次なるステップ

リフレッシュを終え、アメリカに戻ってすぐ、私たちは他州へ引越しをしました。 主人の仕事のためです。 そこの州には1年間いる予定だったので、しばらく腰を落ち着けることができるし、病院を探して不妊治療も視野に入れた診察をしてもらおう、と、どちらからともなく話が出ました。 1回...

リフレッシュが必要

余計な心配をかけたくなかったので、両親には黙っていようかとも思いましたが、結局伝えることにしました。 いつも私のことを心配している親にこのような悲しい結果を伝えるのは心苦しかったのですが、やはりそこはかけがえのない家族です。 黙っている方がおかしいと思いました。 電話をかけ...

それからというもの

初期流産をしてからというもの、本当に毎日が苦痛でたまりませんでした。 異国の地で、こうやって一人、心を許しあえる友達もいない状況で降りかかった苦境。 気の知れた友達と出かけて発散、ということができません。 流産してしまったことを親にも、友達にも、誰にも言わず、鍵をかけて封じ...

そして病院へ

奇しくも流産した次の日が病院の予約の日でした。 自分の中ではもうすでに希望も消え失せ、「絶対に流産してしまったんだ」ということしか考えられませんでした。 でも、頭のどこかでは、「でもお腹の中は見えないわけだし、もしかしたら、もしかしたら・・・」という、どう考えても現実にはなら...

1回目の初期流産

「心にストレスをかけるのが一番よくない」 「ちょっとでもお腹が痛かったりしたら、すぐ横になること」 「出血があったりしたら病院に電話すること」 目の前の見えない不安にかられてインターネットを検索する毎日。 長時間歩くことはよくない、というのを読めば、モールの中をうろうろ...

長すぎる2週間

2週間後にもう一度診察、って・・・。 こんなに不安な気持ちで過ごす2週間がどれだけ長いことか。 ちょっと想像するだけでもう吐き気がしそうでした。 お腹の中はエコーじゃなければ見えないわけだし、いくら案じても何も始まらないんだけど。 次の診察予約の日まで、したくなくても毎...

産婦人科での診察

家の近所にあった病院で、私の持っている健康保険が使用できたので、そこに予約を入れました。 （アメリカでは保険会社によってかかれる医者とかかれない医者がいます） 夫は仕事のため一緒に来れなかったので、私一人で行きました。 受付で初診の旨を告げ、山のような書類にサインをし、名前...

子作り解禁したものの・・・

恥ずかしながら、子作り解禁するまでは「セックスをしていればいつかできる」というような意識しか持っていませんでした。 一度避妊をしなくなればすぐできるものだと・・・。（苦） 知識不足というか、テレビの観過ぎというか、本当にお恥ずかしい限りです。 20代の身体じゃないんで...

はじめに

記憶が錆びないうちに、私の経験したことを書き留めておこうと思い、ブログを始めます。 4年前、アメリカ人の夫と結婚し、現在はアメリカで暮らしています。 31歳での結婚（夫は5歳年下）でしたが、結婚1年目は子供を作らず、二人の時間を過ごしたいということで、自由気ままに夫婦水入ら...