愛知県瀬戸市の瀬戸蔵ミュージアムを訪ねて館内展示を振り返っておりましたら、何とも長くなってしまい…(苦笑)。最後の最後、落穂拾い的に瀬戸のやきものの祖のお話と…
興味の赴くままに見聞きするあれやこれやを綴ります。
本を読みます。映画を見ます。芝居もミュージカルも見ます。クラシック音楽を聴きます。絵を見に行きます。旅にも行きます。そして、まじめな話もします。
愛知県瀬戸市の瀬戸蔵ミュージアムを訪ねて館内展示を振り返っておりましたら、何とも長くなってしまい…(苦笑)。最後の最後、落穂拾い的に瀬戸のやきものの祖のお話と…
一週間に及ぶ鹿児島滞在にあって最高の好天となった二日目、鹿屋市の荒平天神をあとにして大隅半島をひたすらに南下するという行程でありましたよ。その際、鹿屋市のお隣…
何につけ、既製品に頼ることなく「自分で作ってみるか…」という、DIY的な思い付きは多々あれど、なかなか手始めであれこれ思い悩んでしまい…ということがありますな…
美濃瀬戸やきもの紀行 瀬戸焼の歩み その2@瀬戸蔵ミュージアム編
そそくさと鹿児島の話を続けて行こうという気分ではありますが、昨年10月以来続いて(しまって)いる瀬戸のお話がもう少しでおしまいとなる段階にありまして。こちらは…
一週間(ちょっと)のご無沙汰でした…とはまた、昭和っぽい出だしですけれど、ともあれしばらく鹿児島に行っておりました。鹿児島空港到着時の天候はどしゃ降り。翌日は…
美濃瀬戸やきもの紀行 瀬戸焼の歩み その1@瀬戸蔵ミュージアム編
やたらに瀬戸蔵ミュージアムの見聞話が長くなっておりますが、これまで見て来たのがワンフロア分なのですなあ。上のフロアは「3F 瀬戸焼の歩み」とありますように「瀬…
ページをめくりながら、ちょいと前に見た映画『デリシュ』やら、もそっと前の『めぐり逢う朝』やらを思い出しておりました。時代的に後者はぴたりと来るところですが、前…
美濃瀬戸やきもの紀行 焼成という大仕事@瀬戸蔵ミュージアム編
瀬戸蔵ミュージアムの「生産道具展示室」でもってやきものの生産過程をたどっておりましたが、いよいよ焼成、最終段階ですなあ。 焼成はやきものづくりで最も重要な工程…
なんとはなしにじんわりと、ミステリーを読みたい雰囲気が湧きおこっていたところで、どうやら新着図書らしいと近所の図書館で借りて来た一冊。イーデン・フィルポッツの…
瀬戸蔵ミュージアムの「生産道具展示室」を巡って、やきものの生産過程をそれぞれに使う道具の展示とともに振り返るというお話の続きでございます。「土をつくる」、「形…
先日読んだ『モダニズム・ミステリの時代 探偵小説が新感覚だった頃』では、大正・昭和のモダニズム文学の書き手たちが当時どんどんと上書きされていった科学的知見、そ…
瀬戸蔵ミュージアムの「生産道具展示室」を巡って、やきものの生産過程をそれぞれに使う道具の展示とともに振り返っておりますけれど、「土をつくる」工程に続きまして、…
そうそう、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を取り上げたレクチャー&コンサートは会場があきる野市の多目的ホールでしたので、JR五日市線の秋川駅で下車するついでに予て…
この間の日曜日にベートーヴェンの弦楽四重奏曲を聴いてきてから、十数曲あるベートーヴェンの同種の曲ばかり聴いておりまして…。十年ちょいと前にジュリアード弦楽四重…
これまで振り返ったところでは、瀬戸蔵ミュージアムとはせともの工場やせともの屋など昭和レトロ感のある街並み再現ばかりの施設とも見えようかと。さりながら、陶磁器の…
長野県下諏訪町にある諏訪大社下社の秋宮と春宮を巡ったわけですけれど、諏訪大社といえばやはりこれ!御柱祭ですよねえ。 御柱祭は七年目毎、寅と申の年に行われます。…
てっきりミステリー小説の評論というか、歴史の一端をたどるというか、その類の本と思って手に取ったのですけれど、どうやら思惑違いであったようで。ですが、それはそれ…
瀬戸蔵ミュージアムに再現された街並みとして、「やきもの工場」はいかにもなと思ったものですけれど、工場を抜けた先にはこれまたいかにもな「せともの屋」の店先が再現…
…ということで諏訪大社下社秋宮のすぐ近く、信州下諏訪宿の名残をぶらりとしたわけですが、ついでといっては何ですが、この際諏訪大社下社春宮の方も訪ねてみることに。…
瀬戸蔵ミュージアムを訪ねて、あれこれとやきもの関係のことを書いております折も折、市の公民館で開催された文化・芸術講座が「もっとやきものを楽しもう!-鑑賞のポイ…
瀬戸蔵ミュージアムに足を踏み入れて、大正モダンとか昭和レトロとか、そんな雰囲気に包まれるはこの夕暮れ感でもありましょうか。昭和30年代を描いた(らしい)『三丁…
信州下諏訪宿をぶらりとして、先に問屋場跡といったところは見たわけですが、宿場に必ずあるものは当然に下諏訪宿にもあることになりますな。例えば、本陣とか脇本陣とか…
CSミステリーチャンネルで放送された『アラン・カーの冒険 アガサ・クリスティーの世界』は、「コメディアンのアラン・カーが、ミステリーの女王アガサ・クリスティー…
美濃瀬戸やきもの紀行 「白雲陶器②瀬戸ノベルティへの展開」展@瀬戸蔵ミュージアム編
[ 瀬戸蔵ミュージアムにあって、もそっと「せともの」の本場らしい展示を…ということで、覗いてみたのがこちらになります。ちょうど「むかしの道具展」が開催されてい…
諏訪大社下社秋宮の参道を背にして、大鳥居の前を左手に回り込んでいきますと、かような石碑(と解説板)に行き当たるのですね。曰く「下諏訪宿 甲州道中 中山道合流之…
高価な美術品を盗み出す…といって、これが映画などであれば、攻守双方の知恵比べのようでもあり、犯人逮捕に向けた捜査を追ってこれまた知恵比べが展開されるような。ま…
瀬戸蔵ミュージアムに入るなり、昭和レトロだとか大正ロマンだとか、そんな印象が広がって…と申したですが、これはなにも「せとでん」の尾張瀬戸駅舎が古い洋風建築であ…
さてと、信濃国一之宮・諏訪大社へとやってまいりました。ご存知のように、諏訪大社は諏訪湖周辺に四社が点在している形ですな。上社前宮は茅野市に、上社本宮は諏訪市…
毎年2月になって発売される雑誌『文藝春秋』3月号には、直前に発表された芥川賞受賞作が全文掲載されますですねえ…と言って、買ったことないですが…(笑)。芥川賞、…
美濃瀬戸やきもの紀行 せとものはせとでんに載って…@瀬戸蔵ミュージアム編
愛知県瀬戸市の瀬戸蔵ミュージアムを訪ねた…というお話はその入口にたどり着いたところで、しばし滞ってしまいましたですが、いよいよもって中へと誘われてみることにい…
会社勤めの人がインフルエンザに罹った場合、職場復帰の目安は発症から5日後、解熱から2日後と言われているようで。退職以前であれば「仕事が溜まって気が気でない…」…
なんだかだるいなあと。またかよ?!と思いつつも、頭が痛い、のどが痛い、節々が痛いとなれば、まあ、疑う余地もなしですかね。 巷では相変わらずコロナやインフルエン…
愛知県瀬戸市の街歩きをして、この日の締めくくりに訪れた新世紀工芸館からホテルへと帰る道すがらのこと。やたら幅が広いわりに車通りの至って少ない道の中央分離帯部分…
そも「房総のむら」とはどのような施設であるか。あらためて公式HPの紹介をみれば、このように記載されておりますな。「房総のむら」は、房総の伝統的な生活様式や技術…
さらっと、信州・諏訪湖畔にあります上諏訪温泉につかってきたのでありますよ。いやはや、温泉らしい温泉、温泉宿らしい温泉宿はなんとも久しぶりでありまして。 お宿…
さてと午後のひとときに瀬戸のやきものの里を巡り歩いて、だんだんと夕刻に。この日の最後に訪ねたのは瀬戸市新世紀工芸館なのでありました。 「新世紀」というだけあ…
先日、池袋の東京芸術劇場で読響の演奏会を聴いてきたのですな。グラズノフの小品、ハイドン最後のシンフォニー、カプースチンのサクソフォン協奏曲、そしてラヴェルの「…
ということで、千葉県の龍角寺古墳群を巡ってあれこれの古墳を見てきたわけですが、隣接する、というか敷地を同じくするというか、「体験博物館 千葉県立房総のむら」の…
さほどと言いますか、全くと言っていいほどに美食でも飽食でもなしに、至って食は細い方ですけれど、なんとはなしレストランというか厨房というか、そうしたあたりを舞台…
さてと、瀬戸染付工芸館の敷地内には3つの建物があると言いましたですが、本館、交流館と覗いた後はもうひとつの建物(といって実質は建屋ですが)、古窯館を見ておくこ…
久しぶりに積もる雪が降りましたなあ。朝から雪かきをして、運動不足をこじらせている者としてはいささかヘタレ気味ですけれど、それはともかくとして…。 昨2023年…
千葉県の龍角寺古墳群にあって最大なのは「墳丘長78mの浅間山古墳」という前方後円墳(第111号墳)なのですけれど、予め目を通した本であったか、何かしらのサイト…
東京・渋谷の國學院大學博物館に出向いたわけですが、その目と鼻の先に白根記念渋谷区郷土博物館・文学館という施設があるのですな。國學院の博物館には何度か出向いてい…
愛知県瀬戸市のやきものの里を巡ってぶらり。伝統技法を伝える瀬戸染付工芸館にやってきたところでして、施設内に3つある建物のうち、本館に続いてはこちらの交流館とい…
何かしら「地図」がらみの展示があると聞きますと、ついついぴくんとしてしまったり(笑)。なかなかに「地図」というものは想像を掻き立てるようなところがあるわけでし…
ということで、千葉県の下総台地にあります龍角寺古墳群は「房総のむら」と混然一体のせいか、古民家やら擬洋風建築物やらがあったりもしたのですけれど、もいちど古墳ら…
東京でも数少ない大衆演劇の芝居小屋が立川にあるものですから、(怖いもの見たさで?)試しに出かけてみたのはもう5~6年前になりますか。例によってブログ内検索をす…
愛知県瀬戸市の洞地区は「山地の谷が行きづまる所を洞と呼び、瀬戸村東部にある宝泉寺の南方を通称洞と呼んでいた」(Setopedia)ところに由来があるわけですが…
千葉県立房総のむら風土記の丘資料館をひとしきり見て回った後、資料館に至るまでに辿った散策路とはまた別の方向へ。龍角寺古墳群の外れの方へそぞろ歩いていったわけで…
たまには日頃と毛色の異なるものでもと、『WOKE CAPITALISM 「意識高い系」資本主義が民主主義を滅ぼす』なんつう一冊を手にとってみたのでありますよ。…
ということで、本業窯のお隣に建つ瀬戸・ものづくりと暮らしのミュージアム「瀬戸民藝館」を覗いてみることに。ま、こちらの入館料を払うと本業窯を間近で見ることができ…
さてと、雑木林の中に比較的こぶりな円墳や前方後円墳が115基も点在する龍角寺古墳群に来て、古墳の間を縫う散策路を歩いてみたところで、到達したのは千葉県立房総の…
先に俵万智の最新歌集『アボカドの種』に目を通したところで、和歌繋がりとでも申しますか、かねて読もうと思っていた一冊を手にとった次第。高樹のぶ子『小説小野小町 …
さて、愛知県瀬戸市の「窯垣の小径」は資料館の先にももそっと続いておりまして。 洒落た体裁に仕立てた壁もあれば、無骨にただただ窯道具を積み上げた壁もあり…。…
千葉県佐倉市を一日めぐった街歩きの後は成田へ移動して一泊し、その折の夕食では珍しくも酢飯のうな丼を食した…と、このことだけは先んじてお話しておりましたなあ。で…
「関東平野部でも雪」てなことが予報されていた日に、池袋の東京芸術劇場へ読売日本交響楽団の演奏会を聴きに出かけたのでありますよ。幸い?雪にはならずに雨模様で済み…
愛知県瀬戸市の街歩き。最初の立ち寄りスポットは窯垣の小径資料館でありますよ。「元本業焼の窯元であった寺田兼之丞家住宅をほぼそのまま生かす形で平成7年に改修した…
2024年、年始早々の企画ものでしょう、新聞夕刊に【俵万智さん×川添愛さん新春対談】が4回続きで掲載されておりましたなあ。方や短歌という小さな枠組みの中で言葉…
千葉県佐倉市の街歩きは、訪ねるところどころがそれぞれに些か離れているものですから、最後のスポットではもはや夕暮れ感が漂っておりましたよ。旧堀田邸から歩くこと1…
愛知県瀬戸市の街歩きは「窯垣の小径」へと分け入りました。「窯垣」というのは「使わなくなった窯道具(ツク・エブタ・エンゴロ)で作った掘や壁の総称」だそうで、下の…
ちょいと神奈川県川崎に出向いたついで、ついつい寄ってしまうのが川崎浮世絵ギャラリーなのですなあ。2024年年明けから始まった展覧会は「新版画の沁みる風景―川瀬…
千葉県佐倉市の街歩きは、一端は古い時代の話を脱して佐倉市立美術館に寄り道したわけですが、その後はまた少々時代を遡るような感じで。美術館から市街地の裏道を歩くこ…
愛知県瀬戸市に到着早々、町のようすに寂れ感があるだのと失礼な物言いになっておりましたが、とにもかくにも街歩きへ繰り出すことに。やきもの関係のスポットを巡って立…
先日読んだ西條 奈加の小説『六つの村を越えて髭をなびかせる者』は、江戸時代に何度も蝦夷地探査の任にあたった最上徳内を取り上げたものでしたけれど、蝦夷地を積極的…
下総佐倉成田紀行 「WALK ON THE EDGE」展@佐倉市美術館編
千葉県佐倉市の街歩きでは、佐倉城址公園から武家屋敷通りを抜けて…と、関ケ原以来の徳川家臣、堀田氏の城下町なだけに話が江戸時代に寄っていくことになりますので、こ…
愛知県瀬戸市に来て、泊まりは神社の境内にあるホテルと言いましたですが、とりあえずホテルに荷物を預けて瀬戸の街歩きに繰り出す…にあたっては、やはりこちらのお社に…
今年2024年の初詣は、ちょいと足を延ばして東京・あきる野市にある大悲願寺に出かけたと申しましたですが、その境内で見かけた看板をふいと思い出したのですなあ。 …
迷子状態になりかかりつつもなんとか?抜け出すことのできた佐倉城址公園をあとにして、かつては広小路と呼ばれたらしい真っ直ぐな道をたどることしばし、大手門跡に到達…
愛知県瀬戸市の名鉄尾張瀬戸駅にたどりついて、まずはホテルに荷物を預け、遅めの昼飯をということに。せと銀座商店街のアーケードを抜ける中で、「そういえば…」と思い…
先日訪ねた国立歴史民俗博物館では主に先史時代の展示を見て回りまして、縄文土器の地域差あたりを備忘に留めたのでありました。話では触れませんでしたけれど、展示の中…
予め国立歴史民俗博物館の展示に関わってことほどかほどに長くなると想定しては思いもよりませんでしたけれど、ともあれひと段落として千葉県佐倉市をぶらりというお話に…
さて、年も改まりまして(ということは話になんら関わりなのですが)、「美濃瀬戸やきもの紀行」はようやくにして美濃から瀬戸へと動いていくことに。午前中に土岐市をさ…
遅ればせながら、謹んで2024年、新年のご挨拶を申し上げます。どうぞ本年もよしなに願えましたら幸いです。 一年前はコロナに臥せった状態で正月を過ごしておりまし…
下総佐倉成田紀行 弥生文化がじわじわと…@国立歴史民俗博物館常設展編
さてと、千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館の常設展示は先史時代から近現代に至るまで、歴史をなぞる解説があるわけですが、今回は(その後の佐倉市内ぶらぶらの都合もあ…
タイトルが「美濃瀬戸やきもの紀行」ですので、やきもの話に終始するのはまあ当然ながら、時折毛色の異なる話を混ぜたくなりますな。この間は乙塚古墳のことに触れました…
下総佐倉成田紀行 縄文土器のさまざま@国立歴史民俗博物館常設展編
千葉県佐倉市に国立歴史民俗博物館を訪ねて特集展示とともに常設展を見て周ったわけですが、日本列島に人類が到達してから長らくを経て、いよいよ縄文の時代となるのです…
美濃瀬戸やきもの紀行 美濃焼の茶碗あれこれ@美濃陶磁歴史館編
岐阜県は土岐市美濃陶磁歴史館でやきもののあれこれを見て周ったわけですが、茶陶といってはやはり茶碗となりましょうかね。おとなり多治見市の美濃焼ミュージアムでもた…
千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館で北海道の古代文化に関する特集展示を見て来たことを綴りつつ、予て読もうと思っていた本をいよいよ手にとることに。西條 奈加の小説…
下総佐倉成田紀行 日本列島にヒトがやってきた@国立歴史民俗博物館常設展編
千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館。折しも開催中の特集展示「北の大地が育んだ古代-オホーツク文化と擦文文化-」をお目当てに出かけたわけですけれど、思いのほか…
さてと、岐阜県土岐市の美濃陶磁歴史館で常設展のコーナーへ。曰く、収蔵品展「美濃桃山陶」と。解説の「はじめに」としてまずはこんな紹介が。室町時代、茶の湯の道具へ…
ちょいと前に劇団民藝の舞台『巨匠』を見てセリフ回しのことを云々したからかもしれませんですが、(唐突ながら)芝居を音楽に擬えてみますれば、台本が楽譜、セリフ回し…
…ということで、千葉県佐倉市にあります国立歴史民俗博物館の特集展示「北の大地が育んだ古代-オホーツク文化と擦文文化-」の(小さな…)展示室を見て周ったお話であ…
先日、トッパンホールでランチタイムコンサートを聴いた折、例によって立ち寄ったのがホールと同じ建物内にある印刷博物館のP&Pギャラリーでして。入場無料の展示施設…
美濃瀬戸やきもの紀行 土岐市美濃陶磁歴史館のコレクションから編
…ということで、岐阜県土岐市を訪ねて織部の里公園、乙塚古墳附段尻巻古墳と見てきましたですが、やきもの紀行としてはやはり土岐市美濃陶磁歴史館を見ておかねばと。 …
東京都心と千葉県成田を結ぶ鉄道路線はJRと京成とが付かず離れずの関係で並走していますけれど、佐倉市の中心部に近い方は京成佐倉駅の方ですな。途中の船橋で、あえて…
今年2023年の見納め芝居は劇団民藝公演の『巨匠―ジスワフ・スコヴロンスキ作「巨匠」に拠る―』でありました。見納めてなことを言っても、今年は加藤健一事務所公演…
岐阜県土岐市の織部の里公園に、たくさんの美濃焼を生み出した元屋敷窯跡を訪ねた後、土岐市美濃陶磁歴史館を訪ねる前に寄り道をした…と申しましたですが、そも陶磁歴史…
またまたランチタイムコンサート@トッパンホールに出かけてまいりました。今回はピアノのソロ・リサイタルでしたなあ。 予定曲目にベートーヴェンのピアノ・ソナタ第…
取り敢えず千葉県内陸部の方へとだけ言って出かけておりましたが、例によってちともったいぶっておりましたなあ。出かけた先は千葉県の佐倉市と印旛郡栄町で中間の成田市…
♪汽車 汽車 ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ …とか、♪今は山中 今は浜…とか、そういった類いが満載なのかなと思って図書館から借りてきてみた…
ひとしきり多治見のやきもの関係のスポットを見て周り、朝もそうそうに中央本線に乗って…と言いつつ、荷物はまだ多治見のホテルに預けたままにして向かったのは、名古屋…
先に岐阜県多治見市にあるとうしん(東濃信用金庫)の美術館を訪ねた話をしたですが、地場の信金であるたましん(多摩信用金庫)が手掛けている「たましん美術館」ではど…
「美濃瀬戸やきもの紀行」と言いつつも多治見のお話ばかりが続いております(そのうちの半分は美濃焼ミュージアムの見聞でした)なあ。ようやっとたどり着いた多治見話の…
先日、『女ことばってなんなのかしら?』を読んだことで「役割語」なるものを知るところとなりましたけれど、これまたその類いなのであろうなあと手にとったのが岩波現代…
岐阜県多治見市でモザイクタイルミュージアム、多治見市美濃焼ミュージアム、とうしん美濃陶芸美術館と訪ねまわり、古いところからリアルタイム現代に至るまで、さまざま…
さて、このほど東京都公文書館を訪ねるのに背中を押された企画展「東京府文書にみる多摩と東京 ―多摩地域東京府移管130年―」を覗いてみることに。 常設展示室自…
例えば東大と言えば東京大学、東博といえば東京国立博物館、東急といえば東京急行電鉄…のように「東何」と表記されると、それは「東京何々」の省略形だと受け止めてしま…
しばらく前に…と、かつて自ら書いたところを検索してみれば2022年の2月でしたか、武蔵国分寺跡の界隈を歩き回ったことがありました。その時に歩き出したポイントは…
今でこそ志野茶碗といえば美濃焼となっておるわけですが、かつてやきものの器一般に「せともの」と一絡げにされていたこととも関わりましょうか、志野茶碗も瀬戸窯から出…
東京・調布の電気通信大学キャンパス内にありますUECコミュニケーションミュージアムを訪ねて、展示室のひとつに真空管だらけの部屋があると申しましたですな。なん…
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愛知県瀬戸市の瀬戸蔵ミュージアムを訪ねて館内展示を振り返っておりましたら、何とも長くなってしまい…(苦笑)。最後の最後、落穂拾い的に瀬戸のやきものの祖のお話と…
一週間に及ぶ鹿児島滞在にあって最高の好天となった二日目、鹿屋市の荒平天神をあとにして大隅半島をひたすらに南下するという行程でありましたよ。その際、鹿屋市のお隣…
何につけ、既製品に頼ることなく「自分で作ってみるか…」という、DIY的な思い付きは多々あれど、なかなか手始めであれこれ思い悩んでしまい…ということがありますな…
そそくさと鹿児島の話を続けて行こうという気分ではありますが、昨年10月以来続いて(しまって)いる瀬戸のお話がもう少しでおしまいとなる段階にありまして。こちらは…
一週間(ちょっと)のご無沙汰でした…とはまた、昭和っぽい出だしですけれど、ともあれしばらく鹿児島に行っておりました。鹿児島空港到着時の天候はどしゃ降り。翌日は…
やたらに瀬戸蔵ミュージアムの見聞話が長くなっておりますが、これまで見て来たのがワンフロア分なのですなあ。上のフロアは「3F 瀬戸焼の歩み」とありますように「瀬…
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瀬戸蔵ミュージアムの「生産道具展示室」でもってやきものの生産過程をたどっておりましたが、いよいよ焼成、最終段階ですなあ。 焼成はやきものづくりで最も重要な工程…
なんとはなしにじんわりと、ミステリーを読みたい雰囲気が湧きおこっていたところで、どうやら新着図書らしいと近所の図書館で借りて来た一冊。イーデン・フィルポッツの…
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先日読んだ『モダニズム・ミステリの時代 探偵小説が新感覚だった頃』では、大正・昭和のモダニズム文学の書き手たちが当時どんどんと上書きされていった科学的知見、そ…
瀬戸蔵ミュージアムの「生産道具展示室」を巡って、やきものの生産過程をそれぞれに使う道具の展示とともに振り返っておりますけれど、「土をつくる」工程に続きまして、…
そうそう、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を取り上げたレクチャー&コンサートは会場があきる野市の多目的ホールでしたので、JR五日市線の秋川駅で下車するついでに予て…
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これまで振り返ったところでは、瀬戸蔵ミュージアムとはせともの工場やせともの屋など昭和レトロ感のある街並み再現ばかりの施設とも見えようかと。さりながら、陶磁器の…
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てっきりミステリー小説の評論というか、歴史の一端をたどるというか、その類の本と思って手に取ったのですけれど、どうやら思惑違いであったようで。ですが、それはそれ…
瀬戸蔵ミュージアムに再現された街並みとして、「やきもの工場」はいかにもなと思ったものですけれど、工場を抜けた先にはこれまたいかにもな「せともの屋」の店先が再現…
…ということで諏訪大社下社秋宮のすぐ近く、信州下諏訪宿の名残をぶらりとしたわけですが、ついでといっては何ですが、この際諏訪大社下社春宮の方も訪ねてみることに。…
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いやはや勝手な思い込みでストーリーを作り上げてしまって、勘違いも甚だしい…ということになった映画『ある天文学者の恋文』なのでありましたよ。てっきり昔々の天文学…
年度末でTVは番組改変期ってやつですかね。そんなタイミングだからこその特別企画なのでしょう、TV朝日で放送された二夜連続スペシャルドラマ『キッチン革命』の、取…
まあ、自然の巡り合わせと申しましょうか、毎年同じくこの時期に思うことではあるのですけれど、桜が咲くと決まって寒くなる。いわゆる「花冷え」というやつですかね。季…
唐突ながら今日(3/26)は「プルーンの日」だそうですなあ。といっても3月限定ということではなくして、毎月26日が「プルーンの日」なのだとか。なんでも、「26…
先日読んだ『東京彰義伝』でもって、上野山に籠った彰義隊とは十代や二十代そこそこの若者たちであったのか…と今さらながら。そんな折、漫画家の(というよりも個人的に…
長年の懸案事項、とまで言うのは大げさに過ぎるところながら、NHK-TVで放送されている語学学習番組を(これまでは多少つまみ食いするばかりでしたが)このほどつい…
歴史としては(戦争やら政争やらの)勝者が記述したものが「本当」らしく残されていくのが常でしょうから、そういうつもりで見ていかねばならんとは思うところでして、幕…
マルセル・マルソーといえば、パントマイムの神様ともされて(かつては?)知らない人のない存在でもあったろうかと思うところでありますね。フランス人のマルソーと聞け…
バッハの『ヨハネ受難曲』を聴きに川崎まで出かけたついでに、折しもざばざばと降る雨の中でもほぼほぼ濡れずに駅から到達できる川崎浮世絵ギャラリーに立ち寄ったのであ…
先月、東京オペラシティの「ヴィジュアル・オルガンコンサート」を聴きに行って入場する際、かようなフライヤーが手渡されたのですなあ。「避難訓練コンサート」とやらの…
数年前(といって、ブログ内検索をすれば2015年1月、もはや8年も前であったか…)にヘッセの『デミアン』にあった一節を引いて、そこに言及されたJ.S.バッハの…
ちょいと前に本を読んだり、映画を見たりで「図書館」なるものに関して思い巡らしをしましたですが、 その延長線上でもう一冊、ちくま新書の『図書館の日本文化史』を手…
両親のところへ出向くついでに(また日本橋にはなってしまうも)髙島屋史料館TOKYOに立ち寄ったのでありました。先月まで開催されていた「百貨店展―夢と憧れの建築…
いやはや酷い話もあったものですなあ…とは映画のお話ですけれどね。映画『パーフェクト・ケア』は裁判所に認められた法定後見人という立場を濫用、悪用して 高齢者の資…
お江戸日本橋の界隈を訪ねて「老舗」がどうのこうのという話題を呈しておきながら、日本橋三越に触れておりませなんだ。まあ、今さらというところでもありましょうからね…
ジョゼフ・フェルディナン・シュヴァルは18世紀から19世紀初頭を生きたフランスの人。長らく郵便配達夫として勤務精励、フランス南東部の山がちな土地を担当地区とし…
さてと、東京中央区の江戸橋界隈を歩いていてランチタイムとなりました…というお話。日本橋から銀座の中心部へと続く中央通りは何とはなしに晴れやかで、そぞろ歩きする…
そういえば、江戸橋を目指すのに東京メトロ日本橋駅から地上に出て歩く道すがら、「三菱倉庫江戸橋歴史展示ギャラリー」に到達する少し手前で、やおらこのような胸像に出…
…ということで、お江戸日本橋のお隣に掛かる江戸橋、そのたもとにありますビルに「三菱倉庫江戸橋歴史展示ギャラリー」を訪ねてみたというお話です。入口はここだろうと…
「春一番」が吹いたのはつい先日のことながら、数日にして「夏が来た!」ような陽気にもなろうとは。キャンディーズだってそれぞれのシングル盤リリースには3カ月ほど間…