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相場観と金融工学 http://blog.livedoor.jp/kkujyo/

先物・オプション・FXなどいろいろな投資・投機について考えます。

九条清隆
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2013/05/06

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  • 日経平均トレーディング入門(全面改訂版)

    日経平均トレーディング入門〈全面改訂版〉 「日経平均の値動きは一段とおかしくなった」 最近こう感じている投資家の方が多いのではないかと思います。もともと日経平均は癖のある指数でした。そんなことは十分わかってはいるものの、最近の値動きは一段とおかしくな

  • ウクライナが戦時モードになっても日経VIが30ポイント超えの戦時モードにならない理由

    ウクライナ情勢はロシアが軍事作戦を開始したことで戦時モードとなりました。日経平均は昨年来安値を抜け25000円台へ突入しましたが、それにもかかわらず、日経VIは30ポイントを一瞬超えただけの鈍い動きとなりました。オプショントレーダーにとっては、違和感のある日経VI

  • SQ週の水曜日

    「SQ週の水曜日は荒れる」「SQを節目に相場が変わる」明日メジャーSQを迎えます。特に6月12月は、オプションが8年前から上場されているので、とりわけビッグなSQとなります。ちなみに、3月9月のオプションは1年半前からの上場なので、同じメジャーSQでも少し規模は小さく

  • 見たことのないコールの波状攻撃

    昨日日経平均が28800円を抜けたあたりから、コールがそわそわし始め、昼休みにぶっ飛びました。日経2259月限オプションの後場寄りまでのスマイルカーブの変化10:31 少しコールがそわそわ11:48 コール側が一気に盛りスマイルカーブがほぼ左右対称に11:55 プット側がほと

  • ETFによる分配金ねん出の売り

    日本株の上値が重い日が続いております。6月末にかけては配当金再投資の買い、7月に入ると今度はETFが年に一度の分配金ねん出のため、多量に売るという話が毎年出てきます。とくに近年は日銀の買いによってETFの残高が異常に膨らんいるので、分配金といえども相当の支払い

  • 日銀買わず

    TOPIX前場-1.98%安で日銀は動きませんでした。何らかの新しい基準があるのでしょうが、そろそろあれこれ詮索するのはやめましょう。下がったところをリスクをとって買った人が、戻ったところで売る。これが健全な相場というものです。下がったところを日銀が機械的に買って

  • 見るに堪えない日銀総裁会見

    今回はとくにひどい会見。精彩もなく、やる気は感じられない。ぼそぼそしゃべるだけだし記者の質問にはまともに答えない。コロナ下に集まる記者もかわいそう。

  • 値幅に慣れる

    500円幅で上下が続く日経平均ですが、日経平均30000円の水準では1.7%の動きにすぎません。20000円前半のときと比べれば、1.5倍動いてもよく、10000円の時と比べると3倍動いてもよいわけです。日経平均が30000円を超えていたのは30年前のわずかに1年間しかありませんから、そ

  • 日銀ETFの落としどころ

    日銀が買った上場投資信託(ETF)は、最終的に個人に直接譲渡して保有してもらうのが望ましい――。かつてETF購入の立案にかかわった日銀OBからそんな出口政策案が出てきた。導入決定から10年が過ぎ、持続性に疑問も指摘され始めたETF買い入れ策。個人への売却案は投資家育成

  • オプション市場の珍事2つ

    日経平均は10月末に23000円を割れた後、怒涛の快進撃を続け、24000円の壁を抜けた後はあれよあれよという間に25000円も抜け今日にも26000円に乗せそうな情勢です。わずか半月で実に3000円高。珍事1快進撃最初の3日間で24000円に乗せる間は、日経VIは30ポイント台から20ポイン

  • SBGが非上場になった場合の日経平均へのインパクト

    最近SBGに関する話題が盛りだくさんです。実現可能性はともかく、SBGが非上場になった場合の頭の体操をほんの少ししておきたいと思います。SBGは日経平均でもTOPIXでも非常にウエートの大きい銘柄なので、どちらにも大きな影響はありますが、日経平均から除外されるタイミン

  • SQを絡めたエンタメ

    SQ値をアンカリング(何らかの数値がその後の判断のバイアスとなること)に使って、その後の相場予測に使う方が相変わらずいるのには驚きます。SQ値で清算されるポジションにどういう意味があってSQ値で売買される現物にどういう意味があってそれがその後の相場とどう絡むの

  • 純潔を守るNYダウ平均 VS わけのわからない日経平均株価

    月末にダウ採用銘柄のアップルが株式分割を行います。NYダウは純粋な単純平均です。アップルの株価が500ドルとダウ採用銘柄のなかでダントツに高く、NYダウにおけるアップルの影響力が大きくなりすぎたという問題を抱えていました。今回の株式分割によってアップルの株価は10

  • 外国人の累積売り越し残高のなぜ?

    最近の上げ相場の一因が外国人の先物買い戻しといわれています。これまで売ってきた分をいったいどこまで買い戻すのでしょうか?毎週公表される投資主体別売買動向から見る限りまだまだ買戻しは続くと思われています。また、裁定の売り残(現物売り先物買い)が大量に積みあ

  • 基本再生産数とボラ

    8割おじさん8割おじさんこと西浦教授が基本再生産数を2.5として「このままでは42万人の死者が出る。人との接触を8割減らせば感染爆発を防げる」説を主張しました。政府は、わかりやすいように「8割の外出削減」という表現に置き換えて非常事態宣言下の目標としました。マスコ

  • 需給主導

    需給主導で上昇したとか、需給主導の空中戦にすぎないという言い方は広く使われます。最近もよく聞きます。解説者やストラテジストが説明できない動きが起きた場合に使う分にはかまわないでしょうが、短期トレーダーや先物・オプショントレーダーが勝てない言い訳にしていて

  • 日経VIは、技術的要因が加わり40ポイント乗せ

    GW中における、トランプ政権の対中政策に対する不安とコロナをめぐる不透明感で、特に6月限の安いプットが幅広く買われ6月VIが上昇し、7月限はあまり反応せず、その結果日経VIは大幅高となりました。6月ATMボラ 31.3 +4.76月VI 36.8 +5.2に比べ日経VI 40.15 +8.76これ

  • 明日の日経VI

    マニアックなテーマですが。。。明日4/28(火)は日経VIの計算対象が変わる限月交代日です。GWの関係で、今回はかなり早いタイミングになります。日経VIは期近のオプション(明日から6月限)と期先のオプション(明日から7月限)を使って計算します。6月限 残存日数 44日7月

  • 先物もどきには落とし穴がいっぱい

    WTI原油先物5月限が前代未聞のマイナス圏に突入したことで、これまで見えにくかった先物もどき商品の落とし穴がいろいろなところで表面化しました。長期的にこの水準を買えば儲かるはずだという思惑で参入した投資家の多くが、複雑な仕組みの前に短期間で玉砕されたといえる

  • WTI原油先物5月限がマイナス

    最終取引日を今日4/21に控えた原油先物がこれまでに前例にないマイナスに突入。反対売買しない買い方は原油を引き取る義務があるので、マイナスになっても売らざるを得ない状況です。SQ値を使って差金清算する日経225先物とは異なり、現渡の仕組みになっています。どうやら貯

  • 4/28(火)以降 日経VIには要注意

    5月限オプションSQはGW明けの5/8(金)です。日経VIの限月交代(計算対象限月の変更)は通常オプションSQ週の月曜日ですが、今回は、途中に休みがたくさんあるので4/28(火)となります。4/28から日経VIの計算にオプション7月限が使われます。コロナの問題があり、GW明けどうい

  • 幻の一往復

    コロナ感染の最悪期を通過したという思惑が広がり、NYダウは前日の1700ドルに続き一時1000ドル近く上昇しましたが、残念ながら行ってこい。日本の投資家は一晩起きていればくたくた。早めに寝てしまえば何事もなかった状態です。トランプ大統領は「ウイルスが通過すれば経

  • NYダウ1000ドル安 ボラの反応冷静

    トランプ大統領が影響の長期化を言明したこともあり、日本時間から米国株先はじりじり下げ幅を拡大し、米国時間にはいっても下げ止まらず安値圏での引け。VIXの高値は60.59で 57.06+3.52 で終了注目なのは超短期のボラを示すVIX9D 61.33+1.17 こちらも割と冷静VIX9DはVIX

  • コールの盛り進行 超戦時モード継続中

    日経平均16000円がらみの攻防からの上昇でいったんボラは全体的に下落しましたが今夜は19000円を中心に大きな値幅が出て夜間のあいだにボラは再び大きく上昇しています。まだまだボラ自体の変動が続く超戦時モード中スマイルカーブは直線状態のまま上方シフト 傾斜(スキュ

  • ATMボラレベルは80%から50%割れまで低下

    日経平均が16000円割れのピンチに立つたびにATMボラは何度も80%近辺まで上昇しました。そのピンチをいったん切り抜け、18000円を回復したことでATMボラは40%台まで低下しほぼ半減しました。夜間は19000円あたりまで上昇し、ATMボラは50%近辺まで反発しています。残念なが

  • 日経VIはかなり機能回復する一方で

    軒並みボラが急落する中、日経VIの下げは緩やかにとどまり実態的なボラとの差が5ポイントまで縮小し、かなり機能は回復しています。その一方で、VI先物や日経平均VI先物指数ETN(2035)が目も当てられない崩落をしています。

  • ボラティリティーは何を見ればよいか

    歴史に残る相場環境が続いています。本来は基準になるべき日経VIが機能不全に陥っているので、投資家は独自の基準を見つける必要があります。今のような超ハイボラ時はATMボラの動きが最も信頼できます今のような超ハイボラ時にはスマイルカーブが直線状態になります。外のプ

  • P14500まで正規設定で日中の値動きは少し回復

    日経平均が安値を更新して16552.83で終わったのでATM16500から16本下の14500までが4月限・5月限・6月限に正規設定され日経VIの計算対象になります。十分ではないとはいえそこそこの数のプットが計算対象になり、日中の動きが少し回復する見込みです。なぜプットが少ないと日

  • NYダウは、わ・ず・か6%弱の下落

    本日も激しい米国株の下落。NYダウの20000ドル割れ具合に注目していた方も多かったと思いますが、あっさり通過したどころか、その後もじわじわ下げ幅を拡大。サーキットブレーカーを挟んでさらに下落し底なしの様相となり19000ドルも突き抜け 一時-2300ドル安。さすがに値ご

  • VI先物4月限 絶賛スクイーズ中 95ポイント

    日経VIのちんたら具合に業を煮やしたのかVI先物4月限 95 +20 実態VI74に比べてもちょっとやりすぎな気もしますが。

  • リンク債のノックインの影響がどういう形で出てくるか

    届きそうもないはずだった日経平均リンク債がノックインしそうな水準まで来ており、もしノックインすれば、リンク債保有者はいきなりコストが5000円近く上の日経平均を持たされるという憂き目にあいます。わずかな金利とひきかえに、とんでもないリスクを抱えていたわけです

  • VIXは高値から10あまり低下

    一時20000ドルを割れたNYダウは切り替えし1000ドル余り上昇。VIXは高値84.83から10ポイント余り低下。日経平均先物は安値16220円から1000円余り上昇。派手な動きは続きます。いっぽう日経VIは依然として過小評価になっているので低下も限定的で、2ポイント低下の54ポイント程

  • VIXはついに80ポイント乗せ。日経VIは60ポイントには届かない見込み

    歴史的な日となりました。中央銀行が金融政策を総動員し、G7では、あらゆる可能な経済財政政策をとると宣言したものの換金売りの勢いは止まりません。VIXはついに80ポイントのせの82.69+24.86そのような状況でも日経VIは、計算対象プットの不足が続き、本日は60ポイントには

  • 日銀も耐える人化へ

    個人投資家は耐えた人ほど奈落の底へ落ちやすいという記事を先日書いたばかりです。日銀も購入額を倍増させナンピンをパワーアップして耐える人になったようです。

  • 今日も機能不全な日経VI

    追加設定によってプットがP15375までが計算対象となったので、多少の機能回復が期待できますが今週は5月限のウエートが一気に高まってきます。先週はウエートがほとんどなくあまり関係ありませんでしたが本日の5月限のウエートは33%です。週末には5月限りのウエートのほ

  • 先物が下落するほど下落する日経VI

    昨日は完全に日経VIが機能停止しました。6月限のラージを基準にATMが決まり、ATMから上のコールとATMから下のプットを使って日経VIは計算します。先物の安値が19480円だったので、この時点で計算対象となるプットがP16250 1銘柄だけとなる非常事態が発生しました。ATMボラが

  • 耐えた人ほど奈落の底へ

    すごいタイミングで迎えるメジャーSQここのところ証拠金の相次ぐ引き上げで早めにギブアップした人は生き残り、資金追加でなまじ耐えた人は最悪の事態へ落ちることになります。粘れば結局勝つという何回かの成功体験が最悪の結果を招く貴重な事例となってしまいました。両端

  • ついに日経VIが機能不全に

    VIXは70ポイント越えところが日経VIをルールどおり計算すると50ポイントどまり。正規に上場されたP16250までしか計算対象としない仕組みのためです。オンデマンドで上場されているP8000まで入れて計算するとVIX並みの68ポイントぐらいになります。正規の設定は今後とも125円

  • 追加設定相次ぐ P8000が登場

    わかりにくいオプションの追加設定の仕組みですが、実践で慣れるしかありません。直近3限月 3月4月5月日経平均19416.06ATM 19375125円刻みで16本下 17375 まで追加設定4限月以降日経平均19416.06ATM 19500250円刻みで16本下 15500 まで追加設定※6月限はすでに2018/12

  • コロナ対策に財政・金融出しまくり

    季節性インフルの一種にすぎないコロナ(だと思う)にそこまで世界中シャカリキになって財政・金融出しまくってしまって大丈夫か。どっちいかというとそっちのほうが心配である。

  • オンデマンドさっそく登場

    オンデマンドで4月限P15500P15000P14500P14000P13500P13000P12500P12000P11500P11000P10500P10000がさっそく設定されました。P10000がとんでもない値段となっても日経VIには影響を与えません。

  • しばらく日経VIは指標としては役立ちません

    日経平均の下落がきつくプットの設定が間に合いません。3月4月5月の直近3限月は125円刻みでしか新規設定がありません。新規設定のルールはATMから下16本なので125円*16=2000円下までの行使価格しか追加設定がありません。中心限月である4月限の下限は16250円です。2019年7月

  • プットが足りましぇーん。

    今日の日経平均の引け値は19698.76円 125円刻みのATMは19625円 現在の4月限の下限125円刻み 18875円250円刻み 16250円日経VIの計算対象は16250円まで明日の4月限の下限125円刻み 17625円250円刻み 16250円(変わらず)日経VIの計算対象は16250円まで(変わらず)4月限

  • さすがにP15000は反応せず

    満期前1週間となったその後のP15000本日夜間日経平均先物が20740円まで下落しても、沖合(ATM近辺)の波はこの前ほどは荒れてはおらず、バタフライ連鎖も湾岸(超OTM)まで届かず、たいした反応はありません。P15000が200円以上で暴れた先週金曜夜間の下落局面では、証拠金の

  • レバの残高ジワリ4000億円

    日経平均の高値圏でダブを買い下がり、今回の下落でやれやれの利食いとなった個人投資家は、こんどは一転レバへと参入し、レバの残高が膨らんでいます。3/5日現在レバの残高 3920億円ダブの残高 1960億円合計 5880億円この2銘柄を運用する会社による引けにかけての順張り

  • 日米ボラティリティー・インデックス完全に逆転す

    米国株の連日の乱高下すさまじいジェットコースターです。それに比べ日経平均はダウの戻しにはほとんど追随せず。下落に対しては妙に下げ渋る。じゃじゃうま日経平均がみょうにおとなしい今日この頃です。さすがに、こうした株価指数の動きの差を反映して日米のボラティリテ

  • あほボラとは

    なんとなくあほボラという言葉は使われておりますが、これをきちんと定義してみます。あくまでも私見です。あほなボラですから、どう考えても、逆立ちしても納得できないというのが基準になります。第1の条件 日経VIが30ポイントの戦時モードにあること日経VI30ポイントまで

  • 強制ロスカットでとんでもない約定をさけるためには

    このような相場では、プットの売り多めのポジションを持っていると、評価損が膨らみ証拠金の引き上げと相まってあっというまに証拠金不足に陥ります。強制ロスカットは、証券会社が任意に行うとされていますが、実際は寄り付き成り行きというケースが多いようです。市場が混

  • そもそもなぜ満期まで2週間のP15000が200円以上でも買われるのか

    金曜の夜間でP15000円が200円以上で活発に売買されました。これをインプライドボラティリティベースに直すと、100%以上になります。しかし、この100%が直接意味するものは何もありません。年率で日経平均が100%動く可能性といったところで???です。この100%という数字

  • アウトのプットは100%超え あほボラへ

    ここまであまり乱高下もなく整然とボラが上がり続けました。証拠金が一気に引き上げられ評価損と相まってアウトのプットの決済に迫られたり証拠金対策のためにアウトのプットを買ったりとプットの需要が外へ外へ向かいついにあほボラ状態 になりました。P15000日中の動きO7

  • VIX急騰 39.16 +11.60

    NYダウをはじめ米国株が約4%の下げ20ポイントが危険ゾーンといわれているVIXは今週に入って急伸し39.16まで上昇。先週までは先高構造(手前のボラティリティが先のボラティリティより低い)今週は先安構造(手前のボラティリティが先のボラティリティより高い)に大転換。VI

  • 久々の戦時モード

    日経平均先物は夜間序盤の下げをいったん縮めたものの、米国市場が始まると下げ足を速め午前4時過ぎに22,000円割れとなりました。ほぼ同じタイミングで推計日経VIも30ポイントに乗せています。その存在を忘れかけていた戦時モード突入です。NYダウはその後も下落が止まらず

  • VIXは20ポイントを超えずに、株式市場は急反発

    今回のウイルス騒動は、絵にかいたように好調な米国の景気指標が続き第1ラウンドを終えました。VIXは20ポイントにワンタッチしただけで、そこから急落し、はやくも15ポイント割れの水準まで低下しています。VIXが20ポイントを超えなかったから、米国市場が反発したのではなく

  • 日経VI20ポイント乗せへ

    夜間で日経VIは推定21ポイントまで上昇しており、日中も20ポイント乗せはほぼ確実な情勢。日経VIの20ポイント乗せは昨年8月以来となります。当時は、20,200円台まで日経平均は下落していたので、それよりもはるかに高い水準での20ポイント乗せということになります。今回のボ

  • わずかな下落ながらスキューが久々に上昇

    小動きにすっかり慣れ、200円の下落でもかなり大きく感じる今日この頃です。日経VIは、安値水準からジワリ上昇しております。全体的にIVが上昇しているのはもちろんですが、久々にスキュー(ATMボラとプットのボラ格差)が上昇しています。最近はプット主導でボラが動くこと

  • 日経VI13ポイント割れ(見込み)

    米中通商協議と英国議会選挙という2大イベントを通過し、目先の不透明要因が後退したことでボラティリティーが急低下しております。日経VIは夜間では推定12.9ポイントまで急落しており昨日13.68で終わった日経VIが、本日日中13ポイント割れするかどうかが見ものです。ちょっ

  • プットコールレシオ

    株高持続、にじむ不安オプション「売る権利」活況 相場下落に備え(日経新聞朝刊 12/6)10月からプットの建玉が急増しているらしい?です。これ自体は事実なんですが、これをもって弱気と論じる前にもう少し分析してほしかったと思います。個人投資家に人気の強気の代表格レ

  • 低ボラに慣れた体に

    VIX先物の建玉が過去最高水準に積みあがっているため、VIXの動きに関心が集まっています。11ポイントまで低下していたVIXが、感謝祭明けの2日間でアッというまに18ポイントまで上昇し、昨年末のクリスマス暴落再来か?はたまた2018年初頭のVIXショックか?緊張感が高まりまし

  • 手数料無料化とフラッシュボーイズ

    フラッシュボーイズが上陸?米国では個人投資家の株式委託手数料無料化の動き国内ではSBI証券が3年以内の手数料無料化の目標証券会社は新たな収益源を模索こうした流れの中で、今回降ってわいてきたのが、フラッシュボーイズが日本に上陸したのではないかという疑惑です。フ

  • FOMC無難に通過で日米ボラ低下

    注目のFOMCは予想通りの0.25%利下げ。12月に関しては、オープンな姿勢を残し、ほぼ満額回答という感じでした。VIXは13ポイント近辺から、少しもたついた後、パウエル発言を確認しながら低下し7月以来の水準まで低下。日経VIも、VIXとほぼ同じ動きでFOMC前から約0.7ポイント

  • 追加緩和でデフレの上塗り

    今月末の日銀で追加緩和が行われる可能性が高まっているようです。果たしてマイナス金利を少し深堀すれば、イールドカーブは日銀の思惑通りたってくれるのでしょうか?世界的な金融緩和は2巡目に入っており、少しでも利回りがあれば、お金がそこにあっという間に集まります。

  • 半年先のVIXがジワリ上昇

    9月中盤から日米ともに上値が重くなるとともに、ボラティリティーはじりじり上昇しております。10月に入ってズドン・ズドンと2連発下げが続いたことでVIXは再び20ポイントを超える動きとなっています。日経VIは夜間を含め、まだ20ポイントを超えてはいません。VIXの20ポイン

  • 日経平均しぶとく米国株の下落を跳ね返す

    レイバーデー明けの米国市場は、相変わらずの荒れ模様です。一時400ドル安を超える下落から少し挽回し、VIXは20ポイン超えが続いていたものの引けにかけて危険水域の20ポイントを何とか下回っています。日経平均先物は、米国株安、ドル円106円割れにもかかわらず20,500円を割

  • 株価はジャクソンホール前まで回復するが、ボラはそこまで下がらず

    先週末の中国報復関税、トランプ大統領の対中関税引き上げの騒動前まで、NYダウおよび日経平均は回復してきました。騒動前VIX 16.68日経VI 17.318/30(金)5:15VIX 17.88日経VI 18.1ジャクソンホールのイベント前のボラ水準まで、日米ともに低下しきっていません。

  • 日米ボラ明確に逆転

    米国株の下落時において、日経平均は何回か粘り腰を繰り返した結果、ついに日経VIがVIXを半日以上にわたり下回りました。状況はこんな感じNYダウは時間外はマイナス圏で推移したものが取引開始時点ではプラス圏に浮上し26000ドルを回復。VIXは、この時点までは前日比マイナ

  • 中国の反撃 19.87 VS 20.3

    この日を敢えて選んだのか、中国はプライドをかけた報復関税で反撃。ジャクソンホールにばかり注目していた市場に再び激震が走りました。トランプ大統領は激怒。「中国はいらない。替わりを探せ」パウエル議長は、言葉を選びながらも、9月利下げを匂わす内容だったものの、台

  • ボラは17ポイント前半に集結

    ボラの環境はパウエル証言待ちのなかFOMC議事録公開終了現在地は長期的には低い水準(安全モード)短期的には8/6 8/7にピークを付け下降中HVは現在地よりも下パウエル議会証言待ち8/22(木) 5:15現在VIX 15.85 -1.65日経VI 17.4 -1.0(日中比)9月限VI 17.3 -1.2(日

  • MMは積極的にボラ売りで攻める

    昨日は9月のボラが大きく下落し、日経VIを押し下げました。10月限のボラは9月限ほど下落していませんが、MMが積極的にオファーを下げたため、VI先物はあっさり18ポイントを割れ17.5ポイント割れまで下落しました。最後は買い下がっていた投資家の投げが出たような感じです。

  • 16.88 VS 19.3

    FRBの緩和期待とドイツの財政出動が蒸し返され、悲観ムードは後退。5:15現在VIX 16.88 -1.59日経VI 19.3 -1.2(日中比)日経VIは、10月VIのウエートが急速に増える段階に入っており、VI先物が待ち受ける18ポイント台へ接近中です。

  • VIXや日経VIは、いつもかつも暴落の原因ではない

    VIXや日経VIが原因となって暴落が起きたり、下げを加速されることもたまにありますが、大半は日経平均やSP500の動きに追随して動いています。今週のVIXは20ポイントを挟んで結構大きく動き、VIXが20ポイントを超えたから下落したVIXが20ポイントを下回ったから反発したという

  • ボラ上昇は日米互角

    対中関税の一部延期はかえって話をややこしくしたようであります。FRBに対するトランプ大統領の口撃はますますエスカレートしています。ボラティリティーの上昇は日米互角VIX 22.22 +4.43日経VI 23.2 +4.1(日中比)

  • VI先物8月限は清算へ

    夜間前半で先物が20210円まで下がり推定日経VIは23ポイントまで上昇しました。ところが、そこから一転先物は20750円まで棒上げし、ボラティリティーは急低下。VI先物は本日19.7ポイント近辺で清算される見込みです。9月限の残存日数がちょうど30日のため、10月限の影響がなく

  • 日経VIのわかりにくい部分 今月の事例

    日経VIの限月交代とはSQ週の月曜日(SQの4日前)に計算対象が入れ替わります。今月ですと8/5(月)に、8月限9月限オプション ⇒ 9月限10月限オプション となっています。VI先物の満期とはSQ週の水曜日またはSQの翌週水曜日の2パターンありますこれは、SQとSQの間が4週間の

  • 600ドル安からの全値戻し VIX20ポイント割れ

    昨日は伏兵ニュージーランドの利下げで、通貨安競争がいよいよ本戦に入ってきました。株安利下げおねだり利下げ期待から下げ渋りのパターンが世界随所で勃発しそうです。もちろん一番のおねだり君はトランプ大統領です。VIXが株安を誘導しているというよりは、素直に株の乱高

  • VIX急騰 VIX先物反応せず

    NYダウが久々のナイアガラ状態で一時900ドル安。VIXは24.59 +6.98しかしながらVIX先物8月限 17.475 uncVIX先物9月限 17.675 -0.1先週末上昇した後ほとんど反応していません。米国株の下落がVIXの上昇を引き起こしてはいますがVIX先物買戻しは今のところ下落を加速させ

  • 17.87 VS 18.5

    パウエルショックから一夜明けた市場をトランプ爆弾が襲いました。どうやらFOMC後のこのタイミングでの関税を引き上げることをあらかじめ決めていたかのようです。執拗に利下げにこだわったのもそのためでしょう。ダウは300ドル高から一転300ドル安と久々のジェットコースタ

  • FOMC通過でボラ低下、パウエル会見で一転ボラ上昇日米逆転

    注目のFMOCは予想通りの「25BPの利下げ」おまけで「資産縮小停止2か月前倒し」発表直後は予想の範囲内でもあり、株はやや弱含み為替はドル高気味で小動きでした。ところが、3時半のパウエル会見で事態は一変「利下げ局面に入ったわけではなく、あくまでもサイクル中盤の調整

  • なかなか面白いボラの展開

    薄商いの中、日経平均は結構な値幅で下落しました。久方ぶりにボラもいろいろな変化を見せました。8月限と9月限のボラ(ATMボラおよびVI)が並ぶさすがに、たたかれまくっていた8月限のボラは大きく上昇しましたが、もともと高め推移の9月限の上昇はマイルドで、日経VIの16ポ

  • 13.97 VS 14.0 ついに並ぶ

    夜間の海外市場は欧米とも下落、日経平均先物も軟調でした。ボラティリティーはじり高で、日米のボラティリティーインデックスはほぼ肩を並べました。VIX 13.97 +1.11日経VI 14.0 +0.6(日中比 午前5時16分現在)米国株は引けにかけ下げ幅拡大しVIXが高値引けとなり、日

  • VI先物の注意点

    昨日もかなり活発にVI先物が売買されました。VIの水準自体が低いこと先行きに対する不透明感が高いことからVI先物が少しづつ関心を高めているようです。昨日は、夜間でもまずまずの板が残り、売買が行われています。相変わらずプットも安い状態で、大暴落が来ればどのプット

  • VI先物に動きあり

    8月限が中心限月になった7/10以降、日経VI先物の商いが徐々に増えています。これまでは、マーケットメイカーの出す0.5ポイントのスプレッドを相手に売買することが多く、日中もあまり大きな動きはなかったのですが、小口ながら板が出そろってきました。本日は、朝から買い意

  • 日銀ETF買いに鈴をつけるのは誰だ!

    FRBの金利引き下げが濃厚視される中、日銀がどう動くかが一部で注目されています。しかしながら、乾いたぞうきんを絞って何かやったららやったで、逆に出尽くし感が広がり逆効果になる可能性すら感じます。できれば口先で何とか円高圧力だけはかわしたいというのが本音でしょ

  • ボラのチキンレースへ突入

    パウエル議会証言を聞いた市場参加者は月末FOMCでの利下げを確信し、雇用統計で揺らいだ気持ちが落ち着いたことで日米ともにボラは一段安となっています。日経VIは2013年以降の最低水準レベルです。プットが壊死状態及び90%のウエートがある8月限のボラ低下が効いています。

  • 14.09 VS 14.6

    パウエルFRB議長の議会証言を控え、過度な金利低下期待を修正する動きが続いており、日米ボラは低位に定着といった感じです。VIX 14.09 +0.13日経VI夜間 14.6 +0.4 (日中比)昨日の日経VIの安値は13.91なので、日米ボラティリティーインデックスの逆転間近です。日本の

  • VIX13ポイント割れ、本年最低水準のレベルへ接近

    米国市場は、高値警戒感などみじんも感じさせないボラの低下です。VIX 12.93 -1.13VIXは年初23.22から徐々に落ち着き4月中旬には12ポイント台まで下落していました。トランプ大統領の対中関税言及前の5/3は12.95でした。その後、20ポイント越えまで上昇した後徐々に落ち着

  • 14.06 VS 15.0 VS 14.15

    米中首脳会談は想定の範囲内ながらイベント通過で、株高ボラ低下が素直に進みました。VIX 14.06 -1.02日経VI 15.0 -0.15 日中比日経VI先物 14.15 日中引け値VIXと日経VIは最近の1ポイントあまりの差を詰め切れませんが、日経VI先物はVIXとほぼ同じ水準まで低下してい

  • VI先物のディスカウント状況

    VI先物7月限満期 7/10(水) SQ清算SQ値 日経225オプション8月限の寄り付きを使って計算する日経VI6/26日中終値 15.15ポイント1枚あたり 15.15*10000=151,500円相当証拠金 37,000円1ポイント上昇で1枚あたり 1枚*10,000円=10,000円の利益6月限はボラ上昇局面でディス

  • 16.28 VS 16.9

    米国株の下落でVIXは素直に上昇。夜間の日経平均先物は、ドル円の107円台回復が支えとなって小幅下落にとどまる。日経VIは、日経平均の下落に比べまあまあの上昇。VIX 16.28 +1.02日経VI 16.9 +0.53(日中比)

  • 週末G20 米中主脳会談の行くへが気になる人は

    プットは大バーゲン中弱気筋が蔓延する中でオプション市場全体がかなり低いボラティリティーを前提にして取引されています。さらに、プットには割高感が全くありません。もし、何か週末起こった場合の効果は非常に高い状態です。VI先物も結構お安い現在中心限月である7月限の

  • 14.75 VS 15.7

    イラン情勢の緊迫で一瞬NY米国株、日経平均先物が急落する場面はありましたが、短時間で持ち直し、SPは最高値更新。日経平均先物はドル円に足を引っ張られ小幅高にとどまりました。緊張感が高まったこともあり、ボラティリティーインデックスは反発VIX 14.75 前日比 +0.42

  • 逃げるVIX、後を追う日経VI 14.2 VS 15.5

    注目のFOMC。結果は据え置きで、利上げの言質はなかったものの、可能性を含ますことで期待を持続させることに成功したようです。まず据え置きの発表を受けた初動でVIX 15.6→14.9 -0.7日経VI 16.4→16.1 -0.3日経VIの下落は、昨日の後場コール主導で上昇した分が剥げたこ

  • 暗号資産の行くへ

    フェイスブックが、満を持して暗号通貨を発行します。分類としては、ブロックチェーン技術を使ったデジタル通貨で、主要法定通貨と連動するステーブルコインとなるようです。アマゾン、グーグルもおそらく後に続くでしょう。どうやらこの動きで、暗号資産の行くへが少し見え

  • 15.15 VS 16.3

    ECBドラギ総裁の緩和示唆発言をきかっけに、もてあますマネーを抱えたファンド勢が株に参戦、欧米株急騰。力なく日中21,000を下回った日経平均も夜間で先物が巻き込まれ300円余りの上昇となりました。緩和も2巡目となれば、一巡目ほどのパワーはないもののの、お金が行き場を

  • 平成金融史

    久々に書籍の紹介平成金融史-バブル崩壊からアベノミクスまで (中公新書) [新書]金融政策をめぐって大蔵省(財務省)、金融庁、日銀の当局が、平成という苦難の時代においてどういう立ち回りをしていったかを、時間にそってまとめたドキュメントです。余分な記述がないので、

  • 株高ボラ上昇 16.3 VS 17.3

    米国雇用統計は予想を下回り、利下げ期待がさらに高まり、NYダウ一時26000ドル回復、日経平均先物は21000円回復しました。さすがにボラは下落せず、VIX 16.3 + 0.37推定日経VI 17.3 +0.146月7月から計算する日経VIと7月8月から計算する日経VIは、夜間終盤では17.3でほぼ

  • 抑圧されたボラ 15.93 VS 17.5

    米国株は続伸し、VIX 15.93 -0.16 推定日経VI 17.5 -0.6(日中比)VIXは小幅安にとどまり、日経VIは昨日日中の安値水準まで下げて終わっています。来週は6月限先物とオプションのSQいわゆるメージャーSQです。1週間後に満期を迎える6限のボラはATMで16% ストラドルで3

  • 16.97 対 18.9

    米国株の大幅反発でVIXは順当に低下し 16.97 前日比 -1.89夜間の日経平均先物も大幅高で、推定日経VIは 18.9 日中比 -1.2さすがに日米ボラの逆転は簡単には起きなさそうです。日本のボラの抑圧要因は20,000円以下には「買い手がさすがにいるだろう」を反映したプットの

  • 18.86 対 19.6

    週明けのNYダウは踏みとどまりましたが、ナスダックが大幅下落していることもあり、VIXは上昇し18.86一方夜間の日経VIの推定値は前半戦は21ポイントあったものの最終的には19.6その差は1ポイントを切りました。日中の展開次第では逆転も視野に入ります。5月以降の日経平均は

  • 日経VIに占める6月限のウエート早見表

    昨日21,000円割れとなって、本日は朝からの急落で、日経VIは20ポイントに迫っています。6月限を売買していると、上昇の鈍さ違和感があるかもしれません。今日時点で6月限定は満期まで2週間で日経VIに占めるウエートはすでに20%まで下がっています。からくり今日は、6月限の

  • 本日は素直にボラ低下

    本日は日経VIは朝からじり安。VI先物6月限は、17.2ポイントでにらみ合いとなって動かなかった昨日とは異なり、しびれを切らしたMMが思いきって値段を下げ、日経VIおよび満期VI(7月VI)に連動しながら低下しました。前のブログで書いていますが、現在の日経VIの7割がたは7月V

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