見えにくかった先物もどき商品の落とし穴がいろいろなところで表面化しました。長期的にこの水準を買えば儲かるはずだという思惑で参入した投資家の多くが、複雑な仕組みの前に短期間で玉砕されたといえる
最終取引日を今日4/21に控えた原油先物がこれまでに前例にないマイナスに突入。反対売買しない買い方は原油を引き取る義務があるので、マイナスになっても売らざるを得ない状況です。SQ値を使って差金清算する日経225先物とは異なり、現渡の仕組みになっています。どうやら貯
「ブログリーダー」を活用して、九条清隆さんをフォローしませんか?